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HIPHOPバトルロワイヤル書くんだけど

1 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 18:32:35 ID:AIMu7iJ+
定員50人弱
出すべき出演者は?

2 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 18:33:57 ID:j9f245Eb
>>1よ。お前みたいな奴をみると、あの日のことを思い出すよ。

2001年8月25日。2ちゃんが本格的に閉鎖になりかけた日だよ。
転送量が多すぎて、費用が月700万もかかってるって発表されて、
「数日中に閉鎖」って予告されてさ、 その日のうちにあっちこっちの板が封鎖されてた日だよ。
あのときのUNIX板の住人、カッコよかったんだぜ。
「総力を結集」ってのはまさにああいう状態だよ。
転送量を1/3に削減しないと閉鎖、ってもんだから、新しいプログラム組んでさ、
そしたらほんの何時間かで完成したんだよ。それが聞いてくれよ、目標は1/3だったのに
1/16まで圧縮に成功しやがったんだよ。職人技なんてもんじゃねえよ、神技だよ。
でもよ、そうやって頑張る人がいた一方で、「ボクの肛門も閉鎖されそうです」とか
駄スレ立ててたバカも いたわけだよ。ちょうど、今のお前みたいにな。
だからよ、俺たちは総力を結集して、お前のバカ度を1/16に圧縮しようと思うよ。
ま、圧縮後でもお前のバカ度はこの世に生かしておくことのできないレベルだけどな。


3 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 18:44:59 ID:P2ZLqDY/
50人って多くない??定員か...

目立つ奴 ZEEBRA,K DUB,D.L,DABO,MURO,TOKONA-X,宇多丸、MUMMY-D、KAN
準目立つ奴 般若、EQUAL、OASIS、JIN、MASTERKEY、S-WORD,SUIKEN、KREVA,MACKA、MACCHO、BIG-Z、565
雑魚キャラ DEN,MASARU,AKIRA,CUZERO、GDX、G.K.M、YTR、SORA、はなび、神、PRIMAlETC..
目立たないけど要所で出てくる奴 GORE,XBS,DELI,童子-T,達磨様

4 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 18:46:18 ID:???
マイクバトルで負けた奴から居なくなっていくってストーリーでお願いします

5 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 18:53:08 ID:???
RUMIたんを忘れるな

6 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 19:02:51 ID:P2ZLqDY/
雑魚キャラはetcだから後は適当に加えていってくれ

7 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 19:04:56 ID:txv5mqzp
あえてKJ入れたらおもしろそう…W

8 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 19:14:07 ID:???
まずは主要なクルー挙げてまとめろ
ABCとかFGとかUBGとか

9 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 19:15:54 ID:???
雷家族とかブッダとか

10 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 19:28:45 ID:06afqlIA
もまいら全員ヒプホプ見習いだよな?

11 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 19:33:42 ID:???
>>4
いいな、それ
洋楽は無視か?

12 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 19:42:56 ID:???
>>11洋楽はサイドストーリーとして書いて終盤に本編(日本)とぶつけようや。

13 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 20:27:52 ID:bmVLwc/X
TWIGYは?

14 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 20:59:15 ID:5ynsHmdS
LITTLEも入れたってくれや。KREVAだけじゃカワイソス。
あとQと山田マン。

15 ::2006/03/15(水) 21:20:18 ID:j45lnY49
やっぱ40人弱

@首謀者は誰?
A首謀者の側近は?
B実質主人公級の良い奴キャラは誰?(生き残るとは限らない)

16 ::2006/03/15(水) 21:21:50 ID:j45lnY49
あと穏健派と狂人派で分かれるんだけど
そこらへんのリク頂戴

17 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:25:17 ID:???
>>1
どういう話の流れなん?
本編と同じ?

18 ::2006/03/15(水) 21:26:58 ID:j45lnY49
>>17
まあ一緒

19 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:29:28 ID:???
じゃあ、BIG ZとAK
SHINEとD.Lとエセエセwwwwwwww般若、KAN

20 ::2006/03/15(水) 21:30:34 ID:j45lnY49
首謀者はECD?

21 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:30:56 ID:???
なんだこれ、面白そう。

22 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:31:42 ID:???
>>20
石田といとうせいこう

23 ::2006/03/15(水) 21:34:01 ID:j45lnY49
首謀者:いとうせいこう
↑を敬愛する側近:ECD
でFA?

24 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:36:18 ID:???
ZEEBRA,K DUB SHINE,TWIGY,RINOU,YOU THE ROCK★,ポチョムキン,BOSS,shing02,志人,なのるなもない,
NIPPS,DEV LARGE,山田マン,Q,般若,565,DABO,S-WORD,BIG-Z,RUMI,加藤ミリア,AI,ダースレーダー,
だるまさん,MINT,Kj,Mummy-D,宇多丸,KREVA,LITTLE,TOKONA-X,MURO,漢,MACCHO,BIG-O,

これで35人。

25 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:36:19 ID:???
↑ケテーイww

26 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:40:21 ID:???
>>24
スパイスたんね

27 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:41:46 ID:???
JOKERは絶対必要だ

28 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:44:24 ID:???
>>27
そのネタ秋田

29 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:45:33 ID:9mmgzJ1W
首謀者はIKUZOに決まってんじゃん

30 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:46:45 ID:???
後雑魚キャラだけどいきがって死ぬみたいなキャラ↓
SORA3000と田中聖とCUEZEROとYAMAKOU

まともキャラ↓
RYUZO VERBAL 吉幾三 安室奈美恵 MCU KOHEI JAPAN GAKU-MC 神 DELI

31 ::2006/03/15(水) 21:46:54 ID:j45lnY49
主人公というか、超序盤の読者から見た主観キャラ(穏健派)は誰がいいでつか?

32 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:47:07 ID:???
>>23おk

33 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:48:15 ID:???
>>24
トコナメがどう死ぬのか気になる。

34 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:48:28 ID:???
>>31Kj

35 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:51:29 ID:???
ミニ塾。小さくて気が付かれないww

36 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:53:49 ID:???
また糞スレか。

37 ::2006/03/15(水) 21:55:06 ID:j45lnY49
すんません
簡単な人物相関図がわかるとこないすか??
誰と誰が仲が良いとか(これはfeat物とかクルーでわかるけど)
誰と誰が今disり合ってるとか

38 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 21:57:09 ID:???
多すぎて定まらないだろwww

39 ::2006/03/15(水) 22:00:13 ID:j45lnY49
読者から見た主観キャラはkjでFA??

あと一番の武闘派で人殺しまくりだけど人気のあるキャラは誰が良いでつか?

40 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:00:28 ID:???
(::´┏┓`:)…主人公

41 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:01:09 ID:???
シャイン

42 ::2006/03/15(水) 22:01:56 ID:j45lnY49
ケーダブかぁw
彼にはかなり美味しいポジションを与えるつもりだけど主人公級かなあ

43 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:02:37 ID:???
むしろ赤松役で桶

44 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:03:07 ID:???
俺本編知らんけど大丈夫?

45 ::2006/03/15(水) 22:03:51 ID:j45lnY49
むしろ赤松みたいな雑魚キャラのオンパレードになりそうな悪寒w
だからレギュラーキャラは限られる分みんなが納得できる人を使いたい

46 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:04:26 ID:???
適当にやれ

47 ::2006/03/15(水) 22:05:28 ID:j45lnY49
>>44
普通に読んでたらわかるよ

つうか文章自体は既にあるんでキャラをあてはめていくだけでok
もちろん原作とは別物

48 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:05:53 ID:???
だぶだぶだぶだぶだぶだぶ

49 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:07:29 ID:???
主人公は殺したくない(disりたくない)→Kjで当てはまるけど、杉村とか仲のいい奴が少なくなるw

だぶだと周りはABCになるけど般若やDL…

50 ::2006/03/15(水) 22:08:25 ID:j45lnY49
先輩後輩の細かい部分がわからんから会話部分の敬語とかどうしようか迷い中

51 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:09:25 ID:???
メンバーは>>24>>30

52 ::2006/03/15(水) 22:10:20 ID:j45lnY49
それと>>3も参考にしまつ

53 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:11:22 ID:???
>>50タメ設定で良し

54 ::2006/03/15(水) 22:12:52 ID:j45lnY49
本当に目立つ奴は10人強になりそう…

55 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:13:36 ID:???
もう1が適当に始めちゃってよくね?

56 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:14:08 ID:???
>>54
そこからが本編WwW

57 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:15:56 ID:???
ZEEBRA KDUB DL KREVA 般若 田中聖(JOKER) DABO Kj Mummy-D 志人 YTRでよし 笑

58 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:17:31 ID:???
漢も

59 ::2006/03/15(水) 22:19:25 ID:j45lnY49
>>55
わかった。でももうちょい待って
できれば日付が変わる前にうpしたい

適当に殺しちゃったら絶対もったいない人いる?

60 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:22:20 ID:???
>>59
般若

61 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:23:05 ID:???
つか多分始めたら始めたで自分の好きな奴が簡単に殺されて文句いうやついそーw

62 ::2006/03/15(水) 22:24:18 ID:j45lnY49
>>61
もう物凄い勢いで死んでいくから
レギュラーキャラだけはここで固めておきたい

63 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:28:25 ID:???
文句いうやつシカトでイイ

64 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:30:17 ID:ETXvX9VT
SDPとかRIPは?

65 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:32:34 ID:???
>>64
殺したくない・・・

66 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:32:44 ID:???
BOSEとかPESは使えるキャラっぽい

67 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:33:49 ID:???
ゲーム開始前にキタノが投げたナイフが額に刺さって死ぬ役は誰がいい?

68 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:33:49 ID:???
最後は下町兄弟、GWASSHI、GAS BOYSのバトル。

69 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:35:19 ID:???
DJ FUMIYAはリアルメンヘラーだからなあ…。

70 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:37:12 ID:pN6ft66q
>>64
オレも入れてほしい

71 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:38:34 ID:8/qMCBjk
まぢおもしろそう★
妄の人ら強めに出してほしぃ!!
桃が早めにやられて般若がかたき撃つみたぃな♪

72 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:39:14 ID:txv5mqzp
KJとZEEBRAは相討ちにしましょ!

73 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:39:15 ID:???
>>67
GDX

74 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:40:03 ID:???
ウホッ

75 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:40:34 ID:???
狂人…NIPPS,志人

76 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:41:46 ID:8/qMCBjk
>>67
ビクザム

77 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:42:19 ID:???
>>67
YOU☆ちゃん

78 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 22:42:43 ID:j45lnY49
人増えてきた…

79 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 22:43:34 ID:j45lnY49
ユウ、ECD並の大御所キャラがよくわからんorz

80 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:45:41 ID:???
>>79リスペクトの念持って逝かせればおk

81 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:46:38 ID:???
ZEEBRAはケーダブにだまされたDLに殺されるとか。
(:●┏┓●:)「うわっ!誰だ俺のリュックに爆弾仕掛けたのは!?」
(::´┏┓`:) 「ヒデならやりかねないだぶ。」

82 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:46:59 ID:???
フリースタイルなら漢が滅茶苦茶強そうだな

83 :sage:2006/03/15(水) 22:48:10 ID:8/qMCBjk
バトルロワイヤルもっかい見直しながら考えたい

84 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 22:51:32 ID:j45lnY49
1番の殺し屋だけど人気ある人…般若にするか童子−Tにするかマスターキーにするか

85 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:52:46 ID:???
竹内さんのポジションはどうしましょうか
やっぱ頭鬼☆さんすかね

86 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:52:49 ID:???
そのチョイスは微妙だぞww

87 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:53:11 ID:???
UZI出てなかったな。

88 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 22:54:24 ID:j45lnY49
>>86
じゃあ誰にすればこの板的におk?

89 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:54:55 ID:mu1L7CPS
主人公は餓鬼連のよしかな

90 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:55:32 ID:???
>>88
シャイン人気だな。俺はあんまりだが

91 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:55:59 ID:v9MwKF7r
           __ __ __ __ __                __ __
          ∠__∠__∠__∠_.∠_../ |       __∠__∠__∠l__
        ∠__∠__∠__∠__∠__/|  |       ∠__∠__∠__∠__/.|_
.         ∠__∠__∠__∠_.∠_./|  |/|     ∠__∠__∠__/   /|  |/|
.        /   /  ./   /   /  /! |/|  |    |  /  /  /| ̄ ̄|  |/|  |
       | ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|  |/  |/|    |_| ̄ ̄| ̄ ̄|  |__|/|  |/|
       |    |__|__|__|__|/| ̄ ̄|  |   ∠__|__|__l/   /|  |/|  |
.      / | ̄ ̄|  |_|/|    |    |  |__|/|  |    |    |    | ̄ ̄|  |/|  |/
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.  ___|__.| ̄ ̄|  |_|/      |    |  |__|/   |    |    |    |    |  |/|  |
./   /  |    |/|.         |__|/|        .|__|__|__|__|/|  |/
| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|  |.         |    |  |          .|_|    |    |  |__|/
|__|__|__|/        |__|/             |__|__|/

92 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:56:37 ID:???
>>84飛葉飛火

93 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 22:57:37 ID:???
THUG-LIFE翔さんしかいねーだろ
あの人がパイオニアだぞ
忘れんな

94 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 22:58:47 ID:j45lnY49
>>90
ケーダブは殺し屋じゃなく非暴力派でいくつもり

95 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:00:17 ID:???
>>67の役はホントカワイソーだから頭鬼とかでいいと思う。

96 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:03:01 ID:???
クレバ目立つ役でいいんじゃね?フリスタ強いし絵になるし。

97 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:04:47 ID:???
>>95
頭鬼☆さんはもっと高尚な役がいいだろ
逆に頭鬼☆さんだけはタイムトラベルでどっか別の時代にいくとか

98 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:05:48 ID:???
>>97
ワロタwwww

99 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 23:10:59 ID:j45lnY49
クレバ、殺し筆頭でいい…?

>>97
高尚すぎるwww

100 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:12:41 ID:8/qMCBjk
>>99
クレバはそんな悪じゃないな〜

101 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 23:15:46 ID:j45lnY49
でも普通の奴が殺しまくって
イカつい奴が逃げ回るってのもある意味リアルかもしれん

102 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:15:50 ID:???
桐山系は般若かZEEBRA?
相馬系は安室ちゃん?

103 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 23:18:46 ID:j45lnY49
>>102
ジブラは中間を考えてる
般若は考え中

相馬系ってどんなんだっけ??

104 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:18:54 ID:???
漫画版並のどきつい性描写で笑わしてほしい

105 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:19:09 ID:???
相馬はHAC

106 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:19:23 ID:???
赤松→ソラ3000

107 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:20:55 ID:8A8Si5PZ
タケシの役がケイダブ

108 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 23:23:57 ID:j45lnY49
デブラージちょっとムカつく奴になってもよい?
脳内で整理していくとブッダブランドいいとこないorz
あとnitro系全員出しきれないからBIGZAM、DABO、SUIKEN、S-WORD
で考えてる

109 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:24:57 ID:???
むしろケイダブは魔法使いにしよーぜ
つーかもうファンタジーにしねえ?
勇者はもち翔さんで

110 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:26:16 ID:???
BOSEvsGAKU-MCとか、LITTLEvsPESとか、AIvsRUMIとか見たい。

111 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 23:27:27 ID:j45lnY49
LITTLEは聖者のような奴を考えてたw
リップは全員出す?穏健派になりそうだけど

112 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 23:28:11 ID:j45lnY49
あと同じグループ、クルーだからって結束する機会はあまりないと思う

113 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:28:31 ID:???
ANIvsCQ

114 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:28:32 ID:8/qMCBjk
DELIのですかますかはィィキャラ出ると思う

115 :DAfan:2006/03/15(水) 23:30:58 ID:???
Kjはでてほしい

116 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:32:12 ID:???
いやダブは雑魚キャラしかDISれない感じがいい
で、ZEEBRAとか仲間に見捨てられ歌丸とダブでバトルロワイヤルの制度に不満ぶちまけてて歌丸に裏切られ妄にやられるがいい
基地外殺人鬼はSHING02で頼む

117 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:32:35 ID:???
littleってバリバリの武闘派ぽくね?
ガチでケンカ強いらしいし。

118 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:33:02 ID:???
トコナメは大木?いや杉村系になってホスィ

119 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:33:58 ID:8/qMCBjk
>>116
マチガイナイ

120 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:35:38 ID:???
フリスタと言えばメローイエローのKIN忘れてね?

121 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:37:23 ID:???
バーバルは機械みたいな殺人鬼

122 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 23:37:24 ID:j45lnY49
>>116
SHING02も武闘派のつもり
あとBOSSも武闘派
>>117
LITTLEどうしようorz
やっぱイイ奴全開はPESかなぁ
リップは全員穏健派に見えるし

123 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 23:38:18 ID:j45lnY49
>>120
メローイエロー忘れてたorz
個人的にKOHEI出したい

124 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:38:49 ID:???
>>122
りとるは酔っ払うと女の子投げるよw

125 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:38:58 ID:+MgEX+RN
・・・おい?
>>73は面白いと思うんだが、どうした?

126 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:39:32 ID:???
BUDDHAはだしてほしくな〜い まぁD.Lがたけしなら出していいよ
ジェシーはざっくりやっちゃって!

127 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 23:39:56 ID:j45lnY49
>>125
俺に聞いてるんでつか?

128 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:41:25 ID:???
kickとかripは噛ませ犬でいいよ。スキルはともかくキャラ薄いから面白くないよ多分w

129 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 23:42:32 ID:j45lnY49
あと惨い死に方する奴の枠がまだまだ残ってるんで
「こいつはざっくりやっちゃって!」
を募集しまつ
でも個人的にではなくこの板の空気的に考えて
>>126
thx

130 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:43:05 ID:Esct2l9j
え〜おまshing02=少年ナイフだろ!

131 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:43:17 ID:???
MCU

132 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 23:43:38 ID:j45lnY49
つかダブ以外の人気者がわからんのだけど

133 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:44:52 ID:???
ILMARIは昔悪かった

134 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:45:05 ID:04RLn7qM
ビグザムかオオスミかな。デカイ奴が爆発したりしたらおもろいやん?

135 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:45:51 ID:???
ざっくり枠だとホームメイド家族とか、ノーバディーノウズとかあの辺じゃね?空気的に。

136 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:46:21 ID:8A8Si5PZ
【初めに渡されるカバンの中身】
@水と食料
Aマイク
Bラジカセ
Cカセットテープ「ひとりひとり違うトラックが入っている。」
勝利するとカセットGET。


先攻後攻決めて先攻の人は自分の持ってるカセットから1バース目のトラックを選べる。
2バース目のトラックは後攻のやつが自分のカセットから選べる。
どう?

137 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:47:00 ID:???
ぼいつ

138 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:47:07 ID:???
多分レス500前に終わる
祭りの準備は楽しい

139 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:47:11 ID:???
565は誰かを守って死ぬというのどうだ?
やな奴がファインプレーすると感動すんぞ。 


140 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:47:25 ID:???
イルマリ昔は悪くても、かなりの馬鹿だからなあ。
飲み物持つと絶対こぼす位馬鹿らしいしw

141 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 23:47:26 ID:j45lnY49
>>136
ごめん普通に殺し合いの予定だった
でも面白そうw

142 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:50:21 ID:???
SUは誰よりも奇抜。

143 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:50:43 ID:???
ビグザムがリトル相手に逃げ惑ったりしたらおもろい。

144 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:53:14 ID:???
相馬枠(エロくて強い女)はrumi?ハルカリ辺りを惨殺して欲しい。

145 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:55:25 ID:???
ビク寒は武器がジャガイモという設定で頼む

146 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:56:37 ID:???
>>145
不覚にも笑った上に納得してしまった

147 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 23:56:57 ID:j45lnY49
もしニトロ系から一人だけ代表なら誰?

148 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:57:20 ID:???
>>116>>143(・∀・)イイ!

149 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:57:39 ID:???
>>12の意見は無視されちゃうの?
本作の前にこんなこと言うのもなんだけど。
とりあえず基地外役はフレイヴァーフレイブで

150 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:58:07 ID:???
>>147
Big-Z

151 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 23:58:31 ID:j45lnY49
あと素手で反則的な強さを誇るのに運悪く秒殺って奴が残ってるんだけど

152 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:58:55 ID:+ddEAD6Q
ラジオ聞け

153 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/15(水) 23:59:42 ID:j45lnY49
>>149
外人出すのは難しいかも。。。

154 :訴える名無しさん。:2006/03/15(水) 23:59:52 ID:???
SUの得意技はみのもんた。

155 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:00:18 ID:???
>>151bossがいい

156 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 00:01:34 ID:j45lnY49
童子−Tどうしよう

157 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:03:00 ID:???
ECDはどうする?

158 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:04:16 ID:???
教師役はMC仁義がいいと思う。
「てめぇら殺し合いしやがれー!」って言わせたい。

159 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:04:29 ID:???
どうでもいいが
厨臭い文章じゃないと誰も読まんぞ1。
困ったらベタな恋愛に持ち込め。

160 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:04:40 ID:???
あと、一応仲間内で何て呼ばれてるとか誰が誰に敬語使ってるとかの
位置関係を>>1に教えといた方がよくね?

161 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:05:10 ID:???
それだと誰も言う事聞かないww

162 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 00:06:34 ID:j45lnY49
>>159
文章力は大丈夫
てか超優良な元ネタからパクるから大丈V
>>160
基本タメ口でもいい気もするけどそれは欲しい

163 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:07:12 ID:???
1の文才が問われるな。駄文だったら寝よう

164 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 00:07:20 ID:61O/w+Id
>>157
首謀者:いとうせいこう
側近:ECD
で仮決らしい

165 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:09:38 ID:???
いとうせいこうの手の上で踊るのってどうよ?

166 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 00:10:46 ID:61O/w+Id
>>165
それ思う
ECDが首謀者の方がいいかなあ?
だと側近誰にしようorz

167 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:10:46 ID:???
とりあえずベタな友情か恋愛を書いときゃしのげるな。
仲間を殺した基地外キャラをイイ奴が道連れにして自爆するとか、ベタベタな方が面白い。

168 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:11:02 ID:???
虎の門かよ。

169 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:11:32 ID:???
高木完は?

170 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:13:40 ID:???
いやECDが教師の方がいいかと小一時間(ry
もっとでかい権力がいい。最悪↑でボツになったアメリカさん繰り出すとか!

171 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:13:57 ID:???
素手だと強いが惨殺…拳法家の杉村(映画版設定でしょ?)kjでよくないかな
俺DAのファンだけどw

kj韻踏む才能ある(強い)のにアンサーは返すがDisれないから惨殺

172 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 00:14:22 ID:61O/w+Id
>>169
ゴメソよく知らんのだよ
カリスマ性抜群のヤツいないかなー

173 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:15:16 ID:???
糞tinypanxはただのゴミだからださんでいい。CRAZY-Aとかは?b-boyparkとかやってるし

174 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:16:00 ID:???
RIPだと、フミヤは基本みんなに敬語+君付け
SUはみんなからさん付けで呼ばれてる。
イルマリは恵介って呼ばれてる。


175 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:16:02 ID:???
>>172
DJ KRUSHとか、NIGOとか、仁義とか。

176 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:16:47 ID:???
韻踏基準なら拳法家はガリヤでいいだろ なんたらドラゴンとかやってたし

177 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 00:17:26 ID:61O/w+Id
やぱECDが一番適任か。。。
側近誰にしようorz

178 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:17:34 ID:???
韻踏む才能はあるけどDisれないから

アンサーは返すが入れると文体がおかしくなったスマソ

179 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:17:45 ID:???
>>173
CRAZY-Aのほうが糞だろw

180 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:18:23 ID:???
>>174
フミヤは敬語+君付けでみんなを呼んでるって意味ね。

181 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:19:06 ID:???
側近SDPとかでもよくない?

182 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:20:11 ID:???
>>177
キミドリとかMC-JOEとか。

183 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:20:17 ID:???
>>179拳銃でソウスク脅したとか聞いたからw

184 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 00:20:21 ID:61O/w+Id
>>181
ボーズ?アニ?

185 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:21:21 ID:VMcA6wdI
教師は吉幾三で

186 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:23:18 ID:???
殺された方の担任がいとうせいこうでいいじゃん。

187 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:23:52 ID:???
FUMIYAは弱そうにみえるんだけどけっこう生き残るタイプ。トラックメイカーとしては凄い優れてるから。
あとYOGGYのことは絶対殺せない。

188 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:25:02 ID:???
いとうせいこう側近でいいじゃん。ノーライフキングとか、結構ダークな小説書いてたし。

189 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:25:41 ID:???
倒したと思ったさんぴんCAMPというHIPHOPイベントの金字塔を作り、これからは俺らの時代だ!
と思った矢先・・・倒したはずのLB勢による報復。彼らはMASSであるが故の様々なコネクションで・・・・

とかは?

190 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:26:41 ID:???
RUMIはケーダブリアルでDISってたから、RUMIvsケーダブもアリだな。

191 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:28:44 ID:???
ケーダブはレイプしようとしたらRUMIにやられる奴でいい

192 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:30:15 ID:???
>>189それは学生じゃねーだろwww

193 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:31:11 ID:???
MIYOCOは?

194 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:31:34 ID:???
>>187
フミヤが休業中、ペスがトラック作ってるから
(自分をかばって死んだか何かした)フミヤの仇をペスが討ちに行く展開もありそう。

195 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:33:53 ID:???
もうキリないから適当にまとめてやっちゃっていいんじゃないか

196 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:34:16 ID:???
ビグザムはヘタレてヘタレまくったあげく死にそうだな。

197 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:35:14 ID:???
シンゴ2は結構いいとこまで行きそうだな。

198 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:36:00 ID:???
典子ポジションは誰?

199 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:36:34 ID:???
ビク寒は敵来たらずっとジャガイモなげてりゃいいんだよ

200 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:37:29 ID:???
女生徒
RUMI MISS MONDAY 姫 AI LIL'AI

201 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:37:54 ID:???
>>198 ビグザム

202 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:38:35 ID:???
キャラの感じは俺ら決めてもイイけどストーリーは1が考えて、早く始めようよ

203 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:39:52 ID:???
ビグザム→爆発

204 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:41:19 ID:???
ジャガイモが当たって、当たり所悪くて死ぬ奴がいたら笑える。

205 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:41:43 ID:ZKCOIkO9
荷物の中身マイクとトラックってかっこぃぃ

206 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:42:44 ID:???
ジャガイモの芽を食って死亡

207 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:43:33 ID:???
みんな武器なのにマイクとラジカセの奴がいて、案外強かったら格好いい。

208 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:44:56 ID:???
>>206
灯台の話っぽいな。毒入りシチュー食って死んだ奴がいて、仲間割れするやつ。

209 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 00:45:59 ID:61O/w+Id
首謀者側近以外ほぼ決定

頑張る人々(狂人、武闘派)
Mummy-D、KREVA、オオスミ、Rumi、Shing02、Boss
頑張る人々(中間、穏健派)
K DUB、ZEEBRA、kj、宇多丸、般若
悲しい人々(秒殺、惨殺、善戦、感動含む)
DJ OASIS、MURO、YOU THE ROCK、剣桃太郎、ジェシー、Diggy-MO'、DJ Kaori、AI、Kohei Japan、MICRO
DJ JIN、童子−T、BIG ZAM、SUIKEN、Kuro、山田マン、Q、Rino、Twigy、DEV LARGE、MASTERKEY

210 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:46:19 ID:???
>>207
七原ポジションの奴なら格好いいけど、宗教女ポジションだったら間抜けだなw

211 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:52:57 ID:ZKCOIkO9
これで31人かあ◎

灯台のシチューがビグのイモってワロス

212 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 00:54:41 ID:61O/w+Id
あとPES、ILMARI、メローイエローのKINも悲しい人々に追加

そんで武闘派に一人入れたらスタンバイおk!!

213 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:56:39 ID:avp8PJXx
>>212
りとるでいんじゃね?頑張れ。

214 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 00:56:59 ID:61O/w+Id
まだ空いてる枠はあるけど
(ものすごいウケる死に方、さっき言ってた反則的に強いけどすぐ死ぬヤツ、そいつの仲間)

215 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:57:31 ID:ZKCOIkO9
>>212
あと女がもすこしほしい

216 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:57:32 ID:VMcA6wdI
カットゥーンの勘違い田中聖も痛い人に追加

リュウゾウを武道派に

217 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 00:57:56 ID:61O/w+Id
>>213
ごめ…LITTLE入ってた、善戦組みに

218 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:58:01 ID:???
PESって相馬光子改心させる童顔の奴っぽい。

219 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:58:03 ID:???
自衛隊の一人にロボ宙

220 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:58:37 ID:???
GAKUーMC とキューゼロとヤマコウも痛い

221 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:59:09 ID:???
女枠でMARIAとかコマチとかハルカリ入れたら?

222 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 00:59:47 ID:???
>>220
GAKUのどこが痛いの?

223 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:00:25 ID:???
>>220
GAKU-MCはすぐ死ぬいい奴じゃね?一応FGの顔だし。

224 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:00:39 ID:VMcA6wdI
じゃあSugar SoulやSowel、倖田來未、安室奈美恵、BoAも

225 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:01:00 ID:???
SHALLAは?
BIG-RONは?

226 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:01:34 ID:???
つか七原ポジションって誰?

227 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:04:42 ID:???
ビグ

228 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:04:56 ID:???
狂人系(殺人参加、ただのキチガイ)‥志人,NIPPS,RUMI,山田マン,BOSS(途中から),TWIGY
戦闘(正当防衛、したくないが生きるため)‥shing02,般若,SUIKEN,S-WORD,TOKONA-X,漢,MACCHO,
中間(それなりに闘う、その他)ZEEBRA,K DUB SHINE,だるまさん,加藤ミリア,Mummy-D,宇多丸

非戦闘(感動など)‥MINT,Kj, KREVA

ザコ(暴れる、ただのザコ)‥BIG-Z,ダースレーダー,


こんな感じで

229 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 01:05:21 ID:61O/w+Id
>>226
七原って主人公?
なら(:´┏┓`:)
主人公なのは序盤だけっぽいけど

230 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:07:39 ID:???
なんか1の好きなアーティストが活躍しそうだなwww嫌味じゃねーから気にスンナ。
米の審判みたいに好きなのをヒイキするのは当然。

231 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:08:01 ID:ZKCOIkO9
>>228
結構ィィ

232 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:08:35 ID:???
じゃあ最終的に決まったメンバー教えて

233 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:09:29 ID:???
基本的に人選権はこれやる1にある

234 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:09:39 ID:???
>>229
一応主役。女にモテまくったあげく、周りが自滅して女連れて脱走→勝ち逃げする。

235 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:09:56 ID:???
>>228だめ

>>1
自分の好きな通りにやれ

236 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:11:14 ID:???
>>230
まあそれは当然
みんなが納得いくわけないし、1がわざわざやってくれるわけだしさ

237 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:11:15 ID:???
七原ってそんなキャラだっけ?ずりぃw

238 :手伝 ◆I4So2WmrQg :2006/03/16(木) 01:12:49 ID:???
>>228 とか「,」を使って書き込んでるの俺だけど、1の助けになるなら手伝わしてくれ


これでもクラスの奴らの名で(許可アリ)BR書いたら職員会議された実力です

239 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 01:13:24 ID:61O/w+Id
おk!!!!!!!!!!!!
もううpするが、最後首謀者せいこう側近ECDでFA?

240 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:13:44 ID:???
何か最初、七原の親友が死んでそいつがヒロインを好きだったんだよね。
でヒロインは七原が好きで…みたいな話だった。

241 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 01:14:15 ID:61O/w+Id
>>238
マジ??終盤書いてくれん??

242 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:15:02 ID:VMcA6wdI
>>239
おk

243 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:15:11 ID:ZKCOIkO9
いとうせいこうって誰ですか?

244 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:16:38 ID:???
確か櫓の上で演説やってた女二人と、灯台組の誰かが七原を好きだったような。
結構モテてるな。

245 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:17:33 ID:???
美具寒を含む何人かであつまってみんなで武器公開してったら
誰か「えっと、俺は・・・銃だ銃!やった!」
誰か「マジかよ!いいな〜!俺はね〜あっスタンガンだわ!」
バチッ!バチィッ!
誰か「美具は!?」
美具「俺は・・・・・じゃ、じゃがいも?」
・・・・・・シ〜ン・・・・・・


246 :手伝 ◆I4So2WmrQg :2006/03/16(木) 01:17:49 ID:???
>>241 俺はかまわんが、>>235みたいな人もいるから迷惑かもな…

247 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:17:57 ID:???
>>1
まだぁ〜?

248 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:18:46 ID:???
基地外はひとりでいいからね

249 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:18:51 ID:???
>>243
天才ビットくんに出てるめがねかけた人。
日本語による本格的なHIPHOPを最初にやった人。

250 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:18:53 ID:???
>>243ぐぐれ
>>244原作の話はもうおなかいっぱい

251 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:19:45 ID:???
よっぽど1がつまんなかったら>>246頼む!

252 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:21:55 ID:???
>>251でいいので
とりあえず>>1始めよ

253 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:22:28 ID:???
じゃそろそろひpほpBR祭りということで。

/|         |  |_____ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ||ΦΦΦ
  |         |  | ̄ ̄ ̄ /|                    ||
  |         |  |   / /|TTTTTT   TTTTTTTTTT||TTTTT
  |        /\ |  /|/|/|^^^^^^ |三三| ^^^^^^^^^^^||^^^^^^^
  |      /  / |// / /|
  |   /  / |_|/|/|/|/|    ドン!ドン!ドン!
  |  /  /  | |/ // /
  |/  /.  _.| ̄|/|/|/         Λ_Λ
/|\/  / /  |/ /           (___)
/|    / /  /ヽ            /〔 韻 〕〕つ
  |   | ̄|  | |ヽ/l            `/二二ヽ
  |   |  |/| |__|/   Λ_Λ     / /(_)
  |   |/|  |/      ( ´∀`)   (_)    Λ_Λ
  |   |  |/      // /  ^ ̄]゚        (`   )
  |   |/        ゚/ ̄ ̄_ヽ         ⊂〔〔 韻 〕
  |  /         /_ノ(_)          ┌|___|
  |/          (__)             (_ノ ヽ ヽ
/                                (_)   ひpほp!BR! ワッショイ!ワッショイ!


254 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:22:36 ID:???
>>245
ワロスwwwそれで誰かに
「…い、いいじゃんジャガイモ。食料にもなるし…さ。」
とかフォローになってないフォローされる展開希望。

255 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:23:17 ID:ZKCOIkO9
>>1ここに書くの?

256 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:28:50 ID:???
>>238
職員会議ってw

257 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:30:03 ID:???
                  ☆☆                                            
                 (HIPHOP)
                 (_´∀`)_     わっしょい!
               /,/-_-_-_-_-_\     わっしょい!
        ( (   /,, /― ((神輿))―\    わっしょい!! //
             (。'。、。@,。,。,。,。,。,。,。,。,。,。,。@  ) )
             ∩ヽヽ∩ヽXXXXXXXX/ .∩
             i||i ∩i||i:||::::¥_][_¥::::||. i||i
             †人=†††¶┌┐¶††††
  /■\/■/■\[/■ /■\/■\]  /■\■\/■\
 ( ´∀(´∀(□二二( ´∀( ´∀( ´∀`).□´∀` )Д´)□∀`)
 ( |つ⊂|_ | | ノつつ|韻)~| |韻) ̄||韻) ̄|つ ⊂|_((|韻)~ノ | ) )つ
  〓_| |__〓」 〓_|=|_ 〓__ノ 〓二ノ〓二ノ) ( / (L〓|〓二|〓=〓ヽ
  し'し' (_(_ し(_) (_)_)し(_)し(_)(_(_,(_)(_)し'  (_)


258 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:30:03 ID:???
もうダメだ…
睡魔にはかてねぇ
明日の朝みにくる

おやすみ

259 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 01:33:51 ID:61O/w+Id
二時までに今日の分軽くうpします

質問
@ユウザロックはムロのことなんて呼ぶ?

260 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:34:27 ID:???
>>256俺も希望だが1曰くパクリネタらしいのそういった細かいサイドストーリーは入れてくれんだろ

261 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:37:28 ID:???
呼び名がわかんない時は馬鹿にしたような口調で、さん付けしたら何とかなる(ただし悪役限定)


262 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:39:51 ID:ZKCOIkO9
リノだったらリノにいトカ言われるょね

263 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:41:14 ID:???
たしかMURO。さんぴん世代はMUROで多分大丈夫

264 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 01:42:59 ID:61O/w+Id
桃太郎の愛称は桃でいくね

265 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:46:14 ID:N7eStp2E
ハッカーはもちろんオアシスだろ。

266 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 01:48:29 ID:???
大体できてるなら早くしろ

267 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 01:58:08 ID:???
【1日目 午前0時 とあるライブハウス】

一瞬、慣れ親しんだライブハウスではないとK DUB SHINEは錯覚した。
もちろん、そこは以前来た時と変わらないライブハウスであったのだけれど、 何かがおかしかった。
何かが違っている。
すぐに、K DUBはその原因に気づいた。窓の外はすでに日が暮れ、闇に包まれていた。
ライブハウスどこにも観客らしき人間は誰一人いなかった。
さっきまでリハーサル中であったはずなのに・・・
K DUBは、辺りをそろそろと見回した。おなじみであるラッパーやDJたちが、
先ほどまでのK DUBと同じように床に伏して眠っている。
そのなかには、K DUBの親友でもあるDJ OASISの姿もあった。
俺、どうしたんだろう? K DUBがそう思ったとき、大きな音がした。
皆、眠りから覚めたばかりらしく、K DUBと同様に周囲を見回している。
一体、何が起きたのだろう?何故俺達は、ここに居るのだろう?
誰もが困惑と不安を隠しきれずにいた。
「おい、エーー、コッチャン……何が、どうなってるだエー?俺、怖い……怖いよ……」
OASISは、目に涙を溜めて不安を訴えた。
K DUBは「大丈夫だよ」と言ってあげたかったが、出来なかった。
自分自身、現状が怖くてたまらなかった。
そう、嫌な予感がする。
何度もニュースで聞いた、『あれ』の状況によく似ている……
突然、施錠されていたライブハウスの扉が、開いた。
そして、銃を携えた兵隊の様な連中が十数人、入って来る。
兵士達はステージの前に整列すると、銃を歌手達に向け、構えた。
いつでも発砲できる体勢だ。
まさか……
コツ、コツ、と、兵士達とは違う、軽い足音が聞こえた。

268 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 01:59:12 ID:???
教室に入って来たその足音の主は……いとうせいこうだ。
せいこうは教壇に立つと、いつもと変わらぬ屈託のない笑顔で、話し始めた。
「こんにちはああぁぁ!まさかお前らに集まってもらう事になるとは、この俺も想像できなかったぞー!」
のいつにも増した高慢な口調だ。
しかし、今日は普段にも増して、自信に満ちているようだ……K DUBにはそう映った。
そしてせいこうは、室内をぐるりと見回すと、衝撃的な一言を言い放った。
「今日はこれより、諸君に殺し合いをしてもらう!」
会場内の全ての空気が止まった。
「お前らは、今回の『プログラム』に選ばれたのだよ!!」
K DUBの予感が、的中した。
OASISは、ギュッとK DUBの腕を掴んで、震えていた。
誰かが、うっ、とうめいた。

269 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 02:00:05 ID:???
『プログラム』

それは、魔の法律。
正式名は『HIP HOP助成特別法』という。
近年、日本のヒップホップ業界は衰退の一途を辿っていた。
何故、互いの理解を深めようとせず、Disり合ったり適当に馴れ合ったりするのだろうか?
……そして制定されたのが、この法律だった。
真に「曲を作り歌って表現する強さ」を持ち合わせた人間だけを選抜する法律。
日本のあらゆるヒップホップアーティストの中から無作為抽出され、最後の一人になるまで殺し合いが行われる。
しかし、このプログラムが実行に移されることはゼロに等しいと言われていただけに、ラッパーたちはすぐには信じられなかった。
「冗談なら、やめろ!ふざけんな!」
聞き取り辛い声が響いた。
ヒップホップ業界の権力者ともいえる、YOU THE ROCK★だ。
「俺は天下のYOU THE ROCK★だ!なんでこんなプログラムに参加しなくちゃいけないんだ!」
YOU THE ROCKは嘲笑を込めて異議を唱えた。
そもそも、このプログラムの指揮権がいとうせいこうにある事に、理解が出来なかった。
普通なら、政府や国家委員会の担当者が赴いて、ここで説明するだろう。
ここに居る兵士達も、おそらくせいこうが雇ったエキストラの面々。
驚かせておいて、実はパーティーでも開くのだろう……そう思っていた。
しかし、現実は残酷だった。
「YOU THE ROCK!テメーはまだ信じられない様子だな。ならば、信じられる物を用意してやろう!」
せいこうは表情を変えずにそう言うと、指をパチン、と鳴らした。
教室の扉が開き、『何か』を載せたベッドが運び込まれて来る。
ビニールシートの下の『何か』からは、少し生臭い匂いがした。
「見せてやれ」とせいこうが言うと、側近のECDがそのシートを外した。
一瞬の静寂。
そして次の瞬間、YOU THE ROCKが絶叫した。
「……ムローーーーーーーーーッ!!」

270 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 02:01:18 ID:???
ユウの叫びが、一瞬にして全員の悲鳴へと変わる。
そこに有ったのは、MUROの『なれの果て』だった。
まるで操り人形を投げ捨てたかの様に関節は捻じ曲がり、
頭蓋骨は陥没し、両目も潰されていた。
「ムロ!ムローーーッッ!!」
ユウは泣き叫びながら、MUROの亡骸に近付こうとする。
しかし次の瞬間、兵士達が一斉に拓郎に向け、銃を構えた。
それに気付いたラッパ我リヤの山田マンとQが、慌ててユウを引き止める。
「ユウさん、駄目だ!今行ったら、ユウさんも殺されちゃうよ!」
「でも!MUROが!」
ユウはその場にヘナヘナと座り込むと、声をあげて泣いた。
泣くことしか、出来なかった。
そしてその光景は、ラッパー達に現実を認識させるのに、充分だった。
せいこうが説明を続ける。
「MUROは、このプログラムを反対しやがって!この野郎!」
死臭が室内を満たしてゆく。
それはまさしく、絶望の臭いでもあった。
せいこうは胸元から政府印の押された封書を取り出すと、その中の文書を事務的に読み始めた。
いわゆる『宣誓文書』だ。
「……本プログラムは、日本国政府の完全管理下のもと、ジャパニーズヒップホップの先駆者的存在である
 いとうせいこうによって執り行われるものとする旨を、ここに通達する……」
宣誓文書など、誰も聞いてはいなかった。
ただ、殺戮の海に放り込まれた事実を受け止める事しか、出来なかった。
自分達を庇ってくれた(であろう)MUROが、あっけなく殺された。
こんな理不尽な殺人さえ、合法だという。
いや、理不尽な殺人劇は、これから始まるのだ。自分達の手によって……
どうする?どうすればいい?ここから逃げ出す方法は無いのか?
誰もが、戦うことなく生き延びる方法を自問自答していた。
と、その時、せいこうが宣誓文書を読むのをピタリと止めた。
「…… どうやら、俺の話を聞いてくれない人が、いるようだなぁ!」

271 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 02:04:01 ID:???
……まさか、聞いていないのを悟られたのでは?
ラッパー達は、恐る恐るせいこうの視線の先を辿った。
せいこうが見ていた先……そこには、妄走族のと剣桃太郎と般若の姿があった。
桃太郎はまだ睡眠薬が効いているらしく、眠ったままだった。
それを般若が必死になって起こそうとしている。
「……桃、起きろよ。寝てる場合じゃないんだってば……」
般若は、せいこうを刺激しないように、小声で呼び掛けながら桃太郎の肩を揺すっていた。
その呼びかけに応じたのか、桃太郎がようやく目を覚ます。
「……あれ?般若。おはよう!どうしたんだよ?」
まだ現状を把握していない彼の一言が、会場中に響き渡った。
誰かの呟く声がした。
「……だめっ!」
次の瞬間、せいこうは小さなリモコンの様な物を取り出すと、桃太郎に向けてそれを「ピッ」と鳴らした。
ピピピピ、ピピピピ……
何処からともなく、アラーム警告音が聴こえる。
「何だよ、目覚まし時計をセットしてるのか?
 でもおかしいな。外はまだ、夜じゃねぇか!俺は眠いんだよ馬鹿野郎!」
まだ寝ぼけているのか、桃太郎は緊迫した現状に気付いていなかった。
「なに言ってんだよ、桃!今はそれどころじゃ……桃?」
般若は、異変に気付いた。
警告音の発信元が、異常に近いのだ。
しかもそれは、桃太郎の体内――頭の中から聴こえている。
「まさか……いとうさん!桃に何をしたんだよ!?」
般若の追及に、せいこうは落ち着いた調子で答える。
「剣桃太郎に限った事ではない。君達には、眠っている間に、『装置』を埋め込ませてもらった。
 なあに、最新技術を駆使したマイクロサイズの物だ。違和感は感じないだろう?
 それから、これには位置特定の為の発信機と、自爆装置がセットされている。
 指定の制限時間をオーバーしたり、プログラムの進行を著しく妨害した場合には……」 「場合、には……」
般若は、唾をゴクリと呑んだ。まさか……まさか、そんなことって……
そして、一番聴きたくない言葉が、せいこうの口から発せられた。 「爆発する」

272 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 02:05:03 ID:???
ピピピピピピピピ……
警告音の間隔が短くなってゆく。
悪魔のカウントダウンに、静かだった会場が再びざわつき始めた。
しかし、当の桃太郎本人は、まだこの危機的状況に気付いていなかった。
「みんな起きているのかよ!うるせえよ時計……誰かとめろよな!!」
般若はパニック寸前だった。
親友の命が、あと数秒で消えてしまうかもしれない。
しかし、自分にはそれを止める術が無い。 「桃……桃……」
般若は、とっさに桃太郎の両手を強く握った。 涙がこぼれ落ちて、止まらない。
その涙が、般若の頬へと落ちて行く。「ずっと…… ずっと、友達だよ……」
まだ通常の判断力が戻っていない桃太郎には、何故般若が泣いているのか、解らなかった。
しかし、「友達だよ」という言葉だけは、はっきりと聞こえた。
「おい、なに言ってんだ!俺とお前はずっと親友だぜ!」
桃太郎は、いつものように微笑んだ。 その直後――
ぱんっ、という音とともに、桃太郎の側頭部が弾けた。
般若の顔が返り血を浴び、真っ赤に染まる。
瞬間、教室中が再び悲鳴に包まれた。
人の命が奪われた瞬間を目撃した以上、それはMUROの時とは比較にならない状況だった。
「お前ら!静かにしないか!」
せいこうの忠告も、もはや届かない。
ある者は泣き叫び、ある者は気を失い、ある者は何度も嘔吐を繰り返した。
そんな混沌とした中、般若は桃太郎の手を握ったまま、動かなかった。
いや、動けなかった。
呆然としたまま握っている桃太郎の手には、まだ、温もりが残っていた。
「まだあったかいぜ……」

273 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 02:06:03 ID:???
「威嚇射撃!」
せいこうの号令が飛んだ。
それに合わせて、兵士達が一斉に床へ向けてマシンガンを発射する。
ただならぬ轟音とともに、床面のコンクリートが削られ、破片が宙に舞う。
圧倒的な『実弾』の恐怖。
その威力の前に、泣き叫んでいたラッパー達の動きが一瞬にして止まっ た。
そして、数秒間の掃射が終わる直前――
床に跳ね返された弾の一発が、ZEEBRAの左膝をかすめた。
「痛ェ!」
ZEEBRAは傷口を 押さえ、その場にうずくまった。
「――ZEEBRAさん!!」
その様子を見たDragon Ashの降谷建志が、慌ててZEEBRAのもとへと駆け寄る。
「大丈夫ですか!?ZEEBRAさん!」
Kjはそう言うと、ポケットからハンカチを取り出し、それをZEEBRAの膝へと巻き付けた。
手際の良い応急処置だ。
「大丈夫だ。かすり傷だから……ありがとう」
ZEEBRAは苦痛に顔を歪めながらも、Kjに礼を言った。
確かに、弾は膝をかすめただけだった。
あと数ミリずれていたら、確実に骨を砕き、歩く事さえ出来なかっただろ う。
しかし、弾を受けた際の痺れと出血は、普段の『かすり傷』とは比較にならないものだった。
教室が『一応の』平静を取り戻した所で、再びせいこうが話し始める。
「まったく、お前達は……これ以上、俺の手で参加者を減らしたくない。しかしまぁ、驚くのも無理はねえか。 」

274 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 02:08:21 ID:???
この時、K DUBは状況を整理し、理解するのに必死だった。
自分は『プログラム』に選ばれた。
間違いなく、『真のヒップホッパー』をめぐる戦いだ。
ここにいるラッパー、DJ達と、命を賭けて。
メディアで見慣れた人や、親友……
今、隣で震えているDJ OASISとも、戦うかもしれない。
そんな、そんなこと……わからない、どうすればいいんだ……
冷静な判断をする為に、現状を整理するつもりだった。
しかし、考えれば考える程、気持ちは混乱してゆく。
頼む、誰か、助けて……
だが、そんなK DUBの願いを無視するように、陽水の宣誓が響き渡った。
「ではこれより、プログラムを開始する!
 制限時間は三日間。この渋谷のライブハウスから半径3キロ全域が戦闘エリアとなる。
 勿論、市民の退避は完了している。
 お前達の家族にも既に連絡済だ。後悔の無い様、思う存分やりたまえ!」

275 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 02:23:22 ID:YhtdPkpX
おつかれさん、つまらなかったよ

276 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 02:26:38 ID:???
とりあえず続けて

277 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 02:28:35 ID:???
乙。好きな漫画がアニメ化されてorzな感じというのも1に失礼かな。
般、桃のは萎えた。OASISテラモエス。つーかどうせならOASIS爆破の方が・・・
微妙だな 良くて並

278 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 02:32:30 ID:???
出発の順番はランダムだった。せいこうがくじ引きで決めていた。
ECDが用意した箱の中にせいこうが手を入れ、1枚の紙を引く。
「それでは、最初に出発する者の名前を発表する……LITTLEくん」
全員の視線が、彼に集中する。
「は、はいッ!」
LITTLEは、上ずった声で返事をし、立ち上がった。
そして、顔を強張らせながら出口へと進む。
「私物の持参は自由だが、くれぐれも『お荷物』にならないよう、注意しろ。
 それから、出口で支給するデイパックには、武器がランダムで入っている。
  有効に活用し、円滑にプログラムを進めて貰いたい。以上だ」
LITTLEは出口でデイパックを受け取ると、会場内へ向き直り、深々と一礼をした。
そして、一目散に外へと駆けて行く。 次の参加者の出発は2分後だ。
皆 一様に怖がっていたが、中には「やる気」になっているラッパーがいるかもしれない。
教室では、2番目に出発するラッパーの名が呼ばれた。
「それでは、次、……降谷建志くん!」
Kjは「はいっ」と返事をして立ち上がったものの、一歩が踏み出せない。
「大切な人達」のことが気になって、傍に居たくて、仕方なかった。
YOU THE ROCKは泣き止んでこそいたものの、ずっと俯いたままだ。
そしてZEEBRAは、傷を負った左足を、ずっと押さえている。
どうしよう……ふたりを放って行くなんて、出来 ない……
迷う事が許されない状況の中、Kjは出発すべきか迷っていた。
その時、なかなか動こうとしないKjに気付いたZEEBRAが、微笑みながら声を掛けた。
「降谷……俺なら、大丈夫だから……」

279 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 02:33:24 ID:???
「ZEEBRAさん……」 Kjの瞳が、徐々に潤んでくる。
ZEEBRAとは離れたくない。でも、離れなければならない。
そしてZEEBRAの言葉は、別離への選択を迫る言葉。
わかってる。わかってるけど、その一歩がどうしても踏み出せない。
「降谷、早くしろ!」 せいこうは冷徹に、出発を促す。 「はい……」
Kjは力無く答えた。しかし、まだ歩き出す事は出来ない。
その時――
ZEEBRAがスッと立ち上がると、突然、Kjを力いっぱい抱きしめた。
「ジ、ZEEBRAさん……?」
Kjは動揺を隠せなかった。「ZEEBRAさん、どうしたんですか?急に……」
そしてZEEBRAは、いつもにも増して、優しく語り掛ける。
「降谷……諦めちゃ駄目だ。諦めたら、すべてがそこで終わってしまう……」
「ZEEBRAさん……」 松本の瞳から、大粒の涙がこぼれ落ちた。
ZEEBRAは抱きしめた両手をほどくと、じっとKjの顔を見つめる。
Kjを見るZEEBRAの表情は、普段と変わらない、優しい笑顔だ。
(どうしてZEEBRAさんは、そんな優しい笑顔を見せるんだ?
 三日後にはもう、 二人共この世にいないかもしれないのに……)
ZEEBRAは言葉を続けた。
「よくわからないけど……必ず、何か方法があるはず。みんなが助かる方法が……
 だから、そんなに悲しい顔をするな。 」
今のKjに、笑顔を作る事は不可能だった。
だが、ZEEBRAの言わんとする ことは、しっかりと伝わっていた。
「わかりました……YOU THE ROCKさんにも、 一言、掛けてあげてください」
Kjはそう言うと、出口へ向かって歩き 始めた。
そしてデイパックを受け取り、それを確認すると、夜の闇へと走り去って行った。

280 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 02:35:37 ID:???
出発の点呼は続く。 次いで、般若の名が呼ばれた。
しかし、般若は何の反応も示さない。
あの時からずっと、桃太郎の手を握ったままだ。
「般若、早くしろ!このままだと、プログラムの進行を阻害するものとして、
 お前を排除するぞ!この野郎!」
せいこうから最後通告が発せられた。
それに反応するように、ようやく般若が動き出す。
般若の手から、桃太郎の手が離れた。
「桃……じゃあな、行って来る。待ってろよ……」
般若は俯いたまま、返り血を拭う事もせず、 ゆっくりと立ち上がる。
そして、会場の出口ではなく、せいこうの居るステージへと向かった。
数秒後―― バシッ
般若の拳が、せいこうのあごを捉えた。
兵士達が一斉に般若に向け銃を構えるが、せいこうがそれを制止する。
せいこうは叩かれたあごを押さえつつ、じっと般若を見た。
般若の瞳は、さっきまでの無気力さが消え、怒りに満ちていた。
「絶対に……絶対に、許さねえぞ!」
般若はそう言い放つと、足早に出口へと向かう。
意外なことに、せいこうは般若を咎める事もせず、ただじっと般若の様子を見ていた。
出口へ向かう途中、再びシートが被せられた MUROの死体の前で、般若は足を止める。
MUROは般若にとって尊敬する先輩であった。
この短い時間の間に、自分の好きな人が相次いで去っ て行く。
しかも、明らかに『見せしめ』として殺された……
具体的な策がある訳ではなかった。
しかし、般若の心の中には、いとうせいこうに対する復讐心が沸々と湧き上がっていた。
「MUROさん……ユウさんを、守ってあげてくれ」
般若はそう呟くと、デイパック受け取って教室を去って行った。

281 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 02:36:17 ID:???
その後の出発は順調だった。
順調といっても、”Kjや般若と比べたら”というレベルではあったが。
目眩を起こして倒れていたILMARIは、歩くことがやっとだった。
YOU THE ROCKも、ZEEBRAに促され、力無く教室を後にする。
そのZEEBRAも、左足を微妙に気にしながら、出発して行った。
一人、また一人と、教室から参加者が消えて行く。
そして、K DUBの番がやって来た。
勿論、行きたくなんかない。
しかし、この場で抵抗しても無駄なのは判っている。
(行くしか、ないんだな……)
名前を呼ばれ、立ち上がろうとするK DUB。
と、そのK DUBの右腕を、 OASISが掴んだ。
「コッチャン……大丈夫だよな。みんな、人を殺したりなんか、しないよな……」
OASISの顔は蒼ざめ、恐怖と不安に震えて いる。
「OASIS……大丈夫だよ」
K DUBは優しく語り掛けた。
怖がりなOASISの心を、少しでも落ち着かせなければ……
「みんな大丈夫。そんな簡単に、人を殺すことなんて――」
K DUBがそう言い始めた瞬間だった。

282 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 02:37:17 ID:???
パンッ、パンッ、パンッ、


乾いた銃声が、外から聞こえてきた。
残っていた全員が、ビクッ、と肩を震わせる。
誰もが信じられなかった。
(まさか、本当に「やる気」になっている奴がいるのか!?)
「嫌だー……こんなの、嫌だーーー!!」
OASISは耳を塞ぎ、激しく首を横に振る。
K DUBの言葉に、わずかでも希望を持とうとした矢先の銃声。
容赦ない現実が、OASISの希望を一瞬にして打ち砕いていった。
「OASIS……控え室前で待ってるぜ!」
K DUBはそう言い残すと、デイパックを受け取り、会場を出た。
恐怖に震えるOASISを、このまま放っておくことなど出来ない。
だからといって、迂闊に外で待ち合わせるのは危険だ。
さっきの銃声は、入り口の辺りから聞こえてきた。
標的にされる可能性が高すぎる。
次に出発するのは、OASIS。
控え室付近で待っていれば、安全かつ迅速にOASISと合流出来る筈。
靴だけ取りに行って、裏口から出よう……
K DUBはそう考えた。
しかし、それが悲劇の始まりだとは、この時、K DUBは知る由も無かった。

283 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 02:38:54 ID:???
続きは明日m(_ _)m

284 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 02:40:48 ID:LENai9Ou
普通に人殺すんだ
ラップ関係ないな。

285 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 03:06:35 ID:???
てかライブハウスじゃねぇのw
教室になっとるよw



286 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 03:16:38 ID:???
これは酷い

287 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 03:31:48 ID:bAPYR0s+
友情出演で近田春夫かみうらじゅんをだせ

てか石田さんも闘えよw

288 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 03:41:32 ID:???
書き替えただけじゃん

289 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 03:43:42 ID:???
酷評だな

290 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 03:48:45 ID:???
陽水、松本。あー、元ネタ邦楽バトルロワイヤルかコレ。とりあえず1乙。

291 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 03:56:02 ID:tV/vAPJx
>>1乙。普通に楽しんで読めたぞ。ガンガレ!!

