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【戦う勇気を】第2回全板人気トーナメント【我らに】

214 :名無しの笛の踊り:2005/03/25(金) 22:39:24 ID:9qFScQcJ
ワーグナー Richard Wagner (1813−1883)

ドイツの音楽劇作曲家で、台本も自ら書き、上演のための専用劇場まで作ったプロデューサー
でもある、音楽史上最大の問題児。若いころはそれなりの苦労をして、それが人格形成上の
悪影響を与えたのかもしれない。もちろん、芸術家として真率だったことは疑い得ないが、しかし…。

まず、dでもない浪費家で、とにかく借金をしまくって、それをほとんど全ての場合踏み倒した。下半身も
ゆるかった。ドレスデン革命に参加して国外追放になって亡命していたスイスではパトロンとなってくれた
人の奥方と愛人関係となったり、後には自分の弟子にして優れた指揮者で友人だったビューローの奥方を
奪った。ワーグナー芸術に心酔したバイエルン王を手玉にとって国庫から莫大な金額を支出させたり
(後にそのことが原因で王は失脚する)、また、声高に反ユダヤ主義を標榜し、ナチスとその思想に無視
することができない大きな影響を与えた。かくのごとき数々の所業は、弁護する気を失わせるほどである。

しかし、その創造物をみると、なんだか文句をつける気も失せてしまう。代表作、4晩にわたって上演
される「ニーベルンゲンの指輪」(有名な「ヴァルキューレの騎行」はその一こまである)、神々や小人族が
入り乱れて強奪、欺瞞、近親相姦、契約、英雄的行動、愛と死、とにかく、ありとあらゆる情念が渦を巻き、
最後は神々の世界が滅びて終わる莫大な作品である。その他、「トリスタンとイゾルデ」「パルジファル」
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」など、あまりにも巨大濃密な楽劇を書き、その音楽から発する
圧倒的なエネルギーは以後、数世代の芸術家を呪縛した。

今日でも、毎年夏には彼の作った「バイロイト祝祭劇場」でワーグナー音楽祭が行われており、
ワグネリアン(ワーグナーファンのことをこう呼ぶ)は「バイロイト詣で」の巡礼を行う。

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