292 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 04:01:33 ID:???
ポーションまずい

http://c-au.2ch.net/test/-/news4vip/1142441183/i

293 :1日目 午前0時過ぎ 控室付近:2006/03/16(木) 04:11:32 ID:???
正面ゲートに、人の気配は感じられなかった。
ライブハウスの入り口までの十数メートルの間にも、動くものは見当たらない。
K DUBは慎重に周囲を警戒しつつ、入り口に一番近い自分とOASISの控室へ向かった。
今自分たちが履いていた靴は、普通のものではなくてステージ専用であった。
まずOASISの靴を回収し、次いで自分の靴を回収すべく、下駄箱へ。
だが、自分の靴に手を伸ばした時、K DUBはふと思った。
そうだ。
何故わざわざ、靴を取りにここへ来たのだろう。
今は非常時だ。
小学校の防災訓練の時だって、上履きのまま外へ出るのが当り前の筈。
悠長に靴を履き替えて逃げる人なんて、居やしない。
一刻を争うというのに、どうして、こんなことを……

294 :1日目 午前0時過ぎ 控室付近:2006/03/16(木) 04:12:04 ID:???
危機感の欠如
それは、参加者の誰もが同じだった。
火事や地震と違い、殺し合いという状況に備えている人間などいない。
しかも、今まで出発した参加者には、主催者であるいとうせいこう以外への殺意は、感じられなかった。
誰も人を殺すなんて、出来やしない。
とりあえず外へ出れば、何とかなるだろう。そう思っていた。
だが、そんな淡い期待は、さっきの銃声によって打ち消された。
信じたくは無いが、既に殺し合いは始まっている。

295 :1日目 午前0時過ぎ 控室付近:2006/03/16(木) 04:13:10 ID:???
とにかく、ここまで来てしまった以上、早く靴を取って戻ろう――
K DUBは心の中でそう呟くと、控室内の下駄箱から自分の靴を取り出した。
その時だった。
カチッ、という金属音とともに、何かが引っ掛かる感触が伝わって来る。
靴や下駄箱の構造上、引っ掛かる物があるとは思えない。
嫌な予感がした。
暗がりの中、K DUBは下駄箱の中を覗き込む。
そこには、ガムテープで固定された丸い物体が、一つ。
そして靴には針金が巻かれ、その先にはピンを思わせる金属部品が結び付けられていた。
――手榴弾だ!
しかも、靴を取り出したことにより、ピンは外れている。
仕掛けた人物を詮索する時間など無い。
K DUBは全速力で、その場から立ち去るべく走り出した。
だが、運命は脱出を簡単に許してはくれない。
走り出したK DUBの眼前に、突然、人影が現れた。

296 :1日目 午前0時過ぎ 控室付近:2006/03/16(木) 04:13:45 ID:???
肩がぶつかった。
足がもつれ、K DUBは廊下へと倒れ込む。
バッグと靴が、勢い良く床を転がって行った。
……誰だ!?
K DUBは下駄箱の方向へと振り返る。
そこには、虚ろな目をした一人のラッパーが、ぼんやりと立ち尽くしていた。
RIP SLYMEのPES。
今のPESには、普段の感じが微塵も感じられない。
当然だ。
今は殺人ゲームの真っ只中なのだから。
……だが、それ以上に、今のPESの様子がおかしい。
彼は腹部を手で押さえている。
そしてその手は、赤黒い血液に濡れていた。
「K DUBさん……俺、撃たれちゃったよ。どうしよう……」
PESは、声を絞り出すようにして、語り掛ける。
その声は震え、息も荒い。
どんな素人が見ても、致命傷を負っている事は明白だった。
(どうしよう、って……)
K DUBは答えられなかった。答えられる筈もなかった。
手榴弾を発見し、そして傷付いたPESと遭遇するまで、ほんの数秒間。
突然すぎる恐怖と衝撃の連続に、K DUBの思考回路はパニッ クに陥っていた。

297 :1日目 午前0時過ぎ 控室付近:2006/03/16(木) 04:14:44 ID:???
「……逃げろっっ!!」
K DUBは咄嗟に叫んだ。
そう、手榴弾のピンを引いてしまっている。
もう時間が無いのだ。
一刻も早く、ここから離れなければ――
そう思い、K DUBは体を起こそうとした。
その瞬間だった。
大音響とともに、PESの背後の下駄箱が吹き飛んだ。
強力な爆風とともに、埃や破片が彼ら達に降り注ぐ。
そして、その中でもひときわ大きな金属片が、PESの後頭部に突き刺さった。
「ぐっ」と、PESは小さなうめき声をあげる。
それが、彼の最期の言葉だった。
倒れ込み、動かなくなったPESの体が、みるみる血だまりに沈んでゆく。
K DUBは震えながら、その血だまりが広がってゆくのをじっと見つめていた。
そうする事しか、出来なかった。

298 :1日目 午前0時過ぎ 控室付近:2006/03/16(木) 04:15:24 ID:???
(俺の……せい?)
(俺が、不用意に靴を取りに来たから?)
(俺が、手榴弾のピンを抜いてしまったから?)
(だから……PESは死んでしまったのか?)

K DUBの心の中に、自責の念が渦を巻く。
あの爆発以前に、既にPESは致命傷を受けていた。
自分が何もしなくても、彼は助からなかっただろう。
しかし、直接の死因は、あの爆発にある。
防ぐ事が可能だった筈の、あの爆発。
人を殺した
人を殺した
人を殺した
同じ言葉が、何度も何度もK DUBの頭を駆け巡る。
「違う!あれは……あれは……」
K DUBは頭を抱えて、泣き叫んだ。
気が変になりそうだった。
「コッチャン、しっかりしろ!」
その時、OASISの声がした。

299 :1日目 午前0時過ぎ 控室付近:2006/03/16(木) 04:16:42 ID:???
ハッとして、顔を上げるK DUB。
いつしか、K DUBの傍らにはOASISが寄り添っていた。
「OASIS……」
「コッチャン……落ち着こうよ。事故だったんだろ?PESには悪いけど……運が、悪かったとしか……」
と、ここでK DUBは今の状況に気付いた。
自分は今、OASISに慰めてもらっている。
会場内の時とは、全く逆の立場になっているのだ。
(そうか…… 俺、強がっていただけなんだ……)
必要以上に張りつめていたものが、段々と緩くなってゆくのを感じた。
緊迫した状況に変わりは無いが、K DUBは少しずつ、冷静さを取り戻してゆく。
「OASIS……ありがとう」
K DUBは靴をOASISに渡すと、自分も靴を履き替え、バッグを拾い上げた。
あと30分弱で、ここは立入禁止エリアになってしまう。
早くここから立ち去らなければ……
しかし、ここでまた新たな訪問者がやって来た。
「おいおい?何の騒ぎだよ、これは……」

300 :1日目 午前0時過ぎ 控室付近:2006/03/16(木) 04:17:38 ID:???
そこに現れたのは、RhymesterのMummy-Dだった。
Mummy-Dは何故か、バッグ以外の荷物を沢山抱えている。
「D……どうしたんだ?その荷物」
K DUBは目を丸くした。
確かに、私物の持参は自由というルールだ。
しかし、会場を出た時のMummy-Dは、バッグ以外の物は持っていなかった。
「ああ、これ?ちょっと自分の控え室に寄って、取って来たんだわ」
倉庫から取って来た荷物――
その中には、ターンテーブルやCDJなど、持てる限りの機材が詰まっていた。
Mummy-Dは苦笑する。
「どうせなら、最後は自分の好きな事、やりたいし……」
最後は――
とてつもなく、重い言葉だった。
Mummy-Dに戦う意思が無いのは明白だが、この言葉は、
彼が生き残る事を放棄するとも取れるものだった。
「D……お前は生き残りたくないのか?」
K DUBが問いただす。
しかし、Mummy-Dの回答は実にあっさりしていた。

301 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 04:21:08 ID:???
おもすれー

302 :1日目 午前0時過ぎ 控室付近:2006/03/16(木) 04:29:48 ID:???
「まぁ、これに参加してる以上、気持ちが無い訳じゃない。
 でも、人殺しをしてまで、強くなってもな。後味悪いっしょ。そんなとこかな。 」
「だけどな……」
Mummy-Dはそう言うと、PESの亡骸に近付き、その体からバッグを引き剥がした。
「やっぱり無駄死には嫌だし。それに……」
そしてMummy-Dは、ポケットから拳銃を出し、構えた。
「むやみに人を信じたら、負けだぜ!」


それは一瞬の出来事だった。
数発の銃弾が、OASISの体を貫いてゆく。
OASISは、痛みを感じるより早く、着弾の衝撃によって床へと倒れこんだ。
「――OASIS!!」
K DUBは信じられなかった。
少なくとも、話していた時のMummy-Dの雰囲気からは、この状況は予測出来なかった。
だが、これは現実だ。
現にOASISは、Mummy-Dの放った銃弾を受け、血にまみれている。
次いでMummy-Dは、K DUBにも銃口を向けた。
手を伸ばせば届く程の至近距離だ。
外すことは有り得ない。
K DUBは咄嗟に、自分のバッグをMummy-Dの手めがけて振り回した。
Mummy-Dの手からグロックが弾かれ、床を転がってゆく。
その隙に、K DUBは倒れた中居の手を引いて、物陰へと隠れた。
「OASIS!しっかりしろ!」
K DUBは、苦痛に喘ぐOASISに呼び掛けながら、バッグの中の武器を探す。
Mummy-Dは銃を拾い、再び攻撃して来る筈だ。
時間稼ぎで構わない。Mummy-Dを足止め出来る武器を……K DUBは祈った。
Mummy-Dは廊下の端まで転がった銃を拾い上げると、K DUBたちが隠れた物陰へと歩を進ませる。

303 :1日目 午前0時過ぎ 控室付近:2006/03/16(木) 04:30:26 ID:???
そして銃撃が始まった。
控室の中で身構えているK DUBと、廊下の角から銃を打ち鳴らすMummy-D。
K DUBは銃撃の恐怖に震えながら、手にした武器を天井へと掲げた。

パンッ!パンッ!パンッ!

自分の物とは違う銃声に、Mummy-Dは素早く身を隠した。
5、6メートルほどの廊下の間を双方が対峙する。
Mummy-DがK DUBの出方を警戒している一方、K DUBの心は更に不安を増していた。
どうにかMummy-Dを牽制する事は出来たが、それとて一時的なもの。
どうすれば……どうすればいい?
K DUBの手中にあるパーティー用のクラッカーは、ほんの少しだけ、熱かった。


「D、どうして!?どうしてOASISを撃ちやがった!?人を殺したくないって言ったじゃねえか!」
K DUBはMummy-Dに呼び掛ける。
時間稼ぎをしたいという思惑もあった。
だが、Mummy-Dの行動に、どうしても納得がいかなかった。
理由を聞きたかった。
「死にたくないから、やっただけだ。……PESを殺したんだろ!?
 あいつを殺したあんた達を、信用できるわけがねえだろ!」
Mummy-Dは強い調子で言い返した。
誤解している。
「違う!PESを撃ったのは俺達じゃない!それに、あの爆発も偶然……偶然だったんだ。信じろ!」
だが、Mummy-DはK DUBの弁明に耳を貸す事はしなかった。
「言い訳なんか聞きたくないね。理由はそれで充分だろ……」
Mummy-Dは動き出した。
一歩ずつ、足音が近付いて来る。

304 :1日目 午前0時過ぎ 控室付近:2006/03/16(木) 04:31:28 ID:???
K DUBは、急いでOASISのバッグを探り始めた。
もうクラッカーでは誤魔化せない。
今度こそ、武器らしい物が入っていますように……K DUBは祈った。
だが、祈りは届かなかった。
K DUBが手にした武器――それは透明プラスチックで成型された水鉄砲だった。
勝負にならない。
段々とMummy-Dの足音が近付くなか、K DUBは今度こそ死を覚悟した。
ここでOASISと一緒に殺される。
嫌だ。嫌だけど……
K DUBは生き残る事を諦めかけてゆく。
しかしその時、意外な声が玄関に響き渡った。
「お前達!ここでの戦闘は止めろ!!」

いつしか、玄関付近はいとうせいこうと兵士達によって包囲されていた。
「まったく、困った野郎どもだ……ここには大会本部が設置されている。
 これ以上戦闘を続けた場合、プログラムの進行を著しく妨害したものとして……」
そしてせいこうは、『あの』リモコンをポケットから取り出し、掲げる。
思わぬ水入りだった。
Mummy-Dは悔しそうに唇を噛む。
そしてK DUBは、ほっと胸を撫で下ろした。
とりあえず、差し迫っていた危機は回避出来た。
しかし、決してプログラムから解放されたわけではない。
撃たれたOASISの状況も、予断を許さない。
――と、ここでK DUBはOASISの異変に気付いた。
さっきまでの苦しそうな息遣いが聴こえない。
何事も無く、静かに眠っている様に見える。
いや、OASISは寝息さえ立てていなかった。
「……OASIS?」
嫌な予感がした。
K DUBは慌ててOASISの手を掴み、脈を測ろうとする。
……もう、OASISの鼓動を感じることは出来なかった。
(うそ……嘘だろ?OASIS……)

305 :1日目 午前0時過ぎ 控室付近:2006/03/16(木) 04:31:58 ID:???
K DUBの胸に、悔しさと怒りがこみ上げてくる。
「こんな、こんなことって…… 法律だからって……こんなのおかしいぃ!理不尽だぁ!」
K DUBの嗚咽が玄関中に響き、やがて廊下や階段へと伝わって行く。
その声を聴きながら、Mummy-Dは荷物を抱え、出口へと歩き始めた。
そしてその途中、一人の男とすれ違う。
最後に出発した参加者、シャカゾンビのオオスミだ。
彼がちょうど階段を下りたその瞬間から、この銃撃戦は始まっていた。
そしてオオスミはその一部始終を、身を隠しながら、じっと見ていた。
Mummy-Dがここでは攻撃しない(出来ない)事は判っていた。
だがそれでも、Mummy-Dが近付く度に、足が勝手に一歩、二歩と後ずさりを始めてしまう。
Mummy-Dはオオスミとすれ違うと、ふと立ち止まり、振り返ってじっとオオスミの顔を見た。
「フッまたな……」
Mummy-Dは寂しげな顔でそう呟くと、裏口へと駆け出して行く。
オオスミは、ただじっとMummy-Dを見送る事しか出来なかった。
哀しい泣き声が、いつまでも響いていた。

306 :1日目 午前1時過ぎ 児童公園:2006/03/16(木) 04:32:36 ID:???
「MURO……俺、俺、……」
児童公園のベンチで、YOU THE ROCK★は震えていた。
その震える手には、拳銃が握られている。

ユウは出発した直後、ライブハウス近くの茂みに身を隠していた。
立入禁止エリアになるギリギリの時間まで、MUROの近くに居たかったのだ。
一人、また一人と、参加者が会場を出て行く。
この場に留まっていられる時間が、どんどん少なくなって行く。
ユウは怖かった。
ライブハウスより先の世界に出ることが、たまらなく怖かった。
(殺される。誰かに会ったら、殺される。だから守らなくちゃな。この銃で、自分を守らないと……)
支給された銃を握って、ユウはこの言葉を何度も何度も繰り返す。
その時だった。
「あ、ユウさんじゃないですか!どうしたんですか?」
ユウは素早く反応する。
(見つかった!?)
ユウは声のした方向へと向き直り、銃を構えると、引き金に力を込めた。
そこで初めて、声の主がリップのPESである事を知る。
しかし、PESはユウに危害を加える素振りを見せなかった。
いつもの様に、むっつりしていた。
(――撃っちゃダメだ!)
ユウは瞬時にそう思った。だが、引き金を引く指の動きは止まらなかった。
そして……

307 :1日目 午前1時 児童公園:2006/03/16(木) 04:33:19 ID:???
ユウは茂みから飛び出したあと、無我夢中で道路を走り回り、この公園へと辿り着いた。
だが、どんなに走り回って気持ちを紛らわせても、
PESに発砲した時の映像が、頭の中で何度も何度もリフレインする。
「MURO…… 俺、人を殺しちゃったよ……どうしよう……」
もはやユウは、俯くことしか出来なくなっていた。
と、その時――
誰かがやって来て、拓郎に声を掛けた。
「大丈夫!ユウさん?」


声を掛けたのは、KREVAだった。
「MUROさんの事は、気の毒だったけど……まあ、元気、出しましょう」
KREVAはそう言うと、ユウの隣に腰を降ろした。
「KREVA……」
ユウは銃を構えなかった。構えられなかった。
PESの二の舞いは避けたかったし、
優しく接してくれる人に、銃は向けられなかった。
ユウはそっと、銃をバッグにしまい込んだ。
KREVAはボサボサになっている頭をなでながら、ユウに話し掛ける。
「ひとつ、聞いていいですか?ユウさんも『真のラッパー』になれたらいいなって思っています?」
ユウの答えは、一つしか無かった。
「そうだなぁ。。。やっぱり…出来ればそういうのになりたいな!」
ユウはなぜか少し得意げに言う。
KREVAは手を頭から外すと、今度は少し生え際が目立っている髭をいじりながら、つぶやいた。
「フッ!でもユウさんじゃいくら頑張っても昔みたいに輝けないからね…」
(―― え?)
意外な返答にユウは驚いた。
そしてKREVAは、ユウと目を合わせる事無く、淡々と話し続ける。
「TWIGYさんやRINOさんが話しているのを、聞いたことがあります。
 ”ユウってほんとにどうしようもないな”って、笑いながら話していましたよ」
あまりに痛烈なKREVAの言葉 に、ユウは言葉を失った。
(うそ……KREVA、何を言ってるんだ?嘘だろ!?)

308 :1日目 午前1時 児童公園:2006/03/16(木) 04:34:00 ID:???
「ユウさんは、今でもファンやそれ以外の人に天才だって言ってもらってますか?」
そう言うと、KREVAは自分の膝をパンパン叩き出した。
「大体、昔カッコよかった人として出てきますよね、話に」
淡々と語るKREVAの姿に、ユウは絶望した。
慰めてくれると思っていたのに、どうして……
しかし、KREVAの辛辣な言葉は止まらない。
「ユウさん、あんたに期待しているファンなんていないんですよ。年だし!
 このプログラムに勝ち残る意味なんて、無いんですよ……」
決定的な一言だった。
「てめえ……!どうして、なんのつもりでそんなことを言ってるんだ!?」
ユウは泣きそうになりながらも吼えた。
だが、KREVAはそれを軽く受け流す。
「事実だからッスよ。」
KREVAはユウの目をじっと見て、静かに微笑 んだ。
口元が、すぅっ、と上にあがる。
「俺、決めたんですよ。 俺のファンの為に生き残るって……」
その瞬間、ユウは言い知れぬ恐怖 を覚えた。
体中の血の気が、一瞬にして引いて行くのを感じる。
「やめろぉおおおおおおおおーーーー!!」
YOU THE ROCK★の絶叫が、夜の公園に響く。

ザシュッ!

KREVAが隠し持っていたサバイバルナイフが、ユウの喉元を掻き切った。
血飛沫を上げながら、ユウの体が地面へと崩れ落ちて行く。
ユウはナイフから滴り落ちる血を見つめながら、呟いた。
「ユウさん、MUROさんの所にいけたね…!」

309 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 04:35:33 ID:???
起きてたので続き貼っときましたm(_ _)m

310 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 04:58:09 ID:???
>>309


311 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 06:52:58 ID:???
>>309
そんな事よりおまいの日常生活に興味が湧いたw

312 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 07:02:44 ID:OSj2DbQV
糞スレを晒しアゲる所存でございます

313 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 07:13:41 ID:???
>>1
昨日>>11をレスって今朝見たらいきなり300レスかよww
洋楽版なら主催者はラッセルシモンズとかディディとかの方が面白い気がする


314 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 07:58:20 ID:???
つまんねー
>>238にやらせてみたい

315 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 08:38:01 ID:oq6Foxdj
普通に面白いよ。
続き気になる

316 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 08:57:28 ID:???
たまに名前が元のままになってる

317 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 09:05:43 ID:70qCxQQZ
般若のセリフに違和感覚えたのは俺だけか?
敵に対して「いとうさん」って言わないと思うけど。
いくら先輩でも。
あとMummy-Dのセリフ、「あんた達」じゃなくて「お前達」って言いそうだけど。
まぁとりあえず>>1さん乙

318 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 10:52:46 ID:HQT2IJAZ
ECDが笑える

319 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 11:17:29 ID:VMcA6wdI
OASISが途中で中居になりすましたり、YTRが拓郎になっちゃう件について

320 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 11:20:25 ID:???
これ多分元ネタはジャニ系の名前かなんかだな。

321 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 11:27:01 ID:ZKCOIkO9
ワロス
口調トカもキャラに合わせて変えてほしぃな〜
でも早く続きが見たい

322 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 12:07:23 ID:QFvX+mgB
普通におもすれー
Mummy-Dとクレバがカッコヨス
PESがこんな早く死ぬとはww

323 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 14:30:50 ID:XWZ9t8i8
日本のヒップホップにはまり始めたのだけど質問ある?ラジオ
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1142479557/

324 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 14:31:31 ID:???
てか、バトルロワイヤルのHIPHOP版っていうより、
バトルロワイヤルの文庫を書き起こしてるだけだろう・・。
名前だけ変えてるだけじゃん。

325 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 14:49:03 ID:???
とりあえずさんぴんCAMP十周年と言う事で人集められて(若手中心)拉致される設定。楽屋とかで
でみんな「ん・・・なんだぁ・・・?どこだよココ・・」とかみんな言いだし、騒いだりしてて
(場所は孤島で日比谷野外音楽堂そっくりに作られた場所に集められてる)
そこに突如現れたのがECD。「おいどう言う事だよ!?」みんな不満を並べる
威嚇してみんなを黙らしECDが語りかける・・・(側近は四街道NATUREもしくはFORCE OF NATURE)
「この国のHIPHOPは駄目になってしまいました・・・」
あくまで原作を忠実に。理由は犯罪助長、加担とかギャングスタの横行とかでラッパーを取り締まる感じ
死体で運ばれてくるのはMUROでもいいがやたらイベントにうるさい親父という事でCRAZY-Aを推したい
でルールは基本的に殺し合いだけど配給鞄の中に1人ずつMICが入っててそれを全員分集めたら勝ち。100MぐらいMICに離れると首輪爆破
「こんなのやってられっか!」とか言うのがYOU THE ROCKで(雷家族全員出演)「おめぇもわかんねぇやつだなw」で爆破
転校生は川田的位置がBOSS。基地外がKREVA最悪SHING02かK-BOMB。KREVAだと最初海岸で妄を八つ裂きができる
さんぴん世代は基本的に出ないで、ハッカーの三村がダースレイダー。拳法家は志人かガリヤ
主人公はKAN(MSCはあえてださない)で相方女がRUMI(実際でもECDのお気に入りで辻褄が合う)上の頂上で基地外に殺されるのがハルカリ
ヤリマン殺人鬼は倖田かHAC。塔のとこはAIを中心にした適当な奴でいいSOULHEADとか
山場以外は適当に配役してって黒幕はさんぴん勢のオサーンら
これで誰かストーリー書いて


326 :17:2006/03/16(木) 16:38:09 ID:???
>>17だけど、一日で300超えすげーなwww
意外とおもろい。そして
首謀者いとうせいこう取り入れてくれてサンクスwww

327 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 16:38:37 ID:???
お前の価値観とか、主観が入りすぎ↑
倖田ってのは、ギャグか?

上の方に書いてあっただろ?
祭りの準備が一番おもしろいって。
最初から、企画倒れなんだよ。

328 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 16:57:20 ID:???
くれば「あれ?…ここは…どこ!?」
ソノミ「ここは魔界ょ…」くれば「……!!」
ソノミ「あたしとあなたはこの魔界に飛ばされたのよ……」
くれば「……ってことは……二人っきり……!?」
ソノミ「それが何か?」
くれば「や ら な い か?」
ソノミ「ちょwwwwおまwwwwww」
くれば「俺は……」
ソノミ「……そう。あなたは【ひとりじゃないのよ】。」
くれば「……!!ひらめいた!!曲をかこう!!」
ソノミ「曲?」
くれば「ああ……タイトルは決まった!!」
 
くれば「【公開処刑】だ!」
じぶら「ヘックシュン」

329 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:20:06 ID:8NZXTBJ/
おいおい、
河 原 美 代 子 を 忘 れ て な い か ?

330 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:21:22 ID:???
おいおい、和田アキコが、ガンジャで捕まった事をみんな忘れてないか??

おいおい、研ナオコが、ガンジャで捕まった事をみんな忘れてないか??

331 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:22:23 ID:???
おいおい、マキクロウドが、ケミカルで捕まったのを皆忘れてないか?

332 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:23:12 ID:???
おいおい、石田イッセイがガンジャとLSDで捕まった後、どうなった?

333 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:24:34 ID:???
あと、ダレかいるっけ。 薬物逮捕暦。
マーシーはなぁ・・ありゃ、もっとイケ!って感じだし。

334 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:26:05 ID:???
カツシン ナガブチ マキハラ ヤッサン

335 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:27:09 ID:???
ケミには手出すな! 

336 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:42:14 ID:???
所詮厨房のスレ。
>>1も厨房だろ 文章力ないし

337 :1日目 午前5時 町内:2006/03/16(木) 17:44:00 ID:???
「K-DUB……ここで、別れよう……」
東の空が明るくなり始めた頃、シャカゾンビのオオスミが呟いた。
俯きながら力無く歩いていたK-DUB SHINEが、顔を上げる。

OASISが息を引き取った後、K-DUBはその場を動こうとしなかった。
OASISが死んだなんて、信じられなかった。
しかし、退去命令のタイムリミットは刻々と迫って来る。
オオスミは、OASISの傍を離れたがらないK-DUBを何とか説き伏せ、外へと連れ出した。
無駄に死人が増えるのだけは、嫌だったから。

「K-DUB……俺、分からねえんだよ……」
オオスミは目を伏せながら、話し始めた。
「K-DUBのこと、放っておけなくて、連れ出したけど……
 でも本当は、迷ってんだ。プログラムに乗るべきなのか、抵抗するべきなのか……」
オオスミの唇が、微かに震えはじめる。
「勿論、人殺しなんてしたかねえ。でも、誰かに殺されるのも嫌だ……
 生き残る選択肢が一つしか無いのなら、それに乗るのも、仕方ないのかな、って……」
二人の周囲を、霧が覆いはじめた。
少し肌寒い空気の中、互いの目を見つめる二人。
沈黙の時間が、流れて行く。
「……誰かが近くにいたら、俺、冷静に今を判断出来ない気がするんだ。
 答えを出せないまま、感情に流されるまま……お前を殺してしまうかもしれない。だから……」
そしてオオスミは、銃を構えた。
サイレンサーを装備したベレッタM1934コマーシャルが、K-DUBの顔に向けられる。
「だから、ここで別れよう……俺の気が変わらないうちに、行ってくれ」

338 :1日目 午前5時 町内:2006/03/16(木) 17:44:37 ID:???
「オオスミ……」
K-DUBは動揺しつつも、オオスミを諭そうと、言葉を続けようとした。
しかし次の瞬間、オオスミの放った銃弾が、K-DUBの頬の数センチ先をかすめて行く。
K-DUBの髪が数本、空中に散った。
「お願いだ、行ってくれ!俺は……OASISの代わりには、なれないんだよ……」
それを聞いて、K-DUBは言葉を続けられなかった。
(そうだ。独りになるのが、怖かったんだ……)

K-DUBの脳裏に、プログラム開始時からの記憶が蘇る。
プログラムが始まってから、傍にはOASISがいた。
そしてOASISの存在が消えた瞬間、独りになるのが不安で、何も出来ない自分がいた。
オオスミに付いて行ったのも、タイムリミットが怖かったからじゃない

無意識のうちにオオスミに負担を掛けていた事に気付き、K-DUBは自分の不甲斐無さを嘆いた。
「わかった……辛い思いをさせてしまって、すまん……」
K-DUBはそう言うと、スッ、と踵を返す。
「でも、出来るなら……」
オオスミに背を向けながら、K-DUBは語り掛けた。
「人は殺さないでくれ。そして……決して希望は捨てないでくれ。頼むだから……」
それはオオスミに対してだけでなく、自分自身にも言い聞かせる為の言葉だった。
「……努力する」
オオスミは消え入りそうな声で返事をする。
頭では解っていたが、それを実行出来る自信は、今の彼には無かった。
「それじゃ……元気でな」
その言葉を残し、K-DUBは霧の中へと駆け出して行く。
そしてK-DUBの姿が見えなくなると同時に、オオスミはその場に座り込んだ。
「何やってるんだろう、俺……自分から立ち去れば、それで済んだのに……」
銃を持ったオオスミの指先は、ずっと震えたままだった。
霧は益々、その深さを増して行った。

339 :1日目 午前6時前 公園:2006/03/16(木) 17:45:47 ID:???
朝霧の中、スポーツウェアに身を包み、LITTLEは走っていた。
どんな非常時といえど、毎朝のジョギングを欠かす事は出来なかった。
いや、そうしなければ、落ち着かなかった。
誰かを殺すか、誰かに殺されるか……
嫌な選択肢しか残されていない現状を、忘れたかった。
LITTLEは出来る限り、プログラムの事を忘れようと懸命だった。
しかし公園に入った時、LITTLEは現実に引き戻される。
濃い霧の先に、誰かが立っている……
LITTLEは走るのを止め、警戒しつつ、霧中の人物に声を掛けた。
「誰だ?そこに居るのは……返事をしろ!」
そして数秒後、聞き慣れた声で返事が帰って来る。
「いい朝だな・・・LITTLE!」
Mummy-Dの声だ。

親しい知人の声に安心したLITTLEは、警戒を解き、Mummy-Dに近付いて行く。
「無事だったんだ、Dさん……怪我はしてないか?大丈夫?」
「まあな。一応、生き延びてる」
普段通りの明るい声で、Mummy-Dは答えた。
(良かった……元気そうだ)
LITTLEは、心が許せる人と再会出来る喜びを噛み締めていた。
たった数時間しか離れていないのに、数週間振りに会うような感覚。
緊張していた心を、ようやく落ち着ける事が出来る……そう思っていた。
だが、Mummy-Dにあと2〜3メートルまで近付いたその時、LITTLEは自分の目を疑った。
霧の中から現れたMummy-Dは、LITTLEに銃口を向けている。
「悪く思うなよ、LITTLE」
そうつぶやくMummy-Dの表情は、冷静だった。
「――どういうつもりだ!?Dさん……」
LITTLEは動揺を隠し切れない。
しかし、Mummy-Dはあくまで冷静に、言葉を続ける。
「動かないでくれ……弾が外れるから」

340 :1日目 午前6時前 公園:2006/03/16(木) 17:46:29 ID:???
「本気……なのか?」
LITTLEは信じられなかった。
Mummy-Dが自分に銃を向けるなんて、嘘だ。こんなの嘘だ……
しかし、Mummy-Dは銃を下ろさない。
「ああ本気だ。友達だからこそ、俺はお前を撃つ……」
「どういう事だよ、それは――」
と、LITTLEが言いかけた所で、何処からとも無く大音量で音楽が流れて来た。
そしてそれに続いて、いとうせいこうの声が聴こえて来る。
「おはようございま〜す!朝6時になりました。それではこれより、
 現在までに脱落した参加者の名前を発表します。よく聞いておくように」
それは、6時間毎に流される定例放送だった。
二人は動きを止めたまま、その放送に聞き入る。
「これまでに脱落したのは、剣桃太郎、PES。
 DJ OASIS。そして、YOU THE ROCK★……以上4名だ。
 お前ら、頑張れ。また6時間後に会おう!」
音楽がフェードアウトしてゆく。
そしてLITTLEは、その放送内容に愕然とした。
「もう…… もう4人も死んだっていうのか!?」

「そうだな。もう殺し合いは避けられない。
 お前もいつ、誰に殺されるかわからない…。
 ……お前が他の誰かに無惨に殺されるのは、嫌なんだよ。
 だから、親友として、俺はお前を楽に死なせる義務がある……」
Mummy-Dの言葉に同意出来る筈はなかった。
しかし、銃口は自分に向けられている。
このまま死ぬのは嫌だ……LITTLEはそう思った。
LITTLEはフッ、と溜め息をつくと、挑戦的な目つきでDを見て、言った。
「…… で、俺の都合はお構いなし、ってわけか?」

341 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:46:31 ID:???
>>329
40分で優勝しちゃう。

342 :1日目 午前6時前 公園:2006/03/16(木) 17:47:05 ID:???
「そりゃあ天下のMummy-Dが殺してくれるなら、少しはドラマチックかもしれない。
 でもな……俺だって、死にたくないんだ。それに……」
LITTLEはそう言うと、背中のバッグから日本刀を抜いた。
「どうせなら、正々堂々と勝負しようじゃないか。
 いきなり銃を構えて現れるなんて、ずるいぜ……」
LITTLEの目に、迷いは無かった。
(ただ黙って殺されるくらいなら、俺は闘う事を選ぶ。
 たとえ相手が、Mummy-Dであろうとも……後悔はしない!)
Dは、そんなLITTLEの姿を見て、微笑んだ。
「……LITTLEらしい答えだな。オーケー、じゃ、始めようか!」
LITTLEは汗ばむ両手を気にしながら、刀を構え直す。
「やるからには、全力でいくからな……」
「もちろんだ。LITTLE!行くぞ!・・・」

パンッ、パンッ、パンッ。

銃声が、公園の鳩の群れを飛ばした。
ZEEBRAが、驚いて空を見上げる。
銃声は、断続的に鳴り響いていた。
「また、誰かが戦ってる……どうすればいいんだ?なあ、ユウさん……」
ZEEBRAはそう呟きながら、YOU THE ROCK★の遺体の血を拭っていた。
通りがかりに偶然見つけたYOU THE ROCK★の体を、そのまま放置しておく事が出来なかった。
地面からベンチへとその体を移し、丁寧に両手を組ませる。
首の傷口さえ見なければ、それは本当に眠っているようにも見えた。
ZEEBRAは、離れ離れになった人の事を思う。
「降谷……大丈夫かな?それに、他のヤツらも……
 早く誰かと合流出来れば、良いんだけどな……」
ユウ殺しがKREVAの仕業である事を、ZEEBRAは知る由もなかった。

343 :1日目 午前6時前 公園:2006/03/16(木) 17:48:19 ID:???
「やっぱり、無茶だったかな……」
木陰で、LITTLEがつぶやいた。
戦闘開始の合図とともに、LITTLEは並木道の方向へとダッシュした。
銃が相手では、日本刀といえど勝ち目は無い。
しかし、この濃霧を味方に付ければ、まだ勝算はある。
Mummy-Dの放つ銃弾を辛うじて避けながら、LITTLEは街路樹の陰で機会を窺っていた。
霧の中から、Mummy-Dの影が近付いて来る。
こちらから打って出るには、弾切れの瞬間を待つしかない。
危険な賭けだ。
だが、それしか手段は思い浮かばない。
LITTLEは意を決して、木陰から飛び出した。
「さあ、当ててみな!」
Mummy-Dが少しぼやけて見える位置で、LITTLEは叫んだ。
多少距離があるとはいっても、充分射程距離内だ。
Mummy-DはLITTLEに向け、数発連射する。
しかし、霧で視界が悪いのに加え、LITTLEはあっという間に別の木陰へと移動してしまう。
「LITTLE!正々堂々と闘うんだろ?コソコソ隠れて鬼ごっこだなんて、お前らしくないぞ!」
少し不機嫌そうな口調で、Mummy-Dが呼び掛ける。

しかし、LITTLEは動じない。
「正面で一騎打ちをする事が、全てじゃないぜ。
 武器の性能差を考えた上で、ベストな戦法だと思うけどな……」
LITTLEはそう言うと、Mummy-Dとの距離を確認しつつ、もう一度、木陰から飛び出した。
(そろそろ弾が切れてもいい頃だ。チャンスは逃すな!)
自分にそう言い聞かせ、LITTLEは数本先の並木へとダッシュする。
しかし、回避出来ると思っていた弾の一発が、LITTLEの左肩を捉えた。
「くっ!!」
どうにか木陰には辿り着いたものの、かつて経験した事の無い痛みが、全身を襲う。
左手が流血で染まり、握力がみるみる落ちて行く。
LITTLEは肩口をスポーツタオルでギュッと縛り、一応の止血を施した。
しかし、血は止まりそうに無い。
「そろそろ……勝負時かな……」

344 :1日目 午前6時前 公園:2006/03/16(木) 17:49:20 ID:???
Mummy-Dの足音が近付いて来る。
もはや、弾切れを待っている余裕など無い。
ほんの一瞬でいい。Mummy-Dの動きを封じる事さえ出来れば……LITTLEは思考を巡らせる。
そして、LITTLEは背中のバッグを下ろした。
陰からそっと顔を出し、Mummy-Dとの距離を見る。
(――届く!)
LITTLEは心の中でそう叫ぶと、バッグをMummy-Dの真正面へ向けて投げつけた。
Mummy-Dの目線に、突然、バッグが飛び込んで来る。
反射的に銃を構え、Mummy-Dはそのバッグに銃弾を撃ち込んでゆく。
空中でバッグが二度、三度と踊った。
そして、踊り疲れたバッグが引力に引かれ始めたその瞬間――
バッグが作った死角から、LITTLEが一気に飛び込んで来る。
バッグに気を取られていたMummy-Dは、予想外の進撃に反応出来ない。
LITTLEは低位置からMummy-Dの懐に入り込むと、刃を180度返し、
渾身の力を込めてそれを拳銃に叩き込んだ。
「とぉりゃあああああっ!!!」

345 :1日目 午前6時前 公園:2006/03/16(木) 17:50:33 ID:???
ガキィィィン!!

金属音と共に、Mummy-Dの拳銃が宙を舞い、繁みの中へと落ちて行く。
激痛に近い手の痺れに、Mummy-Dは思わず顔を歪めた。
(……銃を弾かれた……)
そんな自戒の言葉が、Mummy-Dの脳裏をかすめる。
だが、状況はそんな反省の時間も与えてはくれない。
LITTLEは間髪を入れず、Mummy-Dに斬りかかって来る。
Mummy-Dは辛うじて、LITTLEの斬撃を避け続けた。
しかし超速の刃は、Mummy-Dの頬や服を、何度も薄く切り裂いてゆく。
そして、路上の小石がMummy-Dの足元をすくった。
(嘘だろ!?ここで、もう終わりなのか?……)
自分の体が宙を舞った瞬間、Mummy-Dは自分の周囲がスローモーションになってゆくのを感じた。
そして、尻餅をついて倒れたMummy-Dの顔面に、鋭い切っ先が突き付けられる。
LITTLEは、真剣な眼差しで呟いた。
「さあ、これで終わりだ」

346 :1日目 午前6時前 公園:2006/03/16(木) 17:51:33 ID:???
「どうしたんだ……どうして殺さないんだ?」
Mummy-Dが尋ねる。
「どうしてかな……覚悟を決めた筈なのに、まだ、怖いのかもな……」
さっきまで冷徹だったLITTLEの顔に、苦笑いが漏れる。
「……LITTLE、ひとつ聞いていいか?」
「何だ?」
「あの時、どうして逆刃で銃を叩いたんだ?右手ごと切り落とした方が、簡単なのに……」
Mummy-Dは不満だった。
全力で闘うと言われながら、手を抜かれた……それが納得出来なかった。
「ああ、あれか……あくまでもDさんの今後を考えたら、腕は切れないよ――」
Mummy-Dは、LITTLEの言葉が理解出来ない。
(どうしてだ?もうすぐ死ぬ人間に、どうして今後の心配なんてするんだ、LITTLE……)
「――だって、天国でMCが出来なくなっちゃうだろ?だから……」

LITTLEのその言葉が、Mummy-Dの胸を締め付ける。
「LITTLE……お前は馬鹿だ。大馬鹿だよ……」
Mummy-Dの頬が、涙でぬれる。
「そんな……余計な心配しなければ…… 死なずにすんだのに!」

347 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:53:01 ID:???
329 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:20:06 ID:8NZXTBJ/
おいおい、
河 原 美 代 子 を 忘 れ て な い か ?


330 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:21:22 ID:???
おいおい、和田アキコが、ガンジャで捕まった事をみんな忘れてないか??

おいおい、研ナオコが、ガンジャで捕まった事をみんな忘れてないか??


331 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:22:23 ID:???
おいおい、マキクロウドが、ケミカルで捕まったのを皆忘れてないか?


332 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:23:12 ID:???
おいおい、石田イッセイがガンジャとLSDで捕まった後、どうなった?


333 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:24:34 ID:???
あと、ダレかいるっけ。 薬物逮捕暦。
マーシーはなぁ・・ありゃ、もっとイケ!って感じだし。




348 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:53:49 ID:???
334 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:26:05 ID:???
カツシン ナガブチ マキハラ ヤッサン


335 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:27:09 ID:???
ケミには手出すな! 


336 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 17:42:14 ID:???
所詮厨房のスレ。
>>1も厨房だろ 文章力ないし


349 :1日目 午前6時前 公園:2006/03/16(木) 18:03:43 ID:???
Mummy-Dは左手で刀を払いのけると、右手でポケットから何かを取り出し、LITTLEに押し当てた。
途端、LITTLEの全身に凄まじい衝撃が走る。
刀が手から離れ、立っていられない程の脱力感が、全身を襲う。
「そうか、電気、か……」
意識が朦朧とする中、LITTLEはMummy-Dの右手に握られた武器を見た。
それはスタンガンだった。
Mummy-Dはもう一度、LITTLEに電撃を仕掛ける。

そして気付いた時、LITTLEの眼前には、刀の切っ先と、それを構えるMummy-Dの姿があった。
「形勢逆転だな、LITTLE……」
「ああ、そうみたいだな……」
LITTLEは微笑んだ。そして次の瞬間、意外な言葉を口にした。
「なあ、Dさん……このまま、とどめを刺してくれないか?」
Mummy-Dの手が、一瞬、震える。
「え?な、何言ってるんだよ。俺はそのつもりで、こうしているんじゃないか……今更、何を……」
「……そうだよな。殺し合い、だもんな」
「なんなんだよ……さっきは『俺だって、死にたくない』って言ってたくせに……」

350 :1日目 午前6時前 公園:2006/03/16(木) 18:04:40 ID:???
Mummy-Dは動揺していた。
LITTLEを殺す事が、自分の役目だと信じていた。
躊躇する理由など無い筈なのに、踏み出せない自分がそこに居る。
さっきは銃を撃つ事は出来たのに、どうして今は殺せないのか?……
「Dさん……怖いんだね。きっとそれは、銃と刃物の違いだよ。
 銃は所詮、弾の反動しか手元に返ってこない。でも刃物は違う。
 相手の感触が直に伝わるから、命を奪う感覚が直に伝わるから……怖いんだ。
 それを解って欲しいんだ。俺にやさしく接してくれたDさんに生き残ってもらいたい、だから……」
LITTLEはそう言うと、刀の切っ先を自分の喉元に当てた。
Mummy-Dは俯き、大粒の涙をこぼす。
「……じゃあな、LITTLE……」
そしてMummy-Dは、刀を握る手に力を込めた。
さっきには感じなかった嫌な感覚が、掌に伝わって来る。
路上に拡がる血溜まりを見ながら、Mummy-Dは泣き崩れた。

351 :1日目 午前6時過ぎ 駅:2006/03/16(木) 18:05:35 ID:???
「なあ、桃……桃の仇を討つには、どうすればいいんだ?」
駅の待合室でバッグの中身を確認しながら、般若が呟く。
あの惨劇から数時間……般若は当ても無く市内を彷徨っていた。
「絶対に許さないぞ!」と啖呵を切って出発したものの、何をしたら良いのかが全く分からない。
ただ、確実に言えるのは『途中で死んだらダメ』という事だけ。
既に此処へ来るまでに、何人かの死体を見てきた。
(あいつらの様には、なりたくない。途中で死んでしまったら、桃の仇が討てない。
 絶対に…… 絶対に生き残って、いとうせいこうをこの手で殺すんだ――)
例えようの無い強力な復讐心が、般若を動かしていた。
般若はパンやミネラルウォーターといった食料を確認すると、バッグから武器を取り出した。
『当たり』と言っても良いだろう。小型のマシンガン、マイクロウージー9ミリだ。
「ラッキーだ。これなら何とか生き残れそうだな」
般若の顔に、安堵の笑みが漏れた。
添付されている簡単な説明書を見ながら、般若は操作手順を確認する。
そして、弾倉を差し込もうとしたその時――
形状が違う。
何度差し込もうとしても、はめ込みが上手くいかない。
般若は慌てて予備の弾倉を取り出し、同様に差し込んでみる。
しかし、どれもマイクロウージーには一致しない。
「そんな……まさか、配給ミス!俺じゃ駄目なのか!?」

352 :1日目 午前6時過ぎ 駅:2006/03/16(木) 18:06:16 ID:???
さっきまでの安堵感が一瞬にして消え、般若の心に焦りと不安が忍び寄る。
――その時、般若は弾倉の一つに挟み込まれた紙を見つけた。
何かが書かれている。
般若はその紙を取り、開いて読み始める。
その文面は、般若を絶望の淵に叩き込むものだった。

☆とっかえだまシステム☆
このマシンガンの弾は、他の誰かが持っています。
そして、その誰かが持っている銃には、この弾が使われます。
その人を探し出して、弾を交換しましょうね。

「……ふざけんなよっ!!」
般若は弾倉を床に投げつけた。
無用の長物となった弾倉は、くるくると回りながら、床の上を転がって行った。

353 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 18:10:14 ID:???
貼り付け完了m(_ _)m
最初の般若が違和感MAXとのことですが
セリフを変えずにそのままにしたら801臭くて面白いんじゃないか
とか思ってそのままにしちゃいましたorz

354 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 18:27:33 ID:???
加藤ミリヤを入れなければ良い作品だと思います

355 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 18:37:08 ID:???
全体的に801臭いと思うんだが…

356 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 18:40:07 ID:???
確かに、全員ホモ・ゲイっぽいよな・・

357 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 18:46:25 ID:???
ラッパーらしくもっと汚い感じになると思ってた

358 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 18:48:02 ID:Q99I4IaV
よければMCの一覧表でも作ってほしいんだけど
誰が出てるかわからん

359 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 18:48:53 ID:???
最初の、2行は読んだよ! うん おもしろかった!
もういいよ^−^

360 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 18:54:46 ID:VMcA6wdI
てか早くさっさと全部はってよ おもしろいからさ

361 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 18:56:40 ID:Q99I4IaV
これつまんないって言う人いるけどこれがつまんないのは基本的に1じゃなくて元ネタの人のせいだよ
これ勝手に貼り付けていいんかしらんけど

362 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 18:58:53 ID:???
著作権ギリギリってとこだな。
ほとんどの文章が、一字一句ちがわず、原作そのままだからな。

363 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 18:59:47 ID:???
21時ラジオオンエアー

364 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 19:02:57 ID:GzALrvPt
>>347バロスww

365 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 19:04:11 ID:???
>>347は、全部事実だぜっ?!

366 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 19:05:17 ID:???
おいおい、クサカリ マサオがガンジャで捕まった事をみんな忘れてないか?

↑これも足しておけ

367 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 19:20:17 ID:gxWWou0u
LITTLEカッコヨスwww

作者たん、ガンガレ!!超ガンガレ!!楽しみにしてるぉ。

368 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 19:24:17 ID:???
いとうせいこう怖え…
もう金曜3ch見れねえし

369 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 19:32:06 ID:???
著作権って…これの元もBRのパクリやんけ。ww

370 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 20:11:30 ID:???
>>362
はぁ??

371 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 20:25:41 ID:???
miyokoの武器は布団叩きか!

372 :1日目 午前6時過ぎ 大会本部:2006/03/16(木) 20:40:50 ID:???
一度目の放送直後、いとうせいこうの周りは非常な喧騒に包まれていた。
それは放送の一時間ほど前、せいこうからの提案によるものだった。
「ヨシッ!参加者リストにない奴らを追加させよう!!」
「!?…今からですか?」
ずっとせいこうの傍に侍っているECDが聞き返した。
「あぁ。装備はすぐ用意出来るだろう?発信機は…そうだ、旧式の首輪あったろ?
 あれならすぐ付けられる。うん、我ながら名案だ!ハッハッハッハッハッ…」
この提案は国家プログラム実行委員会が提出した参加者メンバーを大きく逸脱させる。
しかしせいこうには相当の無茶でも強引に実行出来るほどの権力が与えられていた。
「さっさと居場所の分かるヤツから適当に連れて来い!!」
「分かりました。では放送でその事をお伝えに?」
ECDはわずかな動揺も見せず答えた。
「いや、少しこのまま知らせずにやってみよう。アイツらの驚く顔を考えてみろ?めちゃくちゃ楽しみじゃないか!」
このせいこうの自信に溢れた横暴は、ECDを身震いさせた。
決して恐怖心などではない。最高の悦楽のためだ。
自称『世界一のいとうせいこうファン』ECDは嬉しくて堪らないのだ。
(死ぬまでいとうせいこうの人生を間近で見続けられるオレは、なんて幸せなんだろう!!)
ECDの顔からは抑えようも無い笑みがこぼれていた。

373 :午前6時半 コンビニエンスストア:2006/03/16(木) 20:41:50 ID:???
SOUL'd OUTのDiggy-MO'は走っていた。
この男はさっきまで隠れていた公園でLITLEとMummy-Dのやりとりを息を潜めて見ていた。
それまでDiggy-MO'はまさかこんな馬鹿げたゲームに本当に乗っているヤツなんていない。いるはずがない。
そう思っていた。いや、・・・・そう思いたかった。
しかし、Mummy-DはLITTLEの身体を串刺しにしたと同時にこの男のこんな思いを一瞬にして撃ち砕いた・・・。
その瞬間、Diggy-MO'の身体に衝撃が走った。

「どれだけ自分がこのゲームを拒んでも、他の人間はやる気になっている!!少なくともMummy-D…この男は…。」
そう思った瞬間、次に頭に浮かんできたのは「ここにいてはいけない!!」ということだった。
「さっきまでのLITTLEとMummy-Dの闘いで他の「やる気」になっている人間が集まってくるかもしれない。
 そうでなくとも今、このMummy-Dという男に見つかってしまえばおそらく自分も……。」
Diggy-MO'はそっと立ち上がり紅く染まったLITTLEの背中の方に向かって手を合わせた。
…たった今殺された人間を拝んだのは初めての瞬間だった…。

短い合掌のあと、Diggy-MO'はMummy-Dがいる逆の方向、南出口へ向かって必死に走り出した。
その姿をMummy-Dに見られたかどうかなどもう気にしていられない。
一刻も早く自分の隠れ家を見つけなければ、Diggy-MO'はそう思っていた。
……「なんで、オレがこんな目に!」
走り出すと、今まで抑えていた怒りが一気に噴き出した。

374 :午前6時半 コンビニエンスストア:2006/03/16(木) 20:42:41 ID:???
PVの撮影の打ち合わせ最中にせいこうが部屋に入ってきて、突然、自分に何かを嗅がせたところまでは確実に意識はあった。
問題は…そこからだった。
「ゆっくり運べ!!この野郎!!」遠のく意識の中でせいこうの声が聞こえてきた。
「彼は無理に参加させなくてもいいんじゃないでしょうか?」 ECDの声だ。
「ん?…まあ、捨て駒みたいなモンだな!!なんかの役に立ってくれたら儲けモンってなもんだ!!ダハハハハハ!!」
そうDiggy-MO'は思い出した。自分がいつ意識がなくなったのか。
ヒップホップシーンそのものにはあまり縁のない自分が参加させられた理由も。
もともとDiggy-MO'は自分のもつ便利屋のイメージのコンプレックスを抱いていた。
しかし、今回はそんな自分を嘲笑うかのように本当に必要とされていない、
おまけ程度の理由で参加させられてしまっている…。
そう思った瞬間、Diggy-MO'は考えた。
「……いとうせいこうを殺そう……。」

目標は決まった。
絶対に自分のこの手であの男に止めを刺そう。そのためには武器が必要だ。
Diggy-MO'のディパックには武器として数珠が入っていた。
そんな自分を馬鹿にしたような武器もDiggy-MO'に怒りを増幅させる原因の一つになっていた。
そして、隠れ家を早く探しさなければ!!そう思ったDiggy-MO'の目の前に一軒のコンビ二が見えてきた。
「…ここを拠点にしよう…。食料にも当分困らないだろう…。」
流石に自動ドアは既に動いていなかったが、無理矢理こじ開ければ入ることができた。

店内はシーンと静まっていた。「どうやらこのゲームは本当のようだ……。」静けさがDiggy-MO'に事実を教えた。
「少し落ち着くためにコーヒーでも飲むか…。」
そう思い、奥にあったインスタントのコーヒーを手にとろうとした瞬間、レジカウンターから一つの声が放たれた。
「いらっしゃいませ。」
驚いたDiggy-MO'が振り向いたその先には………「あの」Mummy-Dが銃を構えて立っていた…。

375 :午前6時半 コンビニエンスストア:2006/03/16(木) 20:43:14 ID:???
Mummy-Dは見ていた。自分がいる逆の方向の出口を必死に走り出て行くDiggy-MO'の姿を。
しかし、Mummy-Dは追いかけなかった。いや、追いかける必要はなかったのだ。
Diggy-MO'が走っていく方向には1軒のコンビニしかないことも。そして、Diggy-MO'が自分以上に追い詰められていることも。
Diggy-MO'があのコンビニに隠れることは容易に想像できた。


「!!!」
Diggy-MO'は瞬時に自分の置かれている状況を整理した。
すると、あのLITTLEの姿が浮かんできた。Diggy-MO'がこのプログラムが始まってから初めて感じた「死への恐怖」だった。
LITTLEを殺した張本人であるMummy-Dが目の前にいる。こっちに銃を構えている。…自分を殺そうとしている!!
「……!!!!!!」
Diggy-MO'は手当たり次第の物を投げた。
昔から物を投げるような粗末なことはしなかったがこの時だけはそんなことは考えなかった。
缶コーヒーやコーラのボトルがMummy-Dに向かって次々と飛んでいく。
しかし、こんなことはただの時間を稼ぐ方法の一つにしかならない。
「何か…!!武器になりそうな物は!!」
……あるはずがない。ここはコンビ二なのだから。
その瞬間、「パン」という冷たい音が店内に響いたと同時にDiggy-MO'の足に表しようのない痛みが走った。
Mummy-Dが痺れを切らし、とうとう銃を撃ってきたのである。
Mummy-Dは、一呼吸置いて、Diggy-MO'を見下すような目で、こう言った…。
「あんまり手ぇ、焼かせないでくれよ…。」

「何故、ここまでこのゲームに乗ることができるのか?」
Diggy-MO'には理解できなかった。ここで理解できるていることは、殺らなければ殺られるということだけだった。
しかし、このゲームの主催者であるいとうせいこうを殺す決意はあったが、
他の参加者を殺す決意はしていなかった。というより、できていなかった。
それに何といっても、この男は、「あの」Mummy-Dである。説き伏せるなどということは不可能である。
方法は全て無くなった。
「ここまでか……。」
Diggy-MO'が死を覚悟した、その瞬間、Mummy-Dでも、ましてや自分の声でもない、第三者の声が店内に響いた。
「あ〜、アチいなあ。」
その声の持ち主であるKREVAが入り口に立っていた。Mummy-Dと同じように銃を構えて。

376 :午前6時半 コンビニエンスストア:2006/03/16(木) 20:44:16 ID:???
「そりゃあ、フェアじゃねえよ。Dさん。」
KREVAがMummy-Dに向かってこう言った。
「まいったな。KREVAが来ちゃうとはなあ。」
一瞬にして、その場の雰囲気が変わった。変わったというより、KREVAが変えてしまった。
こんな状況の雰囲気さえも変えてしまうのもKREVAのスター性が成せる技なのだろう。
Mummy-DとDiggy-MO'の置かれている立場が変わった。
自分が何も武器を持っていないとはいえ、Mummy-Dもわざわざ無駄死をしたくはないだろう。
KREVAが言った。
「行けよ、D。ここにいる誰一人死ぬのはイヤなんだよ。早く!!」
どうやらKREVAも人は殺したくないようにDiggy-MO'には見えた。
「……、助かったな、セルアウトの過去形クン。」
Mummy-Dはそう言い残して、こちらに銃を向けながらこの場所を後にした。

「いや、助かりましたよ、KREVAさん。」
Diggy-MO'が命の恩人であるKREVAに話し掛けた。
「やっぱりやる気になってる人がいるんですね……。
 こんな、こんな馬鹿げたゲーム開いたいとうせいこう…許せませんよ!!俺、あの人を殺し…」
Diggy-MO'は今までに自分の中に溜め込んだせいこうに対する怒りをKREVAにぶつけるかのように話そうとした、その瞬間、
「!!!」
Diggy-MO'は喉に火がついたような熱を感じた。
「わりいな。オレ、ファンの為に生きなきゃいけないから。」
KREVAは引き金を引いていた。Diggy-MO'の喉に向かって、YOU THE ROCKから奪ったであろうと思われる銃で。
「何…で…。」
Diggy-MO'が倒れこみながら、小さな声でKREVAに問い掛けた。Diggy-MO'が放った最期の言葉だった。
「う〜ん、君の個性的なフロー、俺は好きだったよ。あっちに行ったらユウさんと一緒にやってくれよな。」
事切れたDiggy-MO'にKREVAがこう囁き、そこからゆっくりと立ち去った。

377 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/16(木) 20:46:37 ID:???
著作権云々の件について…
コンセプトは一緒ですけど、文章自体は原作とは全く別物なんで大丈夫です

378 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 20:58:01 ID:???
ガンガレ!!!

379 :1日目 午後2時頃 ビジネス街:2006/03/16(木) 21:31:14 ID:???
DJ KAORIは今、ある女と行動を共にしている。RUMIだ。
二人とも多くの参加者の中で数少ない女性の参加者だった。
女性にとってこういう状況の中で信頼するに足りる相手は女同士というわけだ。
そこでDJ KAORIは大会本部で傍にいたRUMIに合流地点を伝え、
とりあえずRUMIの提案により外部との通信手段を手分けして探すことになった。
しかし、KAORIは心配だった。RUMIの事が。
理由はまずRUMIの武器、これがよく分からないスイッチだった。爆弾かとも思ったが あまりに小さい。
小さいマッチ箱にボタンが付いたようなあまりに適当な代物で、しかも何の説明書も無かったらしい。
使い道すらわからない怪しい物だった。
そしてもっと心配だったのがRUMIの様子だった。大会本部にいた頃からどうにもおかしい。
MUROの死体を見た後も妙に無表情で、外で合流した後も何とも言えない違和感が絶えなかった。
KAORIはショックが大きすぎた所為だと思い手分けすることに反対したが、
RUMIの説得力のある理屈に、渋々ながらも了承したのだった。
(とりあえず今出来ることに集中しよう。)
雑念を振り切り、KAORIは袖のデリンジャーを確認してから通信手段を探した。

380 :1日目 午後2時頃 ビジネス街:2006/03/16(木) 21:32:22 ID:???
RUMIはこのゲームに巻き込まれてからの自分の異変に気付いていた。
MUROの死体を見た時、RUMIはただ驚いただけだった。その驚きも死体を見たからではなく、
ただ何の感情も湧かない自分に驚いただけのものだった。
そう異変とはある種の感情が欠けている事。
悲しみ、恐怖、哀れみ、そんな感情がRUMIからはすっぽりと抜け落ちていた。
原因はおそらく頭に埋め込まれた発信機だろう。
たまたまRUMIの発信機にだけ問題があったのか、
それとも他の参加者と違い、発信機がRUMIの脳に作用したのは明白だった。
そして欠けた感情を補うように残りの感情が膨れ上がった。歓喜。
MUROの亡骸を思い出すたびにぞくぞくする確かな悦楽がRUMIを包む。
そしてその暗く醜い快感を押し止める感情はもう無かった。
RUMIは堪らなかった。
元来の旺盛な知的好奇心がとりあえず人体を壊すことに向けられた。
もっともらしい理由を付けKAORIと一時的に別れたのも銃を持たない獲物を探す為だった。
そんな時、最早静かなケダモノとなったRUMIの目が獲物を捉える。
金属バットを構えた安室奈美恵だった。

381 :1日目 午後2時頃 ビジネス街:2006/03/16(木) 21:33:09 ID:???
安室はR&B的な楽曲を歌って下手にヒップホップに歩み寄ってしまった自分を後悔していた。
それさえしなければ、こんなゲームに参加させられることもなかったのに、と。
そこでどこかにいるであろうゲームに乗る意思のない者達を見つけ仲間に入れようとしていた。
勇敢な事ではあったが、その勇敢さはとてもプラスに働きそうには無かった。
そして用心深く辺りを見回した時、RUMIを見つけてしまった。

先に安室に気付いていたRUMIは辺りを気に(するフリを)しながら無防備に近づく。
一見、気が逸っているとは言え思慮の足りない行為に見えた。だが勿論計算があっての事である。
すこし訝しげにバットを構えた安室に、両手を挙げながら困惑気味な顔を作って話し掛ける。
「あ〜もう、カンベンしてよ、安室さん。やっと人に逢えたってのに。」
RUMIは以前の自分がそれなりに人に信用されているのを知っている。
あとはそれを最大限に利用すれば良いのだ。
そう思いながらポケットに入っている『切り札』の存在を確認した。
「私はやらないって!私のこと知ってるかどうかわからないけどさ〜、少なくともか弱いレディーだよ!?」
RUMIが少し懇願するような表情を見せれば安室はあっさりバットを下ろした。
「信用してくれてありがとね。」
RUMIはにっこり笑った。あまりに予定通りだったから。

382 :1日目 午後2時頃 ビジネス街:2006/03/16(木) 21:33:52 ID:???
安室から事情を聞いていたが話に興味は無かった。早く壊してみたかった。
「!…あれ?安室さん、あれ何?」
言葉を聞いて振り向いた安室の頭を持ち思い切り捻る。「コリッ」っと嫌な音が鳴ると
安室の腕が跳ね、糸の切れた操り人形のように崩れ落ちた。
「ふ〜ん、こんな感じか…なるほどねぇ。」
どうもいまいちお気に召さなかったようだ。RUMIは金属バットのへこんだ部分を見ながら呟いた。
(次はこれで殴ってみるか。感覚は違うだろうしな。)
そう思いながらバットを眺めていた時、背後に視線を感じた。
RUMIは片手をポケットに突っ込みながら振り向いた。そこにはKAORIが立っていた。

KAORIは困惑していた。
(RUMI?何をしてるの?なんで人が死んでるの?あんたの目の前で?)
考えのまとまらない内にKAORIはRUMIに銃口を向けていた。
(殺したくない…) 銃口の先は震えていた。
冷静にKAORIの心情を読み取ったRUMIは、KAORIに投げかけた。
「まさか私を殺すの?」
電気に打たれたようにKAORIの身体に衝撃が走った。体中から力が抜ける。
構えた銃すら落としてしまいそうになった。
そして沈黙が続く。銃が重い。小さなデリンジャーが今まで持ち上げたどんな物よりも重たかった。
沈黙、銃の重さ、RUMIの言葉、そしてRUMIの視線に耐えられなくなった時、KAORIは逃げ出していた。

383 :1日目 午後2時頃 ビジネス街:2006/03/16(木) 21:35:29 ID:???
しかし少し走り出したところでなんとかKAORIは踏み止まった。
(ダメなんだ、せめてここでこの子を止めないと!それが私の責任なんだ。)
向き直り再び銃を構えた。震える腕を押さえつけて。
「RUMI――――っ!!!」
自分の身体に渇を入れるように大声をあげ、引き金を絞る。
次の瞬間、辺りに破裂音が響いた。

KAORIの前頭部が弾けた音だった。
そのままKAORIの身体は後ろに倒れ、デリンジャーは数メートル後ろに投げ出された。
RUMIがそれを回収しようとした時、交差点の影から人が現れ銃を拾い上げる。
その男はRUMIの方を見ることなく全速力で逃げ出していった。KAORIを殺した武器を恐れたのだろう。
その男はBLUE HERBのBOSS THE MCだった。
RUMIは舌打ちこそしたが、殆ど悔しがる事も無く
ポケットからスイッチと紙切れを取り出すと適当に捨てて街に消えていった。
紙にはこう書かれていた。

[爆破スイッチ使用方法]
えーこれは諸君の頭に埋め込まれた発信機を爆発させるスイッチである。
スイッチを押すと、装置から2番目に近い発信機を自爆させることが出来る便利なシロモノだ。
つまり自分から少し離れた相手などに使うのが望ましい。
ちなみに使用回数は一回なのでよく考えて使うことをオススメする。

384 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 21:48:44 ID:???
できればでいいですが
狂人系はTWIGYにしていただきたいです

385 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 21:56:28 ID:???
できれば、GDX、213HRZ、シタキリとかを暴れさせてください

386 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 21:56:30 ID:???
>>1ガンガレ!

387 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 22:02:46 ID:???
1999年5月1日。陰と陽の色彩で彩られたホースが我々に背を向けドラゴンと結託し、シーンは二分化の兆しを見せ始めた。
冷戦と呼ばれる時代の幕開けである。

1999年4月30日 午後13時0分 錦糸町UGD本部

少佐:ジョン、よく聞いてくれ。遂にRSC日本支部からバーチャスミッションの許可が出た。

ジョン:VR(バーチャル)ミッション?

少佐:我々、アンダーグラウンド・ディフェンス部隊の存在意義を賭けたバーチャスミッションだ。
これが成功すれば正式に部隊として編成される。

ジョン:貞淑なミッション?…忠誠を誓う儀式みたいなものだな。

少佐:気を抜くんじゃない。あくまでも実践だ。

ジョン:分かってる。…で、その記念すべき任務の内容は?

少佐:うむ。…遡ること今から約2年前。
東京のアンダーグラウンドでマイクを握り締める一人のあるライマーが東北への帰還要請を申し出た。
我々のモールを(潜伏工作員)通じてな。
彼の名はグナマルイ・ザ・ムキーア。

ジョン:…名は聞いたことがある。グナマルイというと、日本語の様な日本刀…、1974 221弾む番号、なるフレーズをステージでがなる奴か?

少佐:そう、そのグナマルイだ。1997年4月9日、彼が属する部隊の指揮官、BK・YAS大佐はトップ・ランカーズとして主力の三人を編成し、インナーシティーグルーブと言う名のクラシックをドロップさせた。Bの同胞から絶大な支持を受けるクルーでもある。

ジョン:ほう、たいした奴らじゃないか。しかし…グナマルイは何故、帰還を?

少佐:周囲の様変わりした状況に嫌気を差したらしい。

ジョン:嫌気を差した?

388 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 22:03:45 ID:???
少佐:良心の呵責という奴だ。

ジョン:その為にクルーや同胞、築き上げたキャリアを捨てオーバー・ザ・フェンスを?

少佐:…あぁ。我々は間を置かず彼を東北へと帰還させることに成功した。当時、帰還作戦の指揮を執ったのもこの私だった。
グナマルイの身柄は保護したが体力の消耗が著しく川崎の医療施設に入院させた。城南の基地から600マイル以上。
2週間の時間をかけ辿り着いたらしい。彼らは何かに脅え、まともに口が聞ける様な状態ではなかった。担当の医師曰く致死量のタミフルを投与された兆候もあった。

ジョン:…(タミフル。地下市場では別名、発狂薬。)

少佐:そのわずか一週間後だった。…あの一大事件が起こったのは。

ジョン:シーン危機か…

少佐:1998年。シーンに派閥が生まれつつあった。政権奪取を目論む造反組織による中距離弾道弾が我々のシーンに配備されつつあるという情報がECDの下へ届けられた。
ECDは政権奪取を目論む造反組織に対しミサイル解体・撤去を要求。同時にブームなるまやかしに便乗したワック達を結束し掃討とようと促した。
だが彼らはそれには応じず第二戦備体制を指令。ミサイルを積んだ造反組織の輸送団は依然シーン中心部を目指し続けた。
我々、双方は全面イデオロギー戦争への臨戦態勢に突入。一触即発の睨み合いの中、緊急のサミットや非公式の接触を通じた必死の交渉が行われた。
そして遂に1998年、10月28日。政権奪取を目論んだ造反組織はシーンからのミサイル撤去に渋々、同意。…我々は全面イデオロギー戦争の危険を脱した。
しかし、彼らがミサイルを撤去に同意した裏にはある取引があったんだ。

389 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 22:05:02 ID:???
ジョン:…どんな取引だ?

少佐:東北に帰還したグナマルイの返送だ。

ジョン:…ヤツはBK・YAS大佐の元でどの様な事に関わっていたんだ?

少佐:その時の我々には何も分からなかった。タイムリミットが迫りつつある中で情報の精査をする猶予もなかったんだ。
グナマルイという一人のライマーか。全面イデオロギー戦争か?…選択の余地はなかった。ECDは造反組織の要求を呑んだ。
翌日、私はグナマルイを病院から出し造反組織に引き渡した。彼は助けてくれてと叫び続けていた。…私の視界から消えるまでな。
そして1ヶ月前、我々のモールから(潜伏工作員)再び情報が入った。

ジョン:グナマルイについてか?

少佐:あぁ、グナマルイは開発局へ連れ戻されUBGの監視下で例の兵器を開発させられているらしい。
しかもそれは完成直前ということだ。

390 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 22:06:16 ID:???
ジョン:で、その兵器とは?シーンに向上を齎すものなのか?

少佐:いや、詳細は分からないが特殊な核兵器の一部らしい。噂ではシーンにサイプライズを齎すものだと言う話もあるが。
この半年、シーン内ではクロスオーバーなる軍事演習が頻繁に行われている。

ジョン:グナマルイが開発した例の兵…、サイプライズに関係すると?

少佐:造反組織が政権奪取を諦めてまで取り戻したかった極秘兵器だ。

ジョン:…その開発局に今もグナマルイがいるのか?

いや、最新の情報によると城南の西30マイルにある高尾山という山岳地帯に移された様だ。

ジョン:どうして?

少佐:兵器の野外実験演習らしい。だが、奪還には好都合だ。もし仮に造反組織の彼らが管轄する城南エリアだったら今回の任務は立案されなかっただろう。
最後のチャンスだ。…グナマルイもそれで連絡を取ってきたに違いない

391 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 22:12:37 ID:???
ジェシー出てきて虐殺されないかな。kjに

392 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 22:50:45 ID:???
良スレ、ガンバレ>>1

393 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 23:30:04 ID:???
>>387-390
ツマンネーヨ

394 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 23:31:29 ID:???
だれかまとめサイト作ってクレヨン

395 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 23:33:22 ID:ltBPuDEU
間違いねぇ。387〜390マジつまらん。1おもろいから早く続きかいて!

396 :訴える名無しさん。:2006/03/16(木) 23:38:11 ID:???
クレバこぇえ

397 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 00:20:37 ID:???
Diggy-MO'とマミD仲いいから「セルアウトの過去形」なんて言わないと思うよ。
横槍ばっか入れて悪いけど。
でも期待してっからがんばって>>1

398 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 06:02:28 ID:JVhxW62l
続き期待してるおage

399 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 06:33:50 ID:d2NDLk5/
>>397くわしく

400 :1日目 午後2時頃 ビジネス街:2006/03/17(金) 07:04:53 ID:???
MELLOW YELLOWのKOHEI (JAPAN)は行きつけのパチンコ屋のカウンターの隅で震えていた。
いつもは客を煽る店員の店内放送の声や玉の音、
数十台のパチンコ台から流れる電子音で騒々しい店内は
台の液晶画面も消え真っ暗で、ただただ無音のだだっぴろい空間だった。
そこにKOHEIの歯がカチカチと震え合わさる音だけが小さく響く。
「みんなどうしてんだろ…もう何人か死んでるだなんて…うぅ…う…」
KOHEIは泣き顔で口をへの字にして必死に涙を堪えていた。

…俺は小さい頃に兄貴の影響でヒップホップを聴き初めて
そのうち本気でラッパーを目指すようになったんだ。
今でも覚えている… 中学生の時、都心のシティーホテルのロビーを眺めていたら
たまたまいとうせいこうさんがエレベーターから降りてきた。
俺は警備員の制止も振り切ってせいこうさんの元へ駆け寄って、言った。
「いとうさん、俺、絶対ヒップホップやって有名になります!」
憧れのせいこうさんを前に、俺の心臓ははちきれそうだった。
そう言う俺にせいこうさんは「あぁそうなんだ、待ってるから早く来なよ!」そう言った。
…あの時は本当に嬉しかった!
あの出来事が俺の熱い気持ちを後押ししてくれたからこそ俺はラッパーになれた。
いわばせいこうさんが俺をラッパーにしてくれたようにも思える。
…なのに今、せいこうさんに俺のヒップホップ人生を狂わされている。
すべては「いとうせいこうの掌の上」ということだろうか?
俺の努力も、過去も、未来も、人生すべても…!
悔しい。許せない。

憎い。憎い。しかしKOHEIの怒りは悲しみと絶望感で萎えていた。
ただ両の拳を握り、「ぁあ…うぅぅ…」と声にならない声で咽ぶだけだった。

401 :1日目 午後4時半 パチンコ屋:2006/03/17(金) 07:06:39 ID:???
「…コーヘー?」
突然入り口付近から聞こえてきた声にKOHEIはカウンターの中で身を固くした。
「…コーヘー?…いないのか?」
(この声は!)
聞き覚えのある声に、KOHEIはカウンターから飛び上がるように身を出した。
「KIN!!!」
KOHEIを呼ぶ声の主は同じMELLOW YELLOWでもある、KINだった。
KINは「オメーのことだから、ここだと思ったよ!」と言いながら笑顔でカウンターまで駆け寄ってきた。
この店はよく二人で打ちに来ている行きつけの店だ。
「なんで、お前ここにいるんだよ?」
そう言いながらKOHEIの顔は意外な人物の登場に安堵感でくしゃくしゃだった。
「KOHEIがさ、腹減ってるといけないと思って、食べ物とかいろいろ持ってきてさ。」
そう言って背負っていたかばんを降ろし、中から次々と食料を出し、並べた。
KOHEIはわかっていた。KINは俺を励まそうと思ってここまで来てくれたことを。
その仲間の優しさに感動してKOHEIは打ち震えた。
だが…KOHEIは恐ろしい事に気付いた。

…ちょっと待てよ!
たしかKINはこのゲームには参加しておらず、この指定エリア内に立ち入ることを禁じられているはず!
無関係者がこのエリアに立ち入ったことが発見された場合、即射殺されるというルール…

402 :1日目 午後4時半 パチンコ屋:2006/03/17(金) 07:07:18 ID:???
「KIN!!お前、ここに居ちゃダメじゃねえか!」
「はは…!大丈夫だって!ここに来るまで誰にも見つからなかったし」
「そういう問題じゃねーだろ!?早く帰れよ!俺はお前にまで巻添えにしたくないんだ!」
さっきまで仲間に会えたこと、何よりその優しさに綻んでいた顔が強ばった。
「ダメだって!帰れっての!お前の優しさは嬉しい!けど、俺はお前が危険に晒されるのは嫌だ!」
「…KOHEI、お前、一人で耐えれるのか?口では強がったことばっかいつも言うけど、
 お前が誰より寂しがりなお前がこの状況に耐えれるのか!?」
KOHEIはあまりの図星に一瞬言葉を失った。が、しかし、これ以上大事な人間を失いたくはない。
「だめだ!帰れ!帰れ!帰れ!帰ってくれっ!」
KOHEIはこの優しさに甘えたい気持ちを吹っ飛ばすかのように首を横にぶんぶんと振り、かばんをKINの胸元に投げつけた。
「俺は…これ以上余計な犠牲を増やしたくない…だから…」
そこまで言ってKOHEIはカウンターの下でうずくまった。
「KOHEI。俺も一緒だ。俺もみんなが争うのは嫌なんだ。
 だから俺も一緒に解決策をとるための協力をしたいんだ。それに今さら帰ろうにも帰れないだろ?」
KOHEIはカウンターの下にうずくまったまま肩を震わせていた。
俺はこんなところで立ち止まってるワケにはいかないんだ!
俺はまた熱いヤツと、熱い音楽をしたいんだ!
そうだ!俺は熱いやつらを集めてこの汚れたシステムを叩き潰さなきゃいけないんだ!!

「ありが……!!!」
『パンッ!パンッ!パンッ!』

…KOHEIがうずくまった姿勢から立ち上がろうとした瞬間だった。
その『パンッ』という音と共に、KINがゆっくりと倒れてきた。
カウンターから少し覗いたKOHEIの顔の前に、目を見開いたKINの顔が、ごちん、という音を立てカウンターに落ちてきた。
目が合っていた。実際には目が合ってるのかはわからないが、
目の前、ほんの10cm先ほどに仲間の最期の顔があり、何かを言いたげな表情で固まっていた。

403 :1日目 午後4時半 パチンコ屋:2006/03/17(金) 07:08:36 ID:???
「ぁあ…う…ぁぁ…」
KOHEIの顔がみるみる恐怖と悲しみと怒りでくしゃくしゃになってゆく。
眉を八の字にし、細めた目から大粒の涙が止めどなく溢れ、歪んだ唇からよだれが垂れる。
もう、KOHEIには今の状況も何もかもわからなくなっていた。
頭が真っ白で、仲間を目の前でなくしたショックに頭が混乱した。
「ぅおおおおおぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!」
絶叫と共に立ち上がり、手当りしだいのものを、涙で前が見えないがKINを撃ったヤツがいる方向に思いっきり投げまくった。
まるで子供がだだをこねるような動作だったけれど…
KOHEIの投げた物の中に塩酸ビンが混じっていた。最初に支給されたものだった。
力任せに投げられたビンは銃を構えたアーミー服の男の顔面に命中した。

「ギャァ〜〜〜〜!!!」

…その悶絶する声にKOHEIはハッと我に返った。
兵士は顔面を手で覆い、のたうち回り、しゅう、しゅう…という音と異臭があたりに立ちこめる。
兵士の手のすき間から硝子の破片や溶けてただれ落ちる皮膚が見える。

「ぉ、ぉ…俺がやったんかぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!???」
KOHEIは地団太を踏みながら自分のとった行動にショックを受けていた。
仲間を殺った奴に復讐した気持ちと、命ある一人の人間を傷つけてしまったショック感。
しかも兵士は見るも無残に皮膚がただれ落ち、のたうち回っていて、思わず目を背ける。
視線を落とした先に崩れ落ちたKINの顔があった。
動かないKINは、相変わらず何か言いたげな表情のままだ。
KOHEIは嗚咽を漏らし、カウンターの中に腰が抜けたようにしゃがみこんで叫び続けた。

404 :1日目 午後4時半 パチンコ屋:2006/03/17(金) 07:09:34 ID:???
…KOHEIが気分を落ち着かせるまでにかなりの時間を要した。
外はもう夕暮れで、赤い日差しがパチンコ屋の入り口から長く伸びている。
KOHEIがカウンターの中からゆっくり立ち上がり、動かないKINに語り始めた。

「KIN… お前がいなくなってもMELLOW YELLOWは終わらせないぜ!
 俺はヒップホップに懸ける気持ちは誰にも負けねー自信があるんだ!
 俺がぁ!俺こそがヒップホップだぁ!!」

赤い夕日がまるでスポットライトのように、顔を上げて拳を握ったKOHEIを照らしだしていた…

405 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/17(金) 07:10:34 ID:F2msOL80
コーヘー、あまりにも可愛く描かれすぎかもorz

406 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/17(金) 07:13:17 ID:???
>>400
×1日目 午後2時頃 ビジネス街
○1日目 午後4時半 パチンコ屋

407 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 08:27:41 ID:Hu2dHwTa
>>1
続きすげぇ気になるよ
もっと詳しい、細かい設定あったら絶対もっと面白そうだけどこれでもマジ面白い!


408 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 09:27:42 ID:VDZs0W1V
欲を言えば、河原美代子、今井メロ、桜井翔、亀梨を出して欲しかった

409 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 09:52:06 ID:???
408
いらねーよ馬鹿。空気読めカス

410 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 10:24:17 ID:???
>>409ネタにマj(ry

411 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 11:00:46 ID:CXxjhPQo
>>1ガンガレ!!

412 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 11:08:25 ID:???
410
お前も空気読め

413 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 11:23:03 ID:???
>>399
「売り切れ」がデビューする前にマミDにいろいろ世話になったんだと。
マミDがやるかどうかわからんけど一度一緒にやりたいとかなんとか

414 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 15:29:49 ID:???
>>290

415 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 17:44:23 ID:???
Hなシーンはこれからあるの?

416 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 18:27:58 ID:???
賛否両論あるかもしれないけどおもしろいです
がんばってください

417 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 20:43:51 ID:/09IGvWR
俺からも次ぎを頼む

418 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 20:45:49 ID:???
期待あげー
おもすろいお(`・ω・´)

419 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 20:54:58 ID:???
狂人系は志人でお願いします

420 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 22:02:50 ID:???
>>399
確かDiggy-MO'とm-floとかの曲のリミックスをマボロシがしてたはず
マミDもラップで参加しててその時にDiggy-MO'の名前も言ってたはず

421 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 22:03:37 ID:/09IGvWR
つかこれ絶対本人達も見てるよな

>>1 これをラッパー以外のシリーズを作ってもおもひろいと思う

422 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 22:40:04 ID:aZk5CvL5
>>1タソ超ガンガレ!!

423 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 22:47:46 ID:2WyAPdWe
トコナメは?

424 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 22:48:50 ID:???
でらやわ〜

425 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 22:50:48 ID:VDZs0W1V
ラッパーでメタルギアソリッドとかいいかも。

426 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 22:56:45 ID:???
じっしゃかできたらいいのにな

427 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 23:10:07 ID:7kywhtAa
チンカスついてるぜ

428 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 23:20:33 ID:EAYDC0G6
マンカスついてるぜ

429 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 23:22:42 ID:???
>>426脳内で実写化してるのは俺だけでつか?

430 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 23:40:16 ID:aZk5CvL5
もち、オレもしてるぞww

431 :訴える名無しさん。:2006/03/17(金) 23:50:38 ID:???
ぼっぼっ 僕も!!

432 :1:2006/03/18(土) 00:12:09 ID:???
批判が多いので、終わります
代わりに書いてくれる人は書いていいですよ!誠に勝手でスイマセン。

433 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 00:22:24 ID:???
1根性ないなwおもしろいと思ったけどなー。企画倒れか……?

434 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 00:22:54 ID:???
>>1
ペース落ちてる〜続き頼むよ〜

435 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 00:23:52 ID:zRkPDQ/t
批判多いか?
面白いって言ってる人も大分居たと思うが…。
残念。

436 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 00:24:25 ID:???
>432
ここまでやってそりゃねぇよww
オレは楽しみだったのに

437 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 00:42:45 ID:drriePqU
半端でやめんならハナからやるな

438 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/18(土) 00:57:32 ID:???
すんません今日ずっとバイト行ってました
てか…>>432ちょwwwwwおまwwwwwwww


って具合に思わずvipper風なレスしちゃったorz

439 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/18(土) 01:05:33 ID:CmP1Izvo
みなさん…思わず嘘を嘘と(ry



無駄口叩かずうpの準備します
休憩してから

440 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 01:15:28 ID:XsrZ21/C
早く早くぅ〜♪♪

441 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 01:23:53 ID:1rxzZZTM
良かった…本当に辞めちゃうのかと…orz
>>1ガンガレ!

442 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 01:29:14 ID:???
よし!寝ないで待ってるぞ!

443 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 01:56:57 ID:???
期待age

444 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 02:05:29 ID:???
あげろよw

445 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 02:21:44 ID:???
睡魔には勝てないorz
仕方ないから明日起きたら見るか・・

おやすみなさい

446 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 02:57:38 ID:???
頑張って起きてる
眠いよー


447 :1日目 午後5時 図書館:2006/03/18(土) 03:04:15 ID:???
時折鳴る銃声に脅えながら降神の志人は使われなくなった図書館の一室に身を潜めていた。
この男はこれまでに途中立ち寄った公園でLITTLEの、
食料を調達していた時に入ったコンビニでDiggy-MO'の遺体を見てしまっていた。
「まさか本当にやる気になってる人がいるなんて!!」
志人は信じたくない事実と先程から聞こえる何発かの銃声に気持ちを押しつぶされまいと自己暗示にふけっていた。
「俺は死なない。大丈夫だ…。やる気になっている人たち同士が潰しあって、このゲームは終わるんだ。きっとそうだ…。」
まるで既に壊れてしまっているかのように何度も何度もそう自分を励ましつづけていた
その瞬間、
「ガタッ」
明らかに不自然な物音がこの部屋の後方の出入り口から放たれた。

「誰だ!!」
このような状況においては、相手がこの場所から立ち去るまで隠れている方が良策なのだろうが、
志人の本来の気の強さからつい声をあげてしまった。
我に返った志人は、わざわざ敵に自分の存在を教えてしまったこと自分の情けなさに対する怒りと同時に、
目の前に立っている男を見て安堵感が込み上げた。
「Shing02さん……。」
志人の前に現れたのは、Shing02だった。

448 :1日目 午後5時 図書館:2006/03/18(土) 03:05:47 ID:???
「シンゴさん!大丈夫でしたか!?」
志人はShing02に会えたことにより、まだ固いながらもこのゲーム開始以来初めての笑顔で問い掛けた。
「ああ、まあね。志人くんも元気そうだな。それよりメシ食わしてくれないか?」
Shing02の日常的な発言が今の志人には何よりも嬉しいことだった。
「この男といればこのゲームも無事に切り抜けられる…。」
そんな期待が志人の胸の中で膨らんでいた。
「みそラーメンと塩ラーメンどっちにします?」
「ん、スープの濃い方がいいかな。」
こんな他愛の無い会話でも今の志人には一番幸せなことだった。

湯を注いだカップラーメン2つをShing02の座っている辺りの前に置き、自分は外を監視しながらShing02との会話を続けた。
この男には背中を向けても安心だと志人は思っていた。
それよりもこの幸せな時間が外部からの侵入者によって壊される事の方が怖かった。
「いやあ、参ったすよ。本当にやる気になってる人がいたなんて…。
 俺、今日LITTLEさんとDiggy-MO'の死んでるとこ見ちゃったんだよ…。」
「…そうなのか。気の毒だったな。」
そんなアッサリとした返事に志人はなんの違和感も感じなかった。
むしろその変わらないShing02のタフさに喜びさえ感じていた。
「シンゴさん…俺と組んで、このゲームから脱出しよう!!
 シンゴさんもこんな馬鹿げたゲームで死ぬなんてイヤだろう!?」
「ん?ああ…まあね。」
「じゃあ、組もうよ。こんな、こんなゲーム馬鹿げてる!!
俺たちはこんなことをやるためにラッパーになったんじゃない!!畜生!!畜生!!…」
志人は溜め込んでいた怒りを噴出すかのように話し始めた。

449 :1日目 午後5時 図書館:2006/03/18(土) 03:06:52 ID:???
「まあ、落ち着こう。冷静になった方が良い。ラーメン食おうか。そろそろ。」
志人はShing02に促されるようにラーメンを食べ始めた。
食べながらも志人はこんな状況下に置いても冷静でいられるShing02に尊敬の念を抱いていた。
しかし
「グッ!!!」
ちょうどスープを半分飲みほしたと同時に強い吐き気に襲われた。
「……!!」
汚物だけではなく、遂には血まで吐き出し始め、のた打ち回る志人を見下すようにShing02はこう言った。
「状況が状況だから、あんま他人を信用し過ぎない方がいいんじゃないのか?」
そう、志人のカップラーメンの中にすり潰して混ぜたと思われるタバコを口に咥えて…。

450 :1日目 午後5時半 楽器店:2006/03/18(土) 03:08:05 ID:???
夕方が近付いていた。
街中にある小さな楽器店で、DJ HAZIMEは一人佇んでいる。
HAZIMEは、床に無造作に置かれたレコードに手を伸ばした。
そしてそれをターンテーブルにセットした。
昼12時の2回目の定期放送で、Diggy-MO'とLITTLEが命を落としたことを知った。
本気でゲームに乗った奴がいる…。
いつ、自分の身にも危険が及ぶかわからない。
俺はこんな事をする為に音楽を続けてきた訳じゃない―――
HAZIMEは何もかも忘れてしまいたくて、レコードをスクラッチし続けた。
体に染み付いた腕の動きは、流麗に乾いた音を奏でて行く。
そして、ひとしきり擦り終わったその時――
パチパチパチ……
小さな拍手が聴こえた。
「誰だ!?」
HAZIMEは慌てて拍手の先に目を凝らす。
いつの間にか店のカウンターに、Twigyが一人座っていた。

「あ、す、すまなかったな……驚かせてしまったみたいで……」
HAZIMEは、Twigyに殺意が無いのを感じ取ると、ホッと一息ついて、警戒を解いた。
「いや、気にしないでくれ………あんたは……ターンテーブル、好きか?」
意外な質問に、Twigyは少し戸惑った。
「?あ、ああ、俺はDJ専門じゃないからな。……お前は……好きじゃないのかよ?」
HAZIMEは、表情を曇らせる。
「まあ好きだけど…正直言って……辛い、って思う時のほうが多かった。
 変に周りに期待されちまって、それがプレッシャーになってた。
 『もっと伸び伸びと、自由にやりたい』って……いつも思ってた」
HAZIMEは上に吊るされた赤いライトを見ながら、溜め息をつく。
Twigyは、ただ黙ってHAZIMEの話を聞いていた。
重い時間が、二人の間を流れて行く。

451 :1日目 午後5時半 楽器店:2006/03/18(土) 03:09:14 ID:???
「あのよぉ……良かったら、俺MCするから適当なの使って流してくれない?」
突然、Twigyが提案した。
「……え?」
「色々と辛いのは解からないでもないし、今は殺し合いの最中だから
 晴れ晴れとした気分という訳にはいかないと思うんだけど……
 でも、さっきのプレイ、なかなかハジけてて様になってたよ。
 気休め程度にしかならないとは思うけど、適当でいいから流してくれない?」
「でも……」
「ほら、ミキサーも高級そうなのが置いてあるし、配線もつながってるから本格的にできるよ。それに……
 思い詰めたままじゃ、何も出来ないんじゃないか?気分転換も必要だって。……やろうぜ?」
Twigyはそう言うと、店のカウンターをまたいで、機材の前に立った。
「気分転換、か……そうだなぁ。やるか」
「オッケー。それじゃ……始めようか」
大音量が、店内を包み込み、流れるようなプレイが始まった。
Twigyも日本語なのか英語なのかも曖昧な
断片的で継ぎはぎされたリリックを披露していく。
とても、殺し合いが行われている街の風景には思えなかった。
HAZIMEの心に、束の間の充実感が満ちて行く。

そして5分が経ち、“ライブ”が終わった。
HAZIMEは、スッキリした表情でTwigyに向き直る。
「ありがとう。ちょっとだけど、気持ちが楽になっ……」
その瞬間、HAZIMEの胸に銃弾が撃ち込まれた。
サイレンサーを装備したベレッタから、何発も、何発も、弾が撃ち込まれる。
「Twigyさん、どうして……」
HAZIMEはそのまま、床に倒れ込んだ。
Twigyは銃を構えたまま、HAZIMEに向けて呟いた。
「いつだって皆言ってるだろ?無闇に人を信じたら負けだって……
 でも、お前のプレイで歌えたのは楽しかったぜ。それじゃ……またな」
そう言うと、TwigyはHAZIMEの頭に銃口を押し当て、引き金を引いた。
赤い夕焼けのようなライトが、赤い血で染まったHAZIMEの体を照らしていた。

452 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/18(土) 03:16:50 ID:???
すんません、帰ってから色々やってたらバリ遅くなりました
期待して待ってた人たちありがd

文章中の敬語にするかタメ口にするかとかが今イチわからなくて
もうみんな呼び捨てで呼び合ってもいいかな、なんて気もしてきたorz

あと、こっからもっと面白くなっていくんで
話の伏線回収率の高さは恐ろしいものがあるよw
同時に美味しいキャラも怒涛の勢いで死んでいくんでヨロシク
(死なない奴は死なない)

453 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/18(土) 03:17:50 ID:CmP1Izvo
あげ

454 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 04:15:46 ID:???
おもしろいよ 頑張って
でももっとラッパー同士の関係とか知った上で書いて欲しかった

455 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 05:00:46 ID:mB7aiJGs
おもしろい
だけど も少し ラッパーの性格とかにあったキャラクター設定だったら良かったな……
期待してまつ

456 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 10:15:14 ID:???
うん。面白いね。
期・待・大!

457 :1日目 午後6時前 バー:2006/03/18(土) 12:31:00 ID:???
ZEEBRAは行きつけだったバーにいた。
人相は悪いが気のいいマスターが一人でやっている小さな店だった。
頻繁に通ったわけではないが独りで飲みたい時は決まってここに来て
夜通しマスターと話した。思えば迷ったときが多かっただろうか。
今回もそうだ。ZEEBRAは迷っていた。
ラッパー達と殺し合うべきか助け合うべきか、そんな事ではない。
―――自ら命を絶とうか迷っていた。

まぶたの裏に焼き付いて離れないシーンがその思いを強くさせた。
YOU THE ROCKがPESを撃った場面だ。
あの時ZEEBRAはYOU THE ROCKに声をかけようとしていた。協力して殺人ゲームを乗り切ろうとしていた。
だが一発の銃声でそんな考えは打ち砕かれた。
倒れたPESを助けることも走り去るYOU THE ROCKを追いかけることも出来ず
ZEEBRAはただがむしゃらにその場から逃げ出していた。
その後すぐに児童公園でYOU THE ROCKと再会することとなったが、それは彼の亡骸だった。
呆然自失となったZEEBRAは街を彷徨い続け、気付いたときにはバーの前にいた。
当然扉は閉まっていたため、道路に面した窓を割り中に入った。
誰もいない店内はひどく広く感じたが、なんとも言えない懐かしさに包まれた時
彼はデイパックから「毒薬」と書かれたラベルのついた瓶を取り出し手近の席についた。
せいこうの直筆らしいそのラベルには小さく「自殺なんてするんじゃねぇぞ馬鹿野郎」とも書かれてあった。
「…どっちがバカヤロウだよ……」
そうつぶやきながらZEEBRAの顔には少し笑みすら浮かんでいた。

ただ、その笑みは乾いていた。

458 :1日目 午後6時前 バー:2006/03/18(土) 12:31:38 ID:???
ZEEBRAは父親のいない子供の寂しさを悲しみを良く知っている。
だがそれ以上に人を殺してまで生きるのが自分にとっても家族にとっても嫌だった。
例えそれがこのゲームを強制したせいこうだとしても…
そんな思いがZEEBRAにバーのマスターを求めさせたのだろう。
しかし目に見えないマスターは何の福音ももたらしてはくれなかった。

ZEEBRAは毒薬を適当に入れたグラスによく飲んでいたウィスキーを静かに注いだ。
瞬く間に毒薬が溶け出しアーモンドの香りがする。青酸系の毒のようだ。
そして意を決しグラスを口に近づけた瞬間、怒号とも言える大声が狭い店内に響き渡った。
「OASIS殺ったのはてめーか!?」
怒号の主は童子-Tだった。

このゲームの性質を考えれば無意味に大声など立てるものではない。
自分の居場所を知らせることは何か目的の無い限り自殺行為にしか成り得ない。
しかし童子-Tからはそんな配慮は微塵も感じられなかった。
普段の童子-Tなら人前で怒鳴ったりなどは決してしないがこの時ばかりは違うらしい。

今右手にモップの柄、左手には支給された物であろう機動隊の持つようなジュラルミンの盾を持っているとはいえ
ZEEBRAの前に仁王立ちで立ちはだかっている事からも配慮の無さを感じさせた。
そして今、童子-Tはすさまじい殺気を放ち半狂乱状態でZEEBRAを睨みつけている。
「おい、先に言っとくぞ?OASIS殺ったのはてめぇだってのはわかってるから
 下手な言い逃れはするだけ無駄だってことをわかっとけよ!?」
「え?お前何言って…」
「普段からK-DUBが言ってたぜ…仲間だと思わせて結局裏切るのがZEEBRAだってな!
 そのてめぇがOASISを殺すってのはごくごく順当な展開ってわけだ……よなあ!!」
言い終えると同時に童子-Tは躊躇無くモップの柄を振り下ろした。
咄嗟に飛び退いた椅子に柄の先のT字の金具がぶつかると、金具はぐにゃりと曲がった。

459 :1日目 午後6時前 バー:2006/03/18(土) 12:32:36 ID:???
ZEEBRAは驚いていた。急に童子-Tが現れた事よりもOASISを殺したと思われている事に。
(冗談じゃねぇ!被らなくていい濡れ衣まで被せられては死ぬにも死ねねぇ。)
「ま、待て…やったのはオレじゃない!!
 そもそもK-DUBの言ってることはあくまで俺とあいつの音楽性の違いの話だろ!?
 なんでそんな話にかこつけられてまで俺が犯人にされなきゃならねえ!?」
「じゃあ誰が…誰がやったって言うんだ!!?」
聞く耳も殆ど持たない風に、童子-Tは叫びながらモップの柄を横薙ぎに振り回した。
激しく壁に叩き付けられたT字の金具は柄から弾け飛び、
カウンターを飛び越え大きな音を立てて流しに飛び込んだ。
何とか童子-Tを説得しようとするが言葉が思い浮かばない。視線を巡らせたZEEBRAは苦し紛れに言った。
「見ろ!オレの武器はそこの毒薬だ。簡単に殺せるわけ無いだろう!」
あまりにも意味の通らない言い訳だった。
(ダメだ…)
ZEEBRAは半ば諦め気味に覚悟を決めた。このまま殺されようと。
(どうせ死ぬつもりだったしな…)
心の中で今静かに家族に別れを告げた。

しかし意外にも童子-Tに反応があった。うつむき気味に何かブツブツとつぶやいているのだ。
「…そういやOASISの胸は銃で撃たれたみたいになってたな……」
意図せぬことではあったが説得は成功したようだった。

ZEEBRAは内心ホッとしていた。
そして自殺しようとした、また殺される覚悟を決めた筈の
さっきの自分との心境のギャップになんとも言えず苦笑いを浮かべていた。

460 :1日目 午後6時前 バー:2006/03/18(土) 12:33:25 ID:???
ZEEBRAは落ち着いた童子-TからOASISの遺体の状態などについて聞いた。
カウンターの影に座り、酒をあおる童子-Tの身体は小刻みに震えていた。
そして童子-Tは重くしっかりとした声で言った。
「俺、許せねえよ。OASIS殺った奴も、せいこうも。」
童子-Tの目に恐怖心は微塵も感じられなかった。その瞳には純然たる怒りの光だけが灯って見えた。
「ZEEBRA、一緒にやろうぜ。こんなモンブッ潰さないと。」

その目を見たZEEBRAに何か後ろめたいような気持ちが去来する。
がむしゃらに音楽活動に明け暮れていた、
前だけを見つめていたあの頃の自分に心の中を覗き見られた気分だった。
「い、いや…俺は人を殺すなんて……イヤ…なんだ…」
耐え切れず目線を逸らし、なんとかそれだけつぶやいた。
途端に童子-Tは感情を昂ぶらせZEEBRAに掴み掛かった。
「何言ってんだ?お前にだっていい歳のガキがいるんだろ。このまま死んでいいのか?」
感情が真っ直ぐな分その台詞が深く心に突き刺さった。
そしてZEEBRAは決意した。もう少しだけ戦ってみようと。
他人とではなく、この辛い状況から逃れるために家族すらも捨ててしまおうとした自分の弱さと。
殺したくは無い。そしてそう思っている者は多い筈だ。だからこそなんとか出来るかも知れない。
既に何人も死んでしまっている現状を鑑みればあまりに甘い考えだとわかっていたが、
そう考えることだけが現状を脱する唯一の望みだということもわかっていた。
表情の変化からZEEBRAの決意を汲み取った童子-Tは小さく頷いた。

461 :1日目 午後6時前 バー:2006/03/18(土) 12:35:06 ID:???
その時童子-Tの背後から二人のものではない声が響いた。
「へぇ、仲良さそうでいいじゃんよ。」
そこにはBLUE HERBのBOSS THE MCがいた。
カウンターから身を乗り出したボウガンと共に。

静寂が続いていた。
BOSSが二人に声をかけてから何分経っただろう。
一言も喋らずただニヤニヤ笑みを浮かべながら二人にボウガンをちらつかせている。
まるで二人の生殺与奪権を自分が持っているという事を殊更に強調するかのように。
そして無言のまま二人を店の奥の壁際に追いやり、自分はカウンターを乗り越えて二人が元いた辺りに位置取っていた。

ZEEBRAは数分間の静寂の間ひたすらに自分の思慮の足りなさを反省していた。
どうしてBOSSの侵入に気付けなかったのか。
どうして誤解の解けた童子-Tとすぐにここを離れなかったのか。
どうして軽々しく自殺などしようとしたのか、と。

ZEEBRAが思考停止の状態に陥っている時、童子-Tはこの上なく苛々していた。
BOSSの態度は彼の神経を充分に逆撫でしていたが、それ以上にZEEBRAの態度が不満だった。
顔はBOSSの方を向いているが目の焦点は明らかに合っていない。
そのせいでZEEBRAに意思を伝えることが出来ずにいたからだ。
(呆けてる場合じゃ無いだろ??お前が気付けば何とか出来るのに!)
ZEEBRAと正反対に現状の打破のみを考えていた童子-TはBOSSの弱点に気付いていた。
ボウガンは連射できない。
つまり二人同時にかかれば少なくとも一人、BOSSが瞬時に標的を絞れなければ上手く行けば二人とも無事で済む。
そう考えると今のZEEBRAに苛立つのも仕方なかった。

462 :1日目 午後6時前 バー:2006/03/18(土) 12:35:58 ID:???
そして童子-Tの苛立ちが頂点に達しようかという時、夕方6時を告げる忌々しい放送が流れ出した。

「みなさん生きてますかぁ?」
いつもの返事を必要としない呼びかけが街中に響き渡る。
「ではこの6時間の脱落者を発表する。安室奈美恵!DJ KAORI!DJ HAZIME!
 えーあと1名いたかな?いなかったかな?まあいいか、とりあえず以上3名です。
 みんななかなかルールを理解してくれているようで非常に嬉しい。
 では『真のヒップホッパー』を目指して皆頑張るように。死ぬなよーーー!!」

放送によって幾分冷静さを取り戻したZEEBRAは童子-Tと視線が合った。何かを訴えているようだった。
程無く童子-Tが今にもBOSSに襲い掛かろうと考えていることに気付いた。
(馬鹿な!一体どういうつもり…)
そこまで考えてZEEBRAは童子-Tと同じくボウガンの弱点を発見した。
が、それとは別に童子-Tにはどうにも釈然としないものがあった。
それが何なのかわからない内に童子-Tは行動を起こそうとしていた
カラスの鳴き声が聞こえBOSSの目線がわずかに二人から離れた瞬間
童子-Tが動き出した。ZEEBRAもそれに追従せざるを得ずBOSSに飛び掛かった。


不意に聞こえた銃声に達磨様は身をすくませた。
(遠くない場所で殺し合いが行われている…)
怖くなった達磨様は隠れ場所に急いだ。

463 :1日目 午後6時前 バー:2006/03/18(土) 12:36:59 ID:???
ZEEBRAの拳は確実にBOSSの顔面を捉えた。
吹っ飛ばされたBOSSはカウンターで後頭部を強かに打ち、ぐったりしている。
ZEEBRAの左腿にわずかに痛みが走った。
ボウガンで打たれた傷だが幸い少し肉をもっていかれた程度で済んだようだ。
そんなことよりZEEBRAには心配すべきことがあった。
ZEEBRAは素早く二つの凶器を適当にカウンターの向こうに放り投げ童子-Tの元に駆け寄った。
童子-Tは腹部から多量の血液を流していた。銃で撃たれたのだ。
童子-Tを撃ったのはBOSSが背広の袖に隠し持っていた小型の銃デリンジャーだった。

童子-Tは腹に今まで味わった事の無い激痛を感じながらさっきからの違和感の正体について理解した。
(BOSSの不自然な沈黙は焦れたオレ達に襲いかからせ同時に殺すためのものだったんだな…
 あの時距離を取ろうと後ずさったBOSSが足元に落ちていたボールペンで
 バランスを崩さなければ、おそらく二人とも死んでいただろうな……)

童子-Tの考えは当たっていた。
一応、事はBOSSの予定通りに進んだが、ボールペン一本に
文字通り足元をすくわれてしまう結果となってしまった訳である。

ZEEBRAはとりあえずバーに備え付けられていた救急箱で童子-Tに応急処置を施した。
素人なのだから腹部を銃で撃たれた時の急所などわかる筈も無い。
とりあえず横っ腹のキズで銃弾が貫通していたのがZEEBRAの気休めにはなった。
続けてZEEBRAの傷口を冷やそうと流しに向かった時、ZEEBRAの身体が凍りついた。
BOSSが本来寝転んでいるべき場所にいないのだ。
煙のように消えたのでなければ、BOSSが今いる場所はカウンターの向こうか外に逃げ出したかだ。
だが外に出たのならばドアからにせよ窓からにせよ気付かないと言うことはまずあるまい。
そして最悪なことに武器は二つともカウンターの外にある。
しかもどの方向に放り投げたのかも覚えていない。
BOSSは次の瞬間にでもに襲ってくるであろう。
ZEEBRAが足音を立てぬよう姿勢を低くし摺り足で後ずさったその時、
カウンターからボウガンを構えたBOSSが顔を出した。

464 :1日目 午後6時前 バー:2006/03/18(土) 12:37:35 ID:???
この戦いでZEEBRAはとても幸運だったと言えるのかも知れない。
まず床にボールペンが転がっていた事。
そして今BOSS ZEEBRAの真正面に現れた事。
何より勘違いして童子-Tに襲い掛かった事!
ZEEBRAはBOSSがボウガンを放つよりも早くフリスビーでも投げるかのように
さっき流しで拾ったモップの柄の先、金属でできたT字形の部分を全力で投げつけた。
柄の先は、ZEEBRAに殴り飛ばされ未だに意識が朦朧としていたBOSSの顔面の芯を完全に捕らえた。

T字の片方の先端がBOSSの右眼にめり込んだ。
もう二度と右眼を使うことは出来ないだろう。
予想だにしなかった衝撃にBOSSは自らの放ったボウガンの矢の行方を確認する事も出来ずに、
閉じられていたバーのドアの鍵を開け外へと飛び出した。
右手で目をおさえ左手にボウガンを持ったままBOSSは路地の奥へと消えて行った。
定まらない意識の中で呪詛の言葉をつぶやきながら…

465 :1日目 午後6時半頃 寂れた雑居ビル:2006/03/18(土) 12:39:08 ID:???
ZEEBRAと童子-Tはバーの近くの寂びれたビルのトイレの中にいた。
重症の童子-Tを遠くまで連れて歩くわけにも行かず、誰かに狙われた時満足に戦う事も出来そうに無い。
そんな状況の中では最善ではなくともましな選択だとZEEBRAは思った。
お世辞にもキレイとは言えない所だったが水は幾らでもあるし
こんな状況でゆったりトイレに来る神経など真っ当な人間にはまず無いだろう。
同じ考えの者がいなければ。
頭に浮かんだこの言葉をZEEBRAはかき消した。これ以上童子-Tを連れ外に出ることは避けたかった。お互いのために。

水を飲み一息ついた頃童子-Tが意識を取り戻した。
「… ZE…EBRA……悪い、やっちまった…」
「何言ってんだよ。そんなことより早く怪我治してくんねえと。一緒に戦うんだろ?」
少し笑ってZEEBRAは答えた。
「…おう……!…お前……肩どうしたんだ…?」
BOSSが最後に放った矢はZEEBRAの左肩を直撃していた。
かなり熱を持っていることからも骨折しているかも知れない。
「これ?かすり傷じゃねぇ?それよりなんか食うモン取ってくるからちょっと待ってろよ。」
手酌で水を童子-Tに与えZEEBRAは立ち上がった。
「行ってくるぜ。」
右手にバーの隅で見つけたデリンジャーを持ち、静かにトイレのドアを閉めた。
念のため気配を殺し足音を立てずに階段を下りてビルを出たZEEBRAは
辺りに誰もいない事をしっかり確認して食料の調達に向かった。
ただ、その姿を別のビルの窓から見ていたRUMIに気付くことは出来なかった…

466 :1日目 午後6時半頃 寂れた雑居ビル:2006/03/18(土) 12:39:42 ID:???


ふと童子-Tが廊下の足音に気付いた時、足音の主がトイレに戻ってきた。
「なぁZEEBRA…無事に帰ったら、俺の新作に参加しろよ……」
目を閉じ声は少し震えていたが、出来るだけはっきり聞こえるように言った。
「… じゃあちょっと……寝るから…」
言い終え、まどろむ意識の中で額に冷たい物が当てられた。
(…そこまで…してくれなくても……いいのに…)
感謝の言葉と共に意識が途切れる瞬間、頭部に軽い圧迫感を感じた後、童子-Tの意識はブラックアウトしていった。


ZEEBRAは嘔吐していた。止まらなかった。
もう十分間近く経ったのではないだろうか。
しかし胃液すら出なくなっても止まらなかった。
その傍らにはスーツを布団代わりに童子-Tが寝転んでいる。
ただ熟れたスイカを地面に落としたようなものが頭の代わりをしていたが。

ZEEBRAがビルのトイレに帰り着いた時、既に童子-Tの生命には終止符が打たれていた。
明らかに他人の手によって。
わけがわからない。?????????何故?いつ?誰が?????????
やっと前向きになりかけたZEEBRAの思考は停止した。

そして込み上げる嗚咽は一時間以上続いた……

467 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/18(土) 12:41:07 ID:CmP1Izvo
週末なんでもっとうpしていきますm(_ _)m

468 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 12:47:53 ID:???
乙!!!
期待age!!

469 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 13:58:38 ID:???
(`・ω・´)

470 :ガンガレ:2006/03/18(土) 19:25:48 ID:???
ちょうおもしろいよ!
スレヌシがんばって!

471 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 19:49:39 ID:l1sK7oRU
超おもしろいよ!!頑張れ!

472 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 19:52:06 ID:4uReHjLT
同時兄さん…!

473 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 20:13:02 ID:GOiwbxng
達磨様ってだるまさんにしてほしかった
キャラも違くない?

474 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 22:32:28 ID:???
良スレ期待あげ

475 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 22:41:20 ID:aP+v4zjF
これ読んでいると、一部のラッパー(いわゆる悪役?)達に嫌悪感をリアルに抱いてしまうのは俺だけ?

476 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 22:42:39 ID:???
>>475お前だけ

477 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 22:47:08 ID:GSzh6cfc
俺も嫌悪感感じる。とくにBOSS

478 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 23:36:17 ID:???
そういう奴は、なんでも鵜呑みにするし、ダマされやすいバカ
宗教とか勧誘にヤられやすいタイプ

言い方変えたら正直者

はっきり言って「2ch」は向いてない

479 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 23:38:51 ID:aP+v4zjF
あたってる
でも勧誘系は嫌いだから追い返してるw

480 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 23:42:34 ID:???
分別つけて物を見てくれ
2chばかりで情報仕入れてないでCD聴くにしても自分で判断しなきゃ

481 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 23:43:45 ID:???
俺は現実でも縞馬と童子おじさん嫌いだからBOSSがやられたのはがっかりだったな

482 :訴える名無しさん。:2006/03/18(土) 23:47:27 ID:???
>>481そうやって荒そうとするなよ

483 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 00:00:27 ID:???
うpマダー

484 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 00:03:42 ID:aP+v4zjF
>480ごもっともです。



スレ違いなので落ち

485 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 00:15:07 ID:wSVWGZJb
流石に実写は不可能から、せめてラッパーの写真切り取ってカタカタ動かしてBRの動画作ってくれる神は現れないかなぁ…

486 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 00:39:57 ID:???
リアルHIPHOPバトルロワイヤル
http://csx.jp/~playmate1379/1137905170045.wmv

487 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 00:51:03 ID:G+Uh77bx
そろそろ師匠キボンヌ。     あとJINも。

488 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 01:22:55 ID:uFBL6sx1
ダボマダーチンチン

489 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 01:23:54 ID:W/vIMZOE
うpまだー?

490 :1日目 午後6時前 ホビーショップ:2006/03/19(日) 01:33:49 ID:???
「…SUIKEN、落ちついたか?」
S-WORDは心配げな表情で、SUIKENの顔を覗き込んだ。
「…ああ。ライブハウスにいた時よりはな」
そう呟くSUIKENの顔色は、ずっと前から青ざめたままだった。

無理もなかった。
ただでさえ顔見知りと殺し合うという理不尽な状況に放り出されているのに…
スタート前に、MUROの無残な姿を見せられているのだ。
あのスタート地点で、声をあげて泣くYOU THE ROCKのその後ろで、SUIKENもまた涙していた。
「俺らの憧れの…MUROさんが…こんな酷い姿に…」
ただ泣く事しか出来ずに、立ち尽くしていた。
そんなSUIKENを見て、S-WORDは心配でたまらなかった。
「とにかく…SUIKENと離れないようにしなくては」
大事な仲間を見捨てる事なんて出来ない。
武道館の出発順は、S-WORDが先だった。
茫然自失のSUIKENに、S-WORDは素早く囁いた。
「SUIKEN、ホビーショップまで来てくれ。いいか。俺、そこで待ってるから…」
ホビーショップは、SUIKENがよくフィギュアを買いに行く店だ。
そこならば、SUIKENも迷わず安全な道を通って来れるだろう。
「じゃ… 後でな!」
S-WORDは出口でデイパックを受け取り、駆け出して行った。

491 :1日目 午後6時前 ホビーショップ:2006/03/19(日) 01:35:29 ID:???
「しっかし、この店っていろんな物があるよなぁ」
S-WORDは店内をぐるりと見まわして呟いた。
SUIKENが来る前に、何か使えるものはないかと物色をしていたのだ。
この店がフィギュアの他にモデルガンも扱っていたのは好都合だった。
S-WORDの手元には、サブマシンガンのモデルガンがあった。
『片手のみで操作可能。最大で1分間に最高750発発射出来ます』
ショーケースの説明書きには、そう書いてあった。
動き回る事を考えると、これがベストの選択であろう。
殺傷能力はないにせよ、はったりをかますのには十分だ。
「できる事なら、人殺しはしたくない…みんな生きていてほしい」
「みんないいヤツばかりなのに…何でこんな事に…」
S-WORDが目に涙を浮かべたその時、夕方6時の、3度目の定期放送が聞こえてきた。
『…ではこの6時間の脱落者を発表する。
 安室奈美恵!DJ KAORI!DJ HAZIME!
 えーあと1名いたかな?いなかったかな……』
「DJ HAZIME…!!あと安室…DJ KAORI…女まで参加させてるのか!?いったい何考えてるんだ…」
「…MUROさん、桃太郎、PES、OASIS、YOUさんにLITTLE、Diggy-MO'…10人は確実か」
SUIKENが力なく呟きながら天井を仰ぎ見た。
「せいこう…本当に最後の一人までやらせるつもりなんだろな…」
そう呟くS-WORDの声はいつになく弱々しかった。
そして…悲しくも現実を伝える放送は、二人に長い沈黙をもたらした。

492 :1日目 午後6時前 ホビーショップ:2006/03/19(日) 01:36:38 ID:???
「俺たち…生き残らなきゃな」
天井を見つめながら、SUIKENが呟いた。
「ああ、俺たちが死んだら…NITROもK.O.D.P.もないぜ」
そう言ってS-WORDは立ち上がり、再び使えそうな物を物色し始めた。
「あ…SUIKEN!いい物があるぜ!ほら!」
S-WORDは大声で叫びながら、ショーケースを指差した。
ショーケースの中には「非売品」と書かれた札が付いた防弾チョッキがあった。
「防弾チョッキ!?ああ、そういやここのオヤジが趣味で集めてたっけ」
「これ、本物だよな?使えるぜこれは!」
そう言うやいなやS-WORDはショーケースの硝子を叩き割り、防弾チョッキを取り出した。
「うわ、結構重たいな」
だいたい2kgぐらいだろうか?ズッシリとした重みがあった。
「まあ、防弾っつうぐらいだしな。重い方が守りもしっかりしてるだろ。とりあえず、とっとと着ちまおう」
――――その時だった。

パンッ、パンッ、パンッ!

店の外で、乾いた衝撃音が鳴り響いた。
「… 銃声!?すぐそばで誰かが…」
「隠れるぞ、S-WORDっ!見つかったら俺たちもやられる!」
二人は急いで防弾チョッキを抱え、デイパックとモデルガンを拾い上げて店の奥へと向かった。

493 :1日目 午後6時前 ホビーショップ:2006/03/19(日) 01:37:25 ID:???
その時店の外では、Mummy-DとILMARIが対峙していた。
撃ったのは、Mummy-D。ILMARIの太ももとヒザを撃ちぬいていた。
ILMARIはといえば、ホビーショップに向かおうとしていた所だった。
この店は、ILMARIの行きつけでもあった。
SUIKENとS-WORDがいるなんて、知る余地もない。
ただ、S-WORDと同じ様に「モデルガンがあれば、はったりになるかもしれん」
そう考えて、店を物色しようと考えていたのだ。
そして店まで後少しという所を、後ろからMummy-Dに狙われたのだった。
足に衝撃を感じ、よくわからぬまま地面に崩れ落ちた。
そして一瞬カァッと熱くなったかと思ったら、とんでもない激痛がヒザを襲ってきた。
「グアッ…クッ…だ、誰だっ」
「俺だよ、ILMARI。ダメじゃねーかよー、背中にも目ぇ付けとかなきゃ」
「D、くそぉ…っ」
ILMARIはMummy-Dを睨みつけるが、立ちあがる事が出来ない。
(クソッ、ここで殺られるのかっ…)
Mummy-Dがゆっくりと近づいてくる。でもILMARIは、逃げる事が出来ない。
(死ぬにしても…無駄死にだけはするもんか!)
ILMARIは片手で自分のデイパックをまさぐり、支給された大ぶりのナイフの柄をグッと握り締めた。

494 :1日目 午後6時前 ホビーショップ:2006/03/19(日) 01:39:07 ID:???
「D、何で足を狙った!後ろからなら一発で俺を殺せただろうが!」
「やだなぁ。天下のILMARIクンに秒殺なんて…失礼な事、出来ないじゃんよ」
目の前で仁王立ちしたMumm-Dは、口元に笑みを浮かべながらイヤミっぽく話し続けた。
「闘いってのは、相手を仕留めるまでの過程を演出しないとねえ。強ければいいってもんじゃねえだろ?」
そういうとMummy-Dは銃をILMARIの胸元に突き付けた。
「さあ、お喋りはこれくらいにして…ILMARI。最後に何か言い残す事はあるか?」
「殺れるもんなら殺ってみろ…あんたが人を殺すことが出来るのかっ!」
もう殺される以外道がない状況で、最後の足掻きとばかりにILMARIは叫んだ。
「ああ。出来まるぜ。今さら一人や二人増えたって変わらないからな」
「一人や二人って、あんた…」
アッサリと答えるMummy-Dの言葉に、ILMARIは寒気を感じた。
「今朝公園でLITTLEを殺ってきた」
そう語るMummy-Dの脳裏に、LITTLEを殺めた時の事が浮かんできた。
(LITTLE…この手でLITTLEを刺したんだ…)
あの瞬間の感触が手に蘇る――――忘れたくても忘れられない、あの感触。
その時、ピンと張りつめていたMummy-Dの殺気が緩んだ。
その一瞬をILMARIは見逃さなかった。
デイパックからナイフを握り締めた手を引き抜き、もう既に感覚の消えつつある両足を踏ん張り
ありったけの力を込めてMummy-Dの腹部めがけてナイフを振り上げた。

495 :1日目 午後6時前 ホビーショップ:2006/03/19(日) 01:40:44 ID:???
ガツッッッ!!

―――切っ先に固い感触を感じた。
その衝撃で、ILMARIの手からナイフが弾け飛ぶようにして地面に落ちた。
「…何すんだよ、まったく…無駄な抵抗だよなぁ。ま、刺さなくて良かったんじゃん?いいもんじゃないですぜ、あの感触は」
「何で…何か仕込んでるのか!?」
「ああ、デイパックに殺った奴の武器をしまってたら入りきらなくなったんで、腰に巻いたんだよ」
そう言いながら、Mummy-Dはシャツをめくってみせた。
その腰には…レプリカのチャンピオンベルトが巻かれていた。
(そ…そんなモン巻いてるなぁ〜っ!)
ILMARIにとって千載一遇のチャンスは、チャンピオンベルトによってあっけなく打ち砕かれた。
「あーあ。ILMARIのせいで傷が入っちゃったよ…でも、さすが俺のベルトだよな。命拾いしたぜ」
Mummy-Dはベルトを愛おしげに撫でながら呟いた。

「さあ、そろそろお別れだな…」
「D!…なぜあんたは殺すんだ!?なぜ殺さない方法を考えない…」
全ての力を使い果たしてしまったILMARIが、息も絶え絶えに訴えた。
「…結局、殺らないと殺られるだけじゃねえか。俺は自分が一番かわいいからね。死にたくねえんだって」
そう話しながら、Mummy-Dは銃をILMARIの左胸にピタリと当てた。
「じゃあ…さよなら、ILMARI!」

パンッ!パンッ、パンッ、パンッ!

最初の一発で、ILMARIは声も立てずに崩れ落ちた。
そこへ追い撃ちをかけるように、三発。
みるみるうちに、地面に血だまりが出来た。
Mummy-Dはナイフを拾い上げてデイパックにしまいこんだ。
「…さて。あの店に何かあるらしいな。ちょっと漁ってみるか」
Mummy-Dは、ホビーショップの方に向かって歩きだした…。

496 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/19(日) 01:42:42 ID:???
あの…まとめサイトとか手伝ってくれる人、いませんか…
一応このスレがdat落ちしても新スレで再うpできるように文章は保存してるんですけど

497 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 02:09:43 ID:???
続き書かないならもう寝るぞ

ったくさっさと全部かけや、ちょびちょびじゃなくてよ

498 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 02:14:31 ID:2YVobO5S
HIPHOPの漫画サイトない?

499 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 02:44:00 ID:???
>>1
乙。続き楽しみにしてます。

イルはDさんを呼び捨てにはしないだろう。。。

500 :キリ番マン:2006/03/19(日) 02:48:35 ID:???
>>500

501 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 02:56:20 ID:???
>>499
状況が状況だから呼び捨てで可

502 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 03:13:23 ID:cYV3O29v
バトルロワイ‘ア’ルね

503 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 04:14:09 ID:A37DB4Qb
頑張って☆応援してるぜ

504 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 06:58:53 ID:???
>>1 いい 好きだな

505 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 10:28:18 ID:???
竜王観てたらせいこうを見る目がいつもと違ってしまった…

506 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 10:51:58 ID:t9EXlbLv
イルマリもペスも死んじゃったのかー

507 :1日目 午後6時過ぎ ホビーショップ:2006/03/19(日) 11:05:41 ID:???
パンッ!パンッ、パンッ、パンッ!

…店の奥と言っても、元々広い店ではないので外の音が良く聞こえてくる。
ILMARIの叫び声も、何を言ってるのかわかるぐらいに聞こえた。
それによって、ILMARIが絶命した事や、銃でILMARIを撃ったのがMummy-Dである事がわかった。
「Mummy-D…殺っちまったか…」
SUIKENがため息混じりに呟いた。
「あの人にだけは会いたくないなぁ。あの人なら意外と何の躊躇いもなく殺りそうだし」
「でも、生きている限り絶対どこかで顔を合わせる羽目になるからな。俺は…戦いたくないけど」
「…襲ってきたら、最低でも一撃食らわさないとダメかもな。話してわかる人じゃないだろ、きっと…」
イザとなったら、殺らねばいけない…。自分を守る為にはそれしかない。
それでも、殺したくない。知り合いを殺るなんて出来ない。
でもMummy-Dは、襲ってくるに違いない。
(どうすればいいんだ…どうすればこれ以上誰も死なずに済む!?)
S-WORDは必死に考えを巡らせた。でも、何も浮かんで来なかった…。
「SUIKEN、とりあえず今はここから脱出しねえか!Dさんと顔を合わせる前に…」
S-WORDがそう言いかけた時、バンッ!と勢い良く店の入り口のドアが開く音がした。
「まさか…D!?」
「念の為、防弾チョッキ着ておくか。しかし…最悪だな」
二人は息を潜め、防弾チョッキを着込んだ。Mummy-Dに見つからない事を祈りつつ…。

508 :1日目 午後6時過ぎ ホビーショップ:2006/03/19(日) 11:06:50 ID:???
「…ん?もう誰か来た後なのか?」
叩き割られたショーケースが、誰かが物色した後である事を物語っていた。
「使えそうな物は残ってないか…ん?」
Mummy-Dは足元に何かが落ちているのを見つけた。
「このタオル…NITROか」
落ちていたのは「NITRO〜」と書かれたタオルだった。
グッズが余っていたのを、自分たちで使っていたのが垣間見られる。
店の奥に逃げ込む時に落としたらしい。
「NITROの誰かがこのタオルを落としたって事は、よっぽどアセっていたって事だな」
Mummy-Dはグルリと店内を見渡した。まだこの店の中にいるかもしれない。
Mummy-Dは右手に拳銃、左手に盾代わりのジェラルミンケースをかまえて、ジリジリと店の奥へ歩を進めた。

「…あの人、こっちに向かってきてるみたいだぞ」
S-WORDが声を潜めて言った。
「バレたのか!?何で人がいるってわかったんだ!?」
SUIKENは自分のせいである事をまだ知らなかった。
「仕方ない…来たら先制攻撃するしかないな」
「武器は使っちゃ…そういやSUIKEN、武器、何だった?」
二人は動揺していたのと最初から殺し合いをする気がなかったせいもあって
支給された武器が何であるかを未だに確認していなかった。
二人はMummy-Dに気づかれないようにソッとデイパックの中を改めた。
SUIKENに支給されたのは、シリンダー式の拳銃だった。
「ま、手足を狙えば殺さずに済むか…S-WORD、お前のは?」
「SUIKEN…これ、何かわかるか?…」

509 :1日目 午後6時過ぎ ホビーショップ:2006/03/19(日) 11:07:24 ID:???
S-WORDのデイパックから出てきたのは、黒い小さな箱だった。
てっぺんに赤いボタンがついており「押してみろ 押せばわかる」と書いてあった。
「押せばわかるって…押してみるか」
「あ、S-WORD!押すな!それってたぶん…」
「え?」
カチッ。SUIKENが言葉を言い終わる前に、S-WORDはボタンを押してしまった。
すると箱の正面のパネルが動き出し、中からデジタルパネルが現れた。そして
『ああ、どうもこんにちは』
…突然、いとうせいこうのあいさつが箱から聞こえてきた。

「…ん?」
せいこうの声に、Mummy-Dの動きが止まった。
せいこうの声が聞こえてきたという事は、何か良くない知らせに違いない。
SUIKENとS-WORDも同じ考えだった。嫌な予感がする…。
そんな彼らの気持ちなどお構いなしに、せいこうの声は流れつづけた。
『…エー、この箱は時限爆弾です。今、ボタンを押した事により時限装置が作動しました!
 制限時間は5分!5分経ったら爆発するぞ!みんな頑張って5分以内に逃げたまえ。
 尚、このボックスに衝撃を与えたり分解しようとするとその場で爆発するから注意するように!
 では諸君の健闘を祈る…』
…せいこうの能天気な声が聞こえなくなったのと同時に、デジタルパネルが作動し始めた。
「4:59…58…57…」時間はどんどん過ぎていく。

510 :1日目 午後6時過ぎ ホビーショップ:2006/03/19(日) 11:08:16 ID:???
「あーっ、やっぱり時限爆弾だったかぁ…くそっ!」
「すまん…俺がボタンを押したばっかりに…」
S-WORDがでうな垂れ、呟いた。
「もう動き始めたんだから、言い訳しても仕方ねえ。何とかして、この場から脱出せんと・・・」
爆弾のタイマーを止める事も、壊す事も出来ない。
それに今のせいこうの声で、隠れている場所をMummy-Dに悟られたのは確実だ。
SUIKENが必死に考えを巡らせる横で、S-WORDは押し黙っていた。
(俺のせいだ…何とかしなきゃ…そうだ!)
「…SUIKEN、俺が囮になるからDを撃ってくれ!」
「な…S-WORDっ、バカな事言うな!お前、武器持ってないのにどうすんだ!?」
SUIKENは驚き、S-WORDを見た。S-WORDの目はこの上ないほどに真剣だった。
「さっき見つけたサブマシンガンのモデルガンでDを打つ。
 そこでDが怯んでいる隙に、奴の動きを止めてほしい。
 防弾チョッキも着てるし、何発かは弾を受けても大丈夫だろうから…」
「S-WORD…」
「それしかないだろう!早く逃げないと爆発するんだから!」
SUIKENはフーッと深いため息をつき、軽くうなづいた。
「そうだな…でもS-WORD、死ぬなよ…」
「こればかりは運を天に任せるしかないけどな。
 SUIKENも…死んじゃダメだからな。」
S-WORDはニッコリと、しかし淋しさをたたえた笑みを浮かべた。
「ああ…死んでたまるか!俺は生きるぞ…」
二人は覚悟を決めた。誰も殺したくはなかったが、仕方ない。
Mummy-Dを倒さなければ爆死する。
たとえMummy-Dを撃ち殺さなくても、致命傷を負わせた時点で殺したも同然だ。
Mummy-Dだってここから逃げられなければ爆死してしまうのだから…。

511 :1日目 午後6時過ぎ ホビーショップ:2006/03/19(日) 11:09:53 ID:???
せいこうの声が聞こえなくなった時、Mummy-Dは呆気にとられていた。しかしすぐに我にかえり考えた。
突然のせいこうの声。誰かがボタンを押し、時限爆弾を作動させた。
「…これで誰かいる事が確定したわけだ」
相手は逃げようとするだろう。しかし、逃げ道には自分がいる。
自分はそのまま逃げられるかもしれない。でも、相手は自分を倒さないと逃げられない。
今ここで逃げようとして背中を向けたら殺られるだろう。
「NITROの誰かだか他の誰かだか知らんが、殺るしかないって事だ…」
相手はおそらく正面にあるカウンターの中にいる。
さっきのせいこうの声が聞こえてきたのも、カウンターの中だった。
Mummy-Dは再び拳銃を構えた。

S-WORDの傍らに転がる時限爆弾のタイマーが、残り時間が3分強である事を示していた。
「俺が左から撃ち始めたら、SUIKENはちょっと間を置いた後に右から撃ってくれ」
「…わかった」
作戦を確認した後、S-WORDはモデルガンを構え、SUIKENは拳銃の撃鉄を引いた。
「じゃ…行くぞ!」
S-WORDは勢い良く立ち上がった。5mほど先にMummy-Dの姿があった。

タタタタタタタタッ!

S-WORDは一心不乱に、Mummy-Dに向けてサブマシンガンを撃ち込んだ。
Mummy-Dの気をそらせればいい。ほんの少しの間だけ…。
「しまった!二対一だったのか…!?」
Mummy-Dは、予想だにしなかったS-WORDの登場に一瞬怯んだが
自分に当たった弾が本物でない事に気づくと、構えていた拳銃を発射した。

パンッ、パンッ、パンッ!
「ウグッ!」

512 :1日目 午後6時過ぎ ホビーショップ:2006/03/19(日) 11:10:23 ID:???
ガーンッ!
「グアッッッ!」

…意外にもダメージを受けたのは、SUIKENの方だった。
突然の激痛にSUIKENの顔がゆがんだ。撃鉄を引き直す事も出来ないぐらいの痛みだった。
SUIKENはTVドラマの刑事のように、片手で拳銃を撃った。
その瞬間ものすごい衝撃が右手を通じ、肩へと伝わった。
そして肝心の銃弾は……Mummy-Dを捕らえる事が出来なかった。
やはり衝撃で腕がブレて、的を外してしまったのだった…。
「SUIKENか…。カッコつけて片手で撃つからこうなるんだ…馬鹿が!」
そう言うとMummy-Dは両手で拳銃を構え直し、SUIKENの額に狙いを定めて引き金を引いた。
パンッ!と音がしたのと同時に、SUIKENは額を撃ちぬかれて崩れ落ちた。
「SUIKENっっっっっ!!」
S-WORDが銃撃を止め、SUIKENの方を向いた時、既にSUIKENは事切れていた…。
「SUIKEN!SUIKEN!返事しろ!SUIKEN!!」
S-WORDはSUIKENの両肩を持って揺さぶった。しかし、もう二度とSUIKENが口を開く事はなかった。
「SUIKEN…」
うなだれるS-WORDにMummy-Dは素早く近づいていき、背後から腕めがけて拳銃を撃った。

パンッ、パンッ!
「ウガァッ!」

着弾の衝撃と痛みで、S-WORDはSUIKENに覆い被さるようにして倒れ込んだ。
「…防弾チョッキ着てても、頭や腕は剥き出しだからなあ」
Mummy-Dはニヤリと笑い、そう呟いた。

513 :1日目 午後6時過ぎ ホビーショップ:2006/03/19(日) 11:12:04 ID:???
Mummy-Dはふと足元を見た。さっきの時限爆弾が転がっている。
拾い上げてタイマーを見ると、残り時間はあと2分を切っていた。
倒れ込んでいるS-WORDに向かって、Mummy-Dが問い掛けた。
「さて、と。そろそろ逃げないとな。S-WORD、お前はどうする?
 大人しく爆発を待つか、今俺に撃ち殺されるか…どっちがいいかな?」
S-WORDは激痛が走る腕を使い、Mummy-Dの方に向き直り、息も絶え絶えに言った。
「…ほっといて…くれ」
「爆死を選ぶか…痛いぞ〜、爆死は。俺に頭撃たれた方が楽に死ねるんじゃん」
「いいんだ…死ぬ覚悟は出来る。ただ…これ以上、あんたに人殺しになってほしくないだけだ…」
「これ以上って、この後も誰かに会ったら俺は殺るだけだぜ?」
「あんたが殺した人数が一人でも減るなら…俺はその方がいい…」
「この期に及んで優しい気遣いしてるとはねぇ…大したもんだな!」
Mummy-DはS-WORDを嘲笑うように言った。
「じゃあ、気遣いついでにお前の防弾チョッキを譲ってくれないか?そんなの着てたら爆死は無理なんじゃない?」
「ああ…もう必要ないから…勝手にしてくれ…」
S-WORDは吐き捨てるように呟いた。

514 :1日目 午後6時過ぎ ホビーショップ:2006/03/19(日) 11:12:50 ID:???
Mummy-DはS-WORDが武器を持っていないことを確認すると、S-WORDの上体を起こして防弾チョッキを剥ぎ取った。
「わざわざすまねえな。それじゃあ達者で!!」
Mummy-Dはそう言うと、S-WORDの額に拳銃をあてがって撃った。

パンッ!

(な…何で…)
S-WORDは意識が飛ぶ瞬間、そう思った。
「殺した人数が一人でも減るなら、か…余計なお世話だ!」
Mummy-Dは無表情で、もう意識がないS-WORDに向かってそう吐き捨てるように言った。
『…あと30秒で爆発するぞ、この野郎ー!』
時限爆弾から、せいこうの声が響いた。
Mummy-Dはサッと荷物をまとめて脱出の準備を整えた。
「あ、そうそう。お前ら、忘れ物だよ」
そう言うとSUIKENの屍に向かってNITROタオルを放り投げた。
『あと20秒で爆発するぞ、馬鹿野郎ー!』
その声を聞いて、Mummy-Dは荷物を抱え、ダッシュで店を後にした。
遠くへ…とにかく爆撃に巻き込まれないように、遠くへ…。
そしてせいこうの声が、最後のカウントダウンを始めた。
『あと10秒…それでは皆さん、ご唱和ください。サーン、ニーッ、イーチ、ゼロッ…』

ドンッ!ドカーンッ!ドドドドドッ…ガラガラガラ…

豪快な爆音と共にホビーショップは吹き飛んだ。SUIKENとS-WORDの屍と共に…。

515 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 11:19:34 ID:5Lsg65gj
MUMMY-Dが桐山って感じだな。

516 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/19(日) 11:20:10 ID:???
とりあえず

>>497
スマソ
そう思ってる人いるとは思うんですけど意外と暇がなくて
>>502
それは多分原作とは別物ですってことだと思いますよ

あと>>496orz

517 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 11:28:14 ID:a+UBD/WR
だれか
>>496
やってやれよ


手伝うとか言ってた奴はどうした?口だけかよ

518 :1日目 午後6時半 体育館:2006/03/19(日) 12:41:35 ID:???
夕方6時の放送の後、EAST ENDのGAKU-MCとスチャダラパーのBOSEは体育館にいた。
後発組のため勿論両者は首輪をしている。
「GAKUさぁ…やっぱりやってるんだなぁ、殺し合い…」
BOSEが寂しそうに呟いた。
「みたいだなぁ…ボーちゃん……」
答えたGAKUはじっと体育館の天井を見つめていた。
GAKUの武器は闘魂鎚となどと書かれたピコピコハンマー、
そしてBOSEは手錠だった。中身を知っていて渡したとしか思えない。
「なぁ、ボーちゃん。ちょっとここでブレイク踊ってみないか?いっぺん俺が教えたことあったろ?」
突然GAKUが提案した。BOSEは驚いたがGAKUの表情から冗談ではないと理解し問い返した。
「……今からかい?」
「今しかできないだろ?」
そう言いながら立ち上がったGAKUはちょっと照れくさそうな表情のまま
私物として持参してきたラジカセを抱えた。
それを見たBOSEは仕方なさげに立ち上がったが、その顔にはわずかに笑みが見られた。
二人は体育館の舞台に移動した。
向かい合いながら二人は言葉を交わす。
「もう何年だっけ?GAKUが大昔にブレイクやってたときから?」
「この歳じゃ10年も15年も大差ないよ。そっちこそまともに踊れるのか?」
「多分ね。じゃあいってみるか…」
ラジカセから音が鳴りどちらからともなくダンスが始まる。

確かに二人の動きは若々しくはなかった。
だが二人の目はとても輝いていた。

519 :1日目 午後6時半 体育館:2006/03/19(日) 12:42:20 ID:???
夕日が完全に沈もうかという頃、二人は息も絶え絶えにステージに寝転んでいた。
少しして先にGAKUが呟いた。
「ハァハァ…おたが…お互い……歳喰ったな……」
「本当だ……なぁ…ハァハァ…」
BOSEが答えた後しばらく呼吸だけが続く。
濃密過ぎる時間を過ごした二人は疲労困憊だった。だが堪らなく心地いい疲労だった。
そんな二人を祝福でもするかのような拍手が聞こえてくる。幻聴ではない。
拍手の主は窓の外で様子を窺っていたKREVAだった。
「いやあ!すごくいい物見せてもらいましたよ。… でも何でここにいるんスか?」

事情を聞いたKREVAはややオーバーな位のリアクションを見せた。
「はー、そりゃヒドい!いくらあの人つっても、ねえ!?つうことは後発組はお二人の他に…」
そこまで聞いた所でそれまで殆ど喋らなかったBOSEが口を開く。
「情報収集はもうそれくらいでいいか?KREVA。」
KREVAは完全に図星を突かれた驚きに思わずかなりの動揺を表に出してしまった。
「はっ!?なっな、何言ってんですか!!」
「そんなに驚くな。大体仕草がオーバーになってるのは何か企んでる証拠だからな。
それに別に俺達はお前をどうこうする気も無い。」
GAKUの言葉にBOSEが続けた。
「それと左耳に血がついてるぞ。お前からは見えんかったんだろうがな。」
既にKREVAの顔から驚きの表情は消え、YOU THE ROCKとDiggy-MO'を殺したときの顔になっていた。
冷徹な殺人鬼の顔に。

520 :1日目 午後6時半 体育館:2006/03/19(日) 12:42:53 ID:???
KREVAの眼光は先刻までと一変し、殺意が感情を塗り潰して行く様がありありと表れていた。
BOSEに指摘された耳を触りながら、口元にだけわずかな笑みを浮かべ二人に話し掛ける。
「ったく、まいったなぁ。ま、そこまで分かってるって事は、オレがこれから何するかも分かってんでしょう?
 こんな冷静なヒト初めてですよ…Diggy-MO'やユウさんだってビビりまくってたのになぁ。
 やっぱ一つ吹っ切れた人間は死んだも同然って事なんですかね?」
二人は何も答えない。そしてKREVAは膝を少し気にしながら立ち上がり、
腰の拳銃を抜いてまずに向けた。当然表情に躊躇(ためら)いの色は無い。
そして引き金にかけた指に力を込めた時、KREVAが今までに見た以上に優しい顔でBOSEは言った。
「生き残って、残りの人生大事に使えよ?」
KREVAの目が大きく見開かれるのと銃声が響くのはほぼ同時だった。
続けて、かすかに震えながらKREVAはGAKUに銃口を向ける。
GAKUもBOSEの方を全く見ずにその大きな顔に負けない大きな笑みをKREVAに向けた。
「お前一人だけになってもファンキーグラマーユニットは残してくれよ。俺たちの絆の証なんだから。」
再び銃声が鳴り、体育館中に大きく反響した。

KREVAは震えていた。二人への尊敬の念が、ゲームが始まった時捨てたと思っていた今までの多くの思いが
一気に頭の中に流れ込み、大粒の涙をこぼしていた。
膝がガクガクする。今にも地面に膝をついてしまいそうになる。しかし堪えた。
ここで膝をつくともう誰も殺せなくなる気がしたから。
数分後、シャツの胸をきつく握り締め息を落ち着かせたKREVAは、
もう二人の姿を見ることもなく体育館の扉へ向かった。
二人の男たちの最後で最期の想いが残るこの場所に思い出を置き去り、KREVAは戦場へと帰っていった。

521 :1日目 午後7時過ぎ ビジネス街:2006/03/19(日) 12:43:54 ID:???
ラッパ我リヤの山田マンは、スタート時に口答えした時に
せいこうに思い切り張られた頬をさすりながらパートナーのQと行動を共にしていた。
(しかし二人一組っていきなり襲われたらどうしてくれるんだ…)
山田マンは身震いしてそんな考えをかき消した。
それにパートナーのQと一緒と言うのは心強い面の方が遥かに大きい。
しかし
「なぁ、Q?」
さっきからQは殆ど喋ってくれない。ずっと何か考えているようだ。
きっと脱出の方法を考えているんだろうと邪魔しないようにしていた。
ちなみに武器はQが和風の短い刃物、いわゆるドスと言うヤツだ。
自分は拳銃、確かロシア製のトカレフと言う銃だろう。
(まいったな…これ確か命中率悪いんだよな……ま、刃物よりマシか…)
そんな考えを巡らせていると、ふとQがこちらを向いた。
「Q、今何か良い案浮かんだんだ…!!!?」
聞いた山田マンに返ってきたQの答えはドスの切っ先だった。
いきなりの事にドスを腹部に突き立てたまま、山田マンは一言も発せず絶命した。

Qが山田マンの手からトカレフを取ろうとしていた時、急にQの意識は途絶えた。
Qの背後には今の一撃で血まみれになった金属バットを持ったRUMIが立っている。
RUMIはただにっこりと笑うともう一度Qにトドメを刺し二人の武器を回収して去って行った。

522 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/19(日) 12:45:49 ID:???
あげ

523 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 13:00:05 ID:???
後発組あっけないwww
KREVA格好いいな!
>>1ガンガレ!

524 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 13:18:56 ID:???
キューゼロが出てきたら面白いだろうな

525 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 13:54:58 ID:???
>>520
7行目「腰の拳銃を抜いてまずに向けた」って人の名前抜けてる?

526 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 13:55:32 ID:4HtQ+J6q
うp!

527 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 14:01:59 ID:2WwJr10M
ぼー様しんじゃったwあっけないw
>>1 ガンガレ!そろそろ文也とか出てホスィw

528 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 14:07:17 ID:???
1 !ガンガレ
早くRUMIたんのHシーン出してくれ

529 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 14:19:58 ID:???
登場した中でまだ生存してるの誰?

530 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 14:45:02 ID:???
>>524

90なんか桐山の手下みたいにくればにやられて終わりでしょー

531 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 16:46:18 ID:???
キューゼロはクレバの金魚の糞だろ

532 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 16:48:07 ID:syPVQp2E
期待age

533 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 17:08:32 ID:???
人気すごいな
期待あげ

534 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 17:38:53 ID:PjSJUT9m
まとめサイトの手伝いって…具体的に何すればいいの?

535 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 17:41:33 ID:???
http://pr3.cgiboy.com/S/4319322

536 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 17:47:24 ID:???
これ面白いな。

537 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 17:49:21 ID:???
読んでて思ったけどまだ志人は生きてるんだよな?

538 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 18:07:36 ID:???
達磨様はもっと強そうだけどな

539 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 19:00:09 ID:pZFOv6NL
そろそろ師匠を・・・

540 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 19:13:56 ID:???
リストにない奴を追加するってせいこうが言ってたけど
誰が入るのかな?

541 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 19:19:14 ID:???
気になるな。つか、誰が追加されるとか書いてほしい。

542 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/19(日) 19:38:52 ID:???
>>525
明らかに脱字でしたorz

>>529
すんません、もうちょい人数減ってからうpしたいですm(_ _)m

>>534
まとめサイト自体をうpして頂けるネ申を募集です。。

>>537
はい一応

>>538
頑張るキャラが限られてくるんでどうしてもヘタレキャラが増えてしまうんです
でも逃げそうにないキャラが逃げ惑うのもある意味リアルなんじゃないでしょうか

>>ALL
応援ありがとうございます!
自分はメジャー所の人々はほとんどチェックしてますが
雑誌はほとんど読まない&HIPHOP板もそんなに来ないので
この板の詳しい人達に比べたらキャラ的な部分を把握しきれてない部分が多々あると思います
が、勿論ガンガルのでお願いします

543 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 19:41:37 ID:ikzWI+HR
BOSEが物足りなかったから、リトルバードから追加してほしいな。
個人的にはブッダかソウスクから入れてほしい。

544 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 19:44:14 ID:???
>>542
いちいち返信するのだるいでしょ?
いいよ気を使わなくてもさ。
物語だけ書いてくれればこのスレの住人は満足だーよ。多分。

つうか人の意見にいちいち答えてると、自分の文章に影響するでしょ?
そうなるとオリジナル性が...って感じになるから
他の奴らもあまり1に気を使わせないようにしないか?

545 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 19:45:22 ID:???
>>542癌枯れ

546 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 19:46:57 ID:???
てかこれ新しい試みだな。
とりあえず最後まで著作権やらを気にしないでガンガレ。
面白い内容だったらスレは回る。批判も多くなるだろうけど、創作は最後まで
やり通して欲しい。それだけ。

547 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/19(日) 19:48:01 ID:???
>>544
気遣いthxです☆
オリジナル性って言うよりはウリジナル性って言った方が近いですけど…
いや、日本人ですけどねw

無駄口叩かずうp準備しまつ

548 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 19:56:20 ID:4lsZdlyz
良スレだね!NIPPSを出して!

549 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 20:13:57 ID:???
>>1
おまいのPCは山田オルタナティブに感染してんじゃねw

550 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 20:21:54 ID:cgidHWpM
坂上弘マダー?(AA略

551 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 21:23:28 ID:???
>>1頑張れよ。

552 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 21:35:05 ID:???
早くうpして

553 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 21:43:51 ID:PjSJUT9m
まとめサイトつくるのはいいんだけど
本編をどういう風にページ振り分けすればいいかわかんない(´・ω・`)

554 :1日目 午後7時過ぎ 高校校舎屋上:2006/03/19(日) 23:04:21 ID:???
「ボン」
屋上から街を見渡していたShing02は少々驚いた。
「マジかよ。爆弾か…?こっちは銃だぜ。話にならねえよ。」
約1キロほど先に見えるホビーショップが一瞬にしてSUIKENとS-WORDの屍とともに消え去った。
「Mummy-Dの奴はヤベえな。今、会っちゃあマズいな。」
Shing02は見ていた。爆発する前の店からMummy-Dが出てくるところを。
もともと要注意人物の可能性アリと踏んでいたMummy-Dだったが、まさか本当にやってしまっているとは…。
「ま、オレも人の事は言えないけどね…。」
Shing02は先ほど志人を騙し打ちにした時の感触を思い出していた。
「あー、早くこんなトコ脱出して俺のオンナ共に会いてえなあ。」
Shing02に罪悪感はなかった。出発の時点で割り切っていた。「殺しも仕方ない」と。
「それにしても誰も出歩いてないな。」
金網際からShing02は街を見渡した。
この日、ここからShing02が見た人間は先ほどのMummy-Dと、自分自身で始末した志人だけだった。

「ったく、もっと動いてもらわねえと早く終わんないじゃん。」
Shing02は漁夫の利を狙っていた。
自分を除いた最後の2人が闘いあった後、残ったほうを殺って自分が優勝しようと考えていた。
「こっちから出向いて2・3人殺ってこようかな?」
このままこんな状況が何日も続いてはたまらん。そう思ったShing02がゆっくりと振り返ったその時。
いたのだ…そこに…あの男が。
そう、このゲームのA級戦犯とも言えるMummy-Dが。

555 :1日目 午後7時過ぎ 高校校舎屋上:2006/03/19(日) 23:05:07 ID:???
「マジかよ…出やがった。」
Shing02は軽く舌打ちをした後、こう言い放った。
「元気そうすね。Dさん。」
ニヤリと笑うMummy-Dがこわばった表情のShing02を楽しんでいるかのように話す。
「お前、暑くないのか?こんなとこにいて。」
絶対に心配などしてくれているわけがない。
(なにか隠してるのか?)
見た限りでは手に持っているのはジュースの缶だけだった。
(まさか爆弾じゃねえよな。)
先ほどの爆発のことでShing02はMummy-Dの武器は爆弾なのでは?と考えていた。
「Dさんでしょ?さっきあのホビーショップやったの。」
Shing02は既にやる気だった。
この男がただの話し合いだけで終わらせるはずがないことを分かっていたから。
「ん、バレてた?SUIKENとS-WORDの二人だよ。良かったじゃんよ。女の取り分増えたみたいでさ。」
Mummy-Dは淡々と話した。余裕の笑みを浮かべながら。

(やっぱり…。)
Shing02は後ろに持っていた銃の引き金に手をかけた。
「実は、オレも今さっき降神の志人をやったばっかりなんすよ。
 そんでその隣でなのるなもないが死んでたんだけどそれもやっぱりあんたの仕業ですか?」
「……いや……そいつは俺じゃないよ。誰か他にやる気になってる人が犯人なんじゃない?」

556 :1日目 午後7時過ぎ 高校校舎屋上:2006/03/19(日) 23:06:53 ID:???
「………ウソつくんじゃねえ……どうせあれもあんたなんだろ!!!!」
Shing02はMummy-Dの胸を目掛けて3発、丁寧に銃弾を放った。
Mummy-Dの身体が衝撃に大きく揺れ、およそ2メートル後ろに吹き飛ばされた。
「案外あっけないモンだ…。ま、この人も人間だからな。」
Shing02が星が散りばめられた夜空にむかって大きく息をついた。
「おっと、武器貰っとかなきゃな。」
Shing02が空からゆっくりと視線を下ろした瞬間、意識は途絶えた。
「甘いな。やっぱり賢くないな、お前。ま、防弾チョッキを見抜けるヤツなんていやしないか。」
Mummy-Dが頭を真紅に染め倒れたShing02の掌から銃をもぎ取り、こう囁いた。
「これ飲んでみろよ。学校の水道水…マズいだろ?」
冷たい表情のMummy-Dは再び歩き出した。

557 :1日目 午前10時過ぎ 路地裏:2006/03/19(日) 23:07:39 ID:???
ORANGE RANGEのYAMATOは寝巻き姿で今にも泣き出しそうだった。
(何でこんな事に… 家で寝てただけじゃないかよぉ…)

自衛隊の車両で移動した先はこのゲームの本部が置かれている渋谷のライブハウスだった。
いとうせいこうはメガネを光らせつつ、動揺するYAMATOに向かって
まず、「参加、おめでとう」と嬉しそうに肩を叩き祝福の言葉を送った。
そして一方的に宣誓文書を読み上げ、ルールを説明し、デイパックを渡して、激励のビンタを浴びせた。

わけもわからぬまま放り出された先がこの戦場だったのだ。
最初からYAMATOに選択権などなかったようだ。
もともとこの男を参加させたこと自体がいとうせいこうの気まぐれだったのだから。

同行者のハズのHome Made 家族のMICROは「信用できねぇ」と何処かへ行ってしまった。
なんて肝っ玉の小さいヤツだ!
手に持つ武器が只のダーツ(的付き)だったことが余計にYAMATOを不安にさせた。
(相手は銃やナイフを持ってるかもしれないんだぞ?勝てるわけ無いじゃないか!!あのメガネ野郎…)
こんな状態もYAMATOにせいこうを批判させた。いささかヒネリは足りないが。

558 :1日目 午前10時過ぎ 路地裏:2006/03/19(日) 23:08:11 ID:???
YAMATOは誰にも会わないように路地裏で息を潜めていたが、睡眠不足と精神的疲労で眠ってしまった。
意外と神経は図太いのかも知れない。しかしそこから短い悪夢は始まった。
30分位経っただろうか、右腕のあまりの激痛に眠りの世界から引きずり起こされた。
右腕には矢が貫通していた。そしてその先5メートル程向こうに、
右目が潰れ鬼の形相をした男が立っていた。ボウガンを構えて。
「!!……あ、あんた、えっと……BOSS…BOSSさんだっけ!?」
返事も返さずBOSS THE MCはもう一本矢をつがえ躊躇なく放つ。矢はYAMATOの右腿に突き立った。
痛みに悶えるYAMATOの元に近づいてきたBOSSはようやく口を開いた。
「こんな所で何してる?」
順序が滅茶苦茶である。しかしZEEBRAとの一戦で恨みに狂っているYAMATOは
正気と言える状態でなくなってしまっていた。そうとも知らず健気に必死で返事するYAMATO。
「せ、せいこうさんがいきなりっ…!」
「参加させられたワケか?」
「は、はいっはいっ…だから助けてっ!…」
YAMATOは思い切り顔面を蹴り飛ばされ、今度は左足から矢が生えた。
「っ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
「クックックックッ…かわいそうになぁ…せめてたーっぷり苦しめてから
 殺してやるからな……恨むんならせいこうの野郎を恨めよ?」
BOSSは笑いながら悪魔のような言葉を吐いた。
そして左腕に矢が通り、YAMATOの悪夢はまだまだ続くことになる……

559 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/19(日) 23:10:38 ID:???
>>55810行目
×しかしZEEBRAとの一戦で恨みに狂っているYAMATOは
○しかしZEEBRAとの一戦で恨みに狂っているBOSSは

560 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 23:14:19 ID:5Lsg65gj
マミディ強すぎだろー!

561 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/19(日) 23:15:47 ID:???
なのるなもないの件は後で補完します

>>553
とりあえず1日目ページ1、ページ2って感じにしといて後から見やすく修正するとかどうでしょう?

562 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/19(日) 23:18:40 ID:???
>>560
すんませんw
でも下手に部分的に人を変えたら辻褄が合わなくなるんで
あっD好きの腐女子とかではないですよw
FG系は結構好きですけど

563 :訴える名無しさん。:2006/03/19(日) 23:48:05 ID:x5pgEOiT
>>1頑張れ

564 :午後11時頃 不動産業者事務所:2006/03/19(日) 23:56:13 ID:???
達磨様は走っていた。恐怖のあまり目に涙を溜め、鼻水を垂らし、歯を食いしばりながら。
見てしまったのだ。彼が最も見たくなかったものを。
隠れ場所が立ち入り禁止区域に指定され、仕方なく入り込んだ路地裏にそれはあった。
月明かりに照らされたあまりに無残に変わり果てたYAMATOの姿だった。
両腕両足に各々10本程、アクセサリーと言うにはあまりにも無理のあるボウガンの矢が、
激しく自己主張するかのように突き立っていた。さらに前歯が何本も折られており口からも大量に出血している。
そして何よりこんな無残な姿にもかかわらずYAMATOがまだ生きている事が達磨様に大きな衝撃を与えた。
もう手遅れではあったが。
「…ころして……ころして… ころして……」
YAMATOはその言葉だけを流す壊れたテープレコーダーのようになっていた。
銃声は聞こえても、放送で死亡者を挙げられても心の何処かで信じていたのに。人が人を殺す訳が無いと。
だがミュージシャンの端くれでもあるYAMATOの身体は
皮肉にも自身の言葉以上の説得力で達磨様に現実を見せつけた。
達磨様は逃げ出した。YAMATOを助けることも周りも気にすることもせず一心不乱に。
早くそこから少しでも遠くへ行きたかった。

今、達磨様は不動産業者の事務所にいる。
散々逃げ回り疲れきったせいで逆に多少冷静になり、追跡者を恐れてここに逃げ込んだのだった。
達磨様は後悔していた。恐怖に我を忘れ走り回った事は自分にとって大きすぎるマイナスだった。
(せめて夜明けまで誰も来んとってくれ!!神様、お願いします!!!!)
そんな達磨様を嘲笑うかのように事務所のドアがゆっくりと開かれる。
恐れおののく達磨様には、それがさらにゆっくりに見えた。そしてドアが音を立てず閉じられた。
姿勢を低くして侵入してきたらしく、机の陰に隠れ誰が入って来たのか見ることも出来ない。
もう達磨様の心臓は張り裂けそうだった。いっそのこと殺されてしまおうかなどと考えてしまう。
「おーい、おいダルマー!いるんだろ?」
突然かけられた声に驚き、達磨様は悲鳴を上げそうになってしまった。
「オレは敵じゃないって!」
いつもの口調が聞こえた。
声の主はRhymesterの宇多丸だった。

565 :午後11時頃 不動産業者事務所:2006/03/19(日) 23:59:09 ID:???
宇多丸は達磨様を追いかけていた。ある目的に達磨様を誘うためだった。
いささか早計とも思えたが、さっき見かけた達磨様の必死に走る様から少なくとも
積極的に殺し合いに参加しているようには見えなかった。だからこそ誘おうと思ったのだ。
(だが冷静な状況判断が出来る状態でも無さそうだ。)
そう考え、用心して姿勢を下げ、達磨様が入っていった事務所に踏み込んだ。
やはり達磨様は見当たらない。仕方なく思い切って呼びかけた。
「おい、おいダルマー!いるんだろ?…オレは敵じゃないって!」
奥の方から微かに物音が聞こえた。だが出てこない。
仕方なく、もしも事態の為に銃を懐から取り出した。
銃はニューナンブ、日本の警察官に配備される銃だが性能は良くない。
しかもこの銃には厄介な事情もあった。
銃を構えもう一度声をかける。
「達磨、オレは何もしないって!出てきてくれよ!」
少し沈黙が続いた後震え上がった声が返ってきた。
「て、てて敵やないんなら出てってくれや!…もういやなんやぁ……」
「お前も死にたかないんだろ?だったら出て来いって!一緒に助かるんだよ!」
「い、嫌や!信用でけん!!どっか行ってくれ!!」
(クソッ、埒(らち)があかない。)
宇多丸は仕方なく達磨様と接触することにした。危険だが今まで達磨様が攻撃してこなかった事に賭けて。
さっきまで声が聞こえていた方に移動しようとした時、いきなり目の前に達磨様がいた。
不意を突かれ達磨様に銃を向けた時、達磨様も宇多丸に銃を向けていた。

566 :午後11時頃 不動産業者事務所:2006/03/20(月) 00:01:16 ID:???
「…ビビってたワリには随分やる気だな?まさかそっちから来るとは思わなかったよ。」
少しの沈黙の後、宇多丸は皮肉を込めて言った。
「ち、ちが違う!こ、こっちにいるなんて…」
セミオートのベレッタを宇多丸 に向けながら、半泣きの達磨様は必死で否定した。
さっきから、もう敬語を使うことも忘れている。
(失敗したな……じっとしてると思ったんだが…)
一見この状況は五分なのだが、宇多丸にとってはそうではなかった。
何故なら宇多丸の銃は『撃てない』からだ。
宇多丸はもう覚悟を決めていた。達磨様の様子からして、今にも緊張に耐え切れず発砲するだろう。
それ程達磨様は怯えきっていた。
(みんな、スマン。達磨様も助けてやりたかったんだが…まさかこっちがやられるとはな……)
「自分の相撲!自分の相撲!」と宇多丸の脳に声がこだました。
また沈黙が続いた。達磨様はずっと震えている。今なら銃を取り上げられそうな気さえする。
だが迂闊に動けばそれが発砲の引き金にもなりかねない。宇多丸 は仕方なくもう一度説得を試みた。
「撃つんなら早く撃ってくれ。無理ならさっさと銃を下ろしてほしい。オレは撃ちたくないんだって!」
宇多丸に強く言われ、達磨様は身体をよりいっそう震わせ叫んだ。
「もうええわ!撃つんなら撃てや!!オレのは『何とかシステム』のせいで弾が無ぇんだよぉ!!!」
どうやら宇多丸を全く信じていないらしい。その台詞を聞いた宇多丸は思わず大笑いした。
そして呆気にとられている達磨様に、手にしたニューナンブを放り投げて言った。
「引き金動かねぇだろ?オレも撃てねぇんだって。それニセモノだから。」

567 :午後11時過ぎ:商店街路上:2006/03/20(月) 00:02:13 ID:???
冴々とした月が、見慣れた筈のこの街を別世界の様に照らし出す。
人々の生活音を失った不自然な静寂の中
引き摺るような自分の足音だけが、誰も居ない路上で虚ろに響いている。

然して宛もなく彷徨っていた。
負傷した右眼が疼いて、じっとして居られないのもあったが
それよりも沸き上がる怒りの方が手に負えなかった。
―――何故、俺がこんな目に合わなければならないんだ?
最初はその疑問だけがグルグルと頭の中で渦巻いていた。
しかし、見慣れた連中の無惨な姿を見る度に、まだ始まったばかりのこの悪夢が確かに現実のもので
自分の末路を否が応にも考えさせる内に…疑問は怒りに変わった。
自分が捨て駒の一つでしかない事は明白だ。それは現在までの扱いで知れている。
適当な位置で妥協してしまった自分も悪いのだが、相応の活動はしてきたつもりだ。
だが今回は生死が掛かっている。 この殺人ゲームに乗る事を決めた。
決めたのはいいが…まだ、誰も完全には仕留めていない。

最初にバーで襲撃した二人組。一人には重傷を負わせる事に成功したが、もう一人に右眼を潰された。
激痛と激怒に苛まれながら次の獲物を探している時に見付けた、裏路地で無防備に眠り転ける男。
男は全くの無抵抗で、理不尽に嬲り続ける自分に向かって、ヒィヒィと泣き喚きながら
「助けてくれ、許してくれ」と懇願し続けたが10分もすると「殺してくれ」と言い始めたので、
そのまま留めも刺さずに放り出して来た。

昂る激情は鎮まる処か、逆に沸点を越えて精神すら蝕んでいく。

普段なら抑制出来た不満を呪詛の様に紡いでいた。
「どいつもこいつも人の事、馬鹿にしやがって…」
嘲笑と紙一重で皆に言われ続けた沢山の言葉を一つ一つ思い出す。
「俺には俺のペースがあるんだ…」
自分の事をとやかく言い続けた奴らの顏が浮かぶ。
「煙草止めろだのボイトレしろだの……しろだの…」

568 :午後11時過ぎ:商店街路上:2006/03/20(月) 00:02:51 ID:???
特に宛も無かったので、誰か人を探してみる気になった。探し当てた処で、どうしたいのかは判らない。
鬱積した不満を打ち撒き、そいつを狩るのも悪く無い。
逆に利用するだけ利用して、最後に俺が美味しい所を持っていくのも良い。
理由はどうであれ、こんな状況でも誰かに逢いたいと思える自分が嬉しかった。
――― とにかく探してみよう。どうするかは逢ってから決めればいい。
ふと周囲を見渡せば、ホビーショップの近くだった。
いろんな物が調達できる。誰かショップに足を運んだ可能性は高い。
「…行ってみるか」
鉛の様に重かった足が、急に軽くなる。
念の為、手に持ったボウガンと残り少なくなった矢を点検し、道程を急ぎ始めた。

569 :午後11時過ぎ:ホビーショップ:2006/03/20(月) 00:04:21 ID:???
残された左眼に映る光景に、只、呆然と立ち尽くす。
完全に崩壊した建物。崩落した事に因って隣接家屋への延焼は最小限に留まっていたが
ホビーショップ…だった瓦礫の山は、所々燻り続けている。
しかし、視線を捉えているのは別の物だった。

月明かりの下、ILMARIの亡骸が路上に転がっている。
すっかり血の気の失せた顔。最後まで相手を睨み付けていたであろう瞳が、今は虚ろに月を見上げている。

撃ち抜かれた右膝と左大腿部。
先ず動きを封じるのが闘いの常套手段ではあるが
生死を掛けたこの闘いに於いては残酷以外の何物でもない。
更に胸・腹部に散らばる銃痕…
恐らく近距離から左胸に撃ち込まれたであろう弾丸が、生命を奪った事は明白だ。
他の銃創が絶命前後どちらのものか素人目に判断は出来ないが
御丁寧な仕事振りである事に違いは無い。
「…一体、誰が……」
当然のように武器も奪われている。周囲にもデイパックの中にも、それらしき物は見当たらない。
次の獲物を仕留めにホビーショップに向かったのだろう。
爆風で飛散したショーウィンドウの破片が、亡骸の上にも降り注いでいる。
「……」
自分の他にもゲームに乗った奴がいるのは間違いない。
しかもそれは完璧に近い仕事をこなす、このゲームの大本命だろう。
対抗馬どころか大穴にすらなれる自信のない自分とは違う。
生命を脅かす新たな恐怖が、背筋を這い上がった。

悪夢のような現実…否、やはりこれは悪夢なのかもしれない。
夢ならば何時かは覚めるだろうし、覚めるまでは何でも有りだ。
夢は日頃の鬱積した欲求や願望を、無意識が表現するという。
ならば自分は欲望のままに突き進めば良いだけだ。

570 :午後11時過ぎ:ホビーショップ:2006/03/20(月) 00:05:11 ID:???
プログラム開始以降、我が身に降り掛かった厄災を嘆きつつも疑問を捨て去り、
理不尽な立場に追い込まれた怒りを原動力に変え、一日目を乗り切ろうとしていた。
しかし本来、無益な争いを好まない性質である。再び沸き上がった疑問と憤怒、耐え難い激痛に苛まれ、
更に再確認した新たな恐怖が加わることに因って
いよいよ追い詰められた精神がギリギリと限界まで引き絞られた挙句
遂に悲鳴を上げる暇もなくブツリと切れた。

「寝てんじゃねーよ、アァ?!」
髪を鷲掴んで頭を持ち上げ、 膝で小突きながら、声を荒げる。
「まだ始まったばっかだろ!」
死に体と見せ掛けて、油断させようとしているのかもしれない。
「今度は俺が、狩ってやっからよ!」
躍動を失った胸板を蹴り付ける。掴んでいた髪がブチブチと千切れる感触に、思わず手を放す。
「……」

指先に絡まった長い髪を振払い、夜空を見上げる。
冬ではないというのに寒気がした。きっと月の光が冷気に似ている所為だ。
身体が震えるのは、武者震いだろう。心が空虚なのは…所詮、夢だからだ。

眼前に転がるのは只の肉塊だ。胸を踏み付けると、口腔内からドロリと赤黒い液体が溢れた。
ククッ、と咽喉を鳴らすような笑いが込み上げる。
これは夢、何時かは目覚め、何時かは終わる時が来る。
遠慮はいらないだろう。起きたら何も憶えて無い…それが悪夢というものだ。

―――歪んだ微笑を張り付け、狂った心で獲物を求め、再びBOSS THE MCは彷徨い始めた

571 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/20(月) 00:06:22 ID:???
agemasu

572 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 00:18:50 ID:???
うんちゃんたっぷりでた

573 :1日目 午後11時半 運送業者倉庫:2006/03/20(月) 00:19:06 ID:???
まださっきまでのショックを引きずっている達磨様を連れて、
宇多丸は隠れ場所の運送業者の倉庫に戻って来た。そこには般若とDJ JINがいた。
般若が話し掛けてくる。
「あ、お帰りなさい宇多さん。達磨様見つけたんですか?」
「まぁ色々あったけどな、あっはっはっはっ。」
明るく答える宇多丸を見て達磨様は申し訳無さそうにうつむいた。
宇多丸はそれを見て元気付けるように達磨様の肩を叩いた。
「気にすんなって。あの状況じゃしょうがないって。それよりお前さっき何か見たんじゃないのか?」

外に気付かれないようカーテンに暗幕を貼り付け白熱灯に照らされた倉庫の中で
3人は達磨様の話を聞いた。聞き終わった後、まずJINが口を開いた。
「達磨様、本当にORANGE RANGEだったのか?見間違いじゃないのか?」
「たぶん…ですけど自信は…」
達磨様の声を遮り、ゲームの参加者全員が聞き慣れた音楽が聞こえてきた。
時間は深夜12時。どうやら定期放送のようだった。せいこうは事も無げに続けた。

574 :1日目 午後11時半 運送業者倉庫:2006/03/20(月) 00:20:32 ID:???
『ともかく、えーもう多くのヤツが気付いてるとは思うが、
 今回は参加者リストにもれていたヤツらにも何人か途中参加してもらった。
 が、あーもう殆ど死んじまってるな。え、なに?YAMATOが今死んだ?
 いやーみんな良く頑張ってるぞ!参加人数が過去最大なんで正直ちょっと心配だったんだがな。
 今のペースを維持して是非!これからも頑張ってくれ。
 では恒例の脱落者の発表を行う、が多いな今回は。じゃあ、いくぞー!
 降神の志人となのるなもないーッ、Shing02ーッ、童子-Tーッ、ILMARI一ーッ…
 あー疲れた。ECD、ちょっと代われ。』
せいこうの態度はどこまでも参加者を馬鹿にしている。代わりにECDが放送を続けた。
『えー続けて、SUIKEN、S-WORDの二人。ラッパ我リヤの山田マンとQ。
 そして今日一日の途中参加での脱落者。GAKU-MC、BOSE、YAMATO。以上です。』
 そして再び声がせいこうに変わった。
『さっきも言ったがみんな本当によく殺ってるな!このままなら3日目になる前に終りかねん位だ。
 出来れば最終日まで頑張って欲しいんだがな。まぁそこまで贅沢言わんから頑張ってくれ!
 では2日目もみんなの活躍を祈ってるぞーーー!!』

…今まででも最悪の放送が終わった。
沈黙。死亡した人物とその数の余りの多さに4人ともしばらく何もすることが出来なかった。

575 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/20(月) 00:21:38 ID:???
――1日目、終了。
残り25人だと思います。

576 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 00:31:57 ID:gc5Nz51H
やっと半分か。

577 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 00:36:27 ID:???
乙。つ旦~~
激しく続きが気になる。ワクワクドキドキ


そういえばこっちゃんの出番が最初以降全く無いなww

578 :553:2006/03/20(月) 00:48:08 ID:fpGAlD9j
>>1
あ、そういうふうにすれば良いですね!
私で良ければまとめサイト作ります…
希望どうりのが出来るかは保証できませんけどorz

579 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/20(月) 00:54:11 ID:???
>>578
あ り が と う ご ざ い ま す ! ! !

580 :553:2006/03/20(月) 00:57:44 ID:fpGAlD9j
>>1
本当に期待しないでくださいね…汗
いろいろ要望言ってもらえると助かります


581 :553:2006/03/20(月) 01:06:32 ID:fpGAlD9j
>>1
携帯から見れなくても大丈夫でしょうか???

582 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 01:11:02 ID:dKNIgkVI
>>1
自分の相撲に吹いたwww
ガンガレ-!


583 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/20(月) 01:28:32 ID:???
>>581
僕は全然いいと思いますよ

584 :553:2006/03/20(月) 01:34:18 ID:fpGAlD9j
>>1
ではなんとか作ってみます
なにかあればまた質問させてくださいw
今日はもう寝ますー!では

585 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 01:53:03 ID:T1yQwQnz
>>581ダメ。

586 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 01:55:36 ID:???
>>581さん…通勤中に読もうと思っていたんだが…

出来れば携帯からもお願いします。

587 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 02:58:14 ID:???
>>1
乙かれ

ところでA級戦犯の意味知ってる?

588 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 03:38:02 ID:???
この場合A級戦犯は
せいこう
ECD
だと…

589 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 05:03:08 ID:cSOl2BOc





           

                 完





                                            

590 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 05:05:22 ID:cSOl2BOc






              

                                    〜○
                                   ノ          



                完 
   


                                            

591 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 05:05:58 ID:cSOl2BOc






          完                          
       



 
                                       

592 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 05:06:28 ID:cSOl2BOc










                               完











593 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 05:07:05 ID:cSOl2BOc














〜             


                            完











594 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 05:07:39 ID:cSOl2BOc








                          完




     〜〜●

595 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 05:08:11 ID:cSOl2BOc







                 〜〜●







596 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 05:08:53 ID:cSOl2BOc



            〜〜●
     
               〜〜●

           〜〜●

597 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 05:10:38 ID:???
>>1
ttp://www.aleph.to/

598 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 05:34:18 ID:cSOl2BOc









sっs






599 :2日目 午前0時過ぎ 高校図書館:2006/03/20(月) 05:54:34 ID:???
Home Made 家族のMICROは今高校に来ている。志人となのるなもないが眠るあの高校だった。
MICROは多くの参加者が感じているのと全く同じように、もう心底まで震え上がっていた。
だがそれも仕方が無いと言えるのかも知れない。
加えて彼には運が無かった。最初はこの「プログラム」の対象者では無かったにも拘わらず、
せいこうの突発的な思い付きに巻き込まれた。そして組まされたのがYAMATOだった。
おまけに武器は銃だと喜んだがマガジンが付けられないではないか!
つまり魔の『とっかえだまシステム』にまで大当たりしてしまったのだ。
さらにPESにDJ OASIS、そして街を歩けばLITTLE、Diggy-MO'、DJ HAZIME、ILMARI、DJ KAORI、
トドメにここで志人、なのるなもないと最も多くの死体を見てしまっていた。
正直気も狂わんばかりであったが、生への執着がギリギリ神経を保たせていた。

その細りきった精神を振り絞って彼はこの高校に隠れることにしたのだった。
(死体を見れば普通こんなところにいたいと思わないだろう。)
しかし校舎内はもう嫌だった。そこで妥協案として高校の図書室を選んだ。鍵は開いていた。
[実は街にはわざと施錠されていない建物がいくつもある。ここの図書館もその一つだ。
ちなみにこれはせいこう(と言うよりECD)の提案であった。勿論、ゲームを盛り上げるために。]
MICROは用心深くいくつかの扉を開け中に入って行き
内部に着くと図書館独特の空気の中で安堵のため息をついた。
しかし、銃声が二度図書館中に響くのはそれとほぼ同時だった。
撃ったのはカウンターに隠れていたRUMI。
その後RUMIはMICROの亡骸に一瞥もくれず、ある本に目を戻した。
その本を照らす光は、Shing02が探し忘れていた志人のレーダーの物だった。
レーダーは調べ物をするRUMIと何をする必要も無くなったMICROの存在を無機質に知らせていた。

600 :2日目 午前0時半頃 住宅街:2006/03/20(月) 05:56:10 ID:???
「誰もが容易く命を絶つ…したたかに乗り切る根性出す……ってか…」
疲れ果てて重くなった身体を引き摺るように、住宅街を歩く。
さすがのMummy-Dとて、幾度もの戦いをくぐり抜けたせいでかなりの疲労が溜まっていた。
どこでもいい。とにかく誰にも見つからない場所で休息を取りたい…。
そんな事を思いつつフラフラさまよい歩いていると、一軒の家から何やら物音が聞こえてきた。
「…ゴゥンゴゥンゴゥン…チャパッ…ゴゥン…」
(……洗濯機!?この非常事態に呑気に洗濯かよ)
そう思うとただでさえ疲れているのに、さらに力が抜けた。
が、ふと気が付いた。
(……洗濯!?ま、まさか!)
いついかなる時でも洗濯をする男。
ライブ前のリハーサルが終わると、会場の洗濯機で嬉々としてステージ服を洗う男。
…その存在を思い出したMummy-Dは、音のする方へ向かった。
そっと家の門を開き、音が聞こえてくる庭を覗いて見ると…いた!やっぱりそうだった。
「…広平!?」
あまりにも予想通り過ぎて、呆気に取られて思わず声をかけてしまった。
そのKOHEIはと言えば、稼動する洗濯機の横の縁側に腰掛け、呑気にお茶をすすっていた。
「おう、兄貴じゃんかあ」
「…広平、こんな所で何やってんだよ?」
「ん〜?洗濯だよ」
KOHEIはのほほんとそう答えると、ズズッとお茶をすすった。

601 :2日目 午前0時半頃 住宅街:2006/03/20(月) 05:57:08 ID:???
「いや、見りゃあ分かるけどよ…何もこんな時に…」
「だってよ〜、何か知らねーけどいきなり連れ去られてよお、こんな荷物持たされて
 『殺し合いして下さい』とか言われてなあ。一回KINに会った後で、
 『こんなの理不尽だ!ゲームに乗らない奴を集めよう』って考えてさ。
 んで、いろいろ探し回ってみたんだけど誰にも会えなくてよぉ。
 公園の植え込みの中とかドブ川の土手とかウロウロしてたら、服が汚れてしまってよ。
 汗もかいたし気持ち悪くって。んで『住宅地なら洗濯機あるかな』って思ってさあ…」
…相変わらずのKOHEIに、Mummy-Dは呆れて何も言えなかった。
それに気付かないのか、KOHEIは言葉を続けた。
「そしたらさっきの放送でさあ、期待できそうな人達の名前が読み上げられてんのよ…
 どーしよっかなぁ、これから…って思ってたんよ。
 まあ、洗濯終わるまでまだ時間もあるし、幸いこの辺りには誰もいないみたいだから
 今夜はここに隠れて、朝になったらまた誰か探しに行こうかなって考えてたわけなんだよ」
「隠れてって…広平、洗濯機の音思いっきり道まで聞こえてたぞ」
「えっ!?まあ、誰もいないから大丈夫なんじゃねえの?ハハハッ」
(おいおい、現に俺がここにいるし、俺じゃなかったらどうする気だったんだよ…)
呑気に笑うKOHEIを見て、呆れまくるMummy-Dだった。

602 :2日目 午前0時半頃 住宅街:2006/03/20(月) 05:58:26 ID:???

そう、今までと違ってMummy-DはKOHEIを攻撃をする気には全くなれなかった。
ゲームが始まって以来、『たとえ弟であれ見つけ次第殺す』と決意していたものの
兄であるMummy-Dにとって弟の広平は、困った時にいつでも助けてやる対象としてしか見られないのだ。
しかもKOHEIの普段以上のマイペースぶりに気持ちを完全に持っていかれてしまった格好である。
…無防備すぎる弟にはとても手をかけられない…しかし、自分は生き残る為にゲームに乗ってしまっている。
対するKOHEIは、ゲームに乗らずに抵抗を試みようとしている。
どうしたらいいものか。Mummy-Dは戸惑っていた。

「まあ、そんな所に突っ立ってないでこっち来て座れよ」
KOHEIはチョイチョイと手招きをした。
Mummy-Dは大人しくそれに従って、KOHEIの横に腰掛けた。
「…広平、本当に誰にも会わなかったのか?」
「ん〜… あ、二回だけ遭遇したよ。まあ一回目は……
 …KINに会ったんだけど色々あってすぐに別れて…… 
 二回目、あれは多分シャカゾンビのOSUMIだな」
「だなって…姿は見てないのか?」
「ああ。後ろからこう、首筋に金属性の何かがぶつかってきたんだわ。
 『痛っ』って思ったら気が遠くなって…その時
 『あっ…やっぱ、すまんっ!』って声がしたんだわ。その声、どう考えてもOSUMIだったんだけど…」
そう言って、ほれココだよ、とKOHEIはMummy-Dに“何か”をぶつけられた場所を見せた。
「…で、何で広平は無事だったんだよ?気が遠くなったんだろ?」
「いや〜、よくわかんないけどさあ、たぶんあいつは殺る覚悟ができてなかったんじゃねえか?
 『やっぱ、すまん!』って言うぐらいだからな。や〜、命拾いしたわ〜。俺ってツイてるよなあ。アハハッ」
「笑ってる場合じゃないんじゃないのか!?どっちにしろOSUMIに襲われたんだろ?
 同じシーンの仲間に襲われて…ショックじゃないのか!?」
およそMummy-Dらしからぬ言葉が、Mummy-Dの口から吐き出された。
「ん〜…ま、仕方ないんじゃね?OSUMIだって生き残りたいんだろうし。
 ゲームに乗るか、俺みたいに仲間を探して…って、まだ誰にも会ってないけどさ
 ゲームに乗らずに抵抗するか、どっちかしかないわけだしな」
KOHEIは何か達観したような顔つきでそう呟いた。

603 :2日目 午前0時半頃 住宅街:2006/03/20(月) 05:59:06 ID:???
実際KOHEIは何かを達観していた、昼間にKINの死を目の当たりにしたことで。
誰も殺さず、誰からも殺されずにこのゲームをくぐり抜けることこそが、自分のとるべき唯一の対抗手段だと悟ったのだ。

「それに…兄貴だってゲームに乗ったクチだろ?だったらOSUMIの気持ちもわかるだろ?」
「え……」
図星を突かれたMummy-Dは、言葉を失いうつむいた。
「見りゃわかるって。その格好…シャツに着いてるのは、誰かの血だろ?
 それに火薬みたいな臭いもするし。拳銃か何か使ったんだろ。
 穴があいてるのは…誰かに撃たれたんだろ?兄貴、よく無事だったなあ」
相変わらずの呑気な口調でKOHEIはそう語りながら、Mummy-Dの胸の辺りをペシペシと叩いた。
「…あ、下に何か着てるんか〜。兄貴、大したモンだよ。スゴイなあ」

「……広平、俺を責めないのか?」
Mummy-Dはうつむいたまま、振り絞るような、小さな声でKOHEIに問いかけた。
「だからさっきも言ったろ?仕方ないって」
KOHEIはMummy-Dの方に向き直り、言葉を続けた。
「兄貴は戦って生き残る方を選んだ。俺は戦わずに生き残る方を選んだ。
 人それぞれだろ。それと兄貴…俺を殺る気、ないだろ?」
再び図星を付かれ驚いたMummy-Dは、顔を上げてKOHEIの方を見た。
「何つーか、殺気がないんだよなぁ…今の兄貴。違うか?」
「…ああ、そうだ。俺には広平を殺るなんて…出来ねえよ」
「何でだ?今俺を殺れば、一人減って兄貴も有利になるだろ?」
「いや…俺は…広平を困らせること自体できないし、ましてやお前に手ぇかけるだなんて…。
 俺…仲の良かった人間に手をかけるのは…もうまっぴらなのかもしれない…」
そう言うとMummy-Dは、自分の手に目を落とした。
手をグッと握り締めると、あの時の感触がまた蘇ってきた。
「もうまっぴらって…誰の事だ?良かったら話してみろよ」
KOHEIにそう促されて、Mummy-DはLITTLEとの事を話した。
この手で、親友を刺し殺した…その感触が未だにMummy-Dを苦しめていた。

604 :2日目 午前0時半頃 住宅街:2006/03/20(月) 05:59:58 ID:???
「そうなのか…俺にはLITTLEの気持ち、わかるなあ」
「え…?」
「だってさぁ、どうせなら『すまない』って思って殺される方がマシだと思うぞ〜。
 何も考えずになぶり殺しにされるくらいなら、その方がいいって。
 俺もOSUMIにやられた時…そう思ったよ。『すまん』ってOSUMI、言ってたし。
 『ああ、OSUMIになら…こういうヤツに殺られるなら本望だ』って、あの時思った」
Mummy-Dはただ呆然としてKOHEIの言葉を聞いていた。
「だから…俺、兄貴にだったら殺されてもいいよ。殺りたければ殺りなよ。今、ここで。
 兄貴に殺られて…兄貴が生き残るなら、俺は本望だ。」
KOHEIはMummy-Dの目を見て、キッパリと言った。
「な…何言ってんだ!?俺には出来ねえって!それに…俺、生き残る価値なんて…」
Mummy-DはKOHEIの言葉に驚き、声をあげた。
「いや、兄貴は生き残らなきゃだめだ…それに、他の人に会ったらその人を殺るんだろう?」
「………そうだ」
「そうか…じゃあ、ここでお別れだな。早く行きな」
KOHEIは厳しくも優しい口調でMummy-Dに言った。

605 :2日目 午前0時半頃 住宅街:2006/03/20(月) 06:00:40 ID:???
「俺は誰も殺らない。殺らないで済むならそうしたい。でも、兄貴にも生き延びてほしい。
 兄貴が俺を殺って兄貴が生き残るなら、俺はそれでも全然構わん。
 だけど兄貴は俺を殺れないって言うし…一緒にいても仕方ないだろ。
 兄貴は兄貴の信じた道を行きなよ…俺は俺の信じた道を行くから。たとえ間違っていたとしても、な」
悟りを開いたかのようなKOHEIの言葉が、Mummy-Dの胸に突き刺さる。
自分の信じた道…間違っていたとしても、引き返す事は出来ない。
「…わかった。そんなら広平…元気でな」
Mummy-Dはそう呟いて立ち上がった。
「おう!…この状況でお元気でってのもアレだけどな」
KOHEIはそう言って苦笑した。
「大介兄貴…… 死んだらダメだぞ。生き残って、また音楽やってくれ。俺もそのつもりだから」
「広平…」
こんな時に…優しい表情で語りかけるKOHEIの言葉が、少し辛かった。
「…ああ。必ずだぞ!KOHEI、また一緒に共演しようぜ!」
「ああっ!ライブでもゲストで出してやるって!再会のお祝いにな」
そう言ってKOHEIはニヤリと笑った。
Mummy-Dもニヤリと笑いかけると、KOHEIに背を向けて歩き出した。
道へ出ても、振り向く事はなかった。
それが…KOHEIの命取りとなった。
Mummy-Dが家から離れたのを物陰から確認する人影が一つ…何やら荷物を抱えたRUMIだった。

606 :2日目 午前1時頃 住宅街:2006/03/20(月) 06:01:11 ID:???
RUMIは他に人がいないのを確認すると、KOHEIのいる家の裏口へとまわった。
「まさかこんなに早く実験できるとはね」
RUMIは嬉々としてそう呟くと、音を立てないように勝手口のドアを開けた。
荷物をそっと下ろし、台所へ上がりこむ。
忍び足でKOHEIのいる縁側の方へと近付き、様子をうかがった。
その時KOHEIは、洗濯を終えた服を物干しに干している最中だった。
RUMIはそれを確認すると、音も立てずに素早くKOHEIに近付いた。
KOHEIの背後で一瞬鎖を大きく広げ、ガッとKOHEIの首に巻きつけた。
「うがっ…だっ…誰だ…」
RUMIに絞め落とされながら、KOHEIは苦しげに言葉を吐いた。
しかし誰なのか確認する前に、あっという間にKOHEIは落ちてしまった。
腕の中でグッタリとしているKOHEIを引きずり、RUMIは家の中へと入っていった。
居間に KOHEIを放り出し、勝手口の荷物を持ってくる。
中から取り出したのは大量の鎖と十数個の錠前。金物屋から失敬してきた物だった。
RUMIはKOHEIを柱にもたれるように座らせ、それを鎖でグルグル巻きにした。
そしてもがいて外れないようにと、丁寧に錠前で留めていく。
巻きつけた鎖をグッグッと数度引っ張って、外れないことを確認すると
RUMIは荷物を抱えて庭へ降り、正面の門を通って道路へと出た。
そして再び荷物を漁り、数本のビール瓶を取り出した。
瓶の中には液体が7割ほど入っていて、口からは布が数センチ伸びていた。
火炎瓶――――MICROを殺ったあの図書室で、作り方を調べて用意したものだった。

607 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 07:06:42 ID:cSOl2BOc








                          完  










608 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 07:07:33 ID:cSOl2BOc


                  子宮求めて三千里

                 〜〜●   


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609 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 07:09:48 ID:cSOl2BOc
 
 
              !

                               ●●●
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610 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 07:10:29 ID:cSOl2BOc




               〜〜●        






     完

611 :2日目 午前1時頃 住宅街:2006/03/20(月) 07:12:17 ID:???
「高校の図書室に、あんな物騒な本置いといていいのかねえ…
 私が教師だったら、絶対にあんな本入れさせねえのになあ」
その本があったおかげで火炎瓶が作れた事を棚に上げて、RUMIは呟いた。
そして瓶を軽く振って布に火を着け、垣根越しにKOHEIのいる家に向かって投げ込んだ。
ガチャン!ボンッッッ!
「おおっ、火ぃ着いたかあ…おもしろいなぁ。もっと投げてみようっと」
RUMIは次々に火の着いた瓶を投げ込んだ。
ガチャン!ガチャン!ガチャン!ボンッ…ボボボボボボ…
どうやら家自体にも火が着いたらしく、垣根越しにも伝わってくるほどに火の勢いは増していった。
「ふーん…やっぱり危険だな、火炎瓶は…」
RUMIはそう呟くと、メモを取り出して「火炎瓶・数本で居住物に着火可能…」などと書き込んだ。

Mummy-Dは、KOHEIに会う前よりも疲れていた。そして、動揺していた。
KOHEIがこのゲームに参加しているだなんて本当は考えたくもなかった。
当のKOHEIは呑気に洗濯なんかして…いつもと変わらぬKOHEIだった。
自分の取った行動を否定もせず、しかも「殺りたければ殺れ。今、ここで」などと自分に言ってきた。
わからない………己の命を差し出してまで、自分に生き残れと言う。
「兄貴に殺られて兄貴が生き残るなら、本望だ」なんて…LITTLE…KOHEI…二人とも「生き残れ」と自分に言った。
「……… 俺は、そんなに価値のある人間なんかじゃ…価値のあるラッパーなんかじゃないのに」
Mummy-Dは、戸惑っていた。どうしていいのか、わからなくなっていた。
力なく、トボトボと身体を引き摺るようにうつむいて歩いていた。
すると、急に足元が明るくなり自分の影がハッキリと、昼間のように浮かび上がった。
「え…」
ふと振り返ると、一軒の家が燃えていた…さっきまでいた、KOHEIの潜む家だった。
「―――――広平っ!!!」
Mummy-Dは一目散に燃え上がる家へと駆け出していった。

612 :2日目 午前1時頃 住宅街:2006/03/20(月) 07:12:49 ID:???
Mummy-Dが家までたどり着いた時、RUMIは燃え盛る火をニヤつきながら見つめていた。
「…RUMI…か…?何やってんの、君?」
RUMI………がなぜここに?なぜ火を見て笑っている?
「ああ、Dさん…戻ってきちゃったのかあ」
RUMIはニヤついたままMummy-Dを見て呟いた。
「戻ってきちゃったって…RUMI、まさかこの火事…」
「ああ、実験だよ、実験。火炎瓶のね。
 ほら、今年ワールドカップがあるでしょ?フーリガンが火炎瓶使うかもしれないからさあ。
 どれぐらいの威力なのか確かめておかないと… 私、スポーツ関係の知識も欲しいからね」
RUMIは事もなげにサラリと言った。
「…中に広平がいるんだぞ!お前、まさか…」
「あー、ついでにね、人が燃えちゃうとどうなるのかなー?って、それも確かめようと思って。
 KOHEIさんには悪いけど、実験台になってもらった。今ごろ中でもがいてるんじゃないかな?」
表情一つ変えずに言ってのけるRUMIに、Mummy-Dはこのゲーム始まって以来の、心の底からの殺意を覚えた。
「実験だとぉ…貴様あぁっ!!ふざけた事言いやがって!!」
もうこんな奴は人間なんかじゃない!Mummy-DはRUMIに向けて拳銃を構えた。
「おっと、私と戦ってる暇なんてないんじゃないの?
 早くしないと、KOHEIさん焼け死んじゃうぞ〜。いいのかな〜?」
ニヤニヤといやらしい下品な笑みを浮かべ、RUMIは言った。
「鎖でグルグル巻きにして繋いじゃったからなぁ。逃げられないんじゃない?」
「…くっそーっ!」
Mummy-Dは拳銃を下ろしRUMIを睨みつけ、すぐに踵を返してKOHEIのいる家へと飛び込んでいった。
「さ〜て、と…これで救助のデータも取れるかな?」
RUMIはそう言うと、再びメモを取り出した。

613 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 07:13:20 ID:cSOl2BOc
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614 :2日目 午前1時頃 住宅街:2006/03/20(月) 07:13:56 ID:???
Mummy-Dはさっきいた庭先へと向かった。が、そこは既に火の海と化していた。
「くそっ…こっちはダメか」
ならばと玄関へ戻り、ドアを開けようとしたが…鍵がかかっていて開かなかった。
Mummy-Dは拳銃を取り出し、ドアノブに銃弾を撃ち込んで壊した。
そして何とかドアを開け、家の中へ飛び込み居間へと向かった。
「広平!」
KOHEIは柱に縛られたまま、意識を失っていた。火の手は縁側を燃やし尽くして、部屋の中まで広がり始めていた。
「広平っ!広平っ!」
Mummy-DはKOHEIの肩を持って揺すった。すると、KOHEIは意識を取り戻した。
「広平、大丈夫かっ!」
「…ああ…誰かに後ろから絞め落とされて…あー?何で俺、縛りつけられてるんだ?
 あれ?兄貴〜、何でここにいるんだよ?早く行けって言っただろう…」
「そんな事言ってる場合じゃねんだって!火事なんだ!
 絞め落としたのも、火を着けたのもRUMIの仕業なんだ!今、鎖外すから待ってろ!」
Mummy-Dはそう言うと、錠前に向かって拳銃を構えた。
玄関の鍵のように、一つずつ壊していくつもりだった。
「おいおいおい…いくつ鍵付いてんだよ」
KOHEIがMummy-Dに尋ねた。
「さあ…20個はないと思うんだけど…」
Mummy-Dは拳銃を撃つ手を休めずに答えた。
「あーそう……兄貴…弾もったいないから、もうやめとけよ」
KOHEIはMummy-Dにそう促した。

615 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 07:14:49 ID:cSOl2BOc
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616 :2日目 午前1時頃 住宅街:2006/03/20(月) 07:15:14 ID:???
「は?…何言ってんだ!これ外さなかったらお前焼け死んじまうんだぞ!?」
Mummy-DはKOHEIの思いもよらぬ言葉に驚き、声を張り上げた。
「だって、支給された武器の弾は数に限りがあるんだろ?
 こんな所で20発も使っちゃったら兄貴…後で困るだろうが」
「そんなもん後で何とかすればいい!それより今は、お前を助ける方が先だ!」
Mummy-Dはそう叫ぶと、再び拳銃を構えて撃とうとした。
「…じゃあ、弾一発で助かる方法があるんだけど…兄貴、やってくれるか?」
「弾一発って……広平、まさか…」
「うん…俺を撃ってくれ。俺を殺してくれ。そうすれば兄貴は助かるし、俺も無駄死にしないで済む」
KOHEIはMummy-Dに諭すように、そう言った。
「何で…何で広平まで…そんな事言うんだよ…」
Mummy-Dはまた、LITTLEと対峙した時の事を思い出していた。
「いいんだって。兄貴はまだまだこれからじゃん。だから兄貴は生き残れ! 」
KOHEIは真っ直ぐにMummy-Dを見つめ、きっぱりと言った。
KOHEIの言葉に、Mummy-Dは驚いた。死んでもしょうがないのは自分の方なのに…。

617 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 07:16:09 ID:cSOl2BOc
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618 :2日目 午前1時頃 住宅街:2006/03/20(月) 07:16:14 ID:???
「俺…どうしたらいいんだよ……どうしようもないじゃねえか……!」
Mummy-Dは必死に、KOHEIに向かって言った。
しかし、それを遮るようにKOHEIが言葉を投げかけた。
「じゃあ、最後のアドバイス、聞いてくれるよな?兄貴……俺を撃ってくれ。そして生き延びてほしい」
「……っ!広平っ!」
Mummy-Dの目から涙があふれた。LITTLEの時以来の涙が…。
そんな事をしている内に火はどんどん燃え広がり、縁側周辺の天井が崩れ始めていた。
「ほら、はやくしねえと兄貴まで焼け死んじまうぞ。俺も焼け死にたくないしな。
 さっきも言っただろ?なぶり殺しは嫌なんだ。苦しむのも嫌なんだ。
 兄貴の手で………キレイに、楽にさせてくれよ」
KOHEIはそう言うと、笑みを浮かべた。
Mummy-Dはあふれる涙でKOHEIを直視出来なくなっていた。
「なあ、頼むわ。せめて死に方ぐらい…最後なんだから選ばせてくれよ」
その言葉に意を決したのか、Mummy-Dは拳銃をKOHEIの左胸にあてがった。
「そうだよな…RUMIなんかに殺られるぐらいなら…俺が…俺が殺るぞ」
そう言いながら震える両腕に力を込め、グッと拳銃を握り締めた。
「広平…今まで本当に…本当にありがとうございました」
「おうっ!俺も大介兄貴には感謝してる…ありがとうな。これからも頑張れよ。
 兄貴は…ヒップホップシーンに必要なMCだって事、忘れたらダメだぞ」
「おうっ…こ、広平……そしたら…撃つぞ!」
その言葉に、KOHEIはにこりと笑って頷いた。

619 :2日目 午前1時頃 住宅街:2006/03/20(月) 07:16:45 ID:???
バンッッッ!

………一撃、本当にたったの一撃だった。
何人も撃ってきたMummy-Dにしてみれば、造作もない事だった。
「無駄に弾を使うな」というKOHEIの言いつけも守れた。
「広平…ちゃんとやったぞ…」
涙が止まらない。問いかけても、もうKOHEIは返事を返してくれなかった。

ジリジリと背中に熱を感じて、Mummy-Dは我に返った。
居間の半分以上が炎に包まれている。早く逃げないと巻き込まれてしまう――――。
KOHEIを置いたまま脱出するのは心苦しかったが、逃げない事には約束が守れない。
「生き延びろ」…KOHEIの最後のアドバイス。
「広平…全てが終わったら、骨拾いに来るぞ…待っててくれよ」
Mummy-Dはそう呟き、軽く広平に手を合わせてその場を離れた。
玄関側は、もう既に火の海だった。だが幸いな事に勝手口側はまだ火の手が上がってなかった。
そこから脱出し、正面へとまわる。RUMIを…仕留める為に。
「RUMIィィィィィィィっ!!!」
Mummy-Dは叫びながら拳銃を構え、家の前へと飛び出した。
しかし、そこにRUMIの姿はなかった。
KOHEIを撃った拳銃の音を聞いて、その場を離れたらしい。
「…絶対に…絶対にゆるさねぇ…」
LITTLEの時と違い、殺さなくても良かった兄弟を殺してしまった。
全てはRUMIのせい…RUMIがくだらない「実験」なんかしたせい…。
Mummy-Dに新しい目的が加わった。
生き残る事。そして…
「RUMIは、俺がこの手で殺ってやるっ!必ずだっ!」
燃え盛る炎を背に、Mummy-Dは誓った。

620 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 07:17:16 ID:cSOl2BOc
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621 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 07:17:49 ID:cSOl2BOc
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622 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 07:18:19 ID:cSOl2BOc


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623 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 07:19:03 ID:cSOl2BOc
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624 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/20(月) 07:19:16 ID:???
…うpするタイミングが悪かったのが心残りです

625 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 07:19:45 ID:cSOl2BOc
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626 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 07:20:47 ID:cSOl2BOc
     天然痘再発



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627 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 07:27:53 ID:cSOl2BOc
sdふぁ













628 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 08:11:57 ID:cSOl2BOc





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629 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 08:12:45 ID:cSOl2BOc
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630 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 08:13:39 ID:cSOl2BOc
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631 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 08:14:28 ID:cSOl2BOc
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632 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 08:15:33 ID:cSOl2BOc
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633 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 08:16:09 ID:cSOl2BOc

          
            
                     ★!
















634 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 08:17:12 ID:cSOl2BOc
            
               ○
















635 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 08:17:54 ID:cSOl2BOc
           
     ヌルポ      

 
                             ぬるぽ!



            ヌルポ!!!!!








636 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 08:19:37 ID:C0M0ceLw
漢マダー?

637 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 10:23:58 ID:cSOl2BOc


         

          そして時は動き出す。。。









         

638 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 10:24:53 ID:cSOl2BOc





             ドーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!
  

   

        ぶへああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!






639 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 10:25:24 ID:cSOl2BOc




              ぬるぽ!















640 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 10:26:04 ID:cSOl2BOc




             ヘイよー そこのカスやろう。。。。

     
       
              ぬるぽ










641 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 10:26:34 ID:cSOl2BOc





            空も飛べるはず。。。。。。







   ヌルポ

642 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 10:27:20 ID:cSOl2BOc


               〜〜●

            もうすぐもうすぐ

                

643 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 10:28:11 ID:cSOl2BOc


               子宮さーーん!


                         〜〜●

 
        〜〜○ 





644 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 10:29:31 ID:cSOl2BOc

      追い越した!!!!!!!!!!


               〜〜●


                     〜〜〜〜〜〜〜〜〜○

                     よいせ よいせ

645 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 10:33:40 ID:M96HIqPs
亀だけど師匠キター!!
Rhymester全員集結キボン

646 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 11:23:15 ID:ab4/QQ/L
BOSSは本当に物語通りのことやってそう

647 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 13:24:32 ID:???
やべ〜、クソおもしれ〜!

>>1さんがんがって

乙です

648 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 14:27:57 ID:???
>>1
前に使ってたドメインですけどまとめサイトを作ってみました。
ちょっとみずらいかもしれないけどデザインが気にくわなかったら気軽にいって下さいw
直しますんで。あと、マジで面白いので今後も続けて下さい!宜しくっす。
http://www.mh-net.com/(今の所、携帯は無理。)

649 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 14:29:11 ID:???
すいません、ミスりました。
http://www.mh-net.com/

650 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 15:34:49 ID:ayq6ac4f
>>649
お前何考えてんの?
匿名だからって何してもいいってわけじゃないだろ。そんな常識すら理解してないお前が本気でムカつくわ。



651 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 16:08:00 ID:???
>>650
オッケー。気がすんだか?
わかったらさっさとお前の居場所に帰りなさい。
http://www.cherrybb.jp/

652 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/20(月) 16:20:35 ID:???
今日は夜中まで帰れないっす

あとsage進行でやった方がいいのかもしれないですね。。

653 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 18:22:19 ID:???
ハンカチ→バンダナ
LITTLEは「中学卒業以来義務は感じとねー。殺し合いに乗るワケじゃねーけど、自由にやらせてもらうぜ!」
的なノリがよかた。

654 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 18:43:17 ID:???
ネトラジスレで音楽を聞こう。
    ヒップホップ板で常に音楽を会

655 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 19:24:55 ID:D2vXIafR
せいこう「早く殺しあいはじめましょう。」

656 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 19:30:43 ID:bMXrqN0y
ポチョでる?

657 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 19:37:09 ID:M96HIqPs
wktkしながら待ってるお。>>1タソガンガレ!!

658 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 20:25:16 ID:???
KOHEIいいなぁ 感動したわ。

659 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 20:49:16 ID:bMoU1KTe
☆1☆頑張って!!まとめサイト作ってくれる人も頑張って♪

660 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 21:41:32 ID:???
>>1
早く皆の為に家に帰ってきてくれ(^^)
早くRUMIたんのハァハァシーン出してくれ(^^)

661 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 21:49:53 ID:6JWAt3OU
不覚…
Dさんとコーヘイで泣いてしまった…

662 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 21:51:24 ID:BpOolh2u
なんでPESが2回死んでんだ?

663 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 21:56:14 ID:D2vXIafR
公平とDって素で兄弟なの?

664 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 22:01:18 ID:???
>>663俺は三時間前に別のサイトで知った

suがダンサーの時の相方がFUMIYAの兄とか



665 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 22:10:22 ID:F74xDYWP
>>660
濡れ場は求めてないからな…

バキみたいにRUMIスレに出張してもらえばいいじゃないか
どうせあんなスレだし

666 :553:2006/03/20(月) 22:15:27 ID:fpGAlD9j
携帯・PC対応でFTP使用可能の鯖が見つからない…
どっかいいとこないですかねorz
すっかりPCのみ対応の気でいたのでw

667 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 22:42:08 ID:2/PPVnbM
雄志は?

668 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 22:44:41 ID:D2vXIafR
あっそういえばまだゆうしいないな

669 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 23:09:04 ID:kLlkyr51
Kjは?

670 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 23:11:21 ID:???
>>666
探せばあるよ。面白いけどさ著作権侵害で訴えらそうで嫌だなw
っうかこれって原作にコピーしてキャラを実際のラッパーに変えてるだけだろ?
BR見たことねーから分かんないけど。無茶するなw

671 :553:2006/03/20(月) 23:30:38 ID:fpGAlD9j
>>670
どうもー、頑張って探してみます!
著作権のことはあたしも気になって…
検索かけたらねぎまバトルロワイヤルって
まとめサイトもし見つけたんですけど。
どうなんだろー
著作権のこと調べてみます

672 :553:2006/03/20(月) 23:31:56 ID:fpGAlD9j
>>671
×まとめサイトもし見つけた
○まとめサイトも見つけた

673 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 23:35:06 ID:???
全然違うよ
BRよんでから言え

ただのラッパーたちの殺し合いだから著作権大丈夫だろ

あとまとめサイトには
登場人物全員を表にして
武器とか、出会った人、殺した人、殺された人とかいつ死んだかとか書いてほしい

誰が参加してるかもわからない

674 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 23:35:51 ID:???
メルマガ配信はどうよ。
駄目っすか?w
>>1>>671頑張って

675 :553:2006/03/20(月) 23:45:19 ID:fpGAlD9j
>>673
そうなんですか
BRは昔文庫でざっと目通したくらいなので
よく覚えてほせんでした汗
登場人物とかは載せるつもりです

>>674
メルマガですか?本編とかを配信するんですかね?


だめだ 鯖探すの下手クソでなかなか見つからないorz


676 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 23:47:28 ID:???
2styleとか駄目だっけ?

677 :553:2006/03/20(月) 23:50:01 ID:fpGAlD9j
>>676
携帯から見れましたっけ??
2スタはいつのまにかスペース消されてたりするから心配…

678 :訴える名無しさん。:2006/03/20(月) 23:54:35 ID:???
フレーム使わないなら見れるとオモ。
確かに勝手に消されるw

679 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 00:03:05 ID:???
これだけは言っておくべきである。





━━━この物語はフィクションです━━━━

680 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 00:07:47 ID:???
>>679
そんなんみんな知ってる.......

つーかおせーよw

681 :553:2006/03/21(火) 00:12:33 ID:79Qxkq0D
>>678
携帯対応鯖じゃなくても
フレーム使わなければ携帯からも見れますか?
PCのみ対応しか今まで作ってないので…

682 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 00:20:17 ID:???
>>681
試しに今自分のサイト見てみたけど見れたお。
フレーム使っててもhttp://fileseek.net/使えば見れるしね(´ー`)
がんがってね

683 :553:2006/03/21(火) 00:29:45 ID:79Qxkq0D
>>682
そうですか!ありがとうございます!!!
じゃあじぶんが使い慣れてるPF-X.NETさんで
フレーム使わずに作ってみます
申請いってきます!

684 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 01:07:56 ID:???
>>679そうだったのかorz

685 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 02:56:07 ID:???
K-BOMBは出てこないのかな。
狂った殺人鬼希望

686 :登場人物まとめ:2006/03/21(火) 07:09:26 ID:???
↓主催者側
いとうせいこう:日本語ラップ、ヒップホップの先駆者的存在。MCとしてのカリスマ性が未だにあるかは微妙。
ECD:せいこうの側近として動く。今の所、存在感はあまりない。

↓参加者側
★穏健派
K-DUB SHINE:スタート時点の主観キャラ。序盤以降登場がない。
般若:桃太郎の仇討ちを誓う。宇多丸、DJ JIN、達磨様と行動中。
ZEEBRA:一度自殺を図る。童子-Tと共にBOSSと戦い撃退した。
Kj:スタートでのZEEBRAとの絆を見る限りおそらく穏健派。未だ動向は不明。
宇多丸:1日目終了直前で初登場。4人で行動中。ゲームに対して一番楽観的に見える。
DJ JIN:1日目終了直前で初登場。
達磨様:なぜかものすごいビビりキャラとして登場。

★武闘派
Mummy-D:殺し屋No1。他の参加者を殺すスタンス自体は変わらないがKOHEIと出会ってから心境変化か?
KREVA:Mummy-D並にクールに殺していくが、GAKU-MC、BOSE殺害以降で心境が多少変化する可能性アリ。
RUMI:武闘派の中でも殺人鬼の部類。脳内に爆弾を埋め込まれた(参加者ほぼ全員同じ)際におかしくなったらしい。
BOSS THE MC:上に同じく殺人鬼。ZEEBRAに右目を潰されて以降、以前にも輪をかけて理性のたがが外れた模様。
TWIGY:DJ HAJIMEを殺害するが、その後は不明。

★?派
OSUMI:K-DUBが説得されるが単独行動をとる。一度KOHEIを襲ったがとどめは刺していない。

★未登場の参加者
登場予定が10人弱いるが、ほとんどは秒殺の悪寒orz

687 :登場人物まとめ:2006/03/21(火) 07:10:49 ID:???
★死亡確認
MURO:スタート前に見せしめとして主催者側に殺される。
剣桃太郎:いとうせいこうによって爆死させされる。
DJ OASIS:スタート直後にK-DUBと共にいたがMummy-Dによって銃殺される。
PES:YOU THE ROCKに撃たれ、K-DUBの外した手榴弾による事故で死亡。
YOU THE ROCK★:KREVAに刺殺される。
LITTLE:Mummy-Dと善戦するも刺殺される。
Diggy-MO':KREVAに銃殺される。
安室:RUMIに首の折られて殺される
DJ KAORI:RUMIに爆死させられる。
KIN:不参加者にもかかわらずエリア内に侵入し、主催者側に銃殺される。
志人:Shing02に毒(タバコ)を盛られるが、その後は不明。後になって死亡自体が確認されている。
なのるなもない:今のところ詳細は不明。死亡自体は確認されている。
DJ HAZIME:TWIGYに銃殺される。
童子-T:RUMIに銃殺される。
Shing02:Mummy-Dに銃殺される。武闘派だった。
ILMARI:Mummy-Dに銃殺される。
S-WORD:Mummy-Dに銃殺される。
SUIKEN:Mummy-Dに銃殺される。
山田マン:Qに刺殺される。
Q:RUMIに撲殺される。
GAKU-MC:KREVAに銃殺される。
BOSE:KREVAに銃殺される。
YAMATO:BOSS THE MCにボーガンの矢で殺される。
MICRO:RUMIに銃殺される。
KOHEI JAPAN:間接的にRUMIに、物理的にはMummy-Dに銃殺される。

注:殺された順番通りには並んでません。

688 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/21(火) 07:13:49 ID:???
早くうpしろや!って感じですけど
とりあえずまとめさせてもらいました。
待っててください。

553さん
ありがとうございますm(_ _)m
↑のも使えたら使ってください

689 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/21(火) 07:15:48 ID:???
>★?派
×OSUMI:K-DUBが説得されるが
○OSUMI:K-DUBに説得されるが

690 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 07:47:05 ID:iLid1f4j


           〜〜○















691 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 07:47:52 ID:iLid1f4j


     天然痘警報



   >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>sdか







         あsdcsd






692 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 07:48:29 ID:iLid1f4j




              >>>>??????>>>>>?????>>>>???


 dcsdcvdsっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっd





sdcVSDcDScZXcsdfvsだいうおあいうえおあいうえおあいうえおあいうえあいうえおあおいうえおあいうえお





693 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 07:49:19 ID:iLid1f4j
????????????????????????????????????
???????????????????????????????
??????????????????????????
??????????
????????
??????
?????
?????
???????
??????????
????????????
???????????????
???????????????????????????????????????

694 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 07:50:01 ID:iLid1f4j


                 !!〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜●●






空も飛べるはず 






695 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 07:50:57 ID:iLid1f4j








                          あげ











696 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 07:51:32 ID:iLid1f4j










                 完










697 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 07:52:13 ID:iLid1f4j






                 俺はヒップホッパー











698 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/21(火) 07:59:39 ID:???
>>690-697
やめていただけると嬉しいです

699 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 08:05:30 ID:iLid1f4j
sdふぁsdfdsfsd


dsdふぁdfs




sdfsf




sdfsd
d

dds
f
あsdふぁsdふぁsdf

700 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 08:32:46 ID:iLid1f4j
あsdふぁsdf






〜〜●










701 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 08:34:02 ID:iLid1f4j


             〜〜●      〜〜●



〜〜○









702 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 08:34:35 ID:iLid1f4j




                ●



       ○
                                 ●

703 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 08:35:11 ID:iLid1f4j





                     ○●
                     ●○













704 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 08:36:33 ID:iLid1f4j


                    うhk




ghgchj
                     ●○

705 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 08:38:14 ID:iLid1f4j


                ●○●●●●

>>。。。??cSッd


                              カsじゃdかjkdvsd










706 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 08:39:06 ID:iLid1f4j




       jjjj
jj
っjっっっっっjjj
っjっっっjっj
jjっjっっっjj
っjっj
っっっっj


707 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 08:40:16 ID:iLid1f4j
1000
















708 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 10:04:00 ID:HJgvqtlj
荒しほんとに死ねよな現実で相手にされていないからって(ry

709 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 10:16:31 ID:FJ6hycgH
シカトすりゃいいじゃん

710 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 10:51:06 ID:iLid1f4j
1000


















711 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 10:51:44 ID:iLid1f4j
10000















sdふぁsdfdsfsdふぁfsdf

712 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 10:52:22 ID:iLid1f4j
1000000000000000000000000000000000


















713 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 13:18:07 ID:???
おい荒らし、荒らすならちょっとは面白いこと書けよ
お前全然面白くねぇぞ
VIPで出直してこいや

714 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 13:49:31 ID:RZxbS9g+
荒らしウザス・・・
>>1タソ、がんがってくれろ!!

715 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 13:53:52 ID:???
嵐は華麗にスルーが基本

716 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 14:05:32 ID:OlNXEBxn
☆1☆今日も期待してます K-B出ないかな…

717 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 16:51:43 ID:4lYPAe1i
誰もガッしてくれないとは悲しいなww

718 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 16:57:43 ID:???
結局まとめサイトはどうなったのよ

719 :565:2006/03/21(火) 17:01:50 ID:???
さっさとまとめ作れや カス

720 :553:2006/03/21(火) 17:15:29 ID:TO/ds9E0
まとめサイトのサーバーきのう申請してきました
審査結果くるのに3・4日かかるかもしれないので
うpはその後です汗
審査結果くるまでページ作成は進めておきますが…
遅くてすみませんorz

721 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 17:24:42 ID:???
これネタじゃないのね〜〜
DJクラッシュはでてこないの?マスターキーは?
マイカデリック、キエルマキュウとかも

722 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 17:42:14 ID:???
マイカデリック出すならアルファも出して

723 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 18:35:50 ID:???
確かにアルファ出して欲しいですね
片方だけでも

724 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 18:44:04 ID:???
片方って・・アルファ3人だぞw

725 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 19:08:41 ID:mkmkWXW2
ツボイ スズキ ワダ

726 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 19:10:49 ID:OlNXEBxn
まとめサイト作ってくれる人頑張ってくれてますね☆応援してます☆頑張ってくださいね☆

727 :2日目 午前1時半 バー:2006/03/21(火) 20:31:54 ID:???
このゲームは、いつ終わるのだろう?
「これは悪夢だ」
RINOはそう思いながら、グラスの酒を飲み干した。
もう何杯飲んだだろう・・?もう少し飲んだら眠くなってしまいそうだ。
眠ってしまい目が覚めた時にはこんな馬鹿げたゲームでなく、いつもの生活が待っていると思っていた。
そんな時だった。
ギィー…
静寂を破る音を立てたドアの向こうにはG.K.MARYANが立っていた。
「RINO…」
「ま、MARYAN…」
二人の間に、暫くの沈黙があった。

もはやこんな状況に陥っていては、たとえ元々仲間だろうと信頼し合えないのも無理はない。
ここにきて出会った二人は、お互いにどう振舞えばいいのか見当がつかなかった。
今に至っては味方とも敵とも言えない、微妙な関係であった。

緊張が二人の間に走った。
MARYANが思わず銃を身構えると、それに応じるようにRINOは手榴弾を手にした。その時だった。
「これで3人揃ったな。」
もう一人の男がMARYANのすぐ後ろから現れた。TWIGYだった。
「やっと信頼出来そうな仲間と会えた。」
TWIGYの口から出た言葉で、MARYANとRINOは身構えていた銃や手榴弾を降ろした。

728 :2日目 午前1時半 バー:2006/03/21(火) 20:32:30 ID:???
「なあ、二人とも…ここでも俺らで組まないか?」
「TWIGY…。」
ずっと孤独だったRINOにとっては、このゲームは自分しか頼れず、信用出来る誰かを求め続けていた。
「TWIGY、仲間だって思っていんだよな。」
G.K.MARYANは思わず叫んでいた。G.K.MARYANもRINOと気持ちは同じだった。
今まで、仲間という言葉は関係ないものと思っていたが
この時は、TWIGYの言うことが信用出来るような気がした。

「当たり前だ、そして仲間のために死ねるのも仲間だ。」
TWIGYはRINOに向かい、銃を乱射した。
「!・・・」
MARYANはその場の光景が信じられなかった。
「そんなに驚くなよ・・と言っても、驚いてる時間もないけどな・・」
TWIGYがそう言うと同時に、RINOの身体に何発もの弾丸が打ち込まれた。

「なんで撃ったかって?どうせ『すぐ殺されちゃうリスト』筆頭にいた、
 お前らにしたら楽に死ねた方だったろう?礼はいらないぜ…。」
二人の遺体を前にしたTWIGYの眼は、悲しみ…怒り… そして狂気に満ちていた。

729 :午前3時半 自動車整備工場:2006/03/21(火) 20:33:20 ID:???
DJ MASTERKEYは震えていた。
暗い自動車整備工場の片隅でひとり息を潜めていた。

早いものであれからもう1日が経過した。
水や食料を殆ど補給せず、且つ一睡もしていない彼の体は
既に限界にきていた。それでも彼は動かない。
餓死する事より他人に蹂躙・撲殺される恐怖が遥かに上回っていた。

彼は立ち上がるそぶりさえ見せない。
武器が『目潰しスプレー』という事実も、確実に戦意を削ぎ落としていた。
DJ MASTERKEYは、動かない。

ガラガラガラ…深夜のガレージにシャッターの開く音がする。
MASTERKEYは息を殺し身を潜める。隠れる術は覚えた、既に3回目だ…
大方、武器を探しにきたのだろう。めぼしいものは軍が全て没収済だが。

ところが4人目の来訪者は気色が違った。彼は暫く回りを見渡すと
MASTERKEYとは逆の方向に向かって歩を進めだしたのだ。
…マズイ、居座るつもりか!?どうする、逃げるか戦うか、とどまるか?
様々な思案はMASTERKEYの頭を混乱させる。動揺はそのまま反応に直結する。
無意味に揺れたMASTERKEYの体はダンボールに触れ、雪崩現象を発生させた。

「誰だ!?」 引き裂くような絶叫が倉庫内にこだまする。
でもMASTERKEYは不思議な事にその声を聞いて安心した。何だ、安心できる優しい奴だ…
自分の不運を嘆いていたが、少しは風向きが変わってきたのか?
意を決してMASTERKEYは語りかけた。
「俺だよ!NIPPS!MASTERKEYだよ!!」

「…MASTERKEY…?」訝しげな声が闇から漏れる。
ただその後、NIPPSの口から出た言葉は意外だった。心外、と言ってもよい。
「やめろ、撃つな、撃たないでくれー!!」

730 :午前3時半 自動車整備工場:2006/03/21(火) 20:34:04 ID:???
「NIPPS、何言ってんだよ!そんな事する訳ないだろう!」
「嘘だ!皆、そう言って仲間を殺していくんだ!!」
…仲間、いい響きだ。自分が孤独じゃないってわかる。皆怖かったんだ…
「嘘じゃない!本当だ!俺は誰も殺してない!そんな事出来る訳がないだろっ!」
問返しても返事がない。そのうち早いリズムの足音が出口方向へ流れ出した。
…見捨てるのか、NIPPS?俺を見捨てるのか!?
「行くな! 行かないでくれ、NIPPS!俺をひとりにしないでくれー!!」

足音が止む。NIPPSが怪訝そうに聞き返す。
「本当か?本当に撃たないか?信じていいのか、MASTERKEY!?」
「本当だ!俺はずっと隠れてたんだ!それに銃なんて持ってやしない!」

長い間の静寂が場内を支配する。おもむろにNIPPSが口を開く。
「…ずっと?あれからずっとひとりでここに?」
「恐いんだ…殺されるのも殺すのも…俺はそんな為に今までやってきたんじゃない!!」

暫くすると物陰から、小さい嗚咽がMASTERKEYの耳に聞こえてきた。
「…NIPPS? どうした?」
「恐かった…俺もずっと逃げ回ってた。一日中、山をうろついてたんだ…
 もう嫌だ!!何で俺達がこんな目に!! 」
MASTERKEYは安心と同時に怒りを覚えた。 NIPPSの言う通りだ、なぜ俺達が!?
「NIPPS、一緒に動こう!!二人の方が安全だ。そして皆を助けよう!!
俺達はこんな事をする為に音楽活動してきた訳じゃないんだ!!」
「…信じていいのか、MASTERKEY?お前を頼っていいのか!?」
「仲間だろ!!NIPPS、俺を信じてくれ!一緒に戦おう!!」

「…MASTERKEY…」涙声と共に、足音が聞え始めた。先程とは違い近づいてくる音だ。
MASTERKEYはふと興奮から冷めた。急に恐くなった。目潰しスプレーを握り直した。
「NIPPS!止れ!こないでくれ!」「…なんだよ、信用しろって言ったじゃないか?」
「…いや、すまん。正直、足音が聞こえたらなぜか急に…」
NIPPSの返答がない。怒らせたか?それとも逃げたのか?

731 :午前3時半 自動車整備工場:2006/03/21(火) 20:35:09 ID:???
「NIPPS? NIPPS?」「… 見ぃ-つけた、っと」
えっ?と思って後ろを振り返る途中だったろうか?
破裂音と共にMASTERKEYの視界・嗅覚・聴覚・思考、その全てが消し飛んだ。

「…ようやく夜目に慣れたんで、ね」
先刻の涙声はいま何処?NIPPSは冷たい声で遺体に語りかける。
「ごめんなー、騙しちゃったみたいで。でもほら、俺、一応演技派だったりするから(笑)」

「…やっぱり飛び道具があると便利だよな。警棒、支給されたってさぁ…
 でもこれ、なのるなもないには勿体無い武器だよなぁ?」
NIPPSは茶飲み話をしているかの様に、
そしてMASTERKEYの魂が横にあるかの様に語り続けている。
「今と同じアプローチしたんだよ。立場は全く正反対だったけどね。
 なのるなもないが中々心開いてくれないで苦労したよ…
 ただ最後は泣きながら『NIPPSさーん』って抱き着いてくれたよ。
 人間、夜になると緊張が薄れるんだな。」

クスクス忍び笑いながら、MASTERKEYのそばまで来た。「スイカ割だな、まるで」
呟きながら彼は血の海に浸かっている細長い缶を取り上げた。
瞬間、NIPPPSの嘲笑が静まった場内に響き渡る。
「なんだよ、目潰しスプレーって(笑) お前、武器までダメダメだな(笑)
 どう戦うんだよ、一体!?でも、いい味出してるのかもなぁ」
そこまで言うと、NIPPSはフッと息をつき、MASTERKEYの横に腰をしゃがめた。

「一言、言っておく。 俺とお前は仲間でも友達でもない。
 こんな所で馴れ合う筋合いは一切ない。どうだよな」
彼は立ち上がり裾をポンポンと払う。虚空を見上げ、言葉をつなぐ。
「せいこうも誰もかも、大方若くて元気のあるヤツに生き残って欲しいんだろうけどさ。
 でもそこで、敢えて俺が残るっていうのも…」
再度、NIPPSは視線を下に落す。 異臭の漂う中、彼は遺体に無駄に優しく微笑んだ。
「結構、小説としてはイケてるんじゃないかなぁ?」

732 :2日目 午前4時45分 デパート:2006/03/21(火) 20:36:13 ID:???
プログラム開始以来、DJ JINは考え続けていた。

この災厄は今迄の実績に拘らず、平等に皆の上に降り掛かった。
それでも運と実力が今後の展開を大きく左右するという事を----。

開始直後、支給されたデイパックを抱え、この現実にどう対処すれば良いのか判らないまま
大会本部が見える位置に身を潜めたまま動けなかった。
次々にライブハウスを後にする同僚達。用心深く周囲を気にする者もいれば、何かに
----それは恐怖という名が尤も相応しいのだが----追われるように一目散に駆け抜けて行く者もいた。
特に誰かを待っていた訳ではない…只、思い出の詰まった場所を離れ難かった。
甘い考えだというのは判ってる。
既に、MUROの死体と桃太郎が死ぬ瞬間を目の当りにしているのだ。
それでも、静まり返ったライブハウスを見ている限り
まだこれが現実ではないのだと…信じられそうな気がして----離れ難かった。
しかし、それは静寂を破った銃声によって断ち切られた。
ビクリと大きく身体が震え、抱えていたデイパックを落とした瞬間、
「----JIN」
背後から名を呼ばれ、心臓を鷲掴みにされた。
武器の確認を怠っていた事を悔やみつつ、振り向きもせずに声とは別の方向へ駆け出す。
「JIN! 待て! 俺だって!」
あの時、ライブハウスから爆音が聞こえなければ、そのまま走り去っていただろう。
爆音に驚いて思わず振り返った先に居たのは----宇多丸だった。
宇多丸は敵意のない事を示すように一度ゆっくりと両手を挙げてからデイパックを拾い上げ、投げ返してくれた。
「SHIRO(宇多丸)…」
胸にしっかりとデイパックを受け取りながらも、視線は相手から外さない。
「そうピリピリすんなって。俺ら殺り合うキャラじゃないだろ」
再度、丸腰であることをアピールする宇多丸に、漸く警戒心を緩めた。
安堵と同時に膝の力が抜けそうになったが
「早く移動しないと、ここはヤバいだろ。…一緒に来てくれるか?」
宇多丸の問掛けに応えるべく、足を----生存へ向けての一歩を踏み出した。

733 :2日目 午前4時45分 デパート:2006/03/21(火) 20:37:45 ID:???
そうして、このプログラムから生還する為の道を模索し始めた。
般若と達磨様も加わり、先ずは各々の武器を確認し合う。
宇多丸のニューナンブM58は偽物だが、威嚇としては充分機能した。
般若のマイクロウ−ジーは「取っ替え弾システム」とやらでやはり威嚇のみ。
達磨様のベレッタ92FS。これには運良く般若の持っていたマガジンが一致したので実用可能だ。
そして自分には----ブローニング・ハイパワー9ミリ。装弾数13+1で、換えのマガジンが三つ。
接近戦になれば肉体的な力関係にどうしても左右されてしまうが、銃器なら不用意に相手に近付かなくて済む。
武器どころか防具すらならない「ハズレ」を引いた者の心境を考えると
素直に喜ぶ事は出来なかったが、自分の身を守る分には有り難かった。
----他人の心配…してる場合じゃなんだけどな。
恐ろしく簡略化された使用説明書を何度も読み返し、使用方法を頭に叩き込む。
実際に使う事があるのかという点に関しては…やはり、考え続けるしかなかったのだが。
そんな自分を叱咤するように宇多丸に背中をポンと叩かれ、苦笑を返す。
思い悩んでいられる時間は余りに少ない。
とにかく現在は現状を出来るだけ正確に把握するのが先決だ。
各々が出し合っても、情報は余りにも少ない。目新しいのは達磨様の目撃した男----
開始時には居なかったORANGE RANGEが死んでいた…正確には死にかけていたという話だけ。
「----見間違いじゃないのか?」という自分の問いに自信なさげに応える達磨様。
その声を遮ったのは聞き慣れた音楽が告げる…第四放送の始まりだった。

放送の内容に、皆、呆然とするしかなかった。
合流出来れば大きな戦力になったであろう人々の名が次々と告げられ、
隠れ家である倉庫を重苦しい沈黙が支配した。
誰も口を開かなかった。…再起は不可能な程に打ちのめされた…ように思えた。
しかし中心となる宇多丸の前向きな姿勢は変わらず、情報収集と人探し、
そして宇多丸が切り札にしている「爆弾製作」の材料集めが夜の明けぬうちから始められた。

734 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/21(火) 20:41:28 ID:???
まだうpります。8連投で制限入るんでお待ちあれ

>553さん
審査まであるんですか!
カード作るみたいですねまるでw
頑張ってください!

735 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 20:43:57 ID:???
じゃ、俺いく。

736 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/21(火) 20:52:03 ID:???
>>735
いえ、せいぜい20分ぐらいなんで大丈夫っす!

737 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/21(火) 20:53:27 ID:???
って投稿できてんジャソww

738 :2日目 午前4時45分 デパート:2006/03/21(火) 20:54:16 ID:???
午前五時前、空がうっすら明るくなってきている。
般若とDJ JINはデパートに来ていた。二人とも12時の放送の衝撃を引きずっていたが、
宇多丸の指示によりある物の材料集めに来たのだ。そのある物とは…爆弾である。
「しかし、こんなんで爆弾なんて作れるんかね?」
JINに問い掛ける般若の持つ袋には紙粘土や卵、花火などが入っている。
「それより俺は、なんでSHIROが爆弾の作り方なんて知ってんのかの方が気になるけどな。
 それより急ごう。もうすぐここも立ち入り禁止区域だぞ。」
「えぇ、あと画用紙だけなんだよ。…あっちの方かな?あったあった。」
その時、JINは画用紙を手に取る般若の後頭部に何の前触れも無く銃を突きつけた。
「え?な、なな何の冗談だよ、JINさん…」
「俺が冗談でこんな事するかどうか君にはわかるだろ?」
JINは冷たく答え、言葉を続けた。
「君もSHIROもあんまり人を信用しない方がいい。まぁ君にはわからんか。」
皮肉を込めて言い放つとJINは引き金に力を加えた。
般若はショックで身動きすらとれぬまま時を待たざるを得なかった。自らの最期の時を。

739 :2日目 午前4時45分 デパート:2006/03/21(火) 20:55:27 ID:???
般若がJINの裏切りを受ける30分ほど前、
宇多丸と達磨様は材料を探す為に入った自動車整備工場でDJ MASTERKEYの死体を見つけていた。
「うわぁぁあぁああぁーーーーーっ!!!」
達磨様が周りを気にせず悲鳴をあげる。 宇多丸はとりあえず達磨様の口を抑えた。
「バカ!静かにしろって!誰かに気付かれたらどうすんだっての!!」
数分後、落ち着いたのか達磨様は声を上げずMASTERKEYを眺めている。
そんな達磨様を、宇多丸は心配していた。
(バカな事考えてなきゃいいが…)
そんな宇多丸の気遣いを裏切るように達磨様は呟きだした。
「もうええわ、もうたくさんや、もう嫌や…」
「達磨…」
近づこうとした宇多丸に背を向け、達磨様は工場の出口へ向かう。
「おい!どこに…」
「もう嫌や!もう嫌なんや!もうこんな馬鹿げた事は沢山なんや!!ほっとってくれ!!」
近づこうとする宇多丸に向け達磨様は銃を向けた。今、達磨様の銃には弾が入っている。
般若の持っていた弾が 達磨様のベレッタのものだったからだ。
それでも駆け寄ろうとする宇多丸に達磨様は発砲した。弾は宇多丸の足元を跳ねた。
達磨様は申し訳無さそうに言った。
「宇多さん、誘ってくれてありがとう。ごめんなさい。」
工場から出て行く達磨様を、宇多丸は追いかけることが出来なかった。

その後、6時の放送で達磨様の死が告げられた。

740 :2日目 午前4時45分 デパート:2006/03/21(火) 20:56:14 ID:???
「がっ!……」
般若の後ろで声が聞こえた。突き付けられていた銃の感触ももう無い。
振り返った般若の目に、腹に矢を突き立てたJINの姿が映った。更にもう一本、腹に矢が突き刺さる。
JINは見当違いの方向に反撃の発砲をして倒れた。
JINの睨んでいた方向には負傷したBOSSが立っていた。
続けてBOSSは般若にボウガンを向ける。般若は咄嗟にJINの手から銃を取り応戦した。
般若の銃撃を避け損ね、右腕に銃弾を受けたBOSSは忌わしげに舌打ちしながらデパートを出て行った。
「JINさん!大丈夫ですか!?」
BOSSの逃走を見届けてJINが自分の命を奪おうとした事も忘れて 般若はJINに駆け寄った。
「…馬鹿だな……誰の心配してんだよ…?」
「でも…だってJINさん…」
「俺は……馬鹿だったな……」
「もう喋っちゃ駄目だ!血が…血がこんなに…」
既にJINは腹に刺さった矢を抜いてしまっていた。そのせいで腹部から血が止め処も無く噴き出している。
「…でも俺には…撃てなかったな……BOSSが…俺を撃ったのも…そのせい……」
もう何も言えず般若は悲しげにJINを見ていた。
「……せめて殺しをしないヤツが…生き残……って……ほしい……………」
JINの言葉が途切れ、般若は泣き叫んだ。

741 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/21(火) 20:57:30 ID:???
とりあえず

742 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 21:23:51 ID:eQ7gVVGX
うpうp

743 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 22:02:03 ID:???

これは各ラッパーの個性がわかってないとだめだよな
そういう個性とか性格、特徴を出したモノに仕上げてくれ

744 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 22:19:28 ID:???
コピペの引用でも主は頑張ってると思うぞ。
これに個性など加えたら時間掛かりすぎるんじゃないかな。

745 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 23:05:07 ID:???
てか1000越えそうだな

746 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 23:12:35 ID:???
>>744 同意。

わがまま言ってないで>>1を応援しなさい。

747 :訴える名無しさん。:2006/03/21(火) 23:44:15 ID:???
さっき来て40分くらいかけて全部読んだ
一応期待してる

自分も昔FGでバトロワする話書いてた
今考えるとすげー恥ずかしい

748 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 00:23:00 ID:???
昔別板でバトロワ書いてたのを思い出したよ。
落ちまくって2ちゃん内では結局終われなかったけど…
(まとめサイトの掲示板で何とか終わらせました)

>>1さんも大変だろうけど、ガンガレ。
ところでシーモ塾長の出番はあるのだろうか…?

749 :2日目 午前5時 商業地区:2006/03/22(水) 00:38:25 ID:???
震えながら達磨様は自分の好きな物を必死で思い出していた。
DJ MASTERKEYの例から安全な隠れ場所などないことはわかっていた。
こうなったら誰でもいい、近づいた奴を一人でも多く道連れにしてやる!
そう思い達磨様は銃を構え、茂みに隠れていた。
何時間経ったのだろうか?
二時間?三五時間?
だが実際には茂みに隠れて五分と経っていないことを達磨様は知らなかった。
その時一つの大きな影が視界に入った。
誰だ?…誰でも構うもんか!
達磨様は容赦なく引き金を引いた。
しかし弾はわずかに標的をそれた。
すかさず第二射に移ろうとしたその時!

「誰だ!TAB001か?PRIMALか?…なんだあ?
 テメェなにしてんだ?ゲームの参加者なんか?」
突然聞いてきたその男はなんとMSCの漢!
この業界にいる者なら誰でも耳にしている。その全てが悪評だと言うことを。
メンバーを暴行で何度も瀕死にさせている。 強盗、強姦は当たり前。
ギャングスタはリアルじゃないとダメだ、などと言って麻薬の売人をしている。
数え上げればきりがない。
その漢がなぜ?
「PRIMAL連れて来い、PRIMAL。PRIMALに話しあって来たんだ」
撃たなければ!だが体が動かない。これが恐怖か!
そしてこの男はなぜ撃たれたのに平気でこちらに向かってこれるのだ?
これが漢か…
「返事しろ!返事!挨拶もろくにできねぇのか!!」
その言葉が届くか否かの間に達磨様の体は吹き飛ばされた。
達磨様が顎に強烈な平手を食らったことに気づくのには数秒かかった。
圧倒されて動けないあいだに漢が接近していたのだ!
なにか言わなきゃ!達磨様は慌てて口を開いた、だが達磨様の口からでた言葉は
「おがごげ…!」
顎の骨が砕けている!

750 :2日目 午前5時 商業地区:2006/03/22(水) 00:39:11 ID:???
「ちゃんと喋れよ!何て言ってんのかわからねぇだろ!」
漢が前蹴りを叩き込む、達磨様は咄嗟に両腕で受け止めたがまたも吹き飛ばされた。
何とかして敵意が無いことを示さなくては!
そうだ!喋れないなら、両手を上げて降参の意思表示をしよう!
それは束の間の夢に過ぎなかった。
達磨様が上げようとした両腕はぴくりともしない。
先ほどの一撃で折れていたのだ。
どうすればいい?
漢がゆっくりと近づいてくるのが見える。
達磨様はなけなしの勇気を振り絞って踵を返した。
逃げ切れるか?
そのときだった。
ぴちっ!
聞きなれない音がした。
それが自分のアキレス腱が切れた音だとは達磨様にはわからなかった。
いや…もうどうでもよかったのかもしれない。
喋れない、手足も動かない。
自分が単なる肉隗、文字通り達磨様(ダルマさん)に過ぎないことを悟った達磨様は…考えることをやめた。
「何寝てるんだよ!早くVERBAL連れて来い!」
もはや呼吸すら止まった単なる肉隗を、漢は容赦なく踏みつけ続けた。

751 :2日目 午前5時過ぎ 商業地区:2006/03/22(水) 00:39:52 ID:???
…信じられないものを見た。
KREVAは目前の光景が信じられなかった。
隙だらけの達磨様を見つけたときには今度はどうやって殺すか?
そのことに天才的センスを張り巡らしていたときにあの男は現れた。
達磨様を撲殺したその理不尽ぶりは、以前と変わっていなかった。
あの男…漢。 この男には目上も先輩も一切ない。
…あまりにも意外な人物の登場にさすがのKREVAも対応が遅れた。
漢が振り返ったのだ。
「おうテメェ!テメェなにやってんだ?」
しまった。
不意討ちで行くか?
だが正面から撃てば、達磨様の二の舞になるかもしれない。
何やらだいぶ荒れている。何かに怒っているように垣間見られた。ただ酒が入ってるのかもしれない。
「ああ漢。相変わらずパワフルだねえ、どしたの?」
とりあえず普段通りの口調で油断させよう。
「なんだ、渋谷使ってサバイバルゲームでもやってんのか?銃持った兵隊みたいなのが、
 有刺鉄線の柵の前でうろちょろしてやがったから、素手で始末してここまで来たんだよ。」
漢は参加者でないため状況を飲み込めていないようだ。
だがゲームと関係なかろうが、目前の光景を見せられては、
生かしておくわけにはいかない。
背中にまわした銃の撃鉄を起こしながら考えた。
もう少し時間を稼いで、隙を見つけて殺すか?
「そうなんだよ。この銃で…」
銃を見せるふりをして撃つ。
充分接近してからだ。
「おう!それだったら、いいこと思いついたわ」
漢が達磨様の銃を拾い上げる…嫌な予感がする。
「ジャンケンで勝ったほうが、負けたほうを撃つっていうのはどうだ?」
…今すぐ殺そう。

752 :2日目 午前5時過ぎ 商業地区:2006/03/22(水) 00:40:43 ID:???
MSCの漢を殺す。
ゆっくりと周囲を見回した。
周囲の状況を応用するのは自分の最も得意とするところだからだ。
そのとき、漢の背後に光るものが見えた。
銃口だ!間違いない。だが暗くて誰かはわからない。
明らかに漢を狙っている。
これだ!
「漢さぁ、うしろになんかいるよ」
KREVAのくだけた口調につられてKREVAは振り返ってしまった。
KREVAが漢の背中に銃口を向けたその時、
パン、パン、パン、パン、パン、パン。
KREVAが引き金を引くより早く、漢の身体を六発の銃弾が貫いた。
ゆっくりと漢の巨体が倒れこむ。

巻き添えを食ってはまずい。
KREVAは漢から離れながら、漢を撃った男を確認した。
PRIMAL!
漢を狙ったのは同じMSCのPRIMALだったのか。
しかしなぜ?…

「来るなぁ!来ないでくれぇ!」
最初にその声が聞こえてきたときにPRIMALは心臓が止まったかと思った。
明らかに自分を探している。 一番会いたくない人間。
一番自分に殺意を抱いているはずの人間。
良い思い出なんかなかった。
自分を殴ってる姿か、無理矢理カツアゲしてる姿しか記憶に無い。
自分は今とても充実している。
漢と一緒にいるぐらいならこのゲームに参加している方が遥かに生きた心地がする。
だから漢!来ないでくれ!今の俺の楽園を壊さないでくれ!
漢の声が聞こえたとき、逆に漢を殺すしかないと決めた。
それでも巨大な背中を確認したときには、まだ撃つ勇気がなかった。
突然、振り返った漢と目が合った瞬間、恐怖が勇気をくれた。

753 :2日目 午前5時過ぎ 商業地区:2006/03/22(水) 00:41:42 ID:???
漢がかすかに動いた!
「!」
とどめを刺さなくては。
銃を構えたそのとき、漢の発した言葉がPRIMALを壊した。
「すまん、かった、な、PRIMAL」

「え?」
PRIMALは信じられない言葉を聞いた気がした。
「いっつも、殴って、ばっかりだったな…もう殴る力ないけどな」
「漢?」
「俺な、お前、に、言いたいことがあったんだ」
また何か怒るのか?この男は人生の最後の最後の時まで怒るのだろうか?
「このあいだ見せてくれたリリック…すごい……よかったよ」
「!」
「ごちゃごちゃ、言う奴、いたら、俺が…パチキかましてやるから、安心しろよ」
そんなことのために?
わざわざそんなことを言うためにこんなところまで?
力無くゆっくりと微笑む漢の姿はPRIMALには痛々しかった。
…そうだ!いつだってそうだ!
こいつはいつもくだらないことでムキになって、
周囲から見たら理不尽な行動をとって、みんなから誤解されて
気がついたら一人ぼっちになっていた。
自分は知っていたのではなかったのか?
こいつのそんなところを!
一番近くにいたわけじゃないけれど…!

754 :2日目 午前5時過ぎ 商業地区:2006/03/22(水) 00:42:14 ID:???
こんな状況じゃなかったら、
次々と身近な人が死に、身近な人が身近な人を殺す、
こんな状況じゃなかったら話し合えたんじゃないのか。
いい思い出なんかなかった。
そのはずなのに涙が溢れてくる。
涙と、自分を責める思いと、運命を呪う気持ちが交互にPRIMALの中を駆け巡る。
「漢…俺、俺、漢に感謝してるよ!」

「お、う、あ、」
漢の言葉にならない声がPRIMALに突き刺さる。
「ひゅ、ごぼっごぼっ」
それは声なのだろうか?ただ気管から空気が漏れる音なのだろうか?
「見えるか漢!?」
己の罪を償うかのようにPRIMALは泣き叫ぶ。
「ステージ上から見える満員の光景が!」
「…」
いつの間にか漢は目を閉じていた。
PRIMALは気付かない振りをしたのだろうか、
漢の手を強く握り締め、なおも一心不乱に叫び続けている。
「今からそこに行ってかましてやるんだよ、俺らの…」

パン!

…乾いた銃声に人生を中断されたとき、
PRIMALは自分の言葉が戯言に過ぎないことを悟った。
漢の手を強く握りしめたまま…。

755 :2日目 午前5時過ぎ 商業地区:2006/03/22(水) 00:43:06 ID:???
「なにごちゃごちゃ大声出してるんだ」
最後の最後に一つになることができた二人の死体の背後から、
ベレッタM92FS を構えたNIPPSが呟く。
「…場違いだな。絆を確認?なんだそれは?」

気づかれないように距離をとって漢とPRIMALを観察していたKREVAは、
目前の光景に躊躇していた。
PRIMALを思う漢の気持ち…それは殺され間際にも関わらず
自分を思ってくれたGAKU-MCやBOSEと同質のものだ。
だがもう過去の自分は断ち切らなければならない。
そう考え銃口をPRIMALに向けたはずだが、先を越されてしまった。
銃声に向かい銃を構えると、
同じように自分に銃を向けたNIPPSの姿があった。
「…」
「…」
このゲームが始まってから初めての遭遇だったが
もちろん再会を祝すつもりは二人にはない。
NIPPSの接近に気付かなかったのはミステイクだが
NIPPSもたった今、KREVAの存在に気付いたようだ。
…こいつは殺し慣れている。
NIPPSの手際を見たKREVAの感想であったが
同時にKREVAの目を見たNIPPSの感想でもあった。
危険な相手だ…少なくとも無傷では勝てない。
それはどちらの心の呟きだったのか。
「……」
「……」
数秒の沈黙の後、二人は全く同じ行動をとった。
それはいずれ互いが最後の対決の相手になるかもしれないという 直感だったのだろうか?
同時に銃をおろした二人は、互いに背を向け… ゆっくりと歩き去った。
胸中に再戦を約して。

756 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/22(水) 00:45:08 ID:???
ここまで素手で無敵設定はおかしいぞwとか思いながら貼ってましたw
あと達磨様はもったいないと僕も思います。
が、登場人物が多いせいかどうしてもやられキャラが多数で。。

757 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/22(水) 00:49:46 ID:???
>>750
×「何寝てるんだよ!早くVERBAL連れて来い!」
○「何寝てるんだよ!早くPRIMAL連れて来い!」

なぜか書き間違えたorz
名前が似てるせいだろうか
バーバルかー

758 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 00:55:30 ID:???
KREVAのくだけた口調につられてKREVAは振り返ってしまった。

これってまちがい?


759 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/22(水) 00:57:57 ID:???
○KREVAのくだけた口調につられて漢は振り返ってしまった。


orz

760 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 00:58:01 ID:???
>>749>>755

いろんな意味でがっかりした。『麻薬の売人などやっている』ってさあ…

>>1よ。キミはHIPHOPをよく勉強して出直してこい

761 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 01:07:22 ID:???
>>760不満なら読むな

762 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/22(水) 01:09:55 ID:???
>>760
すんません
ここまでメチャクチャやる奴はラッパーでおらんわなって思ってたんですけど。
元ネタも凶悪でなんでもアリの無敵キャラだったんですけど
これが良い味出してたんで設定ほとんど一緒にして出したいって思ってて。
で、普通にイカついヤツ(漢)を無理して使うことにしましたorz
どちらかって言ったら「こんなんねーよw」って
苦笑しながら読んでもらえるかなって考えてたのがちょっと軽率でした

がっかりされたのは明らかに僕の力不足ですが
幻滅せずに読んでやってください

763 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 01:15:53 ID:???
笑えるってのはよくわかるよw
リアルな緊迫シーンってよりは有り得なさ過ぎてウケるシーンって感じだな
ガンバレ

764 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 01:38:31 ID:9jMfx2lR
>>1よ、俺は応援するぞ!!ガンガレ!

765 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 03:16:19 ID:eBXUlzib
>1、頑張ってください。
…でも今回の下りは正直結構期待はずれ…
バトルロワイヤルの存在を知らない漢が人一人なぶりごろすわ、PRIMALに殺されても無駄に爽やかだわ、めちゃくちゃやん。
まぁでもこんな俺の戯言気にしないで頑張ってね。DとKOHEIの下りはマジで泣きました。

766 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 06:47:06 ID:NvZxBi7Q
sdふぁs

















767 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 06:50:29 ID:NvZxBi7Q
あsdふぁsdf















768 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 06:51:05 ID:NvZxBi7Q






          イーストエンドは?












769 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 08:55:17 ID:NvZxBi7Q
あSD?ぁDFV

















770 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 08:56:01 ID:NvZxBi7Q
TSGDFGSがFDGDFG
ふぁSDGFSDGHだSDふぁDふぁSDふぁSDふぁSDふぁSDふぁSDふぁSDふぁSDF
あSDふぁSDふぁSDふぁSDふぁSDふぁSDふぁSDふぁSDふぁSDふぁSDF
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771 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 09:32:25 ID:???
三日連続発狂ごくろうさん

772 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 09:45:15 ID:A1qk1I97
雄志出してやってくれ・・・orz

773 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 10:27:46 ID:O0FxTQTG
漢は565(笑)にしてもよかったかも
あいつならやりかねん
ただ最後の死に方は別だな

774 :2日目 午前5時半 公園:2006/03/22(水) 10:51:32 ID:???
夏の朝が明けるのは早い。
但し早朝は照り返す直射日光もなく、そよ風がそよぎ、過し易い事この上ない。
こういう時間は大切にしたい。自分の好きな事を心行くまで楽しみたい。
ところで俺が今一番やりたい事ってなんだろう?
釣り?そう言えば最近行ってないなぁ… 今度、誰か誘おうかな…
DJ KRUSHは薄れ行く意識の中で、そんな他愛もない夢の中にいた。
彼の頭の中ではちょうど今どんなBGMが流れている頃なんだろう。

この殺戮遊戯が開始された日、会場内に阿鼻叫喚が飛び交う中、KRUSHはひとり冷静だった。
MUROの死体を見た瞬間はさすがに驚いたが
それでも以前から『この日』が来る事を予想 していた自分にも気付いていた。
KRUSHは誰よりもせいこうの人間性を理解していた・・・
いとうせいこうとは『自己顕示欲と支配欲の権化』であると!!

このプログラムが発動された際、彼の心の九分九厘は諦めが締めていた。
他人を殺してまで生き残るのは自分の柄ではないし、それを達成する程の執着心は昔から皆無に近い。
どうにか外部と接触を図り、最後に家族の声が聞ければ十分だ…そこまで達観できていた。
ただ、ほんのわずかながら自分の心に巣食った疑問だけがどうしても払拭できていない。
それは後悔とも呼べる感情らしかった。『どうして俺は、そこまでわかっていながら、今まで…』

元来、他人の為にどうこう動く様な性格ではない。ある意味、究極の個人主義者でもある。
しかし今だけは、その仮面を一度だけ外してみようと思う。慣れない真似をしてみようと思う。
あの悪魔ひとりを道連れにしてもこのゲームが終るとは考えていない。
でも『それ』を成功させる事だけが
これから若い命を散らしていく後輩達へのせめてものの償いと餞になる様な気がする。
「…やってみるか」KRUSHは自分自身に語りかけた。

775 :2日目 午前5時半 公園:2006/03/22(水) 10:52:14 ID:???
「…でも、やはり無謀すぎたか」 苦笑いしたくなる様な苦々しい気持ちを抱え、ひとり呟く。
KRUSHは立入禁止令の出る中、ひたすら会場の回りを徘徊し、根気強くチャンスの到来を待った。
たが彼の予想を遥かに越える程の警戒体制には非常に閉口した。
それはそうであろう、国家の命で動いているプロジェクトが反乱分子による混乱を招いては、彼等の面子が立たない。
KRUSHにとっては二重の不幸であったが、通常の計画を遥かに凌駕するせいこうの横暴で卑劣な行為は
政府から見ても参加者達の反発を買う事は容易く想像できた。
徹底的な弾圧と殺戮促進の為、対象を絞る事なく乱射された銃弾は、不運にも叢に潜む彼の
右足を貫いた。今までに味わった事もない激痛に身をよじりながらも、彼は必死に呻き声を抑え、
ペットボトルの水で血を洗い流しながら、公園の奥にある小山の陰に逃げ込んだ。
KRUSHの密かな決意は、欠片程の成果すら残せず、無残な失敗に終った。

強烈な激痛と睡魔が交互に襲う極限状態の中で、KRUSHは無用の長物となった短刀を見る。
よくよく考えれば滑稽な話だ。例え進入できても、拳銃ならともかくこの刃物ひとつで何が
出来ただろう? しかし彼は、およそ似つかわしくない行動に出た自分が満更嫌いでもなかった。
恐らく自分はこのまま事切れるだろう。死が恐くないと言えば嘘になる。
しかし今更慌てふためき、生き恥をさらす真似だけはしたくなかった。
せめてこの無念を伝えたい。長年やってきたDJとして、後を託せる人間と出会いたい。
そう強く願う事だけが、今のKRUSHの消えかかった生命を支えていた。

疲れからまどろんだ様だった。KRUSHは自分の名前を連呼する声で現実に呼び戻された。
「…KRUSHさん…しっかりして下さい、KRUSHさん!!」
うっすらと瞼を開くと、そこには髭が伸び、顔中が泥だらけになったK-DUB SHINEの顔が見えた。
「ほう、こいつか…」KRUSHは正気に戻るや否や、奥歯を噛み締め、
全力でKRUSHを払いのけると、その鋭利な刃を鞘から抜き出した。
「…KRUSHさん?」 「甘えるな!!K-DUB、武器を取れ!!」

776 :2日目 午前5時半 公園:2006/03/22(水) 10:53:35 ID:???
重苦しい沈黙が続いた。体内の血液が逆流するのがはっきりと認識できる。
呼吸は乱れ、目が血走る…これが殺し合いというものなのだろう。
「…KRUSHさん。無理です、その体じゃ。やめましょう、こんな無意味な…」
「黙れ、若造!!お前に同情される程、落ちぶれてはいない。来い!!」

DJ KRUSHは再び内心で苦笑した。『俺は挑発のセンスがないなぁ… 今に始まった事じゃないが』
KRUSHは元々こんな乱暴な言葉使いはしない男だ。だが今敢えてそうしているのだった。
その反面、焦れてもいた。対峙するK-DUBは防御の姿勢を取りつつも、一向に攻撃の気配を見せない。
『このまま無駄に時間が経ち、他の奴が介入するのはウマくない…』
深い親交こそなかったが、KRUSHはK-DUBに対し一種の敬意を抱いていた。
その生真面目で丁寧なライムは何処か自分のプレイに似通ったものを感じていた。
時々、意味不明な思想を展開する事には閉口していたが…
眠りこけた自分を起こしているのがK-DUB SHINEだと気付いた時、KRUSHは何かに感謝したい気分であった。
『…こいつなら、いい。こいつになら、思いを託せる』

KRUSHは自分を踏み台にする事で、K-DUBに強くなって欲しかった。
そう強がる事で、自分のダンディズムを守りたかった。譲り渡したかった。
しかし当の後継者は、その思いを知ってか知らずか、相変わらず戦闘意欲の欠片も見せない。
KRUSHはまたしても苦手な挑発行為を取らざるを得ない。
「来い、来いよ!! どうした、この臆病者が!!俺がそんなに恐いか!?」

ようやく観念したのか、K-DUBはデイバックを肩から外し、憂鬱げに武器を取り出した。
ジャラジャラと金属の重なる音がする。長いチェーンの先には鋭利な刃物が光っていた。
KRUSHは驚くと同時に、思わず吹き出しそうになる自分がいる事に気付いた。
『鎖鎌とは…あいつとおかしな取り合せだな…』
だがK-DUBがその後とった行動は再びKRUSHを不機嫌にさせる。
K-DUBはその尖った砥先だけではなく、鎖ごとKRUSHに向い放り投げた。

777 :2日目 午前5時半 公園:2006/03/22(水) 10:54:32 ID:???
「どういう意味だ…俺を侮辱するのか、K-DUB!」 さすがに憤怒の表情でKRUSHが怒鳴る。
「戦う前に諦めるのか?情けないぞ!お前は信念の強い男じゃないのか!」
「…これが自分の武器です。ただ、あとひとつあるのですが…」
K-DUBは冷静に返答する。KRUSHはさすがにその言葉を聞き、固く身構える。
「…でもこれは自分のお守りです。これだけは手放す訳にはいかないので…」
そう言ってK-DUBはポケットから、拳銃の形をしたビニール製の玩具を取り出した。
「…水鉄砲?」「…形見です、OASISの…」
K-DUBは堰を切った様に語り始める。

「あれから一日半、ずっとこの水鉄砲を見てました。死にたくない、OASISの敵を獲りたい…
 でも自分には、自分にはどうしても仲間を殺して生き残る事が真の勇者とは思えない!
 そんな事をしてもMUROさんやOASIS…他の奴ら…誰も喜んでくれやしない!浮ばれる訳がない!」
「…奇麗事だ。戦わずして生き残れやしない。お前が死ぬ事が、彼等の意思に報いる事か!?」
「戦います!戦いますよ! でもそれは参加者に対してではない!
 こんな馬鹿げた事をして喜ぶいとうせいこう!そしてその裏側に隠れる国家権力に対してです!」

KRUSHは思わず言葉を失う。無茶だ…現実逃避か?それとも気が触れたのか?
「K-DUB、目を覚ませ!!お前の気持ちは痛い程わかる。でも、それは無謀…」
「KRUSHさんは、強くなりたくないんですか?」 「何!」
「俺は強くなりたい!人として、男としてもっと強くなりたい!
 だから戦います、この現実を引っくり返す為に…」 「K-DUB…」
「俺は人を殺める強さなんていらない!!殺されない強さが欲しい!!
 奇麗事ですよ、わかってます。幼稚な夢かもしれない…
 でもラッパーが夢と希望を失って、どうやって戦うんすか!」
「……」 「俺は守ります。自分の命を、誇りを、音楽を!!」

それから暫くの間、再度の沈黙が訪れる。
静寂を打ち破ったのは、饒舌な男の方ではなく、寡黙な男の方だった。
「…前から変な奴だとは思っていたが、ここまで変人だったとはな」「……」
「もういい。話すだけ無駄だ。早くいなくなってくれ…」「……」
「…餞別だ」KRUSHはそう呟くと、短刀をK-DUBへ向い放り投げた。「…KRUSHさん?」

778 :2日目 午前5時半 公園:2006/03/22(水) 10:55:18 ID:???
「無駄な事はわかっている。もっと有効に使ってくれる奴に渡したいよ、本当は。
 でも俺はお前に掛けてみるよ。お前の大甘な戯言に…」
「…しかし!」口を開いたK-DUBを遮る様に、KRUSHは語り続ける。
「ただ一つだけ条件がある。死ぬな。どんな事があっても生き続けろ。
 そして何時の日か、お前の手でヒップホップシーンを再興してくれ。
 それがMUROやOASIS、YOU THE ROCKへの義務だ…」
K-DUBは血が出る程、唇を噛み締めながら強く、そして何度も頷いた。
それを見たKRUSHは、今まで見せた事のない優しい笑顔を見せると力なくしゃがみこんだ。

「KRUSHさん、大丈夫…」「大丈夫な訳、ないだろ。怪我人を長時間、立たせやがって…」
苦笑しながらKRUSHは言葉を繋げた。
「もういい。俺にしては十分すぎる程しゃべった。疲れた。さぁ、早く行ってくれ」
「…いや」K-DUBはそう言うと同時にKRUSHの手を強く掴んだ。「ここに、忘れ物があります」
「余計な気使いだ。今の私には足手まといにしかならない。お前、生き残るって言ったろ?」
「勿論です。でも自分達にはKRUSHさんが必要なんです。不安や焦りの中、
 KRUSHさんがいてくれたらどれだけ安心するか…」
「…買被りだ」「KRUSHさん!もう一度!もう一度だけ共に戦って下さい!」

KRUSHは不思議だった。過去一度も先輩らしい事をしてやった覚えもないのに
この男は自分を必要としてくれている。
『人間は人間関係によって、人間として存在できる』という言葉がある。
人間はただ一個で存在する場合、単なる畜類に過ぎない。
その人と人とが接し、関係する『縁』の中にあるからこそ、人間でいられるという意味らしい。
KRUSHはその『縁』を目の前の男に感じていた。というより、彼がそれを気付かせてくれた。
「…K-DUB、もうひとつ条件を付けるぞ。もう駄目だと思ったら、迷わず俺を捨ててくれ。それさえ約束してくれるなら…」
「約束します。俺は絶対に生き残ります。KRUSHさんの命を、俺に預けて下さい。」

「よし、わかった」KRUSHは無表情に、それでいてどことなく満足げな表情で頷いた。
「…じゃぁ、行くか」「…はい!」K-DUBはKRUSHの肩を抱えて立ち上がり、歩き始めた。

779 :2日目 午前5時半 公園:2006/03/22(水) 10:56:20 ID:???
「…K-DUB」歩き出したと同時に、KRUSHは聞き取れない位小さな声で呼びかけた。
「…人の気配がする」「えっ!?」「馬鹿、大きい声を出すな」
わずかだが草木が靡く音に混じって、荒い吐息が聞こえる。間違いない…
しかし、KRUSHは腑に落ちなかった。あれだけ長時間、無防備な体制が続く中、何故仕掛けない?
味方か?ならば声を掛けてくるはずだ。

「…KRUSHさん…」「大丈夫だ、どうやら敵は殺し慣れてない小心者らしい。それ以外考えられない」
「どうします?」「俺が声を上げる。間違いなく奴は反応する筈だ。それと同時にお前は逃げろ」
「KRUSHさん!」「生き残るんだろ、お前は?」…K-DUBは小さく、そして強い目をして頷いた。
「…よし、やろうか」KRUSHは腹立たしかった。さっきまでの会話を聞いてたんだろ?
それなのに何故、K-DUBを狙おうとする!?『…この男は、殺させない…』
普段も良い声だが、そこに決意と怒りが加わり、凛として聞き惚れる様な声になった。
「誰だっ!!」

KRUSHの予想は当たっていた。相手は迷いの中にいたらしい。
不意をつかれて頭髪を茂みから覗かせた。
ただ惜しむらくは、DABOが現われた場所がK-DUBの目の前だった事だが…

その刹那、KRUSHは最後の力を振り絞りK-DUBの体を突き飛ばした。
と同時に腹部に強い衝撃が走る。体温が急上昇したかと思うと、次の瞬間には全ての力が
抜けていった。DJ KRUSHは崩れ落ちた。

「KRUSHさんっ!?」K-DUBは自分の安否も省みず、KRUSHの元に駆け寄った。「しっかり!しっかりして下さい!」
…息はある。が、今にも消え入りそうにか細い。目は堅く閉じれれ、勿論返答はない。
何とも描写のしようがない程、重苦しい時間が過ぎた。何の音も聞こえない。
興奮したDABOの荒い吐息を除いては…

780 :2日目 午前5時半 公園:2006/03/22(水) 10:57:06 ID:???
K-DUBの体が激しく揺れる。彼は加害者の方を一瞥だにせず、KRUSHの体を抱えたまま絶叫した。
「…DABOーーー!!!」
その声は地の底から沸き起こったかの様に激しく、強く、何より哀しい声色だった。
「…あんたに、あんたに何がわかる!!」DABOは泣きながらK-DUBに怒鳴り返す。
「…家に、自分の生まれたヒップホップって家に捨てられた
 俺の気持ちの何がわかるってんだよ…甘い考えしかしてない、あんたに!!」
DABOはショットガンの引き金を連続して引いた。
しかしそれはK-DUBに対してではなく、晴れ渡った夏空に向かい空しく発射されていた。
K-DUBが後ろを振り向いた時、そこにDABOの姿は既に存在していなかった。

あれからどれ位の時間が経過したろうか。
もはやKRUSHの体からは何の音も動きも発せられていない。
「…どうして… なんで…なんで、こんなことに…」

DJ KRUSHは薄れ行く意識の中で夢を見ている。
『…あぁ、そうか。私はあの頃に戻りたかったんだ…』
KRUSHは今、初めて自分の居場所を見つけた気がした。
そして生前、最後に言葉を交わした青年に心の中で静かに語りかけた。

『…K-DUB、俺、お前に頼みたかった事がもうひとつあったんだ…』
『…今度、ライブやる時は、俺にも一声掛けてくれよ、な…』
時刻は朝6時を示そうとしていた。新たな戦いがまた始まろうとしている。

781 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/22(水) 10:58:02 ID:???
だぶだぶ

782 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 10:58:43 ID:NvZxBi7Q
????????

















783 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 10:59:39 ID:NvZxBi7Q


 
              イーストエンドが見当たらないんですけど。。。














784 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 11:00:38 ID:NvZxBi7Q
〜〜●○



             〜〜●




イーストエンドは??.



785 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 11:01:12 ID:NvZxBi7Q


             

           あsd?ぁsだsvd











786 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 11:02:12 ID:NvZxBi7Q


100000




i-sutoenndo ha??

787 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 11:03:09 ID:NvZxBi7Q
asdgasd

d

afsdf

asdfasdfgfdaghasdfgasaiueoaiuraaiurkkakikuekoasdkvfalsdnvafvf
d

cfv
f
d

adffvgasdfbgdasfgdfvgsdsa

788 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 11:03:42 ID:NvZxBi7Q
qwregdsdfvgasdvfsdfagwaerf














aiueoaiueaiueoaieoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueo

789 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 11:04:21 ID:NvZxBi7Q
aiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueaiue;aaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiueoaiue

aaiueoaj;lkfajnsdlkvgfdmvgasdklhvgjadfvfbd
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b
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790 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 11:09:32 ID:NvZxBi7Q
dsasdfsnvsdkfmnvasdkvasdklfvlkadjsfasdjsdjkdsjvaksdfvnad


What the fuck is this??!!! I can recommend you hospital if you want to.
Any way, It's not that I'm bothering you. I just don't want you to this kind of crazy shit anymore.
Try to understand.




G O F U C K O F F smells like bowshit

791 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 11:19:58 ID:NvZxBi7Q




Yeah men, don't get mad. Matter is you. tell me. why you're doing such a stupid thing?
this makes me sick. person who gets mad is me!!bowshit!!!! Get the fuck out of here!!!!!!
And then, I'm gonna get out of here. you know I'm sayin' ?? But I suppose such person
as doing such fuckin' stupid thing can't understand even my fuckin' easy english.wwwwww

792 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 11:21:06 ID:NvZxBi7Q



g o f u c k o f f














793 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 11:21:53 ID:NvZxBi7Q



Fuck my self bowshit

794 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 11:40:20 ID:NvZxBi7Q



        fuck















795 :2日目 午前6時 ゲームエリア全体:2006/03/22(水) 12:35:26 ID:???
二日目の、朝が来た。

蝉の鳴き声が姦しい。心地良いそよ風は鳴りを潜め、代りにはまとわりつく様な湿気のお出ましだ。
何処か遠くから再び銃声が聞こえ出した。その直後、オーケストラが流れ出す。
「さて、今日で何人殺せばハッピーエンドになるのかな」
このゲームの主役とも呼べるMummy-Dは、飽き飽きした口調で不機嫌そうに身を起す。

『…静かにしろっ、テメーラ!』 何時になく不機嫌な声が、スピーカーを通して響き渡る。
『人が話す時は黙って聞け!親に教わらなかったか!この常識知らずどもがー!』
銃声はピタリと止み、当り一面に不穏な静寂が戻って来た。
「…棚に上げすぎだろう、自分の事を」
大先輩達をも殺したKREVAは苦笑しつつ、意味もなく銃を磨く。

『えー、大きい声を出して申し訳ないっ!おはよう、今日も元気に生きてるかー?
 そんな君達の頑張りに、詩を贈ります。サンタモニカの朝に、という詩です。
 不安だらけの人生だから、ちょっと足を止めて自然に語りかけてみる…』
「…そういうのを便所の落書きって言うんだよ、バーカ」
殺人マニアと化したRUMIは、罵る様な口調で吐き捨てる。

『 …しかし、相変らずいいペースだ。少し、驚いています。お前等っ!
 結構、非道な奴らだったんだな!俺は先輩として哀しいぞ。ンムフフフフ…』
「…もう聞き飽きたよ、あんたの煽りは」
疲れ切った表情を垣間見せるZEEBRA。
「能書きはいらねぇ!とっとと教えろ!」
TWIGYは、声の出ている方角に向かいガナリ立てている。

796 :2日目 午前6時 ゲームエリア全体:2006/03/22(水) 12:36:42 ID:???
『えー、それでは発表しますっ!元気に行きましょう!
この6時間での脱落者は全部で9名!…RINO!G.K.MARYAN!KOHEI JAPAN!DJ MASTERKEY!
MICRO!DJ JIN!達磨様!PRIMAL!DJ KRUSH!…惜しい、あと一人で大台じゃねぇか。』

「…オイオイオイ、冗談じゃねぇよ。もう1/3も残ってねぇのかよ…」
爆弾を製作している般若は、普段の面影は何処へやら、唖然とした表情で虚ろに呟く。
「…やべ、やっぱまだ全然死んでねぇよ。しつこいなぁ…それだけが取柄だもんなぁ」
意外な役者振りを発揮したNIPPSが、愉快そうに忍び笑う。

『しかしっ!』 スピーカーの向うにいる饒舌な悪魔は、一向にその独演会を止める気配が無い。
『しかしだ!俺はある意味、モーレツに怒っている!フザケンナコノヤローッ!!』

『… えー、それでは怒りの理由を説明します』
怒鳴ったかと思えば、急に丁寧口調に戻る。 まさに精神のメリー・ゴーラウンド状態だ。
『一生懸命、人殺しをしている奴らがいる!その反面!ずーっと逃げ回ってる奴らもいる!
 お前達はそれでも男か!ラッパーか!俺は久々に本気で怒っている!
 お前がこんなにヘタレに育ちゃぁ、お前らの御両親に対して俺の面目が立たねぇじゃねぇか!』

「……」 やってられんとばかり首を何度も横に振る宇多丸。
この男を一度でも人生の道標にし、崇め奉っていた自分がたまらなく恥ずかしい…

797 :2日目 午前6時 ゲームエリア全体:2006/03/22(水) 12:37:24 ID:???
『そこでだ!今から罰ゲームっ!ECD!』
スピーカーからは次いで、厭味なまでに冷静な声が流れ出す。
『ECDです。おはようございます。これから追加ルールの説明をします』
その事務的な口調が、生存者達の憎悪を益々掻き立てる。
『えー、皆さんの行動は特殊モニターと体内発信機で全て管理されています。
 よって誰がプログラムの主旨を理解できていないかは把握済です。敢えて名前は公表しませんが…』
「殺せるわけねえだろっ!お前ら以外は!」
悔しげに咆哮するK-DUB SHINE。

『再指令です。未だ殺人行為を達成していない人は、どんな形でも結構ですので必ずひとりは殺して下さい。
 納期はちょうど当プログラムの折返し地点に当る、本日昼12:00までとします。
 心配はしてませんが、万が一、この指令に対し無視や反故をする方がいた場合は…』

ここでECDはわざとらしく、一旦その言葉を切る。
先駆者の一人と呼ばれ、多くの若者をこのシーンに導いた功労者は
自分の栄光の歴史に泥を塗るかの如く、さも楽しそうに後輩達へ脅しをかけた。
『テメーら、脳内に小型爆弾が仕込まれてる事、忘れてねぇよなー!!アハハハハ!!』

『よーし、見せしめ行くぞー、見せしめっ!』
せいこうのはしゃぐ声が遠くに聞こえる。
『…参加者で大会本部が見渡せる場所にいる方は、後学の為、是非御覧下さい。』
性懲りも無く挑発を続けるECD。

798 :2日目 午前6時 ゲームエリア全体:2006/03/22(水) 12:38:05 ID:???
K-DUB SHINEは、既に冷たくなったDJ KRUSHの遺体を木の麓に静かに立て掛けると
自らは木陰に身を隠しながら、すっかり遠くなってしまった大会本部の方向を凝視する。
本部のドアが開く。一人の細身の男性が、兵士に両脇を抱えられながら出てくるのが見えた。
K-DUBは目を凝らし続けた結果、ようやくその男の存在を認識し、愕然とした。
「…SEAMO…」

双眼鏡が無く肉眼でしか見れていなかったK-DUBだが、もし近くでまじまじと眺める事が出来たとすれば
彼は驚嘆の声を上げる前に、嘔吐していた可能性が高い。
分厚い黒布で目隠しをされていたSEAMOには、既に両の耳がなかった。
掌は何かで圧縮された痕跡があり、逃亡防止の為か、太腿には 2本のナイフが鋭角に刺さっている。
スーツに縫い付けられた小型マイクからは、隙間風の様なSEAMOの呼吸音だけを厳かに伝える。
恐らくは、あの自慢の声帯さえも奪われてしまったのであろう…。

『戦う前から、負ける事を考えるバカが何処にいる!この腰抜けが!』
スピーカーから更に怒声が加わる。
『SEAMOくんは今朝投降してきました。勿論、未だ誰も処分できてないそうです。
 弱りましたね…出来る事ならば助けたいんですが。しかしこれは国家の命…』
ECDの解説を遮り、悪魔が叫ぶ。
『よーし、離れろーっ!』
同行した兵士はSEAMOの両脇から手を放し、脱兎の如く本部に向かい走る。
糸の切れた人形の様に、SEAMOは地面に崩れ落ちる。
芋虫みたいにはえずり回る彼は、口をパクパクしながら声にならない悲鳴を上げ続ける。

『誰だって、こんな事はしたくないんです。でも理解してくれない人はこう対処せざるを得ない…』
したくないと言う割には歓喜を抑え切れない声で、ECDは参加者達に語り掛ける。
『それでは開始します…… 15秒前…10、9…』

799 :2日目 午前6時 ゲームエリア全体:2006/03/22(水) 12:38:56 ID:???
「…やめろ、やめてくれよ」
K-DUB SHINEはその地獄図を遠方から見ながら、懇願する様に呟き続ける。
『…8、7…』 「…やめろってば、いい奴じゃないか…」
K-DUBはSEAMOが好きだった。
先輩とも分け隔たり無く接する慣れなれしくも優しい人柄…

『…6、5、4…』
SEAMOは決して気が強い人ではない。しかし強くなければ、ここでは生きる事さえ許されないのか?
人を殺せなければこんな無慈悲な扱いを受けても良い、と誰に言える権利がある?
強いって、何だ?生きるって何だ!?数秒の間に様々な問い掛けがK-DUBの頭で交錯する。

『… 3、2、…いくぞ!イナズマッ!!』
桃太郎の時とは比較にならない程の大音響が響き渡る。
爆発と同時に、K-DUBは目を閉じ、顔を横にそむける。
彼が再び現場に目を戻した時には、SEAMOの体は自らが流した大量の血の海の中で浮んでいた。

『処刑完了です。因みに爆発力は本部である程度、変更可能です。驚きました?
 まぁ爆発が大きかろうと小さかろうと、結局死ぬ事には変りありませんが…。ではせいこうさん…』

『SEAMOっ!このバカヤローがっ!!』
スピーカーから再度怒声が届く。
『…えー、どなったらすっきりしました』
『まだ6時間もある!頼む、戦え、戦ってくれー!!ラッパーの名に賭けて、熱い殺し合いを見せてくれ!!
 SEAMOの様な卑怯者をこれ以上見たくないっ!諸君の一層の奮戦を期待します!』

この世で考え得る最も不快な進捗発表会は、ようやく終りを告げた。

800 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/22(水) 12:42:52 ID:???
まだ殺してないのはK-DUB、ZEEBRA、宇多丸、般若、Kjの5人かな

801 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 13:00:35 ID:A1qk1I97
>>1タソガンガレ!!

・・・個人的な意見だけど、
師匠には頑張って脱出してほしいな。ハゲオタとしては。

802 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 13:45:27 ID:???
CUE/OZ/AK/忍者
出ないのかにゃ〜

803 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 15:11:46 ID:7X22E1fH
こわい話ですね(((゚д゚;)))
でも読んでしまう。

>>1がんばってください

804 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 15:47:55 ID:???
K-BOMBさんはいつ出るのかな。ルンルン♪

805 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 16:06:54 ID:???
あれ?TOKONAーXでたっけ?
出ないの?
何はともあれ>>1がんばっ!!

806 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 16:35:00 ID:???
俺もFG坊だからあんまりマイナーなヤツだとこのままイメージが定着しそうだなw
荒してるヤツは自分が好きなラッパーが変な死にかたしたんだな。

807 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 16:38:12 ID:???
DLがどこで来るかだな

808 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 16:56:55 ID:5w80E+Nc
彼女とハマってます  楽しみにしてますよ〜!

809 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 17:34:23 ID:y0P0KKe2
>>762 一人いるぞ?
元LAのギャングスタで日本でも売人やってて
高校生に大麻売ってムショ入ってた組から杯もらってる本物のヤクザさんが。

810 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 17:37:37 ID:???
>>809
下らん事をさも自慢気に書くな。
人の事なら尚更だ

811 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 18:51:37 ID:???
いとうせいこうという人間が嫌になったなw

812 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 19:50:36 ID:???
子供番組やってるのにな。

813 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 19:54:06 ID:???
その番組のアニメでLITTLEが声優してたしな。ピエール瀧も出てるし。一回ラップバトルする回があったよな。

814 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 20:02:21 ID:9HU+YNeL
なんのアニメ?

815 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 20:29:38 ID:RGlGS//Y
おでんくん。

816 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 20:33:13 ID:???
kjマダー

817 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 21:15:10 ID:NvZxBi7Q
あsだs





818 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 22:44:24 ID:T+4H1Wy9
K-B AK-69 びぐじ 登場希望 ☆1☆頑張って☆

819 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 22:57:22 ID:???
既出だけどアルファ登場希望

820 :午前6時過ぎ 自動車整備工場:2006/03/22(水) 23:08:20 ID:???
「…達磨…達磨様…」
般若は僚友の予想もしなかった死に対し、嘆き悲しむ手段しか残っていない。
「…馬鹿野郎、はえぇよ… 何で俺を置いてちゃうんだよぉ… 嘘だと言ってくれよ!」
「うるさいな! 少し静かにしてくれって!」
宇多丸は不機嫌極まりない声で般若を叱責する。

宇多丸の心中は憤怒で燃え盛っていた。悔しさで半狂乱状態だった。
達磨様の死に加えSEAMOという一人の男が見せしめのため犬ころの様に惨殺された。
いや、犬猫以下と言って間違いではない。
何処の世の中に、犬一匹殺すのに、あれだけ手の込んだ真似をする奴等が!?
しかし、それだけの怒りを抱える宇多丸に腰を上げさせない原因は、先刻突如追加された新ルールの存在だった。
現実は余りにも惨い。あと6時間の間に他人の命を奪わない限り、自分の頭が吹き飛ばされるのだ…
それに何と運の良い事か!自分が行動を共にしているパートナーも未だ殺人に関しては生娘らしい。
おまけに彼には銃がある。自分にも銃はある。しかし双方とも弾が出ない…

『そういう意味では安心か?いや、そうとも限らねえ』
宇多丸は心中で呟きながら、悲嘆に暮れる般若の丸まった背中を冷ややかに眺める。
『…コイツ、いざとなったら俺を殺すのかなぁ…』
別に今更ジタバタする気はない。般若がそうしたいんだったら、そうすりゃいい…
でもMUROを始め、自分の掛替えの無い仲間を虐殺していった張本人達には何とか一矢を報いたい!
しかし何も具体策は思い浮かばない。宇多丸は冷たいコンクリートの上に体を横たえる。

その動作に気付いた般若は、先輩に問い掛ける。
「…どうしたんすか、 宇多さん…?」
「…暫く、独りにさせてくれって。その間、お前が撃ちたきゃ撃てばいい。逃げたければ逃げるがいい…」
「宇多さん!なに言ってんすか!」
般若が怒声を上げると同時に、一旦中断されていた銃弾オーケストラが遠くで再度開演を告げた。
「ふざけるな!お前等、何時になったら気付くんだ!そんなに撃ちたければ、俺を撃てよ!」
般若は怒っているかの様な、泣いているかの様な判別のし難い表情で、銃声の方向に向かい怒鳴っている。
「…チッ、馬鹿野郎…」不貞寝をしながら宇多丸は、苦虫を噛み潰した様な表情を見せた。

821 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/22(水) 23:09:07 ID:???
一つ追加あげ

822 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 23:14:28 ID:T+4H1Wy9
お疲れ様あげ

823 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 23:22:54 ID:???
>>1
kjマダ?

824 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/22(水) 23:25:02 ID:???
>>823
もうちょいしたら、です
期待してもらっておkすよ!

825 :訴える名無しさん。:2006/03/22(水) 23:34:21 ID:???
>>1 乙
SEAMO塾長(´・ω・`)カワイソス

826 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 00:00:13 ID:???
いやぁ面白いA毎日読んでるよ 
ところで>>1 はkjのことよく知ってる?
kjをよろしくたのむよww

827 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 00:24:48 ID:???
Hi, great site check this:
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Good luck;)

828 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 00:52:52 ID:/hlXO7u8
宇多丸だけ合ってる気がする。

829 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 00:58:37 ID:???
オアシスは?w

830 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 05:58:07 ID:???
>>289
マジレスすっと、とっくに氏んだww

831 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 07:06:23 ID:???
おしい。

832 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 08:56:46 ID:kdwGG/9Z
師匠カッコヨスwww

833 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 11:07:09 ID:P1VQtn01
般若はマミディとクレバ大嫌いだカラ敬語だけはやめてね〜

834 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 11:51:07 ID:???
亮治マダー?
ちなみに亮治も般若と仲悪いお(´・ω・`)

835 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 12:15:34 ID:BkEJGELa
miyoko:武器 布団叩き(銃より殺傷能力あり)はでませんかね?

836 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 12:27:16 ID:???
>833
クレバは分かるけどDも?ソースは?

837 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 12:40:59 ID:B8b02lLt
あsdふぁsだdふぁ


















838 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 13:41:06 ID:???
>>834
般若とリョージは顔見知りだろ
少なくともリョージは般若のこと嫌ってないぞ
ラジオで般若のことかっこいいって言ってたし

839 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 13:42:13 ID:???
>>838ダボん時だな

840 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 14:57:19 ID:P1VQtn01
>>836
565のサムライソードの猫野郎でわかるよ
クレバとマミディのファンキーグラマラスのコトだね◎

841 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 15:27:25 ID:???
>840
確かにアレはどうかと思うw

842 :2日目 午前7時 公園:2006/03/23(木) 19:44:40 ID:???
SEAMOの最期を見届けた後、K-DUBはDJ KRUSHの亡骸と共に公園に来た。
遠くに誰かの死体が見える。K-DUBは目を背け公園の奥へと進んだ。
大きな池が見えた。KRUSHが暇を見つけてはやって来て、白鳥に餌をやっていた池だ。
K-DUBは、KRUSHをとりあえずここに眠らせてあげようと思い、危険を冒してまで連れてきたのだった。
(KRUSHさん、少しだけここで待っててくれ。後で必ず…)
KRUSHの安らかな寝顔を一度だけ見ると、K-DUBはKRUSHに背を向け歩き出した。
「!」  K-DUBの視線の先に人影が見え、それが近付きながら話し掛けてくる。
「…おはよう、K-DUB。」
「……」  OSUMIはK-DUBを待っていたのだ。

突然の再会に戸惑うK-DUBに向かい、OSUMIが口を開く。
「アレから色々考えたんだ。その答えをどうしてもK-DUBに言っておきたくてよ。」
朝日を背にK-DUBは複雑な表情を浮かべながら答えを待つ。
OSUMIは張り詰めた表情のまま腰から銃を抜き、K-DUBに向けて二度引き金を引いた。
驚きながらもK-DUBはその場を飛び退き木の幹の陰に隠れた。程無く木の幹が銃弾でえぐられる。
「OSUMI!どうしてなんだ!?」
戸惑いを隠せずK-DUBは問い掛けた。OSUMIは迷いの無い目でK-DUBの方を見ながら答える。
「このままで終わるのが嫌なんだ。これからなんだよ、オレは!」
OSUMIは回り込みながら撃ってくる。K-DUBは避けながら別の木の陰に隠れ、訴えた。
「その為なら何をしてもいいのか?例え人を殺しても!」
「生き残るんだよ!…その為には何だってやる。人だって殺す。」
OSUMIの言葉にK-DUBは仕方なく短刀を抜いた。KRUSHの血と想いが染み込んだ短刀を。

843 :2日目 午前7時 公園:2006/03/23(木) 19:45:24 ID:???
(とりあえず弾を撃ち尽くさせるんだ。その隙を狙えれば何とか殺さずに済ませられる。)
断続的に続いていた銃声が途切れた。それにあわせて身を乗り出す。
「ぐぁっ!!!」
K-DUBの右耳の先が弾けた。OSUMIは銃にまだ弾を残していたのだ。
いきなりの痛みにK-DUBの体勢が崩れた。その隙に逆にOSUMIがK-DUBとの間合いを詰める。
(今からじゃ間合いを空けられない!こっちも詰めるんだ!)
自分に近付いてくるOSUMIにK-DUBは完全に意表を突かれた。舌打ちしながらK-DUBに銃を向ける。
(届く!) K-DUBはOSUMIの銃に向けて、渾身の力で短刀を振り上げた。――― しかし短刀は虚しく空を切る。
激しく落胆するK-DUBの額に銃口が触れた。

「…なぁOSUMI、一つだけ聞かせてくれないか?」
「……別にいいぜ、一つだけなら。」
眉一つ動かさずおすみは答えた。それを聞き、表情に先程の落胆をおくびにも出さずK-DUBは言った。
「―――どうして逃げた?このゲームから。」
「!!?」
OSUMIの眼は予想だにしなかった問いに大きく見開かれる。OSUMIは必死で言い返した。
「オ、オレがいつ逃げた!?人も殺さず生き延びようとしてるのはお前だ!!負け惜しみなんだよ!! 」
「お前が選んだ道は自分にとって楽な方じゃないか。それを『逃げ』とは言わないのか!?」
自分の置かれた状況を省みないK-DUBの強気な態度に、OSUMIは苛立ちを隠せない。更にK-DUBは続ける。
「お前自身が誰よりその事を分かってるんだろう?その苛立ちが何よりの証拠じゃねえか。
 自分の信念を曲げて楽な方を選んでいるだけなんだ。
 このゲームで人を殺さずに生き残る難しさから、今のお前は目を背けているだけなんだよ。」
聞き終えたOSUMIの顔からはいつの間にか苛立ちが消えていた。
そしてどこを見ているのか見当がつかない呆然とした顔を見せる。

844 :2日目 午前7時 公園:2006/03/23(木) 19:46:35 ID:???
「…お前の言う通りだ。わかってた。このゲームに乗って、生き残ろうとする時点で人として死んでるも同然だってことは。」
「OSUMI…」
OSUMIの腕が下がり出し、K-DUBの額から銃口がそれた。しかし、銃口は再び額へと向けられる。
「でも引き返せない。こんな所で死にたくないんだ…もう…引き返せないんだよ!」
「…馬鹿野郎…」
K-DUBは一言だけ呟き短刀を突き出した。撃たれる事は分かっていたが。


K-DUBの表情は驚愕に包まれていた。
手にした短刀からは血が垂れている。短刀の先は今、OSUMIの体内に収まっていた。
「…どうして…だ……?」
K-DUBは困惑した。OSUMIの腹部に深く突き刺さった短刀を見ながら。
そんなK-DUBを見つめながらOSUMIは言った。
「お前に…止めて欲しい……お前の言葉で…そう…思った……」
K-DUBは無言で立ち尽くし、地面に倒れるOSUMIを見続けた。
「…これで…12時過ぎても……死なないだろう?」
「!…そんな事…どうでも良いじゃねえか……」
「…でも… やっぱりお前は……殺しちゃダメだ……」
その言葉と共にOSUMIは銃を自らのこめかみに当てた。
「……この銃…持ってって…くれ……お前を…見届けたい…カラ……」
「やめろぉ!!!」
K-DUBの声と引き金が引かれるのはほぼ同時だった。

池の水面はこのゲームに不釣合いにキラキラと輝いている。
「KRUSHさんと一緒に待っててくれ。」
K-DUBはOSUMIをKRUSHの隣に寝かせた。
OSUMIの銃を腰に刺し二人にしばしの別れを告げ、K-DUBはこの血生臭いゲームを再開した。

845 :午前7時頃 自動車整備工場:2006/03/23(木) 19:47:54 ID:???
宇多丸と般若は焦っていた。焦りの原因は当然、せいこうの決めた新しいルールだ。
その二人の内でも宇多丸は特に焦っていた。
予め3日間の行動をある程度考えていた宇多丸にとってはこのルールは不都合極まりなかったからだ。
宇多丸は、この3日間である程度の協力者を集め『ある計画』を実行するつもりでいた。
それには2人では明らかにコマ不足である。にもかかわらずこのルール。
これの所為で今までやる気のなかった者ですら信用できなくなってしまう。
当然般若が裏切らないとも限らないし、それ以前に自分も般若も誰かを殺せるかどうかが疑問だ。
そして一人でも殺している者は殆ど出歩かないだろうと言う事。
12時まで待つだけで勝手に敵が減ってくれると考えればこれも当然だ。
(殺人者の気紛れを祈るか協力者候補を殺すかしか無いのかって!)
宇多丸が苛立ちながら、二人の集めてきた材料で何種類かの爆弾を作る準備をしていると、
それを手伝っている般若が話しかけてきた。
「ねぇ宇多さん。なんでこんな物の作り方知ってるんすか?」
それを聞いた宇多丸は作業の手を止めず、般若の方を見ないで話した。
「自分で勉強したんだよ。」
「べ、勉強って…なんでそんな事……まるでこういう事があるの知ってたみたいじゃないすか。」
「知ってたよ。」
「…えぇっ!!?」
予期せぬ答えに般若は驚きを隠せない。

「知ってたって言うより聞いたんだけど。DJ Chocolateに」
「DJ Chocolateって……ライムスに最初いたDJですか?」
「うん、実はあいつは、昔試験的に行われる予定だったプログラムの情報を知ってたんだ。
 あいつはプログラム阻止の為の反政府組織に入って色々してたらしい。色々教えてもらったよ。
 他にはTOKONA-Xなんかも特に中心にやってたらしい。で、突然死んだろ?TOKONA-X。
 Chocolateもそうだけど、いつの間にかいなくなっていたラッパーも何人もいるだろ?」
般若はあまりの事に驚きながらも黙って聞いている。宇多丸の話はまだ続いた。

846 :午前7時頃 自動車整備工場:2006/03/23(木) 19:49:01 ID:???
「オレが聞いたのは10年程前、プログラムの計画にせいこうやECDが加わったらしい事
 それとプログラムの大まかな概要だけだ。TOKONA-XとかChocolateはずっと監視されてたらしい。
 それに俺達や俺達と同世代のラッパーもよく誰かにつけられてたしな。」
「…じゃあもしかしてTOKONA-Xさんが亡くなったのは……」
「それはわからないけど、数日前まで元気にしてた若い男がただの体調不良で死ぬかな?普通。
 それにTOKONA-XはMUROさん辺りにも教えるつもりだって言ってたからな…
MUROさんが真っ先に殺されたのは、プログラムについて知ってたからかも知れないね。」
般若はもう何も言えずにいた。作業の手を止め、そんな般若を見て溜息をつきながら宇多丸は言う。
「でもな、今のオレ達はそんな事心配してる場合じゃ無いんだって!」

そう言って宇多丸はさっきからの色々な心配事を般若に言った。『ある計画』だけは伏せて。
「前にも言いましたけど、オレが宇多さんを殺すワケないっすよ!」
「じゃあ他の誰かを殺せる?」
「う・・・・・・・・」
いつまでも答えの出せない般若から目を離し、宇多丸は爆弾作りを再開した。

847 :2日目 午前7時半 公園:2006/03/23(木) 19:49:59 ID:???
DABOは不思議だった。そして不愉快だった、自分自身に対して。
支給された兵器の中でも高性能な部類に数えられるであろう、自分のショットガンは全く標的を捉える事なく、
逆に敵の『手裏剣』というふざけた武器は確実に自分の体を捕らえている。
「何故だ!何故このDABOが、あんなワック野郎に…」

幸い致命傷こそ負っていないものの、体中に無数の傷跡が発生している。時間の経過と痛みと焦りが比例する。
それにDABOは、先程生まれて初めて殺人を犯した。その罪悪感、不快感、自らに対する嫌悪感…
その負の感情に耐え切れなくなったが如く、彼は大声を上げる 「この俺を、なめるなーっ!!」

同時に頭上から無数の砂の塊が舞い降りる。DABOは慌てて身を捩る。するとその方向に今度は鉄の塊の来襲だ。
どうやらDABOの相手は相当の曲者らしい。とにかく先方が狡猾な事、極まりない。
DABOはほうほうの体で叢に身を隠すと、悔し紛れに発砲する。しかし敵を捕えた気配は全く感じられない。

「おいおい、少しは落ち着きな、ちゃんと目開けとるか?ああ、最初から開けられんもんな。そらいかん!」
馬鹿に仕切った様な方言まじりの嘲笑がDABOに降り注ぐ。
「うるさいっ、この期に及んでふざけるのはやめろ!!」
DABOは怒りに任せ引鉄を引く。しかし当たらない。完全に泥沼だ…。
DABOは再び苦し紛れに挑発する。
「このワックなセルアウト野郎!いや、セルアウトすらできねえ色物ラッパー!」
「おいおい、ラップがどうとか今関係あるんか?なんなら弾当ててみ(笑)」
「……殺す!!」
DABOは逆上している。自分を見失っている。負ける典型的なパターンだ。
DABOは体力と兵器性能で圧倒的優位に立ちながらも
餓鬼レンジャーのポチョムキンのインサイドワークの術中に嵌り、もがいていた。

848 :2日目 午前7時半 公園:2006/03/23(木) 19:50:35 ID:???
一目散に斜面を下り降りようとする。しかし自らの左足が言う事を聞かない。
鉄の塊の飛来により腱の一部が損傷している。
「…クソッ…」
DABOは忌々しげに呟く。しかしその対象は何であるのか、思い通りにならない自らの手足か、
一向に留まる事を知らない照り返す太陽に対してか、敵であるポチョムキンに対してか、それともこの運命に対してか…
その何れでもないかも知れないし、その全てに対してかも知れない。とにかく彼は苛立っていた。
流れ出る血を塞ぐ内に赤くなった掌に彼は問い掛ける。
「この血は誰の血だよ!俺か!KRUSHさんの血か!」

DJ KRUSH殺害後、半狂乱の体で山道を駆け下りていたDABOは
ポチョムキンにその姿を発見され、全く希望しない第2ラウンドに突入した。
但しDABOの真の敵はポチョムキンではなく、自らの良心の呵責であった。
ポチョムキンの攻撃を受けながら、彼の心は別の問い掛けで満たされる。
『…俺は…汚れちまった…』
『…バカ言うな!殺さなきゃ殺されるんだよ!生きて他の連中、見返すんだろうが!』
二つの相反する本心が彼の脳裏を駆け巡る。

その矛盾に耐えられなくなったDABOが選択した手段は『逃亡』である。
それに別に乗り気がしない相手と無理矢理戦う必要はない。既に俺は生存条件をクリアしてるんだ…
そう言い聞かせると同時にKRUSHの倒れ行く瞬間が蘇る。
「…ウルサイッ!」と自らを怒鳴りつけ彼は戦場から脱出を図った。

木陰に身を隠し、乱暴な手当をしながら、DABOはふと街中の風景を見やる。
その遠方には粉々に破壊されたホビーショップの残骸がうっすら滲んでいる。
「クソッ!」 DABOは再び猛々しく吐き捨てる。「…誰も頼らない、頼らないって…頼らねえよ!!」
DABOの今回の戦闘における悲惨な迷走はこんな所から始まっていた。

849 :2日目 午前7時半 公園:2006/03/23(木) 19:51:30 ID:???
プログラム開始後どうしようもなかったDABOは、薄暗い街中を一心不乱に徘徊していた。
彼の心は疲労しきっていた。彼の優し過ぎる心は殺人への割り切りを許さない。
DABOは誰かにすがりたかった。心の悲鳴を受け止めて欲しかった。その誰かを探していた。

その結果、DABOはこれ以上ない程の対象者を探し当てた。
『…いた…いてくれたよ、チキショー…こいつらだ、こいつらとなら一緒に戦える…』
ところが静寂を切り裂くかの如く、大声が街頭を駆け抜ける。
「DABOとか参加してたっけ!?」
「どっちでもいいってあんなの!2人の方が動きやすいしな!」
滑稽な事にその声は自分を冷ややかに罵倒するものだった。
遠目からでも、幾ら夜中であろうとも、S-WORDとSUIKENの無防備な笑顔が眩しい位に焼きつく。
S-WORDとSUIKENが仲睦まじくその場を駆け去る。

…ピエロだな、俺って…とんだお笑い種だ…DABOは膝から崩れ落ちながら、自虐的な感想を抱く。
DABOは心底思い知らされた。『もう俺の居場所は、ここにはない』という一番認めたくなかった現実を。
DABOは再び山道を駆け下りる。居た堪れない現実から必死で逃げるかの様に。

その道を曲者な男が追いかける。
苦笑と嘲笑の混ざった表情で、ポチョムキンは前方を凝視する。別に細心の注意なぞ払ってはいない。
御丁寧な事に血痕だけはたんまりと残してくれている。その痕跡をゆっくりと辿ってきただけの話だ。
「…可哀想に」
ポチョムキンは本心から呟く。
この注意力の欠如、ボルテージの上がり易い性格…どれをとってもこのゲームに不適格だ。
吐息をひとつ、トボトボと山道を降る。
別にDABOが嫌いでしょうがない訳じゃない。しかし、あれ程仕留め易い獲物が他に誰がいる!?
ポチョムキンは鼻歌混じりにDABOを背走する。
この男は結果的においしいポジションを得る術を熟知している。ポチョムキンは冷静そのものだった。

850 :2日目 午前8時 病院:2006/03/23(木) 19:53:09 ID:???
Kjは咳込みながら目を覚ました。いつの間に眠ってしまったのか、思い出せない。
確か病院の前辺りを移動中、12時の放送を聞いたところまでは覚えているのだが。
「おはよう、降谷くん。いつまで寝てんだよ。もう8時だぜ?」
思考を遮り誰かが声をかけてきた。
朝日の眩しさに逆らいながら目を開けると右眼の潰れた男が見下ろしている。
「!…貴方、BOSSさんですか?その眼どうしたんですか!?…!!何だこれ!?」
Kjの手はロープで縛られ、両腕の間を通したロープが柱にしっかりとくくり付けられている。
Kjは辺りを見回した。病院の一室らしい。
放送を聞きショックで呆然としてしまった隙を突かれ、後ろからロープで首を絞められ気絶した。
そのままここへ連れて来られたのだ。
「BOSS、アンタ一体どういうつもりだ?」
BOSSはKjの顔面を蹴り上げた。
「パクリの偽者が、あぁ!?呼び捨てにしてんじゃねぇよ!」
「…なんでオレが寝てる時に殺さなかったんだ?」
「何でって?オレのストレス解消に付き合ってもらうからさ。」
粘りつくような笑みを浮かべBOSSは答えた。そしておもむろに机から注射器を手に取る。
「なぁ、青酸カリって知ってるよな。あれ飲んだらすぐ死ぬけど、例えば注射器で
身体に入れたりしても死なねぇんだぜ。……死ぬほど痛いけどなぁ。」
言いながら、ZEEBRAとやりあったときに拾ったZEEBRAの毒薬を取り出し机の上の皿に入れた。
それを水らしき液体で溶かす。
「っつっても知識だけでなぁ、いっぺん試してみたかったんだよ。」
出来上がった液体を注射器に吸い上げ、この上ない恍惚の表情で浮かべた。

851 :2日目 午前8時 病院:2006/03/23(木) 19:53:48 ID:???
「しっかり踊ってくれよ?愉快なダンスをよぉ…!?」
BOSSがKjの方を向いた瞬間、Kjは体当たりを喰らわせた。しかしBOSSは倒れない。
腕に通されたロープが短く、威力が殺されてしまったのだ。
そしてロープの反動で逆にKjがこけてしまう。Kjは何とか立ち上がり
机の上に置かれている自分の武器、金槌を取ろうと手を伸ばした。
しかしそれは遮られた。ボウガンの矢によって。
「うっ…ぐぁっ」
右の腿に走る激痛にKjはうずくまった。
さらにBOSSはKjに駆け寄り、足に刺さった矢を踏みつける。部屋中にKjの悲鳴が響いた。
「がぐぁぁあああぁつ!!!」
痛みにのた打ち回るKjを見下ろし、BOSSは吐き捨てた。
「ったくよぉ、お前と言いZEEBRAと言い般若と言い鬱陶しいんだよ、このバカが!」
BOSSは思い切り何度も何度もKjを踏みつける。
「ノリでラップやった奴とは年季が違うんだよぉ!年季が!聞いてんのかコラァ、ジブラァ!!?」
もはやBOSSは気が昂ぶると人物の区別がつかないほどおかしくなっていた。
BOSS THE MCの罵倒と攻撃はKjが気を失い動かなくなるまで続けられた…

852 :2日目 午前8時半 私立図書館:2006/03/23(木) 19:56:44 ID:???
図書館に銃声が響く。この図書館はShing02が志人を殺そうとした市立の大きな図書館である。
その銃声が十数回続いた後わずかな静寂。そしてその静寂を引き裂く爆発音。
NIPPSは図書館内を息を弾ませながら走り回っている。銃弾と爆発から逃げているのだ。
銃撃と爆撃の主はTWIGY。左手にG.K.MARYANから奪ったグロック34、
右手にオートマチックのワルサーPPK9ミリ、更にRINOの手榴弾まで持っている。
もはや装備的には最強と言えた。
(おいおい、いつの間にあんなに武器手に入れたんだよ?吹き矢しか持ってなかったこいつが。)
本棚に身を隠しながら、NIPPSが心の中で不平を訴えている間にも、近くに手榴弾が転がってくる。
なんとか爆発をかわし別の本棚に隠れるとまたそこに銃弾が撃ちこまれる。
とりあえず12時まで身を隠そうと入り込んだ図書館に、こんな厄介な先客がいるとは。
(…あの時ちゃんと殺しとくんだったなぁ。オレの手持ちの武器でどう戦えってんだ?)
NIPPSの武器で今使えるのは、警棒、目潰しスプレー、そして吹き矢。戦力の違いは明らかである。
状況を愚痴っている間に、銃弾が棚を突き抜けNIPPSの顔の近くを掠めた。銃声が近い。近付いて来ている。
追い立てられ壁際に移動した時、TWIGYがNIPPSの移動に気付かず投げた手榴弾は、
本棚の側面に当たり運悪くNIPPSが移動した方向に転がってきた。
(うぉ、マジかよ!?やべぇ!!)
あたりに爆音が鳴り響く。爆風は本棚を薙ぎ倒し、本を吹き飛ばした。
「―――ったくツキがねぇなぁ。・・・・!」
咄嗟に給湯室に飛び込み爆発をやり過ごしたNIPPSは、ぼやきながらも何かを見つけた。

853 :2日目 午前8時半 私立図書館:2006/03/23(木) 19:57:37 ID:???
「NIPPSぅぅーー!!どこ行ったぁ!?」
TWIGYの叫び声が図書館に響く。当然返事は無い。銃のマガジンを入れ替えながら辺りを見回す。
(本棚の下敷きにでもなりやがったか?)
考えていると、少し離れた2階への階段を上がるNIPPSの姿が見えた。TWIGYはほくそ笑む。
(ヤツはオレの手でブチ殺さねぇと…じわじわ追い詰めてな。)
TWIGYはNIPPSを追いかけた。一応用心しながら階段を上る。反撃は無いまま2階に着いた。
2階も多くの本棚が静かに立ち並んでいる。静けさに苛立ちTWIGYは再び叫んだ。
「おいNIPPSぅ!ちったぁ反撃したらどうなんだ!?」
何の反応も無い。そしてTWIGYが行動を始めようとした時、『ガーー』と物音が聞こえて来た。
そして本棚の間から本を運ぶ台車が現れ、TWIGYの目の前で壁にぶつかり止まる。
その台車の上には火のついた携帯用のガスコンロが乗っており、
ガスコンロには何かの缶がテープで固定されていた。スプレーの缶だ。

TWIGYが状況を理解するかしないかの刹那、TWIGYの眼前でスプレーは破裂音と共に爆発した。
「ぐぁあぁぃがぁぁあぁーっ!!」
辺りに刺激臭が立ち込め、声にならないような呻き声を上げTWIGYは転げ回る。
缶が破裂した時に飛び散った缶の中身をもろに全身で浴びたのだ。缶は勿論目潰しスプレーである。
「思ったより随分上手く行ったな。我ながら大したもんだ。そう思わねぇか?」
TWIGYは自画自賛しながら投げ出されたNIPPSの銃を二つ拾い上げた。
そして土下座のような姿勢でうずくまるNIPPSの後頭部を踏みにじる。
「なぁ何とか言ってみろよ。裏切った俺はそんなに卑怯か?」
余裕を見せつけるNIPPSの顔が固まった。TWIGYの手に二つ手榴弾が握られていたからだ。
そのピンが今抜かれた。弾かれるようにNIPPSは階段の所に駆け込み、必死で下の踊り場へ飛び降りた。
直後に轟音が轟き、風と煙と塵が踊り場まで降り注ぐ。
「うひゃ〜、さすがに死んだな、こりゃ。」
降りかかる塵に顔をしかめながらNIPPSは2階を見上げた。
その後、満足げに戦利品を確認して図書館を離れた。

854 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/23(木) 20:01:14 ID:???
NIPPSとTWIGYの最初の絡みも番外編扱いなんで後で補完します

あと>>900ぐらいで次スレに以降した方がいいのかな?とか考えてます
理由はdat落ちをできるだけ防いで適当に保守しとけば
まとめサイトができるまで全文ちゃんと読めるかな、と

855 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/23(木) 20:03:30 ID:???
>>853下から7、8行目
>TWIGYは自画自賛しながら投げ出されたNIPPSの銃を二つ拾い上げた。
>そして土下座のような姿勢でうずくまるNIPPSの後頭部を踏みにじる。

NIPPSは自画自賛しながら投げ出されたTWIGYの銃を二つ拾い上げた。
そして土下座のような姿勢でうずくまるTWIGYの後頭部を踏みにじる。

はい、また間違えたorz

856 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 20:15:23 ID:???
OSUMIが一部おすみになっててオモロイなw 全然おkだけど

857 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 20:33:53 ID:???
kjあぼん(´・ω・`)

858 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 20:33:53 ID:???
なんだトコナメってプログラムで亡くなったのかwww

859 :訴える名無しさん。:2006/03/23(木) 22:54:16 ID:???
死んだら関連スレに報告して

860 :訴える名無しさん。:2006/03/24(金) 01:11:31 ID:???
ネタスレだと思っててスルーしてたんだけど
本当にやってたんだね、おもしろいよ>>1さんガンガッテ!

861 :訴える名無しさん。:2006/03/24(金) 03:39:11 ID:Vi7EDaDK
がんがれ

862 :午前8時40分頃 自動車整備工場付近:2006/03/24(金) 11:38:21 ID:???
宇多丸と般若は不意に聞こえてきた音に足を止めた。般若は雷かと思い窓から空を見た、だが空は快晴だ。
「……何の音すかね…」
「どっかで誰かが爆弾でも使ったのかな。それもわりと近くだな。やりあってるヤツがいるんだろな。」
宇多丸は図書館の方向を見ながら言った。そして般若に問い掛けた。
「般若…行くか?」
「?…行くって……まさか……今の爆発の所にですか?」
「もうこんなチャンスは二度と無いかも知れん。12時に殺されるのがイヤなら行くしかないだろ?」
「・・・・・・・・・」
「俺は行くよ。こんな所にじっとしてせいこうに殺されてやるつもりは無いからな。」
「・・・・・・・・・・・・」
黙って下を向いたままの般若に宇多丸は少し苛立った。だが放って置く訳にはいかなかった。
計画の手伝いとしてでもあるが、それよりも仲間として。
「なぁ、もし最後に生き残るのがBOSSとかだったらどうする?般若はそれでいいのか?」
「・・・・・・・」
「BOSSでなくても積極的に殺しをしてるヤツが何人かはいるハズだ。そんなヤツが勝者でいいのかって!」
語気を荒げる宇多丸に、それまで押し黙っていた般若がやっと口を開いた。
「……だからって俺たちが誰かを殺したらそいつらと一緒じゃないですか…」
宇多丸はその言葉に軽く溜息をつき、間を空けてから答えた。
「わかってるって、そんな事は。……だからオレはもし生き残れたら殺したヤツの家族に会いに行く。
 もしそこで死んでくれって言われたら、喜んで、とは言わないが死ぬよ。そのくらいは覚悟してる。
 このくらいで罪が償えるなんて思わないが、それがこの状況でのオレなりの責任の取り方だ。」
「…宇多さん……」
「ま、あれだって。せいこうに拳の一発も食らわさないで終わるのはイヤだって事ですよ。」
わざと強調し、宇多丸は般若の依然として暗い表情を吹き飛ばすようにニカッと笑った。

863 :午前8時40分頃 自動車整備工場付近:2006/03/24(金) 11:39:22 ID:???
(あ〜あ、ったく、ホントにツキねぇな。…神様ってのがいるんならひでェ脚本家だぜ。)
鬱陶しそうな顔をするNIPPSの視線の先に宇多丸と般若がいる。向こうも気付いているようだ。
般若は右手に銃を持っている。
宇多丸も右手に銃を持ち、左手には今飲んでいたのか栄養ドリンクの瓶らしき物が握られている。
二人との距離はおよそ15m。道は両側にブロック塀があり曲がり角が5mほど先にある。NIPPSは思案を巡らせた。
(戦うってのはゴメンだな…となると逃げるか、いややっぱり近付いて裏切るのが一番かな。
 般若は明らかにビビってるし宇多丸はあんまり乱暴しそうな感じもないし…)
そんな事を考えながら、NIPPSは手に持っていた銃をズボンの両ポケットにしまい両手を挙げた。
この行為はかなり危険なのだが、NIPPSは二人の態度から基本的に戦う意思が無いのを感じ取っていた。
「待ってくれよ宇多丸!オレはやりあう気なんて無いよー!」
NIPPSは二人に聞こえるように多少大きな声を出しながら近付いた。当然哀願するような表情は忘れない。
だが思惑に反して宇多丸はNIPPSに銃を向けた。

864 :訴える名無しさん。:2006/03/24(金) 11:40:15 ID:UgNY+eXS
うぉぉ、師匠カッコヨス!!www

最近それしか言ってないような気もするが。

865 :午前8時40分頃 自動車整備工場付近:2006/03/24(金) 11:40:16 ID:???
「とりあえずそれ以上近付くな。さっきの爆発はお前か?銃も一つはお前のじゃないだろ。誰のだ?」
「ちょ、ちょっと宇多丸、いきなり銃向けなくてもいいじゃないか!あんまりだよ!」
油断していただけに演技以上に驚くNIPPS。更に戸惑う般若を尻目に宇多丸は続けた。
「悪いがお前を信用出来ない。俺たちに気付く前のお前の笑顔を見ちまったんでな。
 この状況であんなに楽しそうな顔を出来るヤツを信用なんて出来ん。」
(何考えてんだこのハゲ!?そんな事でオレに鉄砲向けてんじゃねぇよ!!)
毒づきながらも、最悪銃を下ろさせれば充分だと自分に言い聞かせ、NIPPSは芝居を続けた。
「…ってそれタダの勘じゃないかよ!そんなんで殺されたんじゃたまらんぜ!オレはTWIGYにいきなり襲わ…」
「NIPPSゥゥぅウぅーーッ!!!」
NIPPSの芝居は突然の闖入者の無粋な叫び声によって打ち切られた。振り向いたNIPPSは演技無しに驚く。
TWIGYだ。左の手足は焼けただれ、鼓膜も破れているのか耳の辺りにも血が滲んでいる。
更に未使用だった目潰しスプレーの爆発をモロに浴び、目もろくに見えていないハズだというのに
TWIGYは確実にNIPPSのいる所へ手榴弾を投げてきた。
しかしNIPPSは落ち着いてブロック塀の曲がり角に逃げ込み爆発をやり過ごす。
そしてTWIGYの出現と爆発に驚く宇多丸達に大声で話し掛けた。
「どうせまだ一人も殺ってないんだろ?あとは任せるから頑張ってくれよな。
 そいつマジでしぶといから気をつけた方がいいぜ?じゃあな!」
NIPPSはいい加減疲れた身体に鞭打って走ってその場を離れた。

866 :午前8時40分頃 自動車整備工場付近:2006/03/24(金) 11:40:53 ID:???
「TWIGY!俺だ!宇多丸だって!」
宇多丸は明らかな敵意を持って近付いてくるTWIGYを説得しようと声をかけた。
無駄だろうとは思いながらも。そしてやはりTWIGYは止まらず、新しい手榴弾のピンに手をかけた。
「NIPPSぅぅぅ… お前らどっちがNIPPSだぁ……」
「宇多さん、ど、どうしましょう?」
般若が戸惑っている間に手榴弾が飛んでくる。それは見事に自分達の所へと向かって来た。
「とりあえず避けろ!」
二人はTWIGYのいる方とは逆に飛んで地面に伏せた。
さっき自分達のいた辺りで爆発音が聞こえ、続けて石つぶてが爆風に乗って二人にぶつかった。
起き上がりTWIGYの方を見ながら、宇多丸はまだ決心出来ずにいた。TWIGYを殺すことを。
般若には大見得を切ったが、いざ戦う段になると手が震えた。
今まで思い出しもしなかった何でもない出来事までがまるで見えない鎖のように宇多丸に絡みついた。
考えている間もTWIGYはゆっくりと近付きながら痛々しい左腕に提げたデイパックから手榴弾を漁っている。
だが手榴弾が残り少ないのか腕の感覚が弱まっているのか、なかなか見つからないようだ。
(今だって!何やってんだ!早く動けって!)
動けない宇多丸の視界に、ようやく手榴弾を手にしたTWIGYが映る。
TWIGYはもう15m程の距離に来ていた。
「ぐ、TWIGYイイィィー!!!」
自分の心の束縛を解くために宇多丸はあらんばかりの声で叫んだ。そしてライターを取り出す。
その時TWIGYが投げた手榴弾は宇多丸達を大きく外れブロック塀の向こうの民家に飛び込んだ。
もうTWIGYの身体に限界が来たのだろう。
それを悟った宇多丸は、さっきの手榴弾の爆発によって飛んでくる破片を気にも止めず
左手に握り締めていた瓶の口から覗いている導火線に火を付けた。
そしてそれをTWIGYに向かって投げた。

TWIGYは痛みに転げ回っていたが20秒ほどで殆ど動かなくなった。
二人は自分達の目の前で荒い呼吸しかしていないTWIGYをじっと見下ろしている。
宇多丸は未だに震える自分の手を見ながらこう言った。
「般若……TWIGYにトドメ…刺すんだ。」
「えっ?・・・・・・・」
般若は自分の置かれた状況も忘れて驚いた。
「放送で言ってただろ?『どんな形でもいい』ってな。二人で一人を殺してもいいハズだ。」

867 :午前8時40分頃 自動車整備工場付近:2006/03/24(金) 11:41:32 ID:???
スピーカーの前で一部始終を聞いていた男は、自らのトレードマークのメガネを中指で上げながらニタリと笑った。
「まあ確かに問題は無いな。…ただあのへタレ共にそれが出来るかどうかだな。
 クックックッ。ん〜ECD、コイツがどうするか賭けねぇか?」
「イヤですよ。せいこうさん、負けたら絶対ごまかすでしょう?いつもみたいに。」
苦笑しながらECDが答える。こんな聞くに堪えない会話がしばらくの間続いた…。

銃を構える般若の手が、唇がガタガタと音でも立てるかのように震えている。
TWIGYの呼吸は目に見えて弱っていく。だが般若は人差し指に力を込められないでいた。
「やれって!般若、やれって!」
宇多丸の檄も般若の耳には届かない。それから1分くらい経った時、般若の震えは止まった。
般若が覚悟を決めたのだと宇多丸は安心した。
そして震えの止まった般若は宇多丸を何とも言えない複雑な顔で見る。
般若はその表情を最近どこかで見た気がした。――――――――達磨様の表情だ。
般若は確かに覚悟を決めた。 だがそれは宇多丸の望む物ではなかったのだ。
「おい、般若・・・・・・。」
「宇多さん、やっぱり俺には出来ないよ。でも殺されるのも…イヤだ……。」
(おい、おい般若…待ってくれよ…… お前まで……)
声が出せない。やめて欲しいのに。いや、やめて欲しいからこそ声が出なかったのかも知れない。
銃口が下から般若の顎に触れる。
「宇多丸さん、手伝えなくてすんません。……励ましてくれてありがとう。」
言い終わると同時に般若は自ら引き金を引き、崩れ落ちた。

宇多丸は地面にヒザをつき虚空を眺めている。
(何をしてるんだ、何をやってたんだ、何のためにおれは・・・・・・・)
大きすぎる無力感と悲しみに包まれ、宇多丸は涙すら流せなかった。

868 :午前9時過ぎ 自動車整備工場付近:2006/03/24(金) 11:42:20 ID:???
「宇多丸!宇多丸!大丈夫か!?しっかりしてくれよ!」
宇多丸は虚ろな表情のまま、自分の身体を揺する人物を見た。K-DUBだ。
「……あぁ…K-DUBか……何してんの?…こんな所で……」
「それはこっちのセリフだよ!身体は大丈夫なんか?
 とりあえず誰か来る前にどこかに行こう。ここにいたら危ない!」
K-DUBは力無くうなだれる宇多丸に肩を貸し、近くのコンビニに身を隠した。

「何があったんだよ?宇多丸。あそこにいたのはTWIGYと般若だろ?… 何か言えよ!」
抑えながらも力を込めた声でK-DUBは何度も問い掛けていた。そしてようやく宇多丸は自嘲気味に呟きだした。
「…俺は三人も殺しちまった……達磨様も…般若も……TWIGYも……」
K-DUBは宇多丸がゆっくりと今まであった事を話すのを最後まで黙って聞いた。
そして聞き終えても無言のK-DUBに宇多丸は言った。
「なぁK-DUB…おまえの銃、貸してくれないか……」

869 :午前9時過ぎ 自動車整備工場付近:2006/03/24(金) 11:43:13 ID:???
「……貸したらどうすんだ?自殺でもする気か。」
厳しい表情でK-DUBは問い返す。そんなK-DUBを気にも止めず、疲れ切った顔で宇多丸は答えた。
「…もういいだろ?もう疲れたんだって……」
そんな宇多丸をK-DUBは無言で思い切り殴りつけた。そして力無く倒れこんだ宇多丸の胸倉を掴み激昂した。
「おめーは何で般若や達磨様がそういう事をしたのか分からないのか!?
 お前に生き残って欲しいからじゃないか!!」
「!?」
その言葉に微かに宇多丸の表情が変わった。K-DUBは幾らか息を落ち着けて続けた。
「二人は戦うのを放棄した。でもその事で迷惑をかけたくないからお前から離れたんじゃねえか!」
「…… それは…都合が良過ぎやしないか?……」
「確かに都合は良過ぎるかも知れねえ。でもそんな想いはあったんじゃないのか?
 それにそう思ってあげないと、お前まで死んじまったら二人は無駄死にじゃねえか!」
宇多丸は少なからず動揺を見せる。だが顔を逸らしてK-DUBの言葉を拒んだ。
「…何がわかるんだ……お前に何がわかるんだって!」
「わかる!俺だって…OSUMIに命を貰ったんだから……」
K-DUBは苦しそうな表情を見せながらもOSUMIとの事を全て宇多丸に話した。
Mummy-Dに狙われた時、その後の別れ、OSUMIとの再会と戦い、そして結末まで。
話し終えたK-DUBの瞳は先程の宇多丸とは対称的に強い光を灯していた。そして真っ直ぐに宇多丸を見つめる。
「SHIRO、一緒に戦おうぜ!せいこうのケツ穴に鉛球喰らわすんだろ?」
「・・・・・・・駄目だ。」
この返事にK-DUBは驚きと悲嘆を顔に出した。
だが宇多丸は続けて言った。
「ケツに鉛球喰らわす?そんだけじゃあ済まさねえ!第三会議室のゲストだよ!!」
一気にK-DUBの表情は晴れ、二人は無言でガッチリとお互いの手を握った。

…この時近くで倒れていた般若がまだ生きていることを二人は知らなかった…。

870 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/24(金) 11:44:54 ID:???
けーだぶと師匠、合体す
それと般若がヘタレ設定になってしまいましたが
まだ仕事してくれやす

871 :訴える名無しさん。:2006/03/24(金) 11:47:31 ID:UgNY+eXS
第三会議室ヤバスwww

あー、ホントにただのイタいミーハーみたいになってるな、オレ。
>>1さん、頑張ってください。

872 :訴える名無しさん。:2006/03/24(金) 12:36:44 ID:???
般若カワイソスww
でも萌えたwww

873 :訴える名無しさん。:2006/03/24(金) 17:20:01 ID:FJi0jym9
般若生きてるのかぁー♪これからどーなるんだろ

874 :訴える名無しさん。:2006/03/24(金) 17:45:01 ID:IOGunVpt
ラストは原作並に何か起こるんだろうな!?

875 :訴える名無しさん。:2006/03/24(金) 21:03:46 ID:???
第三会議室WWWWWWWW

876 :訴える名無しさん。:2006/03/24(金) 22:51:12 ID:QCQ4MuCK
主早く〜!待ちきれねぇよWW

877 :訴える名無しさん。:2006/03/24(金) 23:26:57 ID:???
師匠カッケー。 早く次読みたい。

878 :午前8時過ぎ 大会本部:2006/03/25(土) 00:11:40 ID:???
時刻は、NIPPSがとTWIGYの因縁に終止符を打った瞬間より少し遡る。
作戦本部に設置された巨大モニターは数ある隠しカメラの内、静かな公園の風景を映し出す。
監視員が事務的な口調で確定事項の報告を告げた。
「8 月×日午前8時△分、シャカゾンビのOSUMIの死亡が確定致しました。殺害者はK-DUB SHINEです。」
「いやー驚いたなぁ、OSUMI君。僕の中では対抗馬だったんだけどなぁ」
呑気な声色でECDが呟く。
「……」
不機嫌そうな顔色でせいこうはモニターから目を離さない。
それに気を留める事もなくECDは悪戯っぽく問い掛ける。
「で、どうします?今の判定…」

「… どうするって…何をだよ」
うざってぇという感情を露にしながらせいこうは問い返す。
「いや、今のK-DUBですよ。どう見たって不戦勝みたいなもんじゃないですか?
 殺害の意思が無かった事は明白ですよー。OSUMIの自殺という形にしません?それでK-DUBは…」
「いいんじゃねぇのか、K-DUBの勝ちで」
どうでもいいと言わんばかりにせいこうが吐き捨てる。
「前にアイツはPESの事、吹き飛ばしてるしな。合せ技、一本!てな感じで。それよりな…」
不機嫌な声色のまま、せいこうは意外な感想を漏らす
「あっちで戦闘放棄するは、こっちで誰も殺せず逃げ回ってばかりだは…
 結局、プログラムの趣旨を把握してるのはMummy-Dあたりだけじゃねぇか!」

「把握し過ぎですけどね、彼の場合は」
苦笑しながらECDは相槌を打つ。
「で、今残ってる中でも一番のヘタレがコイツだ!」
せいこうは各人の発信機が映し出される別モニターを指す。
その指先には病院内で弱々しく点滅を繰り返すひとつのセンサーがあった。

879 :午前8時過ぎ 大会本部:2006/03/25(土) 00:13:02 ID:???
「あぁ降谷建志君ですか、確かに」
ECDは軽蔑感を顔中に炙り出しながら、解説を加える。
「生命力だけは凄いんですがねぇ。それが全く攻撃に生かされませんから」
「…育てるか」
せいこうは得体の知れない感想を吐く。ECDは思わず眉を顰める。
『…育てる?何を?誰を?…まさか降谷を改造しようとか言うんじゃないだろうな…』

せいこうはECDの表情を覗き、彼が何を想像してるのかを一発で把握したらしい。
「考え過ぎだ、バカ」
自分のアイデアに酔い出したのか、せいこうは再び御高説をのたまい出す。
「そういう強い心を持ったラッパーを、だよ。器だけ立派でも通用しねぇだろ。
 要はラッパーは心なんだよ、心!それに素手で人間殺せる機会なんて滅多にねぇしな。ンムフフフ…」
悪魔の様な笑みを浮かべて悪魔は語る。すっかり上機嫌に戻ったせいこうは大声で指令を出した。
「おーい! 待機してる奴を引っ張ってこーい!」

ライブハウス近くの喫茶店で待機を命じられていた非参加者であるRIZEのジェシーは
急な召集命令に戸惑いを、それ以上に戦慄を隠せないでいる。
「…大丈夫だよな…俺を騙す事なんてないよな…」
ジェシーは不安を抱えていた。彼は『後学の為』との名目でせいこうに呼ばれていたのだ。
「…まあ、大丈夫だと思うけど。その気があればとっくに参加させられているからな…そうだよな」
「それにいざとなったら他の連中なんてブッ飛ばしゃいいわけだ。」
ジェシーは独り言を続けていた。

彼は回りの状況を考慮せず、極めて自分に都合の良い論理を持って、安心しようとする。
そんなジェシーに認識の甘さと現実の厳しさを叩き込むかの様に、近くで銃声が唸りを上げた。
「…うゎッ…」と悲鳴を上げてジェシーがその場にへたり込む。
「見逃せよ!なぁ、止めようぜ、こんな事!俺は関係ないんだよ!勘弁しろよ…」
ジェシーは兵士に懇願する。

880 :午前8時過ぎ 大会本部:2006/03/25(土) 00:13:36 ID:???
「……」
無言で一人の自衛隊員はジェシーにライフルを突き付け、一人はジェシーの腕を問答無用に引き上げる。
しかし自分には関係ない事とは言え
ここ2日間で数多くのラッパーが仲間を殺し合う修羅場を傍観してきた彼等には
戦う前からひたすら逃げる事しか考えてないジェシーの態度は許し難いものと映った。
無名の兵士の一人は極力感情を抑えながらも、ジェシーに対して吐き捨てる様な口調でその性根を罵った。
「…ビビってんじゃねぇよ、うるせえな…」


入室を命じられたジェシーに対して元気よく挨拶が浴びせられる。
「よく来てくれた!御苦労!怪我はなかったか?」
その勧誘文句を聞いた途端、ジェシーの心からは不安や悲嘆が消え去り、恍惚とした表情を浮かべた。
「ジェシー、お前の助手として田中聖を用意してある!田中!入ってこい!」
そう言うと疲れきった表情の田中聖が入室してきた。

KAT-TUNの田中聖はいとうせいこうの事もECDの事もよく知らないというので
海外のヒップホップの発祥から、それを積極的に日本に取り入れてきた
80年代後半からの映像作品を延々とビデオを使って鑑賞させられることとなった。
その中で、いとうせいこうやECDの偉大さを、より誇張された形で見せることで一通りの洗脳が完了していた。

「…で何か我々に指令でしょうか?」
ジェシーは遜った笑みを撒き散らし、必死で悪魔の御機嫌を伺う。
「ウン!元気な君達に、俺が見込んだ君達に素手で人間を殺してきてもらいたいっ!」

それから悪魔は時に怒り、時には笑い、時には泣きながら懇々と洗脳作業を続けた。
…自分が至らなかった為、満足に人も殺せない様な連中ばかりを集めてしまった。情けない…
  せめて君達には自分の意志を継いでもらいたい。君達だけが頼りなんだ…
  武器を持たずに素手で殺すことこそがリアルの追求なのだ。私はそれを目の当たりにしたい…
…君達の身柄は保証する。状況通達用の専用レシーバーと、政府直轄部隊である事を示すワッペンを支給する。
  相手は死にかけてる降谷建志だ。君達には役不足な相手だろうが。止めを指してやって欲しい…

881 :午前8時過ぎ 大会本部:2006/03/25(土) 00:14:23 ID:???
『行きは良い良い、帰りは恐い』とはよくぞ言ったものだ。
大会本部を出発する時の二人は連行時とはうって異なり、何かに憑り付かれたかの様な顔をしている。
ジェシーと田中聖の二人はせいこうの激励のビンタの感触が残る
左頬を愛しそうに摩りながらKjの待つ病院へと向った。

「…で、あいつら何で呼んだんだっけ?」
せいこうはさも不思議そうな表情を垣間見せる。
「やっぱり忘れてましたね」
呆れた顔でECDが答える。
「何かあった時のスペアだって仰ってたじゃないですか」
「だっけ?覚えてねぇや。まぁ、あんな連中、最初から参加させる意義すらないのはわかるがな」

ECDは心底軽蔑している。せいこうに対して、ではない。揚々と騙されたジェシーと田中に対して、だ。
結局、せいこうという生物を何も理解していない。上辺だけしか見ていない。その本質を直視しようとしない…
あれだけの功績を残したYOU THE ROCKやMUROを虫けらの様に扱える男だぞ。
特に田中聖、お前なんて気に留める訳、ないだろう!!

ECDの苦々しい述懐を遮るかの様に司令室のドアがノックされる。
「何だ」「官房長官がお呼びです。3日後の合同慰霊祭の件で…」「ン、わかった」
せいこうは椅子から立つと同時に、レシーバー用の電源を落し、何事もなかったかの様な顔で部屋を退出した。

882 :午前8時40分 病院:2006/03/25(土) 00:16:08 ID:???
手や足を動かそうとする度に激痛が走る。頭部からの出血のせいか、視界は右側しか使い物にならない。
BOSSに蹂躙されたKjの身体には、最早呼吸を繰り返す機能しか残されていないに等しい。
それでもこの無類のお人好しは、事ここに及んでも、自身ではなく同僚達の行末を案じていた。

病室の冷たい床に横たわりながら、Kjの耳は近寄り来る来訪者の足音を捉えている。
『……何だ、またBOSSか?…しつこいヤツだぜ』体の自由がきかないKjには待つ事しか許されていない。
そして次の瞬間、彼の聴覚が捉えた声色は意外な事に余り聞き慣れないものであった。
「…ンー、こりゃ殆ど粗大ゴミですね、ジェシーさん」「…この音楽界の面汚しがぁ!!」

『…ジェシー?それにもう一人は誰だ?俺はこいつを知らない…一体、何しに来たんだ…』
「ウワッ!半死体のくせに睨みつけてますよ!生意気ですねぇ、コーション!!」
「格好ばかりつけやがって…テメェみたいなのがラップを堕落させたんだよ!」
ジャシーは革靴でKjの顔面を蹴り上げる。最も、Kjには既に痛みを覚える感覚すら残っていないが。
Kjは必死に言葉を搾り出す。「…ジェシー、何だお前…」

「一丁前の口叩くんじゃねぇよ、この腰抜けが!」
完全にテンパった目でジェシーは暴行を加える。
ジェシーは泣いていた。自分に酔い易いタイプなのだろう。性懲りもなく大きなお世話を焼き続ける。
「…せいこうさんは泣いていたよ。お前等が情けないと…。それでもアイツ等は俺の後輩だと…。
 お前等はせいこうさんの苦しみや辛さ、痛みを少しでも考えた事があるのか!」

『…何言ってんだ、このボケがぁ』 心中毒づくKjの耳に今度はジェシーコールが聞こえてきた。
どうやら田中がジェシーを調子に乗らそうと煽っているらしい。ワルノリしたジェシーはKjの体をうつぶせにすると、
彼の両足を折り畳み、その隙間に自分の軸足を差し入れる。リバース・インディアン・デスロックの完成だ。
ジェシーはニヤリと笑うと手を3回叩き、後方へ派手に倒れ込む。
ジェシーの体重が先刻BOSSが放った矢に圧し掛かる。
バリッバリッ、とKjの右足の骨が砕ける音が響いた。

883 :午前8時40分 病院:2006/03/25(土) 00:16:53 ID:???
「…ブオッ…」さすがの激痛にKjは声にならない声を上げる。
「ンー、いい泣き声出しますねぇ…ン?… コイツ、泣いてますよシャチョー!」
勿論、今更痛みで哭いた訳ではない。Kjは自分の境遇が情けなかった。悔しさで喚き散らしたかった。
そして何より、自分に止めを指さないまま場を離れたBOSSの詰めの甘さを恨んでいた。
『…せめて殺られるならば、もっとまともな奴等に……BOSSの馬鹿が…』
「ジェシーさん、もうそろそろ殺しちゃいましょ」「そうだな、こんな奴、生かしとく価値もねぇや!」
ジェシーは半失神しているKjに唾を吐く。

と同時に、自らの後頭部に冷たい何かが押し当てられた事に気付いた。
「…それはこっちのセリフだ…」
背後の男は怒りを隠し切れない声で引鉄をゆっくり引く。
ジェシーは必死で横目で田中の様子を確認する。奴の顔も恐怖で真っ青だ…
どうやら背後の男は拳銃を2丁も持っているらしい。

「……何をやっている…」
男は必死に感情を殺そうとする。が、銃口が憤怒により震えている 。
男は諦めた。感情の抑制を中止し、心の底からの怒鳴り声を発射した。
「フザケンナ!お前ら、ここで何やってんだ、エーッ!!」
Kjの救出に掛け付けたのは、ZEEBRAであった。

「…ZE…ZEEBRA…さん…?」
目は見えず体動かずとも、その声だけで誰が来てくれたかハッキリと認識できる。
次の瞬間、Kjの目から大量の涙が溢れ出した。
「…やっぱ、最高にカッコいい…この人は…」

884 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/25(土) 00:18:14 ID:???
ラッパーを使うにはあまりにも醜い役なんでKAT-TUNとか出してきました

885 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 00:19:40 ID:???
1乙!
カツンヴァロスwww

886 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 00:25:53 ID:Sm2Y742M
お疲れ様です!
ジブラに惚れかけたww

887 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 00:27:17 ID:???
ZEEBRAかっこいいwww

888 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 00:31:35 ID:???
ジブさんカッコいいな。 カツンはコールしかやってねぇwww

889 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 00:36:14 ID:BavhvI4v
ジブラカッコェェ!!主早く続き書いてくれぇ!!!

890 :2日目 午前8時40分 病院:2006/03/25(土) 01:22:10 ID:???
「…い、いや、ち、違うんですよ、ZEEBRAさん」
「何が違うんだ!俺にわかるよう説明してみろ、エーッ!」
「…そ、それはジェシーさんから…」「……」
「… ジェ、ジェシーさん!?」「ジェシー!何とか言って見ろ、テメー!!」
「…ヘッ」と何故かジェシーは失笑を漏らす。
その意外な対応にZEEBRAは戸惑いを禁じ得ない。
「…誰かと思えば、ヘタレラッパーの中でも一番のヘタレの御登場か」
「何ィ」
「未だ一人も殺ってないんだって、大将?」
「……」
「だろうな。お前みたいな根性無しじゃ人間はおろか、犬一匹殺せやしねぇよ」
「……」
ジェシーは完全に開き直ったらしい、ニヤニヤしながら悪罵を放り続ける。
「ギャグラッパーのお前がまたどんどん表に出てるからヒップホップは腐ってくるんだよ。
 だからせいこうさんは涙を呑んで今回のプログラムを…
 そうじゃなかったらこんな事やらねぇよ、あの人は!!全部、お前が悪いんだよ、ZEEBRAーー!!」

普段の冷静なZEEBRAならば、その身勝手な屁理屈を一笑に伏せただろう。
しかし疲れ切ったZEEBRAの心にはジェシーの理不尽な罵倒が突き刺さった。
「…俺のせい?…俺のせいで、こんな…」
「… グゥの音も出ねぇようだな」
「……」
「なら、こっちから行くぜ!」
ジェシーはZEEBRAに襲い掛かった。

ジェシーはZEEBRAの拳銃を奪い取ろうとした。しかしジェシーの体は宙を掴む。黙って襲えばいいものを…
ZEEBRAは冷静にステップバックすると、ジェシーの顔を思い切り銃で殴りつけた。
固い鉄の塊で鼻を強打されたジェシーは蹲り足をバタバタ動かす。余りの激痛に声も出せない。

891 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 01:22:13 ID:MVx4dYh1
ジブラカコイー!
続き続き!!

892 :2日目 午前8時40分 病院:2006/03/25(土) 01:22:47 ID:???
「ヒィーッ!」と悲鳴を上げ田中聖が逃げ出す。ZEEBRAは舌打しながら冷静に引鉄を下す。
弾丸は田中の脛を貫通した。転げ回りながら田中は必死になって命乞いをする。
「…こ、殺さないで!僕は降谷さんに何も手を出してませんよ!やったのは全部ジェシーです!
 そ、それに、僕はプログラムの参加者じゃないんです。僕を殺してもポイントになりませんてば!」

「…当り前だろ」
ZEEBRAは田中に一瞥もせず、Kjに近寄りながら冷静に呟く。
「これは人間を殺す為のプログラムだ。ゴミを処分する大掃除の時間じゃない事は、理解している。」

ZEEBRAはKjを抱え上げる。直視に耐えられない惨状だ…ZEEBRAの怒りは再度非参加の二人に向けられる。
「貴様ら!どういうつもりだ、エーッ!よくもKjを!」
「…馬鹿言わないで下さい、ZEEBRAさん…」
Kjは最後に残されたプライドを守るかの様に、尊敬する先輩へ事情説明を行う。
「…誰がこんな奴等に…やられるんですか…この傷の99%はBOSS THE MCにやられたもんです…」

…BOSS、BOSSが?前も遭遇したが、やはりあいつは危険人物には間違いないとZEEBRAは確信した。
「…それよりZEEBRAさん、その拳銃は?…まさか…」
「馬鹿言うな」 ZEEBRAは苦笑混りにKjに説明する。
「達磨様とPRIMALの遺体から頂戴した。連中はもう武器も奪い獲らず殺しあっている。狂ってる…」
ZEEBRAはKjに視線を落す。
「…とりあえず、応急手当が必要だ。」
「…何言ってるんですか?見たらわかるじゃないですか、もう…」
「……」
「それよりZEEBRAさん、未だ…」
「…あぁ…」
「…なら、丁度いい」 Kjは優しく微笑む。
「…俺を殺って下さいよ」

893 :2日目 午前8時40分 病院:2006/03/25(土) 01:23:44 ID:???
「バカ言ってんじゃねえ!俺がお前に手を掛けられる訳、ないだろうが!」
ZEEBRAは本気でKjを叱る。
「…勘弁して下さい。もう時間ないっすよ。何より俺が持ちませんよ…」
Kjは諭す様に言葉をかける。
「…そんな優しい顔をするな。俺の事は俺が自分でどうにかする。だからお前はお前の事を…」
「……」
Kjは寂しそうに頭を振り続ける。
「…降谷ぁ…そんな寂しい事、言うな!降谷!」

ガタッ、という物音がした。ZEEBRAは視線をKjから正面に移す。
そこには顔面を血塗れにしたジェシーが手術用のメスを振り被り立ち上がろうとする姿があった。
「… このクソが…」
ZEEBRAは引鉄を再度振り絞る。何のポイントにもならない事は承知の上だが。

しかし次の瞬間、信じられない事が目前で起こる。
ZEEBRAの腕の中で半死半生だったKjが左足一本で起き上がると、凄い勢いでジェシーに向い飛び込んだ。
不意を突かれたジェシーは何の抵抗をする事もなく、Kjの胴タックルによって部屋の壁まで運ばれた。
ジェシーは病室の角のコンクリートで出来た梁柱で頭部を突き刺し、脳漿を垂らし白目を剥きながら絶命した。

894 :2日目 午前8時40分 病院:2006/03/25(土) 01:24:53 ID:???
「……」
ZEEBRAはたった今起こった不可解な出来事にただ言葉を失い続ける。
ふと正気に戻ると、田中聖の姿が無い。床に大量の血の痕跡がへばりついている。
『逃げたか。まぁあんなクズはどうでもいい。それより降谷は…』
再びKjの飛んだ方角へ視線を移す。
Kjは床に這いつくばりながら、苦しそうに血を吐き続けていた。
「降谷!」
息を切らしてKjの下に駆け寄る。
Kjは顔を真っ青にしながら、再び優しく語り掛ける。
「…自分のケツくらい…自分で拭かにゃぁ…あんな奴等にやられたままじ…ブホッ!!」
「降谷!わかったからもうしゃべるな!降谷ぁ…」
Kjの吐血は止った。が、話す体力は既に尽きている。
彼は懇願するかの様な眼差しで自分を見つめている。『早く…早く…』と。
ZEEBRAは観念したかの如く深く吐息をつくと、Kjの体を丁寧に床に横たわらせてやった。

ZEEBRAはKjの心臓に耳を当てる。そのトーンが徐々に弱まっていく様がまじまじと理解できる。
たった二日前に、会場から旅立つ際のKjの呼びかけが鮮明に脳裏で蘇る。
ZEEBRAの細い目から大量の涙が溢れ出した。

勿論、今までの人生で他人を殺めた事など一度も無い。そうする様な事情も必要性も全くなかった。
しかし今、自分は自分の意志に関係なく犯罪に手を染めようとしている。それも自分の僚友に対して、だ。
『…俺は引き返せない道に入り込もうとしている…』 先刻とは全く質の異なる震えが体中を貫く。
愛する妻子の顔が脳裏を掠める。暫くの間、か細い嗚咽が部屋中に鳴り響いた。

895 :2日目 午前8時40分 病院:2006/03/25(土) 01:25:26 ID:???
ZEEBRAは意を決したかの様に顔を上げる。その目には最早迷いも恐れも無い。
彼は息絶え絶えのKjに向って静かに話し始める。

「降谷、俺はお前に詫びたい。俺の弱さをお前に詫びたい。俺がもっと早く決意してれば…」
「……」
「でも」 ZEEBRAは言葉を繋ぐ。
「今、その弱さをここに捨てていく。お前を殺す事から俺は目を背けない。俺は、残るぞ」
ZEEBRAがKjの心の臓に狙いを定める。まるで参加者達に意思表示をするかの様に、彼は大声で叫んだ。
「I'm ZEEBRAA!!!」
銃声が響いた瞬間、Kjの長かった苦痛の時間にようやくピリオドが打たれた。

ZEEBRAは田中の血跡を辿るかの様に病院の廊下を歩く。
そして出入口まで辿り付いた瞬間、その痕跡とは逆の方向へ向い出した。
『…あんなのに構っている暇はない』
ZEEBRAは自分が生き残る事でこのゲームを終らせる道を選んだ。
K-DUBが見たらまた非難するであろう。
『ZEEBRA、お前はまた俺達の戦いから逃げるのか!』と。
何とでも言え、とZEEBRAは心の中で嘯く。
ここに至るまで数多くの葛藤があった。しかしそれは最早、遠い過去の話だ。
K-DUBは自分の弱さを克服する為に戦う。
ZEEBRAは自分の弱さも何もかも飲み込もうとした、結果を残す事で。
心を固めた時のZEEBRAは誰よりも強い。彼は前だけを見つめながら次の戦場へと向う。
遅れてきたゲームの大穴は、遂に舞台の中央に踊り出る決意を固めた。自分が主人公となる為に。

896 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/25(土) 01:26:06 ID:???
ここまでです

897 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 01:30:59 ID:???
>>1 乙!どんどん面白くなってる!


898 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 01:32:50 ID:???
>>1
ほんととおもろいよー、ガンガッテネ!

899 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 01:34:32 ID:e/92tBzh
ジブさん…!!

900 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 01:36:14 ID:Sm2Y742M
ヤバイ…泣きかけた…!

901 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 01:36:55 ID:BavhvI4v
そうか、ジブラゎケーダブとゎ反対の道を行くのか…。

902 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 02:10:44 ID:qeVyS9R7
ジブラの口調が蝶野みたく見えるwwww

903 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 02:42:19 ID:???
おもしれっ!
さすがジブさん かっこいいぜぇ

904 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 08:43:27 ID:???
般若とカツンは伏線か‥

905 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 09:01:47 ID:rpOwIg+0
次スレ誰かたてて

906 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/25(土) 09:11:32 ID:???
>>905
今依頼してます
dat落ちはできれば防ぎたいんで
新スレ立ったらリンク貼るんで移住しませう

907 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 09:34:52 ID:a4MlX+BG
スレタィわ??
オサレなのにしてょ♪

908 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 11:20:56 ID:???
>>907
氏ね(*´ω`*)

909 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 11:24:58 ID:UK4bYR1m
次スレマダー?

910 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 12:05:55 ID:rpOwIg+0
まとめまだかよっ

911 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 13:44:54 ID:???
どちみち般若誰も倒してないから死

912 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 13:53:45 ID:/RMHJlzI
般若がカツンを…

913 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/25(土) 15:18:05 ID:???
すんません
>>950行くまでスレ埋めろ」とか言われたんですけど
こちとら>>1000まで行かずにこのスレ保守っときたいんで
ここでスレ立て依頼していいですか…?
自治的な物に従って>>950まで行くべきかもしれないんですけど
そんなこと言ってらんねーYO!
ってのがあるんで

914 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/25(土) 15:19:04 ID:???
【タイトル】↓
◆◆◆HIPHOPバトルロワイヤル2◆◆◆
【本文】↓
ラッパー達の生死を懸けた闘いを描く長編小説

前スレ(レス267-895を表示)
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/hiphop/1142415155/267-895

まとめサイト(製作中)
このスレ内に貼り付け予定

登場人物詳細は>>2以降にて

915 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 15:19:44 ID:???
こういうのはスレ落ちさせないほうが後から読み直せていいもんね。
ここは以後極力書き込みを控えて、続きは次スレ行くのでOKと思う。

916 :1(訂正) ◆dLdq0gw1PE :2006/03/25(土) 15:21:06 ID:???
【タイトル】↓
◆◆◆HIPHOPバトルロワイヤル2◆◆◆
【本文】↓
ラッパー達の生死を懸けた闘いを描く長編小説

前スレ(レス267-895を表示)
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/hiphop/1142415155/267-895

まとめサイト(製作中)
このスレ内に貼り付け予定

登場人物詳細は>>2-10にて

917 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/25(土) 15:22:56 ID:???
↓主催者側
いとうせいこう:日本語ラップ、ヒップホップの先駆者的存在。MCとしてのカリスマ性が未だにあるかは微妙。
ECD:せいこうの側近として動く。

↓参加者側
★穏健派
K-DUB SHINE:スタート時点の主観キャラ。形式的には主人公。
般若:桃太郎の仇討ちを誓う。死んだかに見えてまだ生きているらしい。
宇多丸:仲間を大量に失い、一度挫けるが今はK-DUBと合体中。

★武闘派
Mummy-D:殺し屋No1。他の参加者を殺すスタンス自体は変わらないがKOHEIとのエピソード後から心境変化か?
KREVA:Mummy-D並にクールに殺していくが、GAKU-MC、BOSE殺害以降でほんの僅かに心境変化。
RUMI:武闘派の中でも殺人鬼の部類。脳内に爆弾を埋め込まれた(参加者ほぼ全員同じ)際におかしくなったらしい。
BOSS THE MC:上に同じく殺人鬼。ZEEBRAに右目を潰されて以降、以前にも輪をかけて理性のたがが外れた模様。
NIPPS:比較的後から登場。(詳しい描写がないが)TWIGYを騙し討ちにしたらしい。比較的軽いノリ。

★中間派
ZEEBRA:一度自殺を図る。童子-Tと共にBOSSと戦い撃退、Kjとの絆は強かった。殺しを一応肯定する。
DABO:テンパりながらもポチョムキンを追い詰める。
ポチョムキン:軽快なフットワークでDABOを翻弄する。

918 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/25(土) 15:24:02 ID:???
MURO:スタート前に見せしめとして主催者側に殺される。
剣桃太郎:いとうせいこうによって爆死させられる。
DJ OASIS:スタート直後にK-DUBと共にいたがMummy-Dによって銃殺。
PES:YOU THE ROCKに撃たれ、K-DUBの外した手榴弾による事故で死亡。
YOU THE ROCK★:KREVAによって刺殺。
LITTLE:Mummy-Dと善戦するも刺殺される。
Diggy-MO':KREVAによって銃殺。
安室:RUMIに首の折られて殺される
DJ KAORI:RUMIに爆死させられる。
KIN(不参加者):エリア内に侵入し、主催者側によって銃殺。
志人:Shing02に毒(タバコ)を盛られるが、その後は不明。後になって死亡自体が確認されている。
なのるなもない:今のところ詳細は不明。死亡自体は確認されている。
DJ HAZIME:TWIGYによって銃殺。
童子-T:RUMIによって銃殺。
Shing02:Mummy-Dによって銃殺。武闘派だった。
ILMARI:Mummy-Dによって銃殺。
S-WORD:Mummy-Dによって銃殺。
SUIKEN:Mummy-Dによって銃殺。
山田マン:Qによって刺殺。
Q:RUMIが金属バットで撲殺。

919 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/25(土) 15:25:23 ID:???
GAKU-MC:KREVAによって銃殺。
BOSE:KREVAによって銃殺。
YAMATO:BOSS THE MCがボーガンの矢で殺害。
MICRO:RUMIによって銃殺。
KOHEI JAPAN:実質的にRUMIに、物理的にはMummy-Dによって銃殺。
RINO:TWIGYによって銃殺。
G.K.MARYAN:TWIGYによって銃殺。
DJ MASTERKEY:NIPPSによって殺害(武器は不明)。
DJ JIN:BOSS THE MCがボウガンの矢で殺害。
達磨様:明確な理由もなく漢によって撲殺。
漢(不参加者):PRIMALによって銃殺。
PRIMAL:NIPPSによって銃殺。
DJ KRUSH:DABOによって銃殺。
SEAMO:主催者側の見せしめによって爆殺。
OSUMI:K-DUB SHINEに間接的に刺殺。直接的には自殺。
TWIGY:描写自体はないが推測で宇多丸によってとどめを刺されたと思われる。
ジェシー(不参加者):Kjのタックルによって壁に打ち付けられて死亡。
Kj:BOSSによってリンチにあう。実質的にBOSSに、物理的にはZEEBRAによって銃殺。

920 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/25(土) 15:27:11 ID:???
おながいしまつ

>>918の一行目に
「↓死亡確認済み」
と追加して

ややこしくてスマソ

921 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 16:07:36 ID:???
>Kj:BOSSによってリンチにあう。実質的にBOSSに、物理的にはZEEBRAによって銃殺。

>物理的にはZEEBRAによって銃殺。


ほ ほ う 。

922 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/25(土) 16:31:12 ID:???
何度もすいません
>>916の次スレ立ての件ですが
テンプレ用の>>917はおkだと思うんですけど
>>918-919までのせちゃうと激しくネタバレになってしまうんで
「死亡確認は前スレ参照」みたいにしてほしいです

つまりは>>916のスレ立て依頼、テンプレは>>917のみ、死亡確認は前スレ参照
ってことでどなたかお願いします

スレ汚しすまそ

923 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 21:52:47 ID:???
>>1に言っとくけどMUMMY-DはKJのこと大嫌いだから『KJは俺が殺したかったのに』
っていう設定にしてくれよ。

924 :923:2006/03/25(土) 22:03:47 ID:???
ごめんクレバと勘違いした。なんでもない

925 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 22:42:14 ID:???
K-BOMBまだー^^

926 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 23:11:32 ID:rpOwIg+0
まとめスレ作るとかいってた奴でてこい

927 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 23:29:35 ID:MVx4dYh1
今日はまだですか?wktk

928 :訴える名無しさん。:2006/03/25(土) 23:43:14 ID:???
これ見てると自作のバトロワ小説投稿するサイト思い出した
いろんなのあったけど、結局一つぐらいしか完成しなかった



929 :午前10時頃:路地裏:2006/03/26(日) 01:10:00 ID:???
ZEEBRAの放った弾丸によって右足を貫通されたKAT-TUNの田中聖は今、まさに絶望の渕に立っている。
命辛々に病院から脱出した彼の最後の『武器』である専用レシーバーの電源が入っていないのだ!
彼はせいこうと自分を守らなかったジェシーを口汚く罵るも、その口調に当然普段の勢いはない。
必死で自分に都合の良い想像を張り巡らそうと葛藤するも、状況はさすがにそれさえも許さない。
『-殺される理由は無い。でも殺されない理由も、無い-』
もはやゲームの直接の参加者ではない田中だったが、だからと言って誰にも襲われないという保証にはならなかった。
激痛と迫り来る恐怖に襲われた田中が採れる対処方法は、再度の失禁とその直後の失神しかなかった。

930 :553:2006/03/26(日) 01:28:32 ID:RrmMl+n3
まとめサイト作るっていった者です
申請したサーバーからまだ審査結果が来ないのでうpはまだ…
それまでに今とりあえず大まかな事決めてページ編集したいので
何か細かい要望・アドバイスあったらお願いします

931 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 01:53:53 ID:DAbnq4UJ
お、きたー

932 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/26(日) 01:57:07 ID:???
>>929
そうですwあなたがやってるのと同じようにして投稿してるんですw

けど次スレでやりませう

933 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/26(日) 01:59:36 ID:???
誰か立ててん

>>916-917を。。。

934 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 02:15:20 ID:DAbnq4UJ
立てたいけど立てられない、スレ立て要望スレみたいのないの?

935 :934:2006/03/26(日) 02:22:56 ID:DAbnq4UJ
今お願いしてきた

936 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 02:23:47 ID:???
ロワイヤル  って何それ。Royalなんだが、ロワイヤルだと・・・・・・

ロイヤルと言ってた日本人が、あの映画でロワイアルってなったから、
それが混同してロワイヤルとか言い出したのか?
英語知らないと痛いから、こういう恥は国内だけにしてくれ・・・・・

実際、Royalをカタカナにするなら、普通にロイヤルの方が
ロワイアルよりも発音として近い。お前ら、普通にロイヤルと言え。

937 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 03:03:22 ID:???
ロワイヤルはフランス語読みよ。英題を作者の友人がそう読んだので
そのまま採用したとか。たぶん「カジノ・ロワイヤル」からの連想でしょう。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1781495

938 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 03:04:16 ID:???
あーもちろんフランス語だとroyaleなのは承知。まあ目くじら立てても
しょうがないでしょ、こればっかりは。元ネタが重要なんだから。

939 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 03:06:02 ID:???
バトルって英語やん

940 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 03:07:38 ID:???
>>937
映画のだってバトルロワイアルで「ア」だよ
どう考えてもスレタイのは「シュミレーション」
と言ってしまうやつと同じとしか思えない

941 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/26(日) 03:11:46 ID:???
>>502
>>516

942 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 03:14:14 ID:???
>>937
そこでもロワイヤルではなくてロワイアルって言ってるじゃん
ロワイヤルだと、ロ(Ro)ワイ(y)ヤル(yale)で
Royyaleになって「y」が二つになるぞ
フランス語と英語で、yの発音の仕方が違うだけで
ロワイヤルなんて言わない
ロイヤルかロワイアルのどっちかが正しい

>>516
原作とは別だとしても、Royaleでロワイヤルはありえない

943 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 03:15:54 ID:???
何だこの展開はw

944 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 03:38:34 ID:???
>>942
>ロワイヤルだと、ロ(Ro)ワイ(y)ヤル(yale)で
>Royyaleになって「y」が二つになるぞ

おいおい、こりゃまたいい加減なことを…。

日本を代表するフランス語辞典の名前知ってる?
「ロワイヤル仏和辞典」だよ。


945 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 03:42:32 ID:???
せっかくdat落ち防ぐために計画たててるのに
いっぱいレスしちゃだめ(´・ω・`)

946 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 03:50:51 ID:???
OK。これがFA↓。RoyalとRoyaleは男性名詞を修飾するか女性名詞を修飾するかの違い。
http://images-jp.amazon.com/images/P/4010753056.09.LZZZZZZZ.jpg
リーダーズプラス(英和)でも記述はこう↓。
>royale [r⊃iael]-n.
> 1ロアイヤル 《カスタードをいろいろな形に切って澄ましスープの実として用いるもの》.
>2 【バレエ】 ロアイヤル 《空中で両脚を打ち合わせる changement de pied?の一種》.

なお米でも「ロイヤル」に知的な響きを加味するためにフランス語の
「ロワイヤル」とし、後方から修飾するケースがある。例:「カジノ・
ロワイヤル」。ソースは↓。
http://answers.google.com/answers/threadview?id=388017

というわけで少なくともRoyaleならロワイヤルで正しい。以後レス無用。
>>1ガンガレ。

947 :893:2006/03/26(日) 04:02:32 ID:DAbnq4UJ
2スレめ立ててもらえたよ!これからも1ガンガッテネ

948 :まきひと ◆uoeCB.pYtA :2006/03/26(日) 04:34:17 ID:XFLi/0HL
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/qa/1143106534/139

http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/qa/1143106534/153

949 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 08:50:25 ID:ny4DEGJg
必死な奴が1に言いがかりつけて自作自演しているんだろ

950 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 11:25:51 ID:???
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/hiphop/1143312645/

951 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 11:45:42 ID:???
原作とは別だとしても、Royaleでロワイヤルはありえない
原作とは別だとしても、Royaleでロワイヤルはありえない
原作とは別だとしても、Royaleでロワイヤルはありえない
原作とは別だとしても、Royaleでロワイヤルはありえない
原作とは別だとしても、Royaleでロワイヤルはありえない

Royaleでロワイヤルはありえない
Royaleでロワイヤル
Royale
oyale
yale
ale
le
e

952 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/26(日) 13:56:09 ID:???
次スレに移行しましょう!(スレ立て依頼ありがとうございました!感謝感謝)
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/hiphop/1143312645/

このスレは前のレスが10日以上前になった時のみ、勝手に保守レスしとくんで
>>1000取りなどはできるだけないようにお願いしますm(_ _)m何卒何卒

953 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 15:06:19 ID:???
1000!!

954 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 15:10:10 ID:???
今だ!!!!!1000ゲットォォオオオ!!!!!⊂(゚Д゚⊂ `つ≡≡≡ ズザザーーーーーッ・

955 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 15:11:49 ID:???
俺は餓鬼連の>>1000かな。

956 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 15:15:00 ID:???
1000ゲトー \      \∧_ヘ    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ≡≡. \    / \〇ノゝ∩< 1000取り合戦、いくぞゴルァ!!
(゚ー゚*) 、 ≡≡.\  /三√ ゚Д゚) /  \__________
O┬Oc )〜≡≡\/三/| ゚U゚|\      \オーーーーーーーッ!!/
(*)ι_/(*)≡≡ \   ∧∧∧∧∧―――――――――――
――――――――――< 予 合 千 >    ワーイ1000げっと...だ
い、今だ1000ゲットォ!! .< 感 戦 取 >   ヽ(゚д゚ )ノ
 .∧ ∧ =-       .<. !! の り .>    へ(  ) ≡=-
 (゚Д゚;) ≡=-     /∨∨∨∨∨\     く...........テテテテ
 ⊂┯⊂)  ≡=-   / 1000 ∧_∧ \―――――――――――
 (ヽ\ ヽ ) ≡=-  ./ ゲット ( ´Д`)  \今だ!1000ゲットォォォォ!
   し\J   =-.  /しますた/,  /     .\    ∧∧   ) ズザーーーーーッ
  (( ̄(◎) ≡=-.../     (ぃ9 |      \⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡

957 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 15:17:13 ID:???
今だ!!!1000ゲットォォオオ!!!!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  (´´
    ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄~ (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ

958 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 15:42:52 ID:wwpk7dzB
>>1000ならオアが生き返る

959 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 15:50:24 ID:???
>1000ならアイツのうんこ食う

960 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 16:30:08 ID:???
>>1000ならお年玉貰える

961 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 17:24:27 ID:???
>>1000ならウンチク言いながらウンチ食う

962 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 17:38:31 ID:+HjnEDTp
1000なら千昌夫のうんちをうんちんぐスタイルで食う
こいつが


963 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 17:40:41 ID:???
え!?俺?

964 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 17:48:17 ID:???
>>942が自演して落とそうと支店だろ しつけーしきめー

965 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 19:45:28 ID:???
>>1000ならビップデヤレー

966 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 19:59:33 ID:???
今だ!!!1000ゲットォォオオ!!!!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   (´´
    ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄~ (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ

967 :訴える名無しさん。:2006/03/26(日) 20:59:46 ID:??? ?
漫画作成中


968 :訴える名無しさん。:2006/03/27(月) 00:58:45 ID:???
イ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ネ!!!!

969 :◆dLdq0gw1PE :2006/03/27(月) 02:13:25 ID:???
>>952



     カ   ン   ベ   ン   汁


orz

970 :訴える名無しさん。:2006/04/03(月) 17:10:59 ID:???
無駄に上げ

971 :訴える名無しさん。:2006/04/23(日) 20:30:41 ID:???
hoshu

972 :訴える名無しさん。:2006/04/25(火) 15:03:46 ID:???
クソスレ主によるクソスレ

973 :訴える名無しさん。:2006/05/13(土) 06:29:35 ID:???
こっちも保守する

974 :訴える名無しさん。:2006/05/18(木) 14:47:45 ID:???
ああああああああああああああああああああああああ


975 :訴える名無しさん。:2006/06/03(土) 05:40:27 ID:9JT3A5NA
皆さんどきどき殺し合いやりませんか?まず最初は
遊び方を見ましょうhttp://www.hotandcool.co.jp/cgi-bin/shiryu/zokubr2/brlist.cgi?info

976 :訴える名無しさん。:2006/06/04(日) 19:06:09 ID:9amdw5fX
DEFJAM ファイトフォーニューヨークなスレですねここは

977 :訴える名無しさん。:2006/06/25(日) 10:28:07 ID:???
hoshu

978 :訴える名無しさん。:2006/07/04(火) 23:54:46 ID:???
保守

979 :訴える名無しさん。:2006/07/19(水) 04:06:58 ID:???


980 :訴える名無しさん。:2006/07/19(水) 16:35:45 ID:???
あげ

